2019/03/08

牛乳不使用・ヴィーガン仕様！超簡単カシューミルク・カシュークリームの作り方。ナッツミルク厳選アレンジレシピ徹底版

病気療養をきっかけに、薬草を使った自然療法、アーユルヴェーダ、栄養療法、漢方医学に興味を持ち始めました。アーユルヴェーダの経験から、ヴィーガン食にも関心を持っています。医食同源を食の信条に、日々の食べる物に気を使う毎日です。看護師・保健師資格を持っています。

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こんにちは。
ポカポカ陽気が続いています。
INYOUの読者の皆様は、ヴィーガン食を始める為、牛乳を断とうと心に決め、
実践されている方も多いのではないでしょうか？
私は時々肉や魚を食べるため完全ヴィーガンではありませんが、
体の調子が悪い時やスケジュールがハードな時は、ヴィーガン食やベジタリアン食を
実践して体調をコントロールしています。

栄養が足りないから不健康だ、とヴィーガン食やベジタリアン食を否定する方も
いますが、３歳からベジタリアン食を実践して８０歳まで生きている
知り合いの方もみえます。
幼少期からベジタリアン食を実践するのと、大人になってから実践するのとでは
違うかもしれませんが、ベジタリアン食やヴィーガン食が完全に
不健康なことではないと思います。

今回はヴィーガン食を始めようと思っている方、ヴィーガン食をしたことがないけれど
興味があるという方の為にレシピを紹介したいと思います。

牛乳の代替えミルク

牛乳の代替えミルクとして、ナッツミルクと穀物ミルクと種ミルクがあります。
穀物ミルクは豆乳、ライスミルク、玄米ミルク、オーツミルク、枝豆ミルク、
ナッツミルクはココナッツミルク、アーモンドミルク、ピスタチオミルク、ウォールナッツミルク、
マカダミアミルク、ヘーゼルナッツミルク、ピーナッツミルク、ひまわりの種ミルク、
かぼちゃの種ミルク、亜麻の種（フラックス）ミルク、ごまミルクが挙げられます。

ナッツミルクは皮をむく手間が要ります。
日本では、市販品ですぐに手に入れられる豆乳を代替えミルクとして使用されている方が
多いのでは、と思います。

牛乳の弊害として言われていることとは

１．カゼイン

牛乳に含まれるカゼインというタンパク質が腸内で炎症を起こすとされています。
また、カゼインはグルテンとよく似た構造体をしたタンパク質であり、
グルテンによる不調を示す人の中で５０％の人が、カゼインにも不調を示したということです。

２．乳糖（ラクトース）不耐症

牛乳には乳糖（ラクトース）が含まれています。
欧米の人はチーズやヨーグルトなど昔から牛乳を加工した食品を食べてきているので、
乳糖を分解するラクターゼという酵素を持っている方もいるのですが、
日本人は昔から牛乳を食べるという食習慣が無かった為に、
乳糖を分解する酵素のラクターゼが無いと言われています。
その為、日本人が牛乳を飲む時はラクターゼを含んだサプリメントを
摂取するなどをした方が良いと思いますが、日本では販売されていません。
また、生乳にはラクターゼが含まれていますが、低温殺菌牛乳処理は
酵素が破壊され、消化の妨げになっているのではないかと欧米では言われています。

３．牛乳アレルギー

牛乳アレルギーを起こす子供が昨今は増えていますが、アレルギーには、
食べ物を食べてから３０分でアレルギーを起こす即時型アレルギーと、
食べ物を食べてから２４時間程経ってからアレルギーを起こす遅延型アレルギーがあります。
遅延型アレルギーは体が起こす反応がゆっくりである為、気づかない人も多いです。
その為、大人の方も遅延型の牛乳アレルギーを持っていても、気づいていない人も多いと思います。
また、アレルギーを起こす強度もあります。
アレルギーを起こすレベルが弱い場合の人は、気づきにくいです。

豆乳は健康飲料？

健康飲料と言われる豆乳にも色々な説も言われているのはご存知でしょうか？

イソフラボンがエストロゲンと似た構造体をしているため、体内で誤作動を起こし、
イソフラボンがエストロゲンの代替えになってしまうという説があります。

欧米では結構言われている説です。
エストロゲンは女性ホルモンですので、少なすぎてもダメですが、
多すぎてもダメで、バランスが重要になってきます。

どんな栄養でも、ミネラルでも、ホルモンでも、バランスが重要です。
豆乳の摂取のしすぎは、エストロゲン過多になってしまう危険性があります。

エストロゲン過多で起こると言われている疾病の一つに乳癌やPMSなどの病気が含まれます。
ですが、大豆は大事なタンパク源ですし、豆乳を完全に止める必要は無く、
時々別の代替えミルクも使用していくことをお薦めします。

そこで、今回お薦めする代替えミルクとして、ナッツミルクです。

ミネラル、ビタミンB、ビタミンE、不飽和脂肪酸が
豊富に取れるナッツミルクを代替えミルクにします。

ただナッツミルクにも幾つか注意点があります。
低ロースト（煎る）したものは一度火にかけると酸化する為、生のナッツ類を使用します。

生のナッツ類はカビが生えやすいので、厳密に管理された物を選びます。
酸化よりカビ毒の方が怖いという方は生のナッツよりも、
ローストされたナッツを選んだ方がいいと思います。

また、ナッツに含まれる酵素抑制物質を除去する為に浸水させた場合、
すぐに調理して食べるようにしましょう。

浸水させたまま置いておくとカビが生えます。
ナッツ類はアレルギーに注意が必要です。

多くの食品でアレルギーを起こし、
アレルギー体質の方はナッツ系ミルクを避けた方がいいかもしれません。
米アレルギーを起こす人は少ないと言われているので、
アレルギーを起こしやすい体質の方は、ライスミルクをお薦めします。

ナッツ類は値段も高く、ひまわりの種を混ぜることでコストを抑えることもできます。

今回紹介するカシューミルクのカシューナッツの効能は、
オレイン酸が豊富な為、コレステロールの排出効果があります。

また、鉄や亜鉛などのミネラルとビタミンB１と食物繊維が豊富です。
疲労回復する効果もあります。