夏の風物詩も添加物まみれ・・?市販「めんつゆ」と「そうめん」の危険性。砂糖なし!安心な無添加めんつゆの作り方
夏の風物詩といえば、冷たいそうめん。
手軽に作れて、飽きがこないそうめん。
少しずつ暑くなると、この季節は「そろそろかな?」と恋しくなります。
小さい頃、夏のお休みの昼食といえば、そうめんが定番。風鈴の音を聞きながらゆっくりと食べるのが好きでした。
母が作る「めんつゆ」が楽しみの一つ。
出汁をとった椎茸がたっぷり入っていていたからです。ふっくら柔らかく、甘辛さが口いっぱいに広がる椎茸。
それを最後まで残して、パクッと食べてニンマリしていました。
そんな私を見て「おいしい?よかった。」と母も笑顔になる。
そんな時間を思い出します。
実家の大分県は干し椎茸の名産地でもあるので、その美味しさは絶品です。
でも、手軽に手に入る市販のめんつゆやそうめんには、そんな美味しいイメージをも覆す残念な実態もあります。
知れば知るほど市販の「めんつゆ」も「そうめん」もリスクがあり、食べることをためらう。
でも、夏の楽しみがなくなることはとても切ないですよね。そこで今日はそんなめんつゆとそうめんの危険性をお知らせしつつ、
安心安全な「そうめん」と「めんつゆ」の楽しみ方をお伝えします。
市販そうめんの危険性
現代の市販小麦粉がよくない4つの理由とは?
そうめんといえば小麦粉。
現代の小麦が良くないと言われる理由、その代表なる次の4点。
1、小麦粉のタンパク質である「グルテン」の含有量が昔に比べ、多くなっているから。
2、小腸の壁の結合組織が壊し。「アレルゲン」が体内に侵入しやすくなり、様々なアレルギーの原因になるから。
3、グルテンに含まれる「アミロペクチン」により、血糖値が上昇するから。
4、農薬が大量に使われる輸入小麦が日本で出回っているから。
IN YOUでもなんどもお伝えしている通り、実は現代の小麦は、昔の小麦とは質が異なります。
その理由の一つは生産量を増やすため。
私たち日本人の食文化は、戦後からアメリカの影響で欧米化され、朝食にパンや牛乳などをいただく家庭が多くなりました。しかし穀物類については、日本の生産量だけでは足りないため、安価な小麦を大量に輸入するようになります。
大量生産される小麦は古代小麦のように、もともと存在する在来種のものではありません。
栽培・収穫しやすくするため、生産性を高めるために背が低くなるようになんども品種改良された結果、現代日本で出回る価格の安い「現代の小麦」が確立されました。
そして、このようにして作られ、輸入された小麦粉は安くて便利に見えますが、大抵大量の農薬が使われています。
パン・うどん・パスタ。小麦だらけの日本人の食卓・・。小麦粉は本当に体に悪いのか。「小麦粉は体に悪い」は嘘・本当?
そのような小麦で作られた菓子パンやうどん、そうめんなどが安価で販売されているのです。
そもそもグルテンとは?
「グルテンフリー」という言葉は聞き慣れていますが、そもそも「グルテン」とはなんでしょうか?
グルテンは、小麦・大麦等の穀物の表皮の中にある、「胚芽」と「胚乳」の部分から生成されるタンパク質の一種のこと。
そしてその穀物のタンパク質の中の「グリアジン」と「グリテニン」が水を加えることで結びつき「グルテン」となるのです。水・塩・小麦でそうめん生地ができるのも、グルテンのおかげです。お味噌汁の具材、麩まんじゅうなども「グルテン」。
他に調べてみると麦茶、ブレンド茶、シチュー、ホワイトソース、ミートソース、フライ、天ぷら、ムニエル、ハンバーグ、醤油食品。
それ以外でも歯磨き粉や整髪料などの増粘剤としても使われています。
ところでいつから「グルテンフリー」はいつから話題になってきたのでしょう?
グルテンフリーはいつ頃から話題に?
グルテンはセリアック病(小腸の内表面への損傷を引き起こし、栄養素の吸収能を大きく低下)のアレルギー症状がでたり、
ひどいアレルギーを感じる事が無くても現代人の9割、小麦が合わない体質だとされている。
体重の増加、頭痛、関節痛、アトピーなどの皮膚疾患などの原因もグルテンにあるといわれている。
セリアック病、そしてグルテンフリーが一気に知られたのは、プロテニス選手のノバク・ジョコビッチがきっかけと言われています。
プロテニス界の頂点に立ち、グランドスラムを達成したジョコビッチさんですが、体調不良に悩まされ、2010年に検査したところ「グルテン不耐性」と判明。そう「小麦アレルギー」です。
【ジョコビッチの生まれ変わる食事】あなたも2週間で生まれ変わる!ジョコビッチのグルテンフリー生活のひみつ。
以来、食生活を変え、体質改善に成功。その経験をまとめた本も出版しました。
驚くことに彼の実家は、なんとピザ。小麦粉アレルギー判明した時は頭を抱えますが、両親は一念発起、ピザ屋を廃業し、グルテンフリーのレストランを経営することに。
欧米では現在、グルテンフリーのレストラン、パン屋、スーパーマーケットは当たり前なのだそう。
グルテンフリーの効果とは?
グルテンフリーの食事に切り替えると、腹痛、便秘、下痢、頭痛、不眠、めまい、生理痛などが改善されたという声があります。
少しずつ体重が減少し、ダイエット効果があったという声も。
慢性的な不調に悩む人の中には、「グルテン過敏症」「グルテン不耐症」という症状がみられます。
グルテン過敏症は小腸がグルテンに過敏反応する症状、グルテン不耐症とはグルテンをスムーズに消化できない症状です。
通常は「小腸」の粘膜の細胞は適度につながっていて、必要な栄養素のみ取り込み、不要な毒素や細菌はブロックする働きがあります。
しかし、グルテン過敏症や不耐症の人の場合、グルテンを食すと小腸の粘膜の細胞間が緩んでしまうため、
毒素が入り込み、炎症を起こしてしまい体調が悪くなるのです。
人間の体が持つ「免疫細胞」の70%以上が腸に存在します。
その腸の働きを正常に保つことが健康の秘訣でもあります。腸の話をしたいですが、キリがないのでまた後日。
さて次は「めんつゆ」についてです。
市販めんつゆの危険性
醤油の売り上げは下がっているが、使い勝手のよい「めんつゆ」は人気で売上は伸び続けている!?
昔、めんつゆはどの家庭でも手作りでした。
今は家で出汁からめんつゆを作る人は少ない。実際に作ると大した手間ではないですが、やはり便利なめんつゆをつい使ってしまいます。
めんつゆの危険性を知らない時は、「美味しいから」という理由だけで、その便利さに魅せられて本当によく使っていました。
じゃぶじゃぶと表現していいほどに。
一番の定番は、めんつゆとオイスターソースを2:1であわせて、野菜炒めやピラフに。これが本当に美味しいのです。
でも実態を知った今ではレシピからは削除しました。
そこでふと思いました。
手作りで作れる材料だけが入っていれば、危険ではないはず。
では市販めんつゆにはいったいどんな成分が入っているのでしょうか?
判明したことは小麦粉と同様、消費者のニーズに応えるため。
大量に生産するためです。醤油の売り上げは下がっているが、使い勝手のよい「めんつゆ」は人気で売上は伸び続けています。
これは日本での独身率が増え、料理をしなくなるとともに、便利さだけで商品を選ぶ人が増えていることのあらわれでもあります。
ミネラル不足に注意
もともと、めんつゆは、原材料の使用量に関係なく、醤油・風味原料・糖類・食塩等の順に書くことになっていたので、添加物表示を見てもその中身を推定できませんでした。
2013年7月1日から厚生省の指導のもと「表示の見直し」がスタート。
添加物の重量順、つまり量の多い順に表示にされることが改定されました。
しかし、めんつゆの添加物表示を、添加物の中身がわかるように表記しているメーカーはほとんどありません。
大手メーカーでも以前のままです。
これは本当に問題です。
「そうめん」を食べるとき、必ずと言っていいほどセットで食べるめんつゆ。
日本人だとめんつゆを色々な料理に使う人も珍しくないはず。それほどまでに市販めんつゆの品質は私たちの健康に直結してると言っても過言ではなりません。
なぜなら人間は麺を消化するときは、ミネラルが必要となるからです。
その理由からめんを食べる時は、ミネラル豊富なめんつゆが重要となります。
ミネラル豊富でない場合は、消化酵素を作るためのミネラルを、自らの体から取ることになってしまい、ひいては健康状態を脅かすことにもなりかねないのです。ではなぜ市販のめんつゆは、危険だと言えるのでしょうか。
めんつゆの2大危険性分である「ブドウ糖果糖液糖」と「調味料(アミノ酸等)」をここで説明します。
遺伝子組み換えのブドウ糖果糖液糖
めんつゆに一番多く入っている原材料が「ブドウ糖果糖液糖」です。
これは甘味料が一番多い事を表しています。
このブドウ糖果糖液糖の主原料は、問題になっている「遺伝子組み替えトウモロコシ」のこと。
遺伝子組み替えトウモロコシを使えば、砂糖以上に安く製品に「旨味と甘み」を出すことが可能です。
甘み成分が昔からある甘味料であれば問題はありません。
しかし「ブドウ糖果糖液糖」は科学的に作られた人口の甘味料。
ブドウ糖果糖液糖は、「異性化糖」と呼ばれる合成の甘味料で、ブドウ糖果糖液糖を使うと一番のメリットは「安価」です。安い原材料を使うことでコストダウンに繋がるからです。
そのブドウ糖果糖液糖の異性化糖の怖さは一気に「血糖値が上がる」ことです。
白砂糖よりも体内への吸収速度が早く、また血糖値をも早く上げてしまい、小学生でさえ糖尿病になってしまうのです。
市販ポン酢には、砂糖や添加物がたっぷり!?何でもかけて美味しい簡単・即席ポン酢の作り方。
めんつゆだけでなく、ポン酢にも同様の甘味料が使用されています。
味覚を狂わせる、調味料(アミノ酸等)
めんつゆには「かつおぶし」が入っているのも関わらず、添加物の「調味料(アミノ酸等)」が必ずと言っていいほど入っています。
この調味料(アミノ酸等)とは今あらゆるものに使われる添加物でもあります。調味料や食品等で、この成分が入っていなものを探すのが難しいほどです。
すべての添加物を明記せず、使われている添加物を「一括表示」できます。
つまり添加物何種類あったとしても、「味付けする」という意味であり、「調味料(アミノ酸等)」というこの言葉だけで、
まとめて表記できるという驚愕の事実。
しかもこの表示に使うことを許可された添加物は、現在56種類以上もあります。
もっと詳しく知りたい方は下記へ。
「アミノ酸等」と「アミノ酸」は全く違います。遺伝子組み換え技術を用いた菌からできた味覚を狂わせる化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)とは、やっぱり完全に縁を切ったほうがいい本当の理由。
さらに詳しくはこちらの記事で
↓↓↓↓↓
危険な添加物でできた人工化合物。ゴミ同然の原材料から作られたニセ調味料の実態。
でもやっぱり「そうめん」が食べたい。
どうしても食べたい。そんな時はどうしたらいいの?
ということであれば、なんと世の中にはありがたいことに、有機そうめんというものがあります。
そうめんが大好きなあなたも、有機そうめんならば、安心して、そうめんをあきらめず食べることができます。
昔はめんつゆは自家製でした。
是非手作りして常備しましょう。
とても簡単なレシピご用意しました。
手作り、めんつゆの作り方
しょうゆ、昆布や干し椎茸、切り干し大根で簡単にできます。どの材料も良質なものをご用意ください。シンプルなレシピなので、当然ですがそれぞれの材料の質が命です。甘みは切り干し大根で出せます。「もう少し欲しいな」と感じたら米飴を加えることをオススメします。夜に仕込んで、次の日の夕飯に使う。時間管理しつつ料理を作る。心の余裕と明日の楽しみが生まれます。
『超シンプル めんつゆ』
材料:作りやすい分量
天然昆布・・・・・5センチ角を2枚
干し椎茸・・・・・大1枚
有機切り干し大根・・・・・5g
有機しょうゆ・・・・大さじ5
良質な水・・・・・2と1/2
①容器に水にしょうゆ以外を入れて冷蔵庫へ。一晩寝かしておく。
②翌日、①をざるでこし、鍋に入れて中火にかける。
③しょうゆ大さじ5を加え、一煮立ちしたら火を止める。
ほかにもめんつゆの作り方はたくさんありますが、簡単に作れるレシピでチャレンジを。
一度作ったら忘れないのがレシピはオススメ、楽しく続けられることが大切です。
このめんつゆはかつおぶしが入っていませんが、旨味と風味が予想以上に感じられて本当においしい。
めんつゆを冷蔵庫に常備すれば、いろいろな料理に使えて便利です。
私たちの暮らしにとっずっと身近な存在であり続けて来た「そうめん」と「めんつゆ」。
調べれば、調べるほど、「昔の日本」の素晴らしさを実感するのは、私だけでしょうか?
もっと時間がゆっくり流れ、もっと丁寧に行われていた「食」という習慣。忙しい現代人にとって難しいかもしれませんが、
自分の体のため、家族の健康のため、一手間かけて食事を作ることは命をつなぐ大切な作業だと言えます。
調味料が少しくらい高いと感じることが正直ありますが、病院に通うことや、薬を買うことにお金を使うより、はるかに「生きたお金」になります。
それにお金では解決できないストレスも減らせます。
作りましょう、心を込めて。
探しましょう、本当に心から、食べたいものを。
厳選して楽しい食生活を。
もっと愛ある食事を、愛する人へ、愛する自分へ。
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
IN YOU Market
安心・安全な食材で、楽しくクッキング!!IN YOU おすすめの商品
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どうしても食べたい。そんな時はどうしたらいいの?
干し椎茸・・・・・大1枚
有機切り干し大根・・・・・5g
有機しょうゆ・・・・大さじ5
良質な水・・・・・2と1/2
探しましょう、本当に心から、食べたいものを。
もっと愛ある食事を、愛する人へ、愛する自分へ。
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