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何気なく食べている食べ物があなたの腸を炎症させている!知らないとコワイ消化管の慢性炎症から起こるリーキーガット症候群とは。

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「食後、なんとなく調子が悪い」。


そんな経験はありませんか?

食事は毎日するものなので、何を食べて具合が悪くなったのか把握することはよほど意識して一字一句記録しない限り難しいことです。

あなたが好んで毎日習慣的に食べているものが、もしかすると不調の原因になっているかもしれません。

日頃の食生活や薬の摂取、生活習慣、ストレスなどで蔓延的な「リーキーガット症候群」に発展し、それがきっかけで様々な病気を引き起こすことがわかっています。

肌荒れ
太りやすい
アレルギー
花粉症
喘息
便秘
消化器官の不調
うつ状態
生殖器の不調
リウマチ
アトピー


例えば上記に挙げられる不調は、比較的ありふれたものなので、自分がリーキーガット症候群であることすら気づかないケースが多いでしょう。

今回はリーキーガット症候群につていお伝えします。

2つの食べ物アレルギー

アレルギーには幼少期のアレルギーと成人のアレルギーが存在する。

アレルギー 出典:イムバランス

幼少期の食物アレルギー(Ⅰ型アレルギー)

アレルギーは、CoombsとGellの分類により抗体が関係するⅠ〜Ⅲ型と免疫に関係するT細胞とマクロファージの関与するⅣ型に分類されます。(Ⅴ型としてバセドウ病が入ることもあります。)

皆さんのよく知るアトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息、ハチに刺されて時に起こるアナフィラキシーショックは、Ⅰ型アレルギーに属します。別名「即時型アレルギー」と言われ、アレルギーの原因になる物質(アレルゲン)が体の中に入ると瞬時に反応が起こります。

ハチの毒に刺された場合は数分後に、食べ物や花粉のように口や目、鼻の粘膜から入り込んでくると数時間以内に発症します。
食べ物によるアレルギーには、2種類存在し、赤ちゃんの頃に起きる「幼少期の食物アレルギー」が先ほどご紹介しました同じⅠ型アレルギーです。

そばや卵、甲殻類、小麦粉、ピーナッツなどのアレルゲンを食べた直後に、かゆみやじんましん、ひどい時にはアナフィラキシーショックや呼吸困難などの症状が出てきます。

しかし、幼少期の食物アレルギーは、小学校に上がるくらいに約8~9割が改善すると報告されています。

その理由は、消化吸収能力や腸管の免疫機能の発達、身体の成長により、食物に対して過敏に反応しなくなる耐性ができるためと考えられます。

成人の食物アレルギー(Ⅳ型アレルギー)

近年問題になっているのが、大人になってから発症する「成人の食物アレルギー」です。
幼少期の食物アレルギーとは機序が異なり、改善が難しいとされております。

Ⅳ型アレルギーに属し別名「遅発型アレルギー」と呼ばれます。
食後数時間~数日経ってから症状が現れるもので、頭痛、下痢、イライラ、疲労感、肌あれなど、「なんとなく体調が悪い」と感じる症状であることが大きな特徴です。

体にいいものを毎日食べているからと言って安心している方ほど要注意なアレルギーです。
健康のためにと考えて、常食している食べ物が原因で体調不良になっているなんてこともあるのです。

よく食べるものが、不調の原因になってしまう理由として、

同じ食品を摂取し続けることにより、消化管でその食品に対する分解能力が超えてしまったり、消化管の慢性炎症が起こってしまうのが原因です。


体によいと信じて食べ続けていたものや、好んで日々口にしていたものが、健康や美容を損ねている可能性があるのです。


また、このアレルギー症状も年齢を重ねるごとに変化することがあります。

鼻炎が続いていたのが、肌あれに変化したり、喘息が現れるようになったりします。
そして、この消化管の慢性炎症に関わる疾患が「リーキーガット症候群」なのです。

リーキーガット症候群

lgs 出典:アトピーが100日で完治した方法

最近、海外でにわかに注目を浴びているのが、リーキーガット症候群(LGS)です。
日本ではリーキーガットを聞いたことがないという方も少なくありません。

リーキーガットの意味は「漏れている(Leaky)消化器官(Gut)症候群(Syndrome)」。つまり腸の粘膜のバリア機能が壊れてしまっていることを指します。

腸の主な機能であります「消化・吸収」「不要なものの排泄する」「有害物質を体に入れないようにする」「化学物質の解毒」「細菌、ウイルス、カビなどを免疫で排除する」の全てが崩れていきます。

消化器が正常であれば、食べたものはきちんと消化されて吸収されます。
かし、リーキーガットだと腸内環境が何かしらの原因で乱れてしまい、腸の細胞同士の間に大きな隙間ができてしまいます。

食べ物の中でも特に「タンパク質→アミノ酸」に分解するのが不十分になります。

腸内環境の乱れも関係し、腸のバリア機能が不完全になるため、タンパク質の一部が分解されないで体内に侵入してしまいます。
これが大人の食物アレルギーの原因になるのです。
体は、これらのタンパク質を異物と認識し、過剰な免疫反応を引き起こします。

リーキーガットの原因

食生活

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腸の炎症を惹き起こす原因になっているものを特定し除去することを最優先にしましょう。

白砂糖、カゼイン(乳製品)、グルテン(小麦)、添加物を多く含む加工食品は、腸を荒らす原因になりますので少しずつ除去することから始めましょう。


特に砂糖は腸だけでなく血管衰えさせ、血液をドロドロにします優先的に避けましょう。


また、砂糖の代わりに使われる人工甘味料も添加物ですのでできるだけ避けましょう。
少しずつ除去していくことで、どの食物が不快な症状をもたらしているの分かるようになります。

2週間完全除去してみて、再び原因と考えられる食物を口にして不快な症状が現れれば、その食物がリーキーガットの原因と言って良いでしょう。

また、食べたものの写真を撮ることを習慣にすることで、その後に起きた体と心の反応がリーキーガットの原因になっていることがあります。食べて何時間後かに症状が発現するかも関係してきますので、記録をするといいでしょう。

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抗生物質を使うことにより、腸内細菌のバランスが乱れ始めることでもリーキーガットが生じます。


腸な最近のバランスは、善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7がバランスのとれた状態です。
これが抗生物質により、善玉菌が減少するとカビやウイルス、悪玉菌が繁殖しやすくなります。

特にリーキーガットでは、真菌の一種(水虫菌のような菌)のカンジダの異常発生が原因で起きます。
カンジダは、腸に棲んでいる常在菌で腸内細菌のバランスが整っている状態では悪さをしません。

しかし、善玉菌が減少していくと自分の住処を広げるために腸内に毒素をまき散らします。
これが、腸粘膜を傷つけてリーキーガットを引き起こすのです。

また、善玉菌の腸粘膜の保護や修復効果も減少していくため、腸の粘膜はいつまでも傷ついたままになってしまいます。

そこから、異物や毒素が入り込んでしまうのです。
先ほどお伝えしました、食べ物のタンパク質も未消化のまま体内に入りこんできます。

これらは血流に乗って全身を駆けめぐり炎症を起こしていきます。これが成人の食物アレルギーの原因になるのです。

また、ロキソニンなどの解熱鎮痛剤(非炎症性抗ステロイド剤)の長期服薬は、腸の壁の再生に必要な体内のプロスタグランジン産生を阻害します。これにより、3週間服用した場合、ほとんどリーキーガットが進行して、食べ物アレルギーが進行しやすくなりますので服薬しないようにしましょう。

自分の腸の状態を知る検査

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食物アレルギー検査

食物アレルギー検査を行うことで、リーキーガットの進行度合いを知ることができます。
どんな食材や物質でアレルギー反応を起こしやすいのかを知ることができます。

反応しやすいものが多いほど進行している可能性が高く、また自分の感じていなかったようなものを見つけることができます。
ただ、分かったものを抜くだけでは、リーキーガットを改善することはできません。

リーキーガットが進行し食物アレルギーが重度なほど、血液内に毒素、有害重金属、環境汚染物質が蓄積されているからです。
これらを改善し、しっかりと排泄を行うためにも腸内環境を整えてリーキーガットを修復しなければ、成人の食物アレルギーが改善されることはありません。

全便分析検査

腸内環境の乱れ具合を知ることができます。
便中に存在する善玉菌、悪玉菌のバランスやカンジダの状態、腸の慢性炎症、腸の粘膜の傷み具合などを見ることができます。

食事に含まれる添加物や化学物質でも腸の粘膜を傷つけて、腸内環境が乱れて自律神経と免疫系など多彩な体への影響を与えます。
全便分析検査は、腸内環境を知ることで、成人の食物アレルギーの原因であるリーキーガットの進行具合を知ることができます。

リーキーガットによるさらなる悪循環

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肝臓疲労

デトックス能力の低下


腸の粘膜に傷がついて、あらゆるものが血液に流れていくので、異物のろ過や解毒のため肝臓が過度に働いてしまいます。

そのうち肝臓疲労となりも、血液をきれいにする処理が追いつかなくなっていき、全身の細胞が慢性的な炎症に蝕まれていきます。
血液の質がとても悪い状態になるため、栄養の吸収もままならない状態となり、腸の粘膜修復が追いつかなくなり、負の連鎖に陥ってしまうのです。

ミトコンドリア能の低下

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「成人の食物アレルギー」「有害物質の体内の蓄積」「慢性的な炎症状態」これらが相互作用して、血液の質がさらに悪くなります。
そうすると、エネルギーを作る「ミトコンドリア」が正常に機能しなくなります。

これにより私たちの体の機能が正常に働かなくなり、エネルギー不足になっているため、自己治癒力も次第に低下していきます。

副腎疲労

ミトコンドリアが正常に機能しなくなると、副腎からコルチゾールを分泌して、補助として体の機能を維持しようとします。
しかし、これは諸刃の剣のような部分も持っており、この状態が長期に続けば続くほど、体は無理をしている状態となり蝕まれていくことになります。

そして、この副腎による補助も限界になり、副腎疲労の状態になると、急激な疲労感や精神状態の大きな乱れを生じて、人によっては生きる希望を失う寸前まで行きます。
また、外からのストレスも体に負荷をかけ、キラーストレスとなり突然死する方もいます。

リーキーガットを疑ったら

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避けるべき食べ物

小麦に含まれるグルテン、精製された砂糖、乳製品、片栗粉、コーンスターチ、加工食品、オメガ6系脂肪酸(サフラワー油、コーン油など)、トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニングなど)は、腸を炎症させる食物であることから真っ先に除去することをお勧めします。

アルコールは、リーキーガットの人は腸の粘膜が薄い、穴が空いているので、すぐに血流を巡ってしまいます。
飲んでもすぐ顔が紅潮したり、酔いやすいため気分が悪くなってしまうことも少なくありません。

コーヒーもリーキーガットを悪化させますので、飲み物はミネラルウォーターにしましょう。

できるだけ薬の摂取を控える

解熱鎮痛薬、抗生物質、胃薬は、リーキーガットを悪化させますので、本当に調子が悪くなった場合は代替的なものを知っておくか、病院を受診するようにしましょう。

ストレスも注意

副腎疲労でもお伝えしましたが、慢性的なストレスは、グルテンが腸に悪いのと同じくらい腸も疲弊させます。
リラックスする時間を自分でも受けるようにしましょう。

食べたほうがいいもの

生野菜・果物

夏野菜
野菜をたっぷり食べることで、ビタミンやミネラルは炎症を抑えてくれます。
とくに生野菜には消化酵素が含まれているため消化を助け、腸の負担を減らしてくれます。果物も抗酸化物質が豊富に含まれているため、有効ですが食べすぎると糖質はカンジダのエサになってしまいますので、ほどほどにしまよう。

良質の油(オメガ3系脂肪酸)

亜麻仁油やえごま油、青魚などに多く含まれます。

とくに青魚に含まれる魚の油は、人体が利用しやすい形になっているためお勧めです。
オメガ3系脂肪酸は、免疫強化やアレルギー抑制、腸の炎症の沈静化などに非常に役立ちます。ただし、これらの油は酸化しやすいため、食べる直前に加えたりして摂取するようにしましょう。

腸粘膜の修復に役立つ成分

亜鉛、ビタミンC、L-グルタミン、甘草(リコリス)、アカレニ樹皮(スリッパリーエルム)、アルテア根、ケルセチン、N-アセチルグルコサミン、善玉菌などが代表的です。サプリなんかも用いて腸の粘膜修復をしましょう。

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食べ物から全身の病に至る

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皆さんの生活環境を成人の食物アレルギーから見ていきました。
このように、口から入れたものから体が蝕まれていき、重篤な疾患へ発展するケースは少なくありません。

腸内環境が乱れたことが、リーキーガットを引き起こし、血液 のを汚し、慢性的な炎症、免疫の低下、ミトコンドリアのエネルギー産生不足、コルチゾール過剰などを起こします。

今までの記事でもお伝えしましたが、体の環境の変化はのちにがんの生活しやすい環境へと変化させていきます。
そして、次世代にも「継世代毒性」として何かしらの影響を与えます。

検索 継世代毒性 体に取り込んだ有害物質による病気は、あなただけでなく、子どもや子孫へ受け継がれる!「継世代毒性」の真実。


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宮本知明
薬剤師/GAJ認定ジェモセラピスト(植物療法士)/漢方ソムリエ。 病院薬剤師を経て“薬と共存しない生活”の念いからホリスティックな健康観と出逢う。新婚女性、新米ママさんを西洋医学・東洋医学・自然療法の良さを合わせた統合医療の知識をもった“ホリスティックな健康観を持つ女性”に育成する「ホリスティック医療家」として執筆業・講師業で活動中。 公式ブログ /公式HP
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