下腹・お尻が冷たい方は要注意。子宮が冷えているサイン？！芯から身体を温めるハーブの女王「よもぎ」３つの活用術！

IN YOUの読者さんはすでにお子さんをお持ちの方も多いかと思います。

あるいは今後ご家庭を持たれたい方。

または今のところは予定がなくとも、
今後産むかどうかわからないけれど、もしかするとお子さんを持たれる可能性がある。

そんな世代の方もいらっしゃるでしょう。
今日はそのような女性の皆様全員に知ってもらいたい子宮の冷えについてお伝えします。

下腹・お尻が冷たい方は要注意！
子宮が冷えているのかも！

「妊活」という言葉をよく耳にするようになりました。
テレビで見かける芸能人も、「妊活に入ります」と公言したり、
女性誌でも「妊娠力」などのタイトルでの記事が大きな反響を呼んだりしています。

それだけ、妊娠について悩みを持つ女性が多いということ。

もちろん、結婚・出産の高齢化も原因の一つであることは間違いありません。

妊娠を望んでも子供を授からない。
そんな声もちらほらききます。

実は今
「子」を宿す「お宮」である子宮が冷えて固くなっている女性がとても多いようなのです。

子宮が冷えてしまう原因としては
以下のようなことが挙げられます。

１、ストレス
２、運動不足
３、姿勢の悪さ

現代女性のほとんどの方に当てはまるのではないでしょうか。

子宮が冷えている女性が増えているというのも頷けます。

また、生理用の紙ナプキンの使用も子宮を冷やす一因になっているそうです。


経血を吸収するために使われている、高分子吸収体ポリマーは、
「熱冷ましシート」にも使われる化学物質なんだとか。

生理用の紙ナプキンの裏側についてはこちらの記事でチェック

あなたは大丈夫！？
子宮が冷えていないか　セルフチェック

・生理痛がひどい
・ＰＭＳの症状がある
・事務仕事などで座っている時間が長い
・下腹やお尻が冷えている
・妊娠を望んでいるのになかなか授かることができない

上記のような症状がある方は、子宮が冷えている可能性があります。

「こんなこと当てはまる人はたくさんいる」と思われた方。

その通りです。

それだけ、子宮が冷えている可能性がある方というのは多いのです。

そして、誰にでも当てはまるからと馬鹿にできないのが子宮の冷えでもあります。

放っておくと、生理痛・不妊症・更年期障害・子宮内膜症などの子宮の病気の一因に。

また、私たち女性の身体に様々な影響を与えるホルモンバランスの乱れの原因にもなります。

ホルモンバランスが乱れると、肌荒れ、ニキビ、生理不順、更年期、自律神経失調症などのような不調を引き起こすことも。

あ、冷えてるかも？と思ったら、
早めのケアを心がけましょう。

子宮は五臓六腑ではない！

実は子宮は、東洋医学での五臓六腑に含まれません。

子宮は奇恒の腑（きこうのふ）に含まれ、
「脳・髄・骨・脈・胆・女子胞」の女子胞に分類されます。

ですから子宮を温めるためには、
身体全体を見て、体質に合わせた冷えを解消することが大切です。

陽気と言われる温かい気が不足して冷える「陽虚タイプ」
血の全体量が不足して冷える「血虚タイプ」
血行不良が原因で冷える「瘀血タイプ」

冷えのタイプ診断はこちらの記事でチェック

冷えタイプ診断

ハーブの女王
「よもぎ」の力

今回は冷えに効果的で、また婦人科の疾患に特に有効とされる
ハーブの女王「よもぎ」についてご紹介いたします。

【薬膳でのよもぎの働き】

五性：温性
五味：辛味　苦味
帰経：肝　脾　腎

生薬としては「病を止（艾）める」という意味から、艾葉（ガイヨウ）と呼ばれるよもぎ。

特に、月経不順、子宮出血、閉経、不妊、貧血など
婦人科疾患に有効で「婦人科の良薬」と呼ばれるほど

身体を温め、血の巡りを良くしてくれます。

【主な効果・効能】

・身体を温める
・血行の促進
・血液をサラサラに
・貧血予防
・肩こり、腰痛
・冷え性
・ホルモンバランスを整える
・毒素の排出

もっともっと身近に！
３つのよもぎ活用法

よもぎは食べる以外にも、お茶として飲むこともでき、
またよもぎ蒸しや入浴剤としても利用することができます。

１．たっぷりの汗をかいてデトックス！　よもぎ蒸し

よもぎの活用法の中で一番汗をかくことができ、
リラックス効果や冷えの改善への効果をダイレクトに感じることができる方法です。

よもぎ蒸しは、穴の開いた椅子に座り、椅子の下でよもぎや漢方を入れた鍋を煮立たせて、
蒸気を膣と肛門の粘膜から吸収させていく健康・美容法のことです。

日本では、韓流ブームで注目されるようになりましたが、韓国では６００年前から伝わる民間療法だそうです。

・美容・健康
・産前・産後のケア
・妊娠中の体重維持
・不妊治療

などの効果が期待できます。
大量の汗をかくことができ、効果を感じられるのも早いです。
ただ、毎回サロンに行くのはちょっと大変ですし費用もかさみますよね。
自宅で気軽にできるこのようなグッズも今ではいろんな店舗で販売しておりますので、探してみてくださいね。

また、さらに手軽によもぎ蒸しの効果を体験できる、
ナプキン型のカイロや骨盤用の湯たんぽもおすすめです。

２．アトピーなどの肌トラブルにも！
よもぎ風呂

もう一つ、手軽によもぎの効果を感じられる方法は入浴剤として利用する方法があります。
よもぎに豊富に含まれている精油成分には、殺菌作用や止血作用があります。
そのため、アトピー・切り傷など肌のトラブルにも効果的。

アトピーで全身に症状が出て、掻き傷がたくさんできてしまっているときなどは是非試してみてほしい方法です。

・肌トラブル
・リラックス効果
・血行不良
・肩こり　腰痛
・新陳代謝を高める
・生理痛緩和

などの効果が期待できます。

よもぎ風呂のやり方は

乾燥よもぎを20～30ℊお茶パックに入れてお風呂に入れるだけ！


とっても簡単です。

でも香りが広がって、本当にリラックスすることができるのでおすすめです。

また、あら塩をひとつかみ加えると、デトックス効果をさらに感じることができます。

３．もちろん食べても！美味しく効果実感！

身体を温め、血の巡りを良くするよもぎ。
そうはいっても、普段の食卓には上がりにくい食材かもしれません。

でも、実際に使ってみると、手間なことも難しいこともありません。
粉末状の物やペーストを利用すれば、本当に手軽に毎日の食事に取り入れることができますよ。

ココアや抹茶を使うのと同じ感覚でパンや白玉団子、クッキーやマフィンに混ぜ込んだり、
ペースト状のよもぎをポタージュスープやパスタのソース（豆乳のクリームソースと好相性！）に混ぜて手軽に使うことができます。

よもぎを利用した簡単に作れる
梅が枝餅のレシピはこちらの記事をチェック

よもぎを活用した　簡単梅が枝餅の作り方

終わりに

本来、私たち女性の子宮は柔らかく温かいものだそうです。
様々なストレスや血行不良や運動不足などが原因で冷えてしまった子宮を、
温かく元気な状態へと戻してあげませんか。

温かな子宮はホルモンバランスを良好に保ち、
本来女性が持っているはずの女性らしさや、柔らかな物腰を取り戻してくれます。

今回ご紹介させて頂いた「婦人科の良薬」と呼ばれるほどの、
女性の悩みに寄り添ってくれるよもぎの力を借りてみて下さい。

是非３つの活用法で、生活に取り入れて、温かな子宮を取り戻してくださいね。
皆様のより健康でより楽しい毎日のお役に立てますように。

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