辛い花粉症やアレルギーは体に溜まった「現代の毒」が原因?花粉症対策にも。解毒シーズンの春一気にデトックス。 今すぐ使えるお手軽デトックス食品厳選5種!
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
こんにちは。
IN YOU公式ライターの小林くみんです。
肌で感じる風の冷たさが和らぎ、木々の緑やカラフルな花々の色に春の訪れを感じます。
冬の寒さを乗り越えて、生命が動き出す季節。
そんな季節の移り変わりに合わせて、洋服を着替えるように、食べものも春模様に衣替え。
便利な現代社会を生きる私たちは、
スーパーでは冬でも夏の野菜であるトマトやキュウリなどが手軽に手に入ります。
便利な生活の中で、私たちはせっせと身体に「現代の毒」
(脂溶性の毒:食品添加物や農薬、薬、トランス脂肪酸などの石油性製品)
を蓄えているかもしれません。
(参照:その「油」をかえなさい!今からでも、遅くない!(著者: 内海聡))。
特に今のシーズンでは、花粉症やアレルギーで悩む人も増えています。
これらの原因の一部は日頃摂取しているものへの解毒症状だという説、
そして体内のバランスの乱れだとも言われています。
旬でない野菜の落とし穴
旬でない野菜は、ハウスで栽培されたり、
旬のものよりも余分な肥料や農薬が使われたり、栄養面も旬の食材より劣り、残留農薬も心配。
また、残留農薬だけでなく、食品添加物や排ガス、ダイオキシン、タバコ・・など、
普通に生活しているだけで、私たちは知らず知らずのうちに毒を体に溜め込んでいる可能性があります。
特に、寒い冬は体が脂肪を溜めこもうとして、
脂肪と一緒に「現代の毒」を貯め込みがち。
いつもでも若々しく、健康でいるために、体に良いものを口にすることは大切ですが、
今まで体に溜めてしまった毒を抜かないと、
それらをしっかり吸収することも出来ません。
もともと、私たちの身体には、デトックス作用が備わっていますが、私たちの周りに溢れる「現代の毒」、
そして日常生活での様々なストレスにより、
現代人の私たちは、そのデトックス作用が弱まっているともいわれています。
「解毒の季節、春」
冬に溜め込んだ、脂肪や老廃物をしっかり大掃除しませんか?
春のセルフデトックスに必須食材リストを作成しました。
冬の間に、「お腹周りにお肉がついたような・・・。」という方も必見です。
冬の間に体に溜まった毒をセルフデトックス!
数々のデトックス効果のある食材の中から、
春のデトックスに効果的なもの、
普通のスーパーで手軽に手に入るもの、
簡単に生活に取り入れられるもの、
そして、私自身も生活に取り入れていて効果を感じているもの、をピックアップしました。
今日から、すぐにセルフデトックス生活を始められます。
お薦めデトックスアイテム1:
えっ?!たったのこれだけ?!超カンタン切り干し大根茶
お手軽に生活に取り入れられるアイテムがこちら、切り干し大根茶。
切干大根を水で戻した時の出汁、捨ててません?
普通の大根にも、体内の余分な脂肪を分解する酵素や代謝を促すビタミンB1、B2が豊富ですが、
天日に干した切干大根はビタミン類が約10倍に増え成分が凝縮。
その切り干し大根から抽出したエキス。
もし、「内臓脂肪が気になる・・・。」
「動物性食品、乳製品を毎日摂っていて、脂質を摂り過ぎかな・・・。」と思っていたら、是非生活に取り入れてみて。
材料2つ!カンタン切り干し大根茶の作り方(1杯分)
1. 切り干し大根(約10g)を水で戻す。
2. 鍋に入れ、水(2カップ・戻し汁含む)を加え弱火で10分位煮た後、茶こしで濾し頂く。
残った切干大根はサラダの具にしたり、味噌汁に入れたりと料理の一部に使いましょう。
ポイント:
・空腹時に飲むとさらにデトックス効果がアップ。
・栄養価とうま味が高い、天日干しの切干大根を選ぶ。
・開封後は風味を保つため、ジッパー付の袋に入れ冷蔵保管。
さらにしっかりデトックスしたいあなたには、煮だした後の切り干し大根も有効活用!
切り干し大根を使たIN YOUレシピはこちらから:
【【ストック常備食レシピ】腸内環境も整う。旬の野菜を最大活用!新玉ねぎと切り干し大根の甘酢漬けの作り方。】【【食養レシピ】梅雨時の体の湿気払いを。切干し大根の超簡単はりはり漬け&養生スープ。】
【【乾物レシピ】秋のデトックス、煮物より簡単!切り干し大根の炊き込みご飯。】
お薦めデトックスアイテム2:
春のデトックスにかかせないお手軽食材、梅干し
「解毒の季節」、春は、解毒や代謝を司る「肝」が大活躍。
でも、その分「肝」に負担がかかりやすのがこの季節。
東洋医学でいう「肝」は、解毒・代謝や自律神経をコントロール、造血作用を担っています。
そして西洋医学での肝臓は、私たちの体の化学工場&貯蔵庫。
腸で吸収された様々な栄養素を代謝、貯蔵し、胆汁の生成や分泌、解毒や排泄などの、
生命の維持に必要な多くのはたらきを行っています。
冬に溜め込んだ老廃物や脂質を、夏に向けて体の外に出していく春は、
どうしても肝臓を含む「肝」に負担がかかります。
会社でも転勤、部署移動などで送迎会、歓迎会なども続く時期ですよね。
外食が増え、お酒を飲む機会も増え、やっぱり肝臓をはじめとする「肝」に負担がかかります。
そんなこの時期のお助けアイテムが酸味食材である梅干し。
梅干に多く含まれるピクリン酸とクエン酸の解毒効果は、肝臓の働きを助けます。また胃腸を保護する粘液の分泌も高めるので、
お酒を飲む前や、二日酔いの時に梅干を食べると回復が早くなるんですよ。
春のデトックスを促す以外にも、梅干しには、糖尿病予防、動脈硬化の抑制、血液浄化作用、抗酸化活性作用、疲労回復効果やダイエット効果など現代人の私たちに嬉しい効果が盛りだくさん。
(参照:紀州梅効能研究会)
梅干しについて詳しくはIN YOUのこちらの過去記事も見てみて:
【冷蔵庫の中で眠っていませんか?日本の知恵が凝縮された「梅干し」の驚くべき12の効果効能】ホンモノ梅干しの選び方についてはIN YOUのこちらの過去記事から:
【日本のスーパーから姿を消した「本物の製法で作られた梅干し」。梅干しはどこへ行ったのか?「偽物」が並ぶスーパーの梅干しについて。】南高梅のオーガニック梅干し|添加物ゼロ!
お薦めデトックスアイテム3:
今、食べなきゃ損!春旬のアブラナ科の野菜
今、スーパーでは1年中、様々な季節の野菜が手に入りますが、
春に芽吹く自然からの恵みは、冬の間体に溜め込んだ老廃物を流すのに役立ちます。
もともと、私たちの体に備わっている解毒力をサポートしてくれるのが春旬の野菜。
自然界の動物は厳しい冬の寒さを乗り越えるために、秋の恵みから栄養を蓄え、冬眠に備えます。
自然の1部である私たちも同じように、冬の寒さから身を守るために本能的に脂肪を溜め込むのです。
そして、暖かくなるこれからの季節には、代謝機能が活発になり、冬に溜め込んだものを一気に排出。
その体の大掃除をサポートしてくれるのが春旬の野菜たち。
「春は苦味」・・・。
古くから春野菜の苦味には、冬の間、体に溜まった老廃物を出し、眠っていた体を起こすと考えられていました。
現代では、春野菜特有の苦味には、
抗酸化作用の高いポリフェノール群、腎臓のろ過機能を向上させ、解毒作用の働きや、
新陳代謝を促進する働きがある植物性アルカロイドが多く含まれていることが分かっています。
春野菜の中でも、特にアブラナ科の野菜(菜の花、ブロッコリー、カブ、キャベツなど)には辛味の元、
グルコシノレートも含まれ、噛んだりすりおろすことでイソチオシアネート(強力な解毒作用がある。
肝臓の解毒機能も強化し、ガンの予防効果が高い成分として注目を浴びている)に変化します。
数ある春旬野菜の中でも特におススメな春野菜リスト:
ブロッコリー(旬11~3月頃):
生のブロッコリーのビタミンCはレモンの2倍。
カロチン(ビタミンA)、ビタミンB1、B2、カリウム、リンなども豊富。
ブロッコリーは栄養価が優秀な野菜なんです。
効能アップの選び方ポイント:
つぼみがしっかりと密になっている。紫がかっている(黄色みがかっているものはやや古くなっている)。
ブロッコリーを使たINYOUレシピはこちらから:
【捨てるところのないブロッコリーを丸ごと食べる!一物全体マクロビパスタの作り方】【調理時間10分で完成。これ一つで完全食レベル。グルテンフリー デトックスグリーンパスタの作り方。】
なのはな(旬2~3月頃):
ビタミンCを始め、βカロテンやカルシウム、食物繊維が豊富な優秀野菜。
ビタミンA、B1、B2、カルシウム、鉄分などの栄養素もバランスよく含む。
血圧を適正に保つ、血行を促進するなどの効果も期待できる。
効能アップの選び方ポイント:
つぼみが締まっていて花が開いていない。
葉の色が濃い。
茎の切り口がみずみずしい。
春キャベツ(旬3月~5月中旬):
ビタミンCやビタミンUを多く含み、強い抗酸化作用がある。
ビタミンCについては、100g中41mgも含まれ、2〜3枚の葉で1日に必要な量を満たす(生で食べた場合)。
食物繊維も豊富。
効能アップの選び方ポイント:
緑が濃くつやと張りがある。
葉の巻きがゆるいものがベター。
キャベツを使たIN YOUレシピはこちらから:
【1分で仕込みOK。おいしくてとまらないマクロビオティックな春キャベツのレシピ10選】かぶ(旬3~5月頃と、10~11月):
春物はやわらかく、秋物は甘みが強くなる。
胃腸のはたらきを活発にする酵素が豊富。
葉にもビタミンなどの栄養素が多い。
効能アップの選び方ポイント:
色が白く、ツヤのある。
持ったとき、重量感のある。
卵くらいの大きさ(小かぶは、あまり大きいものは育ちすぎ)。
葉つきのものは、葉の緑色が鮮やかで、みずみずしいものを選ぶ。
(葉がついていると栄養を取られてスが入るので、葉を切り落としてから保存する)
お薦めデトックスアイテム4:
春のパワーを「ギュッ」!山菜
長く厳しい冬を超えて、芽を出す山菜には春のエネルギーが凝縮されています。
タケノコやフキ、たらの芽、ワラビ・・・、
みずみずしさと、ちょっとの苦味。
この苦味の元となる成分には、血液をきれいにし、新陳代謝を高め、老廃物の排泄を促す効果が期待されているんですよ。
タケノコ(旬4~5月頃):
独特のえぐみは「チロシン」という成分。
亜鉛、カリウム、ビタミンB群、ビタミンEなども豊富。
先端は根元より栄養価が高く、味も良いです。
老化防止や脳の活性化にも効果があります。
食物繊維も豊富で、腸を整える効果も高く、便秘の人におすすめ。
ただ、カラダを冷やす作用もあるので、
胃腸が弱い人や冷え性の人は、食べ過ぎないように、また温かい状態で食べましょう。
タケノコご飯、筑前煮、天ぷらなどがおススメ。
効能アップの選び方ポイント:
適度に湿り気がある。
ずんぐりと短く重い。
皮が薄茶色でつやがある。
鮮度が落ちるとえぐみが出るので、新鮮なうちに下ゆでしてね。
タケノコを使たIN YOUレシピはこちらから:
【米ぬか不要!長時間ゆでなくてもOK。身近な「ある食材」でタケノコを簡単にアク抜きする方法。】【あまったご飯でもできる!今が旬。おいしすぎる簡単「たけのこ ご飯」の作り方】
わらび(旬3~5月頃):
豊富に含まれる食物繊維で腸の働きを活発にし、体の毒を出します。脳の血管年齢を若返らせる作用も期待されています。
ふきのとう(旬2~4月頃):
ビタミン類、カルシウムなどのミネラルを豊富に含みます。咳を沈めたり、痰や鼻水を抑える効果があり、花粉症緩和効果も期待できます。
独特の香りと苦味成分は胃酸の分泌を促し、消化を助け、また新陳代謝を促進します。
てんぷらや塩ゆで、味噌汁、網焼き、煮物、ふきのとう味噌などで召し上がれ!
効能アップの選び方ポイント:
つぼみが固く、葉が開ききっていない。小ぶりでコロコロ太っている。
たらの芽(旬2~4月頃):
たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含みます。苦味の成分のエラトサイドは抗酸化作用に優れ、老化やガンなどの予防が期待されています。
山菜パワーをしっかり頂くために、また春の味覚を楽しむためのポイントは、
山菜の持つ苦味や香りを失わないようにほどよく調理するのがポイント。
できるだけ新鮮なうちに調理したり、
アクを抜きすぎないようにしたりして、
苦味や香りを生かす工夫をしてみて。
おまけ、デトックスアイテム5:
ただの雑草じゃないんです!野草
ヨモギの新芽(旬3~4月頃):
春旬のよもぎの新芽も春のデトックス効果が期待できますよ!
詳しくはIN YOU過去記事で覗いてみて。
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【万能の天然生薬「ヨモギ」の効能。冬に溜め込んだ毒素を一気にセルフ・デトックスする方法。】
【月経過多・子宮筋腫・子宮内膜症。婦人科系疾患が不安な女性の味方「旬のよもぎ」の本当の力。】
本来の体の機能が低下しがちな現代人は、
解毒が不十分で身の周りの有害物質の害を受けてしまう。
毎日、アスファルトの上を歩き、
ビルのた隙間から空を見上げる。
朝日も、夕日もみることもなく、
いつの間にか朝が来て、夜になる。
そんな、毎日を、当たり前に過ごす私たち現代人。
自然の一部であることを忘れた私たちは一体、どこへ向かっているのでしょうか?
本来の体の機能が低下しがちな現代人は、解毒が不十分で身の周りの有害物質の害を受けてしまうことも多いともいわれています。
どんなに自然と切り離された生活をしていても、
私たち1人1人が、自然の1部だという事実は変わらない。
大地の力、太陽のパワー、「本物の自然の恵み」を頂く・・・。
ほんのちょっとの気づきが、あなたの毎日が変わるかもしれない。
ほんのちょっとの知識が、あなたの大切な家族の未来を変えかもしれない。
ほんのちょっとの行動の変化が、今、あなたが見ている世界を変えていくのです。
ぜひ、あなたにも、その一歩を踏み出してほしい。
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