【 顆粒だし・砂糖不使用】オーガニック和風醤油やきうどんの作り方
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顆粒だしを一度も使ったことのない人はいるのでしょうか。
現代ではなかなか想像しにくいですよね。
だって、日常はとても忙しい!ですし、周りは当たり前に使っています。
私もその“当たり前”に埋もれた一人でした。
現代に合わせてなんでも便利に作られた世界で、
私たちは、その便利なものたちとどう付き合っていくべきか。
“当たり前”を考え、自ら選択していくことが大切だと日々痛感しています。
顆粒だしは驚くほど味が決まる
頼りすぎていませんか?
時間のないとき、忙しいときなどに便利な顆粒だし。
主婦の味方で、私もよく使っていました。
味が足りないな…
と思うときでも、顆粒だしを入れておけば味がバッチリ決まるのです。
だしって、とっても便利で最高!
料理のことをよく知らない私は、そう思っていました。
本来のだしを知らない人に…
そう。私は本来のだしを知らなかったのです。
顆粒だしが「だし」だと思っていました。
もちろん、存在はなんとなく知っていましたが、
そんなもの普通の家庭でやるものではないと思っていました。
「だって、だしをとっている姿なんて実際に見たことなかったんだもん!」
私の本心はこれです。この言葉を、子どもに言われたらと思うと…
恐怖を感じ、だしをとることにしたのです。
顆粒だしの中身
顆粒だしは、だしの元になるかつおなどの素材のほかに、
アミノ酸や食塩、まさかの砂糖まで入っているものもあります。
これも知らなかった私は、また衝撃を受けました。
「だから、味が決まるのか…」
正直今でも、顆粒だしの輪郭のハッキリした味が食べたくなるときがあります。
でも基本は、時間があるときや、良い素材が手に入ったときはだしをとるようにして、
忙しいときなどは、天然の顆粒だしを使うようにしています。
天然の顆粒だしは、だしの元となるかつおや昆布など以外は入っていません。
少し味が薄いかなとも思うときもありますが、
そのほかの素材の味が引き立っていると感じるようにもなりました。
だしには薬味を合わせよう
だしに合うもの、それは「薬味」ではないでしょうか。
だしと薬味が合わせれば、“ただ濃い味でおいしい料理”ではなく、
お互いが引き立てあう、“風味豊かな料理”になります。
しかも、にんにくには食欲増進、しょうがは身体をあたためてくれるなど、
味を支えてくれるだけではない効果が期待できるところも、うれしいですよね。
今回のレシピは、忙しいときでも作ることができるように、
かつお節をそのまま使った、天然すぎるだしで味の土台を作っています。
かつお節だけでは、味が薄いと思うかもしれませんが、
そこは薬味が助けてくれていますので、さっぱりだけどしっかり美味しい焼うどんです。
このレシピのポイント
- 自然の甘みやだしを使っているので、安心して食べられる。
- 薬味の香りや味で、焼きうどんがランクアップ!
薬味をきかせた、身体が喜ぶさっぱり焼きうどんの作り方
材料
有機しょうが 小さじ1有機にんにく 1片
有機みょうが 2個
有機ねぎ お好み
有機玉ねぎ
かつお節(薄削り) ふたつかみ
有機しょうゆ 大さじ1.5
太白ごま油 大さじ1
うどん 600g(3玉)
うどんの量が多めになっているので、多すぎる場合は調節してください。
下準備
みょうがは薄く切って、水に浸しておく。
作り方
1 玉ねぎをスライサーで薄くスライスする。
2 フライパンに太白ごま油を入れ、玉ねが少しあめ色になるくらいまで炒める。
3 しょうがとにんにくをすりおろす。
4 3を入れ少し炒めたら、ゆでたうどんを入れる。
5 かつお節をいれる。
6 しょうゆをいれ、からまったらお皿にのせる。
7 ネギとみょうがをのせたら完成。
玉ねぎの甘みも味の土台となるため、じっくり炒めることが大切です。かつお節は、できれば薄くて細かいものがおすすめです。
子どもの味覚のためにも
本来のだしの味を、穏やかに感じながら食事をする。
忙しい現代人には、なかなか難しいことかもしれません。
でもやはり、忙しい中でも本来のだしを感じながら生活していけたら…
それは子どもに日本のだしを、
しっかりと教えるためにも必要なことなのではないしょうか。
顆粒だしと、手間ひまかけた“だし”を使い分けて、
うまく付き合っていけたらいいですね。
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