新常識!うがいは塩水で。風邪予防や口内炎、虫歯にも効果的な「塩うがい」とは。市販のうがい薬は喉の細菌バランスを乱す恐れも。
涼しく感じる日が増えてきた今日この頃。
うっかり風邪をひいてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日頃からウイルスに負けない元気な状態でいられるよう
食事や睡眠など生活習慣で、免疫力を下げないよう気を付けていくことが一番ですが
そうはいっても、誰にでも身体が弱っているときというのはありますよね。
特に季節の変わり目は、気温の変化が激しく、
その変化に身体が追い付けずにお疲れモードになりやすいものです。
風邪を予防するには「手洗いうがい」がやっぱり王道ですが、
今回は、風邪予防に役立つ「塩うがい」についてご紹介していきます。
「塩うがい」って何?
塩うがいってご存知でしょうか。
知らないなーという方も、そうです、おそらくご想像通り。
塩うがいとは、塩水でうがいをすることです。笑
なんだ、ただそれだけか。と思われたかもしれませんが、これがあなどれない。私も初めはおまじない程度の気持ちでやっていましたが、今ではもう塩うがいの立派な信者。
方法は至って簡単。
やり方
コップ一杯のお湯(100ccほど)に
二つまみの天然塩を入れてガラガラうがいをするだけ。
みなさんも是非試してみて!
オススメは以下のようにミネラルがあり、汚染の少ない塩です。
塩うがいで救われた 我が家の一年間
我が家は2歳児の双子と0歳児の3人の子供がいます。
この双子、1歳から2歳になるまでにしょっちゅう風邪をひいていました、、、
しかも子供通しで風邪をうつしあうから長引く長引く!
ひと月の3分の1は二人のうちどちらかが風邪をひいているような状態のときもありました。
当然、家の中はウイルスだらけです。
しかも看病で睡眠不足になるので、少しでも油断するとこちらまで風邪をひきかねない状態なんですね。でも私だけは倒れるわけにはいきません。
なので風邪をうつされないように必死で予防しました。
定期的な換気、うがいに手洗い、マスクにおむつ替えや嘔吐の処理時はビニール手袋。
そんな必死の予防もむなしく、、、時々くらくら~と体調を崩してしまうこともありました。
でも、この塩うがいを取り入れてからは、
なんと一度も風邪をうつされたことがないんです!
「あ、やばいかな。」と思っても、
塩うがいをして梅醤番茶を飲んで寝れば翌日には元気になっています。
いつでも元気なお母ちゃんとして、子供たちの看病をすることができました。
(誰も褒めてくれませんが、もう自分に拍手喝采。風邪を乗り切るたびに、一人心でガッツポーズでした。笑)
こちらもおすすめ。梅醤番茶の作り方。
双子ももう2歳を過ぎてからはほとんど風邪をひくこともなくなりました。
私が、この1歳~2歳までの間を無事に乗り切ることができたのも、
塩うがいのおかげといっても過言ではありません。
なぜ塩水でうがいをすると
効果的なのか
でも、なぜ塩水でうがいするだけでこんなにも効果があるのでしょうか。それは、
塩にはそもそも、殺菌作用と脱水作用がある
からだと考えられています。殺菌作用と脱水作用。この二つの効果によって
炎症を起こしている喉の余分な水分をとりのぞき、痛みを緩和する効果や
アレルゲンや、バクテリア、細菌など刺激物を喉から取り出す効果が期待できます。
アメリカ・ミネソタ州のメイヨー・クリニック総合病院でも、
塩うがいしてない人に対し、
塩うがいをしていた人の風邪の感染率が40%までに減ったという実験結果がでていて
塩うがいを推奨しているということです。
ちなみに、塩うがいについて知ったのは、前の職場のドクターが「うがい薬で口や喉の中の細菌バランスが崩れることもある。」
と言っていたのを思い出したことがきっかけでした。他に効果的なうがいの方法はないかと調べていたところ、この塩うがいを知ったのです。
より自然に近い形で元気になってほしいから
忙しい毎日の中、調子が悪いからといって休むわけにはいかない、倒れるわけにはいかない。
そういう状況の時もありますよね。
よく分かります。
そんな時は、ついつい市販の薬を飲んで手軽に対処しがちになります。
でも、薬を飲むってやっぱりリスクもあると思うのです。
陰陽の考えでも、薬は極陰性。体を冷やしてしまうものです。
一時的には楽になるかもしれませんが、
長い目で見てあなたの健康に決してプラスにはならないものです。
もちろん、持病があって、薬のおかげで元気でいられるという方ももちろんいらっしゃいます。
(私の父も子供のころから心臓病で薬が手放せません)
それでも、できる限り、自然な形で元気になってほしいなと思うのです。
「今ちょっと風邪をひくわけにはいかないな」というときは、今回ご紹介したような塩うがいなどを取り入れて、
より自然な形で対応していけると良いですね。
皆様のより健康でより楽しい毎日のお役にたてますように。
市販のうがい薬は口、喉の細菌バランスを乱す?
腸内の細菌バランスというのは聞いたことがあっても、
口や喉の細菌バランスってあまり聞いたことがないかもしれませんね。
当然のことながら、口や喉にも細菌はいます。常在菌ですね。
口内や喉の菌も、腸内の菌と同様、善玉菌と悪玉菌に分類され、
このバランスが崩れるということは、当然免疫力の低下につながります。
それなのに、
うがい薬できれいさっぱり、ばい菌を殺してしまうとどうなるか。
バランスを保って私たちの身体を守ってくれていた常在菌も
一緒に死んでしまうことになりかねませんよね。
そうなると、口内や喉は丸裸の無防備な状態になるのではないでしょうか。
京都大学の川村孝教授の研究で、
うがいによる風邪予防の効果について行われた実験でも次のような結果が出ています。
「水うがい」
「ポピドンヨードうがい」
「うがいなし」
の三つのグループに分け、
二か月間にわたり一日に3回のうがいをするという内容の実験です。
実験の結果、実際に風邪の発症が40%減少し、うがいは風邪予防に本当に繋がることが判明しましたが、ヨウド液でのうがいよりも、水でうがいをしたほうが効果が高いこともわかりました。ヨード液より水のほうが効果あり うがいと風邪予防の関係を調べる実験で出た意外な結果
この実験結果だけで、うがい薬は無意味!と言うつもりはありませんが、
うがい薬も飲み込むものではないとはいえ、薬は薬。
日常的に使っていては、口内や喉の細菌バランスが崩れるというのは当然のように感じます。
ということで、私としては風邪予防には、塩うがいがベストかなと思っています。(お金もかかりませんしね!)
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