【免疫力アップレシピ】材料2つだけで驚くほど簡単! メリットしかない万能調味料、「料理用甘酒」の作り方と活用レシピ
みなさんは「甘酒」と聞くと、コップに入れて
飲むものというイメージはありませんか?
近年の健康ブームから「毎日甘酒を飲んでいる。」
という方や生活に取り入れている方も
増えてきていると思います。
その高い健康効果から「飲む点滴」
とも呼ばれている甘酒ですが、
毎日飲むとなると少しハードルが
上がってしまうかもしれませんね。
でも、もし甘酒が毎日の料理に使える調味料になれば、
食生活により取り入れやすくなりますし、
甘酒を日常的に摂取される方も増えるかな、と思います。
そこで今回はとっても簡単に作れる、料理用甘酒の
レシピをご紹介。
ぜひ、毎日の食事に活用されてみてくださいね!
料理用甘酒は、誰でも簡単に作れる
料理用の甘酒を作るときに必要なものは
米麹とお湯、炊飯器(または保温ができるポット)だけ。
とてもシンプルに作ることができるのです。
分量の割合は、生麹であれば
「麹:水=1:1」
乾燥麹の場合は、水を麹の1.5倍くらいにします。
私はいつも乾燥麹200gで作ることが多いのため、
乾燥麹200gに60℃の湯300mlを注いで混ぜて
炊飯器に入れ、保温モードで約6時間保温します。
(蓋は少し開けて、釜にふきんなどをかけておきます。)
麹の甘い香りが漂ってくれば、料理用甘酒の完成。
保存容器に入れて、冷蔵庫で5日間ほど日持ちします。
すぐに使わない場合は、冷凍保存がおすすめです。
小分けにしてジップロックなどにいれて密閉しておけば
3か月ほどもちます。
甘酒とは?なぜ健康にいいの?
甘酒にはブドウ糖やビタミンB群、
アミノ酸など人間が生きていくうえで
欠かせない栄養素がバランスよく
含まれています。
その主な健康効果は次の通りです。
甘酒の健康効果①:「腸内環境」を整える
甘酒には食物繊維とオリゴ糖が豊富に含まれており、善玉菌を増やして
腸内環境を整える効果があります。
甘酒の健康効果②:「免疫力アップ」
腸内環境が整い、善玉菌と悪玉菌が良好なバランスを保たれていると免疫力アップにも
つながります。
免疫機能の7割は腸に集まっていると言われており、
身体の外部から侵入してくる有害なウイルスや菌、
異物をブロックする重要な役割を担っています。
甘酒の健康効果③:効率よく「エネルギー補給」
米麹の酵素の働きで、甘酒に含まれるデンプンがあらかじめブドウ糖に分解された状態となっているため
消化吸収されやすく、効率よくエネルギーを
補給することができます。
甘酒の健康効果④:「美肌」を作る
甘酒が特に女性に嬉しい効果が多いと言われているのは、甘酒に含まれる
ビタミンB群のおかげです。
ビタミンB群が、血行と代謝をアップさせ、
老廃物の排出を促してくれます。
さらに麹菌に含まれるビオチンには、肌荒れ、
しみやくすみにも効果があるといわれています。
甘酒を料理に使えば、いいことづくめ
甘酒には素材の味を引き出すとともに、
シュガーフリー、グルテンフリーを
簡単にかなえることができる食材です。
調理上の3つのメリットを
詳しくご説明しましょう。
甘酒の食材としてのメリット①:
素材をふんわりやわらかくする
米麹で通る料理用甘酒は発酵食品なのでその中には微生物がたくさん存在しています。
この微生物が持っている「プロテアーゼ」という
酵素は、お肉や魚のタンパク質を分解する働きがあり
加熱すると硬くなりやすいお肉、魚を
ふっくらジューシーに仕上げることに役立ちます。
甘酒の食材としてのメリット②:
白砂糖にはない旨味と栄養・健康効果
麹を使った甘酒が甘いのは、自然の発酵の力のおかげです。
麹菌の働きでお米のデンプンがブドウ糖や
オリゴ糖に変わり甘みとして感じられるのです。
また、発酵の力でアミノ酸やビタミン類、
食物繊維などの砂糖にはない成分もうまれます。
また精製された白砂糖について指摘されている、
健康上の様々なデメリットの心配がありません。
☆白砂糖(精製糖)のデメリットについてはこちら。
甘酒の食材としてのメリット③:
小麦粉代わりに使え、自然なとろみ、
旨味をプラス
白砂糖同様に、精製された小麦粉は、アレルギーや、その成分であるグルテンなどによる
健康上のリスクが
指摘されています。
甘酒の、麹の発酵によってできる自然なとろみは
小麦粉代わりになり、シチューなどに
加えれば、グルテンフリー(グルテン不使用)を実現。
さらに小麦粉にはだせない、
だしのような旨味をプラスできるのも
素晴らしいポイントです。
料理用甘酒に薬味をプラスすれば、
簡単「甘酒たれ」に。
料理用の甘酒を作ったら、玉ねぎやにんにく、
生姜、ごまなどの薬味をプラスして
自家製のたれを作って保存しておくのも
おすすめです。
中でもおすすめなのが「にんにく甘酒たれ」!
旨味や香りが豊富な上、栄養面でも相性が抜群!
にんにくも甘酒も代謝を上げるパワーが強く
さらに甘酒に含まれるビタミンBは
にんにくによって吸収力がぐんとあがります。
体力チャージや美肌にも効果的!
ぜひ作ってみてくだささいね。
■「にんにく甘酒たれ」の作り方
<材料:作りやすい分量>
・有機にんにく(40g)
・有機生姜(1かけ)
・有機酢(大さじ3)
・有機醤油(200ml)
・料理用甘酒(150ml)
<作り方>
1.にんにくは皮をむいてへたをカットし、
細かく刻む。
2.生姜は皮ごとすりおろす。
3.材料を全て保存容器に入れて、
よく混ぜれば完成。
冷蔵で約6か月もちます。
茹で野菜やサラダにそのままかけたり
厚揚げに塗ってグリルで焼いたり
素材の下味や炒飯の味付けにも使える
万能調味料です。
甘酒を使ったヘルシーレシピ2選
甘酒の「旨味トマトポタージュ」の作り方
材料
・有機トマト…大3個・有機玉ねぎ…1個
・有機オリーブオイル…大1〜1.5
・有機にんにく…みじん切りひとかけ分
・水…200ml
・有機豆乳…200ml
・料理用甘酒…100g
・有機白味噌…大1
下準備
特にありません。作り方
1.トマトは8等分にカットし、ザク切りにする。玉ねぎは皮をむいて薄切りにする。
2.深めの鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱する。
香りがでてきたらにんにくを取り出しておく。
1の野菜を加え、しんなりするまで炒める。
3.塩少々加えて、弱火のまま蓋をして5分。
(水分を加える前に蓋をして加熱することで野菜の甘味を引き出します)
4.水を加えて中火で10分ほど煮込む。
5.粗熱がとれたら、ブレンダーやミキサーで撹拌する。
6.5を鍋に戻し弱火にしたら、豆乳を加えて最後に白味噌を入れ、3分ほど火を入れる。
7.器に盛り、2で取り出したにんにくをトッピングして完成。
甘酒の自然な甘さととろみで作るトマトポタージュはさっぱりして、
冷たくしても美味しいです。
甘酒の優しい甘み、「人参ラペ」の作り方
材料
・有機人参…1本・天然塩…小さじ2
・有機オリーブオイル…大さじ1
・有機白ワインビネガー…小さじ2
・料理用甘酒…大さじ1
・刻んだ有機ナッツ…お好きなものをお好きな量
下準備
特にありません。作り方
1.人参1本は皮をむき、スライサーか包丁で千切りにする。2.1をボウルにいれ、塩をまぶして全体にからめたら10分ほどおく。
3.しんなりしたら水気をしぼって、オリーブオイル、
白ワインビネガー、甘酒を順に加えて和える。
4.最後にお好みのナッツを刻んで加えて和え、器に盛って黒胡椒をふる。
優しい甘みの人参ラペです。サンドウィッチに挟んだり、
おつまみとしてもおすすめです。
歯応えのあるナッツを加えれば食べ応えもアップ。
でミネラルや不飽和脂肪酸なども一緒に摂れますよ。
料理用甘酒で日々の健康作り!
甘酒を手作りすると言うと、とてもハードルが高いように思えますが材料も手順もとても
シンプルで簡単!さらにいろんな料理に活用できて
健康効果もある、万能調味料の甘酒を
ぜひ手作りして、常備してみてください!
参考:『料理用甘酒始めました/舘野真知子(株式会社光文社)
『こうじ甘酒レシピ作り置き/伏木のぶあき(株式会社小学館)』
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IN YOU MarketIN YOU Marketで材料を揃えて、早速作ってみましょう!
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