意外と知らなかったいちじく活用レシピと、いちじくの効能
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朝晩の涼しさから暑かった夏の終わり、
夏から秋への季節の変わり目を感じられるようになってきましたね。
暑すぎず寒すぎずな、とても過ごしやすい心地よい風で気持ちが良い季節で嬉しいです。
スーパーなどに並ぶフルーツからも季節の変わる目を感じられるようになってきました。
メロンやスイカから梨やぶどうなどが並ぶようになってきました。
私はいろいろなフルーツが大好きなのですが、特に大好きなフルーツがイチジクです。
毎年夏前からいちじくがスーパーに並ぶのを待ち望んでいるくらい!
さっぱりとした優しい甘さなので、
大人になってからいちじくの美味しさに気付いた方も多いのではないでしょうか?
イチジクは美味しいだけじゃない!実は大人の女性に積極的に食べてもらいたいフルーツ
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イチジクの基礎知識
ギリシャ神話や旧約聖書やアダムとイブの禁断の果実と言われおり、
古い時代から食べられていたフルーツの1つです。
「不老長寿の果実」とも言われています。
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漢字でイチジクを無花果と書くので花がないように思われている方もいるかと思いますが、
実際は花は咲いていて、私たちが食べていく部分が実は花の部分なのです。
夏から秋にかけてが旬です。
栄養面ではビタミンc、ビタミンB群を多く含み、カリウム、カルシウなどのミネラルも多くバランスよく含んでいます。
注目したい栄養素は、
・フィオシン
タンパク質分解酵素で、消化の時にタンパク質を体内に吸収しやすく分解する作用があります。
食欲不振時の胃腸の調子を整える効果や二日酔いの予防などの効果があります。
・リパーゼ
消化酵素の一種です。脂質の消化を促進する効果があります。
・アミラーゼ
消化酵素の一種です。糖質(炭水化物)の消化を促進する効果があります。
※消化酵素をいちじくの白い液体のことです。素手でさわると肌が弱い方はかぶれやかゆみをともなうことがあります。
フィオシンとアミラーゼ・リパーゼどちらも含むイチジクは胃を健康に保つのにかかせない栄養素です。
女性が注目したいイチジクの栄養素
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植物性エストロゲン
女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)に似た作用があり
女性らしい体つきにしてくれる効果があります。
コラーゲンの生成を助ける作用により肌の潤いやはりを保つ効果や
PMS(月経前症候群)や生理痛の軽減や更年期障害の緩和などの効果もあります。
果実のつぶつぶに豊富に存在します。
アントシアニン
天然のポリフェノールで、紫色の食材の色素でもあります。
ポリフェノールはファイトケミカルとも呼ば、第七栄養素ともいわれています。
メラニン色素を抑える効果びより美肌の大敵シミしわの予防にもなります。
エラグ酸
エラグ酸も天然のポリフェノールの一種です。
抗酸化の力が強く肌を白く美しく綺麗にしてくれる効果があります。
抗酸化の作用は美容面だけではなく、
細胞の酸化も防いでくれることから動脈硬化などの効果もあります。
カルシウム
骨や歯を作る成分で人間の体にはかかせない成分です。
日本人は不足しがちな栄養素の一つなので積極的に取ってもらいたい栄養素です。
さらに女性は骨粗しょう症になりやすいことは有名です。
特に積極的に摂るべき栄養素です。
カリウム
偏った食事を続けると身体のナトリウムが増えるます。カリウムは余分なナトリウムや余分な水分を体外へ排出してくれる作用があります。
むくみの予防・改善効果などがあります。
高血圧予防の効果もあります。
鉄
鉄は赤血球の一部で体中の細胞に酸素を運ぶため、人間には特にかかせない栄養素です。
鉄が不足すると身体が酸欠状態になり疲れてやすい体になってしまいます。
毎月の月経により鉄が失われやすい女性は特に意識して取るべき栄養素の一つです。
鉄はビタミンC摂ることで吸収率があがります。
イチジクにはビタミンCも含まれているので効率のいい果物です。
鉄は生のイチジクより干しイチジクのが豊富です。
ペクチン
水溶性の食物繊維で腸の善玉菌を増やす効果があるため腸の動きを活発にしてくれる。
そのため便秘の解消の効果があります。
また食物繊維にはコレステロール値・血糖値を下げる効果もあります。
引用参考文献:『やさしい栄養学』香川靖雄
『生化学』鈴木健
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女性に摂ってもらい食材を集めたものレシピを紹介
今回は食物繊維やカリウムや植物性エストロゲンなど女性に
積極的に摂ってもらいたい栄養素を集めたレシピを紹介したいと思います。
簡単で時間もかからないので、朝ごはんにもぴったり!です。
ぜひ作ってみてください!
オーガニックイチジクスムージー
材料
・無農薬いちじく 2個・有機バナナ 1本
・有機豆乳 200cc~
・有機かぼす果汁 適量
・有機はちみつ 適量
下準備
いちじくを洗って保存袋に入れて冷凍する。
作り方
1、冷凍しておいたいちじく・バナナ・豆乳・かぼす果汁・ハチミツを入れてミキサーまたはブレンダーにかける。
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・スムージーを冷凍するとジェラートにもなります!!
・まだまだ日中は30度にもなる日もあるので、今回はいちじくを冷凍して冷たいスムージーにしましたが、冷たくしたくない場合はいちじくを冷凍せずにそのままミキサーまたはブレンダーにかけても出来ます。
・私は冷たいすぎるのが苦手なので氷など入れないでつくりましたが、お好みで入れていただいても大丈夫です。最近流行っているバナナジュース様になります。
このレシピのポイント
- ご存じの方も多いと思いますが、豆乳のイソフラボンという成分も植物性エストロゲンの作用があります。
そのほか、鉄やビタミンB群やオリゴ糖なども含みます。オリゴ糖は善玉菌を増やし腸内環境を整え効果もあります。
- バナナは多くのカリウムと食物繊維が含まれています。また、ビタミンB6は造血作用があるため貧血予防になります。
有機キャロブと有機ドライイチジクの
オーガニックグラノーラ
材料
・有機ドライイチジク 30g~50gA
・有機オートミール 150g
・有機キャロブ 20g
・有機米粉 50g
・天日塩 1つまみ
・有機オリーブオイル 大さじ2
・有機はちみつ 大さじ2
・有機豆乳 40cc
下準備
・ドライイチジクが食べやすい大きさの薄切りに切る。・オーブンを170度に予熱する。
作り方
1、ボールにAを入れて全体的にまぜるようにさっとまぜる。
2、1にオリーブオイルをくわえて、全体になじむようによく混ぜる。
3、2に豆乳とはちみつを加えさっとまぜる。
4、3を天板にのせ1㎝くらいの厚さにする。
5、予熱済みのオーブンに170度15分かける。
6、天板の向きをかえて、再度170度20分かける。
7、薄く切ったイチジクを天板の上のグラノーラにのせ、オーブンに戻す。余熱でドライイチジクに熱を加えます。
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・お好みでナッツ類を加えても美味しいです。
・はちみつの量はお好みで調整してください。
・最初からドライイチジクをのせると、焦げてしまうので、必ず余熱でやってください。
・密閉度の高い保存容器に2週間程度を目途に食べきってください。
このレシピのポイント
- キャロブはイナゴ豆を乾燥させて粉末にしたものです。不足しがちな鉄やカルシウがとても豊富です!
味はカカオ豆からできているココアのような味がします。しかし、ココアには微量にカフェインが含まれていますがキャロブはカフェインが含んでいません。なので、小さなお子さんやカフェインが気になる方などおすすめの食材です。
そのまま食べても良いですが、アイスやヨーグルトなどと一緒に食べるとさらにおいしくなります。
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今回紹介したレシピはどちらも女性に積極的に摂ってもらいたい
栄養素が豊富な食材を使っているのに忙しい朝にも簡単に作ることの出来るものです。
イチジクを使った朝ごはんはいかがでしょうか。
そしてやっぱり安心して皮ごと食べるためにも、
無農薬や有機のいちじくを買うようにしましょう。
いちじくをいろんなアレンジで沢山食べましょう!!
今回のレシピに必要なオーガニック食材はこちら!
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