ベジタリアン対応!無添加で安心!誰でもすぐ作れる『作り置きOKな自家製カレールー』の作り方レシピ
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暖かい季節にはなぜか辛いものが食べたくなりませんか?
カレーライスは暑い地域の食べ物である理由、納得できます。ところで普段ご家庭や、外食ではどんなものを手に取っていますか?
◎便利な加工食品に潜むワナ。
本当にその食品は安全ですか?
スーパーマーケットや量販店で身近に購入できるレトルト食品や加工済み食品。
材料を買い集める必要もなく、時短調理を可能にしてくれる大変便利なアイテムです。温めるだけで食卓に並べることができるので、ストック食材としてパントリーに常備されている方も多いと思います。
私自身、独身時代や子供が生まれる以前は、その手軽さゆえに購入していた一人です。
しかし、なるべく家族に安心・安全なリアルフードを食べて欲しいという思いが高まったのです。
◎ある日、食後に生じた違和感に気づく
市販のルーを使用したカレーを食べると
「何となく胃が不快に」「胃がもたれる」
という自覚症状に気が付くようになりました。
口の中に後味もなにか違和感が生まれたのです。
今振り返ると人工的に作り出された風味や味に体が反応していたのかもしれません。
「年齢のせいかしら…」と当初は思いましたが、オーガニックな食事や
自然派療法に興味のある友人に相談したところ、やはり同様の症状に悩んでいるとのことでした。
最近では「無添加」「ビーガン対応」といった、原材料に徹底してこだわった商品も多く登場しています。
しかし、手軽に入手できる市販のカレールーの大半は
化学調味料や添加物のオンパレード
商品パッケージに記載された原材料を確認すると、驚かれるはずです。
どのような原材料が実際に使用されているか、下記に列挙してみます。
◎4割近くが添加物?改めて知っておきたい
「市販カレールーの原料」
大手カレールーのパッケージに記載されている原材料を大別してみると
4割近くが健康に悪影響を及ぼしたり
摂取を控えた方が良いとされる添加物群・化学調味料である事実に気が付きます。
【A社のカレールー・原材料 全36種類】
小麦粉砂糖
食塩
でんぷん
カレーパウダー
脱脂大豆
チーズ
ローストオニオンパウダー
はちみつ
ポークエキス
ごまペースト
粉乳小麦粉ルウ
トマト調味料
粉末ソース
バナナペースト
ココア
バターミルクパウダー
ガーリックパウダー
トマトパウダー
りんごペースト
ソテー野菜ペースト
玉ねぎエキス
【添加物や化学調味料に分類されるもの】
-
- 食用油脂(牛脂豚脂混合油)
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- パーム油
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- 酵母エキス
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- 全粉乳
-
- 香辛料
-
- しょう油加工品
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- チーズ加工品
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- ブドウ糖
-
- 調味料(アミノ酸等)
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- 着色料(カラメル、パプリカ色素)
-
- 乳化剤
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- 酸味料
-
- 香料
- 香辛料抽出物
特に気になるものについて取り上げてみます。
まずは、万病の元と言われる トランス脂肪酸を含んだ植物性油脂
欧米では使用が規制され「transfat0」と表示される食品パッケージが多く見かけられます。
実は米国でも、某大手メーカーによるカレールーやレトルトルーの販売がされているのですが
先のtransfatを含まないという表示は明記することが出来ないのです。
また 酵母エキス にも注意が必要です。
酵母エキスの正体は「人為的に作られたアミノ酸」であり、酵母のエキスと抽出した成分。
健康被害が危惧されるグルタミン酸ナトリウム(MSG)と同様に、食品に対して旨味や甘味
コクといった奥行きを人工的に作り出します。
この酵母エキスを摂取し続けると繊細な味覚が失われ
野菜や天然素材本来の旨味や味わいに対し
鈍感になるという報告もあり、味覚が発展途上の子どもはもちろん
成人にだって影響が出てきますよね。
濃い味付けの料理を好むようになり
化学調味料で不自然に味付けされた食品でなければ「美味しくない」
という味覚を形成してしまうのです。
食の安全基準に、世界標準は存在しない
これはカレールーに限ったことではありませんが
日本より輸出される加工食品やお菓子の多くには
今なおトランス脂肪酸が含まれており、諸外国に設けられている「食の安全性基準」に達していない食品がたくさん存在すること
を認識しておく必要があるでしょう。
余談ですが、以前は海外在住者にも人気の高い
「天然素材を使用した高級出汁パック」を利用していました。
手軽に本格的な料亭の味が楽しめるとあり、お味噌汁や煮込み料理に活用していたのです。
しかし、「化学調味料・保存料無添加」と謳われているにも関わらず
酵母エキスや発酵調味料が原料に含まれている
事実を知りショックを受けました。
それ以降、市販のだしパックになるべく頼らず
昆布水やチキンブロスなどで調理するよう心掛けています。
◎カレールーだって作り置きOK!簡単なレシピをご紹介
老若男女問わず愛される国民食=カレーですが
市販品に代わるアイデアはないのでしょうか?
カレーを作る際に、一からスパイスを炒めて…
となると時間が必要になってしまいますね。
そこで今回ご紹介したいのが
材料を混ぜるだけで完成する『作り置きできる手作りカレールー』
必要な食材もキッチンにある身近なものばかり。
冷蔵保存で約1~2週間は日持ちするので
必要な時に必要な分を”ポンっ”とお鍋に入れれば
あっという間にお料理が完成しますよ。
それではレシピをご紹介します。
作り置きできる手作りカレールーの作り方
- 約4皿分
材料
・無添加カレー粉 大さじ2・無農薬の小麦粉(または米粉)30g
・無添加昆布パウダー 小さじ1
・オーガニックマヌカハニー大さじ1
・農薬不使用のココナッツオイル 40g またはオーガニックオリーブオイル等
・有機トマトペースト30g
・有機醤油 小さじ1
作り方
1、カレー粉からお砂糖までの粉類を全て混ぜる。2、よく混ぜた粉類に、残りのペースト類を加えよく混ぜる。
3、一回の使用分(約40g)を個別にラップで包んで完成。※要冷蔵
エスニック好きな方ならしょう油をナンプラー(ニョクマム)で代用したり、パンチのある味わいがお好きな方は、昆布パウダーをガーリックパウダーやオニオンパウダーに変えても美味しく頂けます。
とろみのあるタイプなら小麦粉で、グルテンフリーやさらさらしたカレーがお好みの方は米粉 を使用されるとライトな口当たりがお愉しみ頂けます。
最初はお好みの味付けになるよう、調味料を少量ずつ調整していくことをおすすめです。
後に気に入った配合が見つかれば、是非倍量で作り保存しておくと重宝しますよ。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭は、カレー粉を半量に減らし辛さを抑えて下さいね。
◎アレンジ自由自在な”無添加カレールー”で
料理のバリエーションがぐっと広がる
お手製カレールーですが、市販品と同じように料理に活用できます。わが家でよく作るベジカレーの簡単レシピをご紹介します。
(1)お好きな野菜をお好きな油で軽く炒め(我が家はギーを使用)
そこに昆布水(チキンストックでも美味)を500ml加え10分程煮込む。
(2)お手製カレールーを2個分入れて、時々かきまぜながらとろみがつくまで
さらに10分煮込んだら完成。
今回は昆布を水に浸しておけば完成する昆布水をご紹介しましたが
これからの季節おすすめなのがトウモロコシの芯で出汁をとる コーンストック
実を削ぎ取ったコーンの芯を水から煮出せば、野菜の甘さを存分に堪能できる
ベジタブルストックに早変わり。
旬野菜の恵みを味わえる至極の逸品です。
その他にも豆腐で作るベジキーマカレー風や、ココナッツミルクを
半量加えたタイ風カレー等「いつものカレールー」と同様に活用できますよ。
残ったお味噌汁にルーを入れると、うま味が凝縮した和風カレーに早変わり。
安全で無添加なルーが、驚くほど簡単に出来るので一度お試しになられて下さいね。
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