【免疫力アップレシピ】大豆の旨味と香り引き立つ万能調味料「醤油麹」の作り方と活用レシピ2選
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発酵調味料「塩麹」のことはよく耳にしますし、
すでに普段から良く利用されている方も多いかと思います。
一方で、「醤油麹」といわれるとなかなかピンと来ない方が
多いのではないでしょうか。
醤油麹とは米麹を醤油に漬けて熟成、発酵させた調味料。
塩麹との違いは醤油由来の大豆成分の旨味が強く、香りがよいことです。
醤油麹はどのような味わい?
すでに書いたように、醤油麹は大豆成分の旨味がとても強く
旨味成分のグルタミン酸は塩麹の10倍以上ともいわれています。
その旨味成分のおかげで、普通の醤油より少ない量で
しっかりと味が付き、醤油のとがった塩味が発酵によって
まろやかに変化して、香ばしさも引き立っています。
醤油麹に含まれる栄養素は?
30種類以上もの酵素を含む
そもそもが発酵食品である醤油自体に酵素が含まれていますが、その醤油に麹を加えてさらに発酵させる過程で
発酵を促す微生物がどんどんと増えるとともに、
酵素の数が増えていきます。
酵素は体の代謝や働きに広く関与しており、
加齢によって体内の酵素は失われていきます。
そのため、酵素は食べ物から補うことがとても大切で、
しかもそれを日常使いの調味料から摂取すれば、
体内に効率よく摂りいれることができます。
また醤油麹に含まれる多様な酵素が
一緒に調理する食材のたんぱく質やでんぷんを分解し、
それらの旨味をアップさせる効果もあります。
麹菌が作り出す、ビタミンB群
醤油麹に含まれる麹菌はビタミンB群を生成します。ビタミンB群は、エネルギー代謝を助け、免疫力向上や
ストレス軽減などにも役立ちます。
醤油麹の効果・効能
では、醤油麹を食べると
体にはどのような具体的効果や効能があるのかを
ご紹介していきます。
①胃腸の働きを助ける
酵素の力ででんぷん、たんぱく質、脂質の分解が助けられ、それらを消化・吸収しやすくなるとともに、吸収率もアップします。
また発酵食品である醤油麹には乳酸菌が含まれており、
腸内で善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。
②疲労を改善する
ビタミン、ミネラルが豊富で体の代謝をアップさせてくれるので疲労回復につながります。
また色々な食材と合わせやすいことから、
バランスのよい食事を摂ることのに役立ちます。
③免疫力アップに役立つ
免疫力アップのためには、腸内環境を整えることが大切です。醤油麹に多く含まれるオリゴ糖や食物繊維が
腸内環境を整えて、免疫力アップを実現してくれます。
醤油麹の作り方と保存方法
用意するのは、醤油と米麹、保存容器のみです。
醤油と麹は同量で、混ぜ合わせておいておくだけで完成します。
作りやすい分量
・有機醤油 150cc
・有機米麹 150g
・後から足す有機醤油 適量
作り方
① 清潔な保存瓶に米麹を入れる。
② ①へ醤油を注ぎ入れる。
③ しっかりと混ぜて軽く蓋をし、常温で1週間ほど(夏場は5日程度)おく。
(1日1回清潔なスプーンなどでかき混ぜてください)
しばらくすると米麹が醤油を吸ってしまうので
米麹が醤油にしっかりとつかった状態が維持されるように
様子をみながら醤油を足していく。
1週間ほど(夏場は5日程度)して全体的にとろみがでてきたら完成です。
完成したら冷蔵庫で保存し、3か月を目安に使い切ってください。
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醤油麹を使ったアレンジレシピ2選
醤油麹は肉や魚を漬け込めば、素材そのものを柔らかくして
旨味を引き出す効果があります。
そのほかにも、炊飯器に醤油麹とひじきや野菜などを
入れて一緒に炊くだけで旨味たっぷりの炊き込みご飯が
簡単に作れます。
今回ご紹介するレシピは、醤油麹を味付けの最終段階に使ったドレッシングと、
醤油麹のまろやかな旨味を楽しめる簡単な煮物の2種類です。
茄子のサラダ・醤油麹ドレッシングの作り方
材料
・有機茄子…1本・有機レタス…1/2個
・お好みのチーズ
・オーガニック油…大さじ1
<醤油麹ドレッシング>
・醤油麹…大さじ1
・有機ごま油…大さじ1
・有機酢…大さじ1と1/2
・有機いりごま…大さじ1
下準備
茄子は1センチ幅にカットして、水にさらしておく。作り方
①レタスは洗い、水気をしっかりときって器に盛り、冷蔵庫で冷やしておく。②ドレッシングの材料を混ぜ合わせておく。
③フライパンに油大さじ1ほど入れて中火にかけ、水気をきった茄子を加えて両面に焼き目をつける。
④レタスの上に茄子をのせ、お好みのチーズを散らし、ドレッシングをかけて頂く。
醤油麹のドレッシングはオリーブオイルとレモン汁を合わせれば、
トマトや玉ねぎなどを使ったイタリア風のサラダにもよく合います。
丸ごとピーマンの醤油麹煮の作り方
材料
・有機ピーマン…大4個・板こんにゃく…1/2枚
・醤油麹…大さじ2
・有機みりん…大さじ1
・有機鰹節…1パック
下準備
ピーマンには数か所に切れ目を入れておく。作り方
①小さめの鍋を用意し、ピーマンを並べ、ピーマンがかぶるくらいの水を入れる。②中火にかけて、湧いてきたら手でちぎったこんにゃく、醤油麹、みりんを加え、
ふたをして弱火で15分ほど煮込む。
③ピーマンがしんなり柔らかくなれば完成。
ピーマンは切れ目をいれて丸ごと煮込むことでへたも種も美味しく食べられます。
醤油麹とみりんのみのシンプルな味付けですが旨味たっぷりで優しい味付けです。
旨味と栄養が豊富な醤油麹を取り入れて、
健康サポートに役立てよう!
醤油麹の何よりの特徴は「旨味」の濃さです。それも自然な旨味で、シンプルな味付けでも
奥深い味わいになります。
さらに、ただ美味しいだけではなく
発酵食品ならではの体にうれしい栄養もたっぷり。
仕事や育児で疲れ気味の方にぜひ試して頂きたい調味料です。
この醤油麹を、皆さんの日々のごはんの定番アイテムとして
活用いただけたなら、とても嬉しく思います。
参考:かわしま屋 ホームページ よみもの
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