無知ほど怖いものはない!その健康食や食事方法が体に合わなくてもすぐ焦らないで。実体験から、対処法をご紹介します
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
食の安全・安心志向が高まっている昨今、世間のオーガニック食品に対する関心も高まってきています。
オーガニックの定義には、化学的な農薬や肥料を使わないことが挙げられています。
実際、オーガニック食品を積極的に摂り入れることで、体調が改善された方も少なくないでしょう。
もし自然食品が体に合わなかったら
「体に良いものを食べたい」という思いから、取り入れた食品が万が一体に合わなかった場合にはどうしたらいいのでしょうか。
私の場合、残念ながらひとつだけ、自然食品で体に合わなかったものがあります。
それは動物性タンパク質の代替品として販売されている「大豆ミート」です。
マクロビ食のお店で、大豆ミートを楽しんだ翌日、お腹を下してしまったことがあります。
その当時私にはあまり知識はありませんでした。
しかし、以前以下の記事でもお伝えした通り、市販の大豆ミートの多くは「海外産の大豆」。
中には薬品で作られているものや遺伝子組み換え作物の不安があるものもあるということは私は当時全く知りませんでした。
でも、実際に以下の商品で紹介しているように、国産で優良な方法で作られている商品も世の中にはたくさんあります。
安心なNONGMO国産大豆でつくられたソイミート
もしかすると私が食べた大豆ミートはIN YOUでご紹介している安全なものではなく、「添加物入り」の良くない素材のものだった可能性もあります。
または、たまたま私のその時の体調・体質に大豆ミートが合わなかった。
または大豆ミートを揚げた油が酸化しているなどして下してしまったのかもしれません。
と、考えると色々な可能性が考えられるわけです。
マクロビもそうですが、
以前の私のように無知なあまり一度食べて体に合わなかっただけで
「健康食自体が体に合わない」と考えてしまうのは非常に安直すぎて危険です。
なぜなら、人によって食材に合う・合わないがあるので素人判断でマクロビが合わない、●●が合わない、と決めつけるのは
「無知」から来る勘違いであるケースがほとんどだからです。
実際にはマクロビオティックも薬膳も、
東洋医学をベースとした体質診断を行った上で合わないもの・合うものを判断していきますので初心者がわかる類のものではないのです。
焦らず、体調の変化を感じよう
上記でお伝えした通り、体に合わないからといって、オーガニック食品を取り入れることを諦める必要はありません。
なぜならオーガニック食材はすべての人にとって素晴らしいものであることには間違いないからです。
食材には陰陽五行でも言われる通り、潤したり、熱を冷ましたり、温めたり、解毒したり・・あらゆる性質があります。
オーガニックやマクロビ、、等とそもそもひとくくりにすること自体、非常に浅はかな行為なのです。
私の場合、体に合わないと判断してすぐにマクロビ食を中断してしまった過去がありますが、
ご存知の方もいらっしゃる通りそもそもマクロビ=大豆ミートを食べる必要はありません。
単に、マクロビだと思い込んで玄米と野菜を食べていれば体調を壊すこともあるでしょう。
私自身の過去を振り返っても、実際にはやり方が間違っていた可能性が高いと考えています。
もう少し様子を見ればよかったのではないかと悔やまれる部分が大きいです。
近年マクロビで体を壊したと主張する人の一部には「オーガニック食材ではないものを使って、玄米菜食を実践していた」人が案外多いと感じます。
また、「酸化したごま」や「酸化した油」等悪いものを摂取しているほか、「糖質過多の食事」を続けていて、途中で自分の体質の変化に気が付かぬまま何か月も何年も同じ食事を続けた挙句体を壊す人もいるようです。
このように無知なあまり「野菜や玄米ならなんでもいい」と、無農薬ではないものをメインに食べるなど、食材の質の悪いものを食べている方が多すぎるのです。
さらには勉強したらわかると思いますが、マクロビ=玄米菜食ということでもありませんし、一般人が「わかったつもり」になっているその食事法はそもそも根本的に間違っている可能性があります。
最近流行中の糖質制限も同様です。
肉なら何でもいいといわんばかりに質の悪い遺伝子組み換え作物の餌で育てられている可能性の高い食肉を食べている人も多いですが、これではたとえ糖尿病などのある病気は防げたとしてもほかの病気にかかってしまうリスクも高めることにほかなりません。
さらには好転反応として玄米等を食べたときに毒素が溜まっている場合等、一時的に肌に発疹や、できもの等ができるなどデトックス作用が生じる場合もあるのですから。
東洋医学の考えによれば
ところで前述した「好転反応」は、元々「瞑眩(めんげん)」と呼ばれる、東洋医学における副作用のような不快な症状を指します。
しかし決して副作用そのものではありません。
確かに東洋医学で代表的な「漢方薬」の服用により、瞑眩の症状が出て、湿疹やできもの、大量に汗をかく、お腹を下すなどの症状に悩まされる場合があります。
ただし、これは血が巡り、不要なものが排出されようとする際に生じる症状ですから、
直に自然と治まるものでもあります。体に合わないと思っていた食品の不快な症状も、好転反応の一種である可能性もあると覚えておくとよいでしょう。
しかしあまりにも大きな異変を感じたら中断し、専門家等に相談してください。
今回IN YOUを読んでオーガニック食品に興味が出始めたばかりという人で、今までの食生活が農薬や添加物等で乱れていたり不規則だった場合には、
ジュースデトックス、玄米デトックス、断食等、デトックスをしたらこの不快な症状が強く出てしまうかもしれません。
本当に体に合わないのか、好転反応なのかは自己判断しづらいのも事実ですから、1〜2週間を目安に様子を見ることをおすすめします。
参考文献:漢方ノート
どのようなものであっても、”かならず”体に合うとは限らない
しかし選ぶものは必ずオーガニックを。
巷には様々な健康情報が飛び交います。
あれがいい、これがいい、と数か月、一年ごとに情報も更新されてゆくこの業界。
新しい食生活にチャレンジする場合、必ず気を付けるべきことがあります。
たとえ、あからさまに不快な症状がでなかったとしても、オーガニック食品を摂り入れて”かならず”体に合うとは限らないということです。
例えばわかりやすい事例をお伝えします。
発酵食品の場合、摂り入れる目的は人それぞれ違うと思いますが、健康維持のために積極的に摂取されている場合、
恐らく、腸内環境を整えるためなのではないでしょうか。
私達の腸には善玉菌、悪玉菌、日和見菌が存在しています。
これらがバランス良く存在していることで、健康な腸内環境が保たれます。
脂質が多く、ケミカルなものを取り入れがちな現代人の食生活は、腸内環境を乱す原因とも言われています。
発酵食品には善玉菌そのものだけでなく、善玉菌が育つための栄養源が豊富に含まれています。
しかし、それを今まで取り入れたことがないのであれば、突然現れた新しい菌の存在は、腸内環境は混乱させ、バランスを乱す原因になることもあります。
また自分の体にとって、相性が良い菌とも限りません。
現に私自身、動物性食品であるヨーグルトは、元々強くないお腹とは相性が良くないらしく、
ある一定量を超えるとお腹を壊してしまいます。
植物性の乳酸菌なら大丈夫、という方もいます。
このように、世の中で「素晴らしい」とたたえられている食品であっても
その人の状態、その人の体質、気温等によっても不調が表れることがあるのです。
食材を選ぶ上で最も重要なことは人の言っていることを「妄信すること」ではありません。
しっかり自分の体で試してみて、そして定期的に様子をみて合わないものを排除したり
トライ&エラーを繰り返しながらベストなコンディションを見極めていくことです。
そして、自分にしかわからない変化「痛み、肌の感じ、便、体調、顔色、舌の色等」をしっかり把握しておくことです。
合わないものは、無理して続けないことも大切
私の場合「大豆ミート」を継続して食べ続けていないため、相性が悪かったのかそれとも食材の質が悪かったのかなど詳細は未だに分かっていません。
1週間ほど継続して摂り入れてみた時、具合が悪いままであれば、無理に摂取することは避けた方がベターと言えます。
その食品は体に合わなかったというだけですから、体に合う他のオーガニック食品で、足りない栄養素を補えば十分事足りると考えています。
コスメも同じ
コスメの場合も同じです。植物を使用しているため、「肌に優しい」というイメージがありますよね。実際に、ケミカルな成分が原因で肌荒れしてしまった人の中には、オーガニックコスメに切り替える事で、肌の状態が安定した人も沢山いることでしょう。
こちらも大変苦しいのですが、植物だからいいというわけではなく、全てが肌に優しい訳ではないのです。
人によっては、使用されている植物が原因で、肌が荒れてしまう場合もありますし、特定の成分が強すぎる場合もあります。
食品アレルギーを持っている方は、よく使用成分を確認すべきでしょう。
この場合も、無理に続けてしようすることせず肌に合うオーガニックコスメを探し、色々試して自分の体質に合ったものを根気よく探してみてください。
体に合うオーガニック食品を選ぶコツ
糖尿病を患っている人の食事の選び方が、体に合うオーガニック食品を選ぶ方法につながるのではないかと感じたので、最後にご紹介します。
オーガニック食品を食べて、体に合わない反応が出たとしても、焦らずその反応を観察、記録することをおすすめします。
相性の良い栄養素、悪い栄養素など原因が分かれば、食品選びが難しくなることもないはずです。
体との相性を観察してから、摂り入れる
糖尿病患者さんの療法食の場合、言うまでもなく、糖分や糖質の摂り過ぎは御法度です。
どんなに素晴らしいオーガニック食品であっても、甘い南国のフルーツやジュース、白米等の糖質多めの食品は避けなければなりません。
このように自分が今どのような状態にあるか、といことは病気でなくても知っておくことが必要です。
病菌嫌いの方であっても、是非
食の目的から考えてから、摂り入れる
私は少し太りやすい体質な上、運動不足という短所があります。
目的から考えても、”植物性タンパク質が豊富な食品”の一つである大豆ミートは、控えても問題ないという結論になりました。
そう考えれば、体に合わなかった食品を無理に継続する理由もなくなり、代わりに必要となる栄養素を含むオーガニック野菜をたっぷり摂ることができるようになりました。
糖尿病患者さんの場合、生活習慣の見直しが基盤となってきますから、オーガニック食品だとしても、目的のためには糖質や脂質が多いものは避ける必要があります。食の本来の目的を考え、体のために何を摂取すべきかを熟考してから選ぶことも、オーガニック食品を選ぶ方法のひとつと言えるでしょう。
参考文献:【番外】オーガニック食品 糖尿病用の食事におすすめのレシピ
慣行農法でつくられた農薬まみれの食品や、添加物まみれの食品は誰の体にも合いません。
そして、
多くの人は不自然な加工食品や薬品まみれのコンビニフードから抜け出しただけでもある程度好転的な効果を得られるはずです。
また大切なことは「慣行農法でつくられた農薬まみれの食品や、添加物まみれの食品は誰の体にも合わない」ということです。自分の体と相性の良いオーガニック食品を、積極的に摂り入れて、オーガニック生活を存分に楽しみ続けましょう。
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参考文献:専門家に聞いてみた! オーガニック食品ってほんとに体にいいの? 知ってるようでよく知らないオーガニックの基礎知識
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