オーガニック夏野菜を使い回し!夏野菜活用養生レシピ3選|太陽のエネルギーたっぷりの旬の夏野菜たちを食卓に
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
皆さまは今日、旬のものをどのくらい食べましたか?
突然ですが、皆さまは今日のお食事でどのくらい旬のものを食べましたか?
最近はハウス栽培などにより、通年で手に入る野菜が増えています。
トマトやかぼちゃ、その他あらゆるお野菜が一年中スーパーに並んでいますし、
私は恥ずかしながら人参が秋から冬にかけてのお野菜だということを、大人になるまで知りませんでした。
(でも、これは何も私だけが特別ではなく、「にらっていつが旬なの?」「小松菜って冬の野菜だっけ?」
このような話題があがることがあります。
私たち現代人は旬というものから少し離れてしまっているなぁという印象です。)
季節や地域に関わらず、
さまざまなお野菜が手に入るようになったことは農家さんたちの努力の賜物でもあり素晴らしいことです。
一方で、四季の感覚の欠落にも繋がりますし、
自然に沿って生きるということには少し反しているように思います。
何より、見た目は同じでも、旬のお野菜と通年栽培のお野菜とでは中身が違っています。
同じトマトでも夏に食べるトマトと、冬に食べるトマトでは、味からして別もの。
実際に栄養価も異なります。
トマトは夏のお野菜。(正確には果物に分類されます。)
やはり夏に採れるのが本来の形であり、トマトの本領を余すことなく発揮してくれます。
旬のものを意識してお食事に取り入れることで、よりエネルギッシュに毎日を過ごしましょう。
旬のものを食べると何が良いの?夏野菜をはじめとした旬のお野菜の特徴
旬のものを食べることでどんな良いことがあるのでしょうか?旬の野菜は栄養価が高い
通年栽培が一般的なお野菜であっても、本来の旬に収穫されたお野菜の方が栄養価が高いことをご存じでしょうか?
ぜひ、栄養たっぷりの旬のお野菜を積極的に取り入れましょう。
旬の野菜は美味しい
旬の時期に採れるお野菜は美味しさも格別です。旬の時期には、お野菜も本来の力を発揮してくれるのですね。
旬の野菜は安く手に入る
夏のピーマンと冬のピーマン、夏のきゅうりと冬のきゅうり、などをイメージして頂くとわかりやすいと思います。
旬のお野菜はその新鮮さや美味しさにも関わらず、お安く手に入るのです。
旬の野菜は季節特有の体のお悩みを解決してくれる
季節の変わり目には体調を崩しやすい・五月は気持ちが落ち込みやすい、といったように、私たちの心や体も季節と同じくリズムがあります。
季節の傾向を知り、このリズムに同調することで、私たち自身もぐっと生きやすくなりますよ。
そんな季節のお悩みを助けてくれるのが、旬のお野菜です。
春野菜は、せり・タラの芽・ふきのとうなど苦味や独特の香りが特徴のものが多いです。
これらは、私たちが寒い冬の間に体にため込んだ毒をデトックス(解毒)してくれます。
夏野菜は、なす・きゅうり・オクラ・トマト・ピーマン・ゴーヤなど、
太陽のエネルギーをたっぷり浴びて育った、主に実野菜が多いです。
これらは、体のほてりを鎮め、熱を下げてくれる作用があります。
発汗により失われがちなカリウムなどのミネラルもばっちり補給してくれます。
秋野菜は、サツマイモ・かぼちゃ・きのこ類など、夏に消耗した体力や疲労を回復し、
来たる冬に備えて体を整える役割があります。
冬野菜は、白菜・大根・かぶ・長ねぎ・里芋など、体を温め、
免疫力低下に備えたり、エネルギーを蓄えるようなものが多いです。
冬の厳しい寒さの中収穫されたお野菜は、
それだけの生命力が詰まっており、お野菜そのものの甘みを感じることが出来ます。
旬の野菜は食卓に季節感を添えてくれる
甘くてほくほくのかぼちゃを食べると「秋が来たなぁ。」と感じる、こういった“季節感”は日本人ならではです。
楽しさの面でももちろんですが、節目節目で季節をしっかりと感じることで、
私たちの体はリズムを取り戻し、健やかに保たれます。
夏の養生オーガニックレシピ3選
このように旬のお野菜を取り入れることで良いことがたくさんあります。今回は、夏が旬のお野菜を使った夏の養生レシピを3つご紹介させて頂きます。
どれも簡単でアレンジ自在なレシピですので、ぜひご活用くださいませ。
夏野菜のオーガニック玄米ロールの作り方
材料
有機きゅうり …1/2個
有機にんじん …1/2個
有機パプリカ …1/4個
有機アボカド …1/2個
有機豆腐 …1/3丁
有機くるみ …ひとつかみ
有機白味噌 …大さじ2
有機玄米 …茶碗1杯分
有機焼きのり …2枚
作り方
➀きゅうり・にんじん・パプリカを千切りに、アボカドを1cm角に切る。
➁水切りをした木綿豆腐と、砕いたくるみを白味噌と混ぜる。
➂巻きすの上に海苔→玄米→①の野菜と➁のくるみ白味噌を乗せ、巻いていく。
よくなじんでからカットして完成。
ローフードのレシピでもあります。夏野菜と玄米からミネラルをたっぷり摂りましょう。
オーガニック夏野菜のサブジの作り方
材料
有機オクラ …8本
有機いんげん …12本
有機じゃがいも …1/2個
有機トマト …1個
有機にんにく …1片
有機コリアンダー(パウダー) …小さじ1.5
有機クミン(パウダー) …小さじ2
有機ガラムマサラ …小さじ2
天日塩 …小さじ2
オリーブオイル …適量
作り方
➀さやいんげんは軸を切り落とし、筋を取ったら、3~4cmの斜め切りに。
オクラはヘタを切り落とし半分の斜め切りに、じゃがいも・トマトは1cm角に切る。
にんにくはみじん切りにする。
➁フライパンに油をひき、にんにく・スパイスを弱火で熱する。
➂香りが出てきたら、火が通りにくいじゃがいも→トマト以外の野菜の順で炒め、
スパイスが馴染んできたら、トマトを加え、フライパンに蓋をし、蒸し煮にする。(必要なら分量外の水を加える。)
➃しんなりしたら蓋を外し、汁気があれば汁気が飛ぶまで熱し、完成。
夏野菜のパワーはもちろんのこと、スパイスのパワーも相まって、元気の沸いてくるレシピ。にんにくでスタミナアップを手伝ってくれます。
オーガニック冬瓜とゴーヤとトマトの冷やし煮の作り方
材料
有機冬瓜 …1/2個
有機ゴーヤ …1/2本
有機トマト …1個
有機大葉 …5枚
有機出汁 …500cc
天日塩 …小さじ2
有機醤油 …小さじ2
有機みりん …小さじ2
作り方
➀冬瓜は皮をむき、大き目の一口大に切って下ゆでする。ゴーヤは縦半分に切り、わたを取って2~3mm幅に切り、塩でもんでから軽くお湯にくぐらす。
トマトは湯むきし、4等分に切る。大葉は千切りにする。
➁鍋に冬瓜と出汁・塩・醤油・みりんを加え、弱火で5分ほど煮る。
トマトとゴーヤを加えてさらに5分程度火を通す。
➂粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし、大葉を散らし完成。
ゴーヤは煮込みすぎると煮汁に苦味が出過ぎるので注意。冬瓜は実は夏のお野菜です。瓜系なのでカリウムが豊富に含まれています。ゴーヤはとてもパワフルな食材で、胃腸の粘膜を守ってくれたり、血糖値・血圧を下げる作用や、夏バテ改善で知られます。
夏野菜を食卓に。
以上、夏の養生レシピ3選でした。
色鮮やかで見ているだけで元気になる夏のお野菜たち。
上手に食卓に取り入れて、ぜひ心も体も元気に、暑い夏を乗り切って下さい。
IN YOU Marketのオススメオーガニック商品
この記事を読んだ方にオススメの記事
サラダやスムージーをよく食べる人、必見!意外すぎる冷え性の原因は良かれと思っていた〇〇にあった|今すぐできる冷え性対策5選美肌にもいい影響をもたらすオキシトシンの効果を最大限受け取る方法|自宅で簡単ナチュラルケア方法22選
「オーガニックは高いから買えない」で人生を終わらせないために|オーガニック生活を始める前に切り替えておきたい「悪しき考え方」とは?
この記事が気に入ったら
いいね!しよう