【ジョコビッチの生まれ変わる食事】あなたも2週間で生まれ変わる!ジョコビッチのグルテンフリー生活のひみつ。
全豪、ウィンブルドン、全米オープンと数々の大会で優勝を果たし、今や世界ランキング1位まで昇りつめた絶対的王者セルビア出身テニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ。
そんな彼が出した話題作について今回はフォーカスを当てていきたいと思います。
世界王者のテニスプレイヤーが書いた、書店で売り切れ続出の本。
ジョコビッチを深夜のウィンブルドン等のTV中継で見て既にご存知の方も多いかと思いますが、彼が書いた「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本が今、凄まじい勢いで売れ行きを伸ばしています。
日本では1年間で約7万冊以上の本が出版されていますが、1万部に達するのは僅か1パーセント以下にも満たないといいます。
しかしこの本は既に約10万冊売れており、書店では売り切れ続出。
Amazonのスポーツ本の中では常にトップ4、また全体の売れ行きランキングの中でもトップ30位〜常時90位以内にはランクインをキープするなど、未だその勢いが止まる気配はありません。
発売から半年以上経過したにも関わらず、まだ書店の新刊話題コーナーに並べられているというのです。
その人気の秘訣は一体何なのでしょうか?
そしてジョコビッチの言う、「生まれ変わる食事」とは、一体何を指しているのでしょうか。
今回はこの本の訳者であるタカ大丸さんもお招きして、ベストセラー書籍の人気の秘訣に迫るとともに、制作の裏側や訳者から見たジョコビッチの食事法についてお話を伺っていくことにします。
幼き日々に空爆の中でテニスの練習を続けたジョコビッチ選手。
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ジョコビッチはセルビアのベオグラードに生まれ、当時4歳だった頃、テニスとの運命的な出会いを果たし、それ以来テニスの世界大会で優勝することをずっと夢見ていました。
しかし彼の住んでいた町、ベオグラードでは日常的に空爆が発生するような危険な地域で、住民たちはいつ起こるわからない空爆の恐怖に怯え、生きていくだけでも必死だったといいます。
しかしそんな危険な環境の中でも、ジョコビッチはテニスをすることだけは決して諦めず、戦争中も毎日テニスの練習を何時間もしていたそうです。
本の中では、「すべてのプロテニス選手が富裕層のカントリークラブから出てくるわけではない」と綴られていますが、ジョコビッチはそんなセルビアという国から登場した、奇跡の選手だったのです。
しかし彼が世界王者にまで登りつめるまでの道はそう緩やかではありませんした。
彼は2008年に20歳という若さにして全豪オープンで優勝を果たしますが、それ以来、際立った実績もないまま数年間スランプに陥ってしまいます。
試合中に突然息が出来なくなったり、倒れこんでしまったりするなど、不調を訴えることも多くなり、一時は深刻な病気であることも疑われていたほどです。
毎日の練習・トレーニングは完璧なのに一体何が問題なのか・・?
身体が自由に動かず、行き詰っていた彼に、セルビア出身の栄養学者が驚くべき「ある事実」を伝えることになるのです。
彼を苦しめていた食事とは?
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ジョコビッチを長年苦しめていた食べ物はなんと「小麦」でした。
セルビア出身のイゴール・シェトジェヴィッチ博士はTVでジョコビッチの試合を見ていた時に偶然彼が倒れる姿を見て「食事が問題なのではないか」と推測したといいます。
その後、博士とジョコビッチが対面した際、彼に対して簡単なテストを行い、グルテンの不耐症であると断言したそうです。
幼い頃から両親が経営するピザ屋のピザをたっぷり食べていたジョコビッチは突拍子もない博士の発言に面食らったといいます。
しかしその後、実際にELISAテストというあらゆるアレルギーや不耐症が分かる血液検査を受けたところ、確かにジョコビッチは小麦と乳製品に対して強い不耐症があるということが確定したのです。
もはや従来の姿とは別物になってしまった小麦。
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さて、ここでジョコビッチが不耐症だったグルテンについて少し触れておきたいと思います。
グルテンとは小麦やライ麦、大麦などに含まれているタンパク質のことで、パンにふかふかとした柔らかい食感をもたらすことができる物質の正体です。
グルテンが含まれる食べ物は主に、パンやピザをはじめとした主食や、ケーキやマフィンなどのスイーツ、その他多くのスナック類やシリアルなど日常のあらゆる食品に含まれています。
グルテンの害の話に入る前に、ひとつだけ知っておくべきこと、それは「現代の小麦の姿」です。
実は現代の小麦は、元々あった自然の「小麦」の姿とは、もはや別物になってしまっているという事実があります。
本来の小麦を知る専門家は、現代社会にあふれる小麦を「もはやあれは小麦ではない」と語ります。
これを知るためには小麦の歴史までさかのぼる必要があります。
現在市場に出回っている小麦製品や小麦粉のほぼ100%は、交配による品種改良を何度も何度も重ねられたものです。
60年代から70年代にかけて、化学肥料の大量使用や品種改良をすることで穀物を大量生産することを目的に行われたプロジェクトを機に、従来の自然の小麦は消えていきました。
ほとんどの人はグルテン不耐症だと気づいていない。
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不耐症のある食物を日常の食生活から抜くだけで、身体の調子は驚くほど変わると言います。
ジョコビッチが受けた食物アレルギーのテストを受ければ、誰でもどんな食品に不耐症があるのかが分かります。
彼においては小麦と乳製品に強い不耐症が出ましたが、人によっては卵、豚、ナッツ、大豆、蕎麦である可能性もあるのです。
実はグルテン不耐症やセリアック病の人の99%は、自分がそうであることに気付いていないと言われています。
多くの人は不調の原因が小麦であるとは全く気づかずに日常的に小麦類を食べ続けます。
中でもジョコビッチのように、小麦(グルテン)に対して不耐症を持つ人は多いとされており、知らず知らずのうちに自分の身体を苦しめている可能性があるのです。
次項では、具体的にグルテンが引き起こす可能性のある症状や害について、いくつかのポイントに分けてお伝えしていきます。
グルテンの害とは
グルテン不耐症の人がグルテンを食べ続けるとどうなるか。
人によってはグルテン自体を全く消化できません。代表的な例に、「セリアック病」というものがあります。
これにかかると、グルテンを少し食べるだけでも疲弊したり、下痢をしたり、肌がひどく荒れたりするなどの症状が出ると言います。
ジョコビッチの本によると、5人に1人くらいの割合で「グルテン不耐症」であるとされており、グルテン不耐症の人もまた、グルテンの消化が難しく、身体が拒否反応を起こすため、疲労感や下痢、偏頭痛、お腹のはりなど全身の不調に見舞われるほか、運動をしているにも関わらず太ったり、栄養失調を引き起こしたりする等の症状が次々と表れます。
またセリアック病やグルテン不耐症の人が小麦を食べ続けると骨粗鬆症、腸炎、がん、リウマチ、うつ病、認知症を引き起こすリスクが上がることも指摘されています。
血糖値を急上昇させる生活は、ガン、心臓疾患などの健康被害を引き起こす原因となる。
なんと小麦は「砂糖よりも血糖値を上げる」言う信じがたい驚愕の事実があります。しかも一般的には健康に良いとされている「全粒粉」ですら同様です。
これまで良かれと思って全粒粉パンやクッキーを購入されていた方にとってはショッキングな事実かもしれません。
小麦を食べると、体内では血中糖分を排除させようという働きが起こり、これによってインシュリンが大量に分泌されます。この繰り返しにより正常に身体か機能しなくなると糖尿病等深刻な病気に発展していくのです。
血糖値が高い人は、また、脂質をためやすい傾向にもあります。
血糖値の上昇を繰り返すと、血管が劣化していくため、動脈硬化、心臓疾患、脳疾患、老化、ガンなどあらゆる病気の発端となることが分かっています。
花粉症やアレルギーの原因となる。
小麦に少量の水を加えて手で触ってみてください。手にまとわりつくような感覚があると思います。グルテンを食べると、あなたの腸の中でも同様のことが起こります。つまり腸にベトベトしたグルテンがへばりつくのです。
これによって腸が痛んだり、腸の働きが鈍くなったりします。
免疫システムは主に腸に集中しているため、腸の働きが鈍くなると、免疫力が落ちて病気にかかるリスクが上昇するほか、免疫システム自体が狂い、自己免疫疾患である花粉症やアレルギー、アレルギー性の喘息などの原因となります。
グルテンを抜くことによってアレルギーが改善されたと言う事例は多く認められています。
脳にまで影響を及ぼす。
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実は小麦による害は腸だけの問題ではありません。
ジョコビッチが食事を変えるまで勝てなかった理由の一つに「脳の働きが鈍くなっていた」という点が挙げられます。
グルテン不耐症の場合、グルテンを摂るとリーキーガット症候群といって、腸に炎症を起こし腸に穴が開いてしまう症状が起こりやすくなります。一度穴が開くと血液を通じて全身にグルテンの成分が巡回し、最終的にそれは脳にも到達し、情報伝達機能に異常をきたすことが分かっています。
コンマ一秒が勝負であるスポーツ選手にとって、これは致命的なことですが、一般の方であっても、頭をよく使う仕事をしている方は、脳の働きがスムーズであるに越したことはないでしょう。
食生活を変えて生まれ変わった感動の体験。
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食事がすべての原因だということが分かって以来、ジョコビッチは大好きなパンやピザ、そのほか小麦製品を一切やめる生活を始めます。
最初はパンが恋しくて仕方なかったといいますが、食生活を変えてからの彼のコンディションと以前のコンディションとの差は、歴然としたものでした。
ジョコビッチが具体的に取り入れている食事
ジョコビッチはキヌアパスタなども好きだそうでとにかくあらゆる食材をグルテンフリーで徹底するようになったそうです。
■無農薬のナッツやフルーツ
その他ナッツやフルーツも食べられるそうです。無農薬の食材全般
食材は基本的にオーガニックのものでそろえているそうです。コンディションがすべてを左右する、一分一秒が大切な選手だからこそ体を作る食材はこだわっているのです。
私たちもこれくらい食事にこだわれば彼のように何かの分野で功績をおさめられるかもしれない・・?!
小麦類の他に、乳製品や砂糖類の摂取をやめ、代わりに生野菜や新鮮な魚や肉類、ナッツ、フルーツを中心とした、極力加工食品を避けた生活にシフトしていった彼は、朝食に水と良質なマヌカハニー、フルーツを摂り、昼食にはサラダやグルテンフリーパスタ、そして間食にはナッツバーやフルーツ、夕食にはチキンやサラダ、スープを食べるなど、ヘルシーでバランスの取れた食生活を送っているそうです。
宿泊するホテルでは必ずキッチンのあるホテルを選ぶなど、その徹底ぶりはプロ精神そのもの。彼自身が自炊をすることも多いといいます。
またグルテンフリーの生活をするだけではなく、健康に強い関心があり、「薬」に頼らずとも食生活を変えることでどれほど体に良い影響を及ぼすかについて述べています。
それ故、食材についても、可能な限りオーガニックで良質なものを常時揃えているそうです。
ジョコビッチが食生活を変えたことによって、あらゆる変化を体感したことは言うまでもありません。
朝起きてもまるで二日酔いのようなだるさ、常に頭に霧がかかったような以前の状態から、食事を変えた瞬間、朝起きた瞬間から活力で満ち溢れ、その日一日が楽しみになり、テニス中は素早い動きも容易になったといいます。
更には精神面も安定し、たとえ試合中に不安なことがあったとしても前ほど気にとらわれなくなったと綴っています。
彼が手にしたのは、世界的王者の称号だけではありませんでした。
食生活を変えることによって得られた「健康」と「揺るぎない自信」こそが、彼が手にした真の宝であったというのは誰の目にも明らかでしょう。
実際に訳者に話を聞いてみた。
今回「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の訳を務めたのはタカ大丸さん。彼はアメリカの大学とイスラエルの大学を卒業後、様々な職業を経て現在は英語同時通訳・スペイン語通訳者であり、韓国ドラマの字幕制作も手掛けるポリグロット(多言語話者)として活躍中です。代表作には「モウリーニョ成功の秘密」をはじめとした訳本があります。
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」について最も良く知る一人であるタカ大丸さんに、本執筆までの背景と、彼自身のこの本に対する見解を訊いてみました。
この本に携わることになった背景は?
大丸:この本を訳すまでに、実は色々と伏線はありました。以前から仕事関係でジョコビッチについてのエピソードをちらほら耳にする機会があり、「ジョコビッチ」という存在が気になっていたことは確かです。
またある時、ボディー系コンテストで優勝したことのあるスタイル抜群のニュージーランドの女友達に、「なぜ、いつも運動をしているのにオレは腰回りの贅肉がとれないのか?」と相談したところ、「あなたね、身体のラインは、食事で決まるのよ。だから、真っ先にやめなければいけないのは今食べているそのフライドポテトよ」と赤坂のハンバーガー店で怒られました…
少なからずこの本を手掛けるまでに、こうした伏線がいくつかあったのですが、たまたま今回お話が来て、この本の翻訳を手掛けるに至ったわけです。
アスリートであるジョコビッチだから痩せられたのではない。一般人の方が実はもっと痩せられる。
大丸:よく「ジョコビッチだからできたんでしょ?」という人がいます。ですが、実はこれが違うんですよ。
ジョコビッチはアスリートなので、年から年中トレーニングやテニスの練習をしていて、決して運動不足が原因で太ることはありません。
そのジョコビッチがさらに痩せるということは本来、非常に難しいことであるはずなんです。
しかし、ジョコビッチですらこの方法で痩せられたのですから、普段何のトレーニングもしていない一般人であれば、その効果は絶大です。
「運動で痩せる」と思っている人が多いですが、実はそうではない。毎日ジムで鍛えている私が言うのですから間違いありません。食事を変えることが最も重要なんです。
ジムに通っているのに体重落ちないと嘆いている方がいますが、そういった方をよく観察してみると面白いことに気が付きます。
彼らはジムで数十分〜1時間程運動をして汗を流したら、今度は喉が渇いたと言ってグルテンとアルコールが入ったビールを飲みに行くのです。それでは痩せるはずがありませんよね。
この本に出会って大丸さんご自身では何か変化はありましたか?
大丸:私は下手なスポーツ選手より、よほどトレーニングをしている方だと思うのですが、その私でもこの本書を実践するだけで、たった二週間で約3.5キロ落とすことが出来ました。とはいえ、私も当初はジムの後にビール飲んでいる人を笑うことができないような生活を送っていたんですがね。
パンがとにかく大好きで頻繁に食べていましたし、クッキーなど所謂小麦系のお菓子を日常的に食べていましたから。
そもそも「小麦が悪い」という概念は全くありませんでしたね。
これはジョコビッチと私の共通点でもあるのですが、ジョコビッチの両親はピザ屋を経営していましたが、私の実母もうどん屋で働いていたという話があります。
つまり長い人生の中、ずっと当たり前のようにして小麦を食べて暮らしてきたんですよ。
しかしこの本に出会ったことによって、ほとんどの小麦類は止めました。
生活を変えて身体にも変化は表れましたか?
大丸:この生活を実践するようになってから、まず原稿のスピードが速くなりましたね。特に執筆時は、大変はかどります。あと、日中に眠気に襲われることが少なくなりました。
ジョコビッチとは違うところは、「朝ごはんを抜く」と言う点でしょうか。
彼はアスリートなので朝食もしっかりと摂る必要がありますが、一般人は彼ほどの肉体労働をしないので、朝からカロリーを摂る必要はありません。
ちなみに普段、朝はコーヒーにココナッツオイルを加えたものだけです。
または常温の水やはちみつを舐めたり、あるいはフルーツを少量食べたりするくらいですね。
あと、ジョコビッチはたまに赤ワインをたしなむようですが、私は一切アルコールを口にしません。
一般人がこの本に書いてあることを実践するのであれば、朝食は食べなくてもいいのではないかと思いますが、一人ひとり体質が違うので、自分の体質に合ったやり方でやればいいと思いますよ。
グルテンフリーを実践するのにお金はかからない?
大丸:「グルテンフリーを実践するためには、お金がかかるんでしょ?」とよく訊かれます。ですが、そんなことはありません。
かかるとしてもせいぜい1.1倍くらいのものです。
むしろトータルで考えると、お菓子などの無駄なものをほとんど買わなくなるため、実はコストはあまり変わらないか、むしろ安くなるくらいではないでしょうか。
始め方は簡単です。
まずはパンやお菓子、うどん、ラーメン、揚げ物など、見てすぐわかる「小麦の塊」を抜く。
あとは調味料である醤油を「たまり醤油」に変え、キムチとふりかけを小麦抜きのものに変えたりするくらいでいいのです。
本に登場する彼の献立を見てみると、「たまり醤油」や「蕎麦」、「しらたき」など、日本の食材が多いことに気が付きます。
実は和食でグルテンを含むものはほとんどなく、グルテンフリー生活は日本人の方が圧倒的に実践しやすいんですよ。
自分の体質を知ろう。
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大丸:僕は、個人個人体質が違うので「これが絶対おすすめ」とは言わないことにしています。
とにかくまずは自分を知ることが大事ですね。早い話が、自分の血液型と星座は誰でも知っていますが、何のアレルギーがあるかは知らない方がほとんどでしょう。
ジョコビッチも受けた、一日で実施できるアレルギーの検査があるので皆さんも受けてみるといいですよ。食物アレルギー科というところで数千円で受けることができます。
食物アレルギーというと、かゆくなる、偏頭痛が出る、下痢する、湿疹がでるなどはなんとなくわかると思うのですが、実は体重増加、つまり太ることもアレルギー症状の一つなのです。
始めはアレルギーがない人でも毎日のように同じものを食べていると、そのうちアレルギーになることもあります。
ジョコビッチはその典型例ですよね。
実家がピザ屋で毎日ピザと乳製品を食べ続けた結果、ああなったわけですから。
偶然ではありません。
小麦は品種改良されていて本来の形ではない。
小麦はもともと悪いものではなく品種改良に品種改良が重ねられて現在の形になりました。
つまり数百年前のそれとは全く違うわけです。
変わり果てた小麦は人間の身体に合いません。
最後に読者へのメッセージをお願いします。
大丸:最後に私から一言。「服に3万円かけるよりも、体重を3キロ落とした方がオシャレ。」という言葉で締めくくりたいと思います。
運動せずに3キロ落とすことは簡単です。
食事を変えて3キロ落としたら、女性の方は、きっと良い旦那さんを捕まえることもできますよ(笑)。
この本に出会って、人生が変わる人が一人でも増えてくれると嬉しいです。
最後に
タカ大丸さんには、個人的な体験談も交えて興味深いお話をお聞かせいただきました。「体重を3キロ落とした方がオシャレ。」という言葉は衝撃的ですが、的を射ていますね。
さて、今回ご紹介した「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の本の中には、こちらの記事でご紹介しきれなかった多くのエピソードや情報がまだまだ沢山盛り込まれています。
中でも、ジョコビッチの一週間の食生活の詳細や、ジョコビッチお勧めのグルテンフリーレシピはとても参考になりますので必見です。
この本を読めば誰でも、「食生活を改めよう」という気持ちにさせられるでしょう。
ぜひ一般の方にこそ読んでいただきたい本です。
個人的にも今年読んだ本の中で1、2を争う面白さでした。
「ジョコビッチのように生まれ変わりたい」という方はもちろん、日ごろから健康に気を付けている意識の高い方でも参考になる本です。是非アマゾンで購入してみてくださいね。
プロフィール:タカ大丸
1979年福岡県生まれ、岡山市出身。
有限会社オフィス・スカイハイ代表。
英語同時通訳・スペイン語通訳者であり、韓国ドラマの字幕制作も手掛けるポリグロット(多言語話者)。
ニューヨーク州立大学ポツダム校とテル・アヴィヴ大学で政治学を専攻。様々な職業を経験し、’05年9月創業。’08年4月に翻訳書「アラジン・ファクター」(すばる舎)を出版。’10年10月のチリ鉱山落盤事故作業員救出の際にはスペイン語通訳として民放各局から依頼が殺到した。
テレビ局での通訳、レポーター、インタビュアーなどを経て二冊目の訳書「モウリーニョのリーダー論」(スペイン語、実業之日本社)を2012年5月に刊行、三刷を記録。同年11月「モウリーニョ成功の秘密」(スペイン語、実業之日本社)、2013年1月に「クリスティアーノ・ロナウド」(英語・実業之日本社)を刊行。
3月に「ソロ-希望の物語」(KKベストセラーズ)、9月末にSBクリエイティブより「ザ・マネージャー」(マイク・カーソン著)を刊行。
2014年6月に「評伝デル・ボスケ」「Who is the Best?」(ともにルーカ・カイオーリ著)をプレジデント社より発行。
2015年3月に「ジョコビッチの生まれ変わる食事」(三五館)を刊行、9月現在12刷を記録中。雑誌「週刊フライデー」「月刊Voice」「プレジデント」などに執筆、またテレビ朝日「たけしのTVタックル」「たけしの超常現象Xファイル」TBS「水曜日のダウンタウン」などテレビ出演も多数、「見た目が怪しすぎる通訳」の異名をとり、日本唯一の視聴率をとれる通訳者でもある。
東京五輪に向けて日本全体の宿泊施設不足問題を解決すべく2014年末からAirbnb運用開始、雑誌「プレジデント」などにも登場して積極的啓蒙活動を続ける。また、スペインサッカーのフィクサーとして、プレーオフ大逆転勝利を演出した。
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