レディガガさんが発症した線維筋痛症。骨折の痛みを超える?私が耐えられないほどの全身激痛を乗り越えた経緯をお伝えします。
世界的アーティスト、レディ・ガガさんが線維筋痛症せんいきんつうしょうを発表
世界的アーティスト、レディ・ガガさんが線維筋痛症を発表しましたね。
彼女のファンは日本でも多いので活動休止ニュースを大変残念に感じた方も非常に多いのではないでしょうか?
米国の歌手レディー・ガガさん(31)が12日、全身に痛みが広がる原因不明の「線維筋痛症」を患っていることを公表した。
今月上旬、当面の間休養することを発表していた。ガガさんは同日、自身のツイッターで「線維筋痛症を患っています。この病気への意識を高め、同じ病気の人たちとつながりたい」と書いた。 朝日新聞より引用
この病気はあまり有名ではないので「一体、どんな病気??」と思った方も多いのでは。
しかし私にとっては、他人事として考えられない、見過ごせないニュースでした。
なぜなら実は、私自身も約10年間、線維筋痛症せんいきんつうしょうを疑う全身激痛の病に苦しめられていたのです。
現在はマクロビオティック、オーガニック食生活で改善され、痛みはもう過去のものとなりましたが
当時のその痛みは24時間常に全身を駆け巡り
一体いつになったら改善するのか想像すら出来ないほど壮絶で苦しい毎日でした。
骨折の痛みなど大したものではないと思えるほどの激痛を味わっていた。
今年3月に肘の骨折をしたのですが、全身激痛の痛みを経験した私には骨折の痛みなど大した事がないと思えたほどです。
発症当時の2004年の西洋医学検査では何の病状も見つけられなく正常と診断されてしまいましたが、そこから10年間闘病する事になりました。病院では診断されなかったので、解決策もなく数年間痛みに耐え続けました。
以前にも記事にしましたが、今回レディガガさんの発表を受け、再度投稿します。
外食・市販食品に頼っていた私が、ある日全身を駆け巡る激痛と原因不明の病を発症。私の体が劇的に改善したマクロビオティックな食事をご紹介します。
線維筋痛症とは?
全身の骨格筋に激しい痛みやこわばりが生じる。
原因不明の全身の疼痛を主症状とする疼痛は腱付着部炎や筋肉、関節などにおよび、体幹や四肢から身体全体に激しい疼痛が広がる
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ウィキペディア引用
原因
原因は不明であり、通常の医師が行なう血液検査では異常が現れない。
CTスキャン、MRIを検査しても異常を発見できない。また、この病気が診断できる特別な検査は2015年時点で存在しない。
診断が非常に困難な症例が多いが、圧痛点による簡易的な見分け方が知られる。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ウィキペディア引用
症状
38℃以下の微熱、疲労感、倦怠感、手指のこわばり、手指の腫脹、関節痛、レイノー現象、寝汗、過敏性腸症候群、動悸、乾燥症状、呼吸困難、嚥下障害、間質性膀胱炎様症状、生理不順、月経困難症、体重変動、光線過敏症、寒暖不耐症、顎関節症、低血圧、各種アレルギー症状、僧帽弁逸脱症
神経症状
四肢のしびれ、手指のふるえ、めまい、耳鳴り、難聴、視力障害
精神症状
抑うつ症状、不安感、焦燥感、睡眠障害(過眠、不眠)、集中力低下、注意力低下、健忘、起床時の不快感
骨格筋の激しい痛みが、線維筋痛症の主な症状であるが、その激しさを表現するのに、
「体の中で火薬が爆発するような痛み」
「万力で締め付けられるような痛み」
「キリで刺されたような痛み」
「ガラスの破片が(体の中を)流れるような痛み」などと形容される。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ウィキペディア引用
まさにこの症状に私は約10年間苦しめ続けられました。
厄介なのは、他人から見るとどうってことなさそうに見える点。
この病の厄介なところは、
内部による痛みのため見た目では全く症状に出ず、周囲から病気であると理解されない事。
私の場合、病院で何の異常も見当たらなかったので家族すら理解してくれませんでした。
この理解されない絶望と孤独と全身激痛の恐怖を抱えながら誰にも言えずに1人痛みに耐え忍ぶ生活を送り続けました。
線維筋痛症を知ったきっかけ。
2004年に原因不明の病を発症してから何の解決策も見つからずにただ痛みに耐え負けないよう精一杯生きる日々を送っていたある日、
あるニュースを見て私と似たような症状に苦しんでいる方の存在を知りました。
日本テレビの元アナウンサー:大杉君枝さん。
全身をガラスの破片が駆け巡るような原因不明の病に苦しんでいたと報道されていました。
本当に経験した者にしかわからない原因不明の全身激痛の病と向き合う日々は壮絶なんてものではありません。
私も病に負けそうになった事が何度もあります。
似たような症状に苦しんでいる方の存在を知り、他にも私と同じように苦しんでいる方の為に
病を克服して改善策を世に伝えたいと決意した瞬間でした
全身激痛の痛みに耐えられない毎日。
薬が処方されなかったので、痛み止めや精神安定剤などは服用していませんでした。
痛み止めは脳を麻痺させ、一時的に取り除くだけの応急処置であり
大本の原因改善にはならない事が分かっていたので、痛み止めを服用する選択肢はありませんでした。
しかしこれは私の場合であり、全身激痛の痛みは耐えきる前に精神が破壊される程の痛みですので、どうかご無理はなさらないでください。
線維筋痛症から、マクロビオティックとの奇跡の出会い
玄米を食べて3カ月目から徐々に痛みが和らいできた!
ここからは、私が全身激痛の痛みから解放された食事療法をご紹介します。
2012年、マクロビオティックに出会いました。
そこから、まずは有機栽培玄米をメインにした食事をするようになりました。
すると3カ月目から、
全身激痛の痛みが少し和らいでいる事に気付いたのです!
何の解決策も改善もなく過ごした地獄の日々に一筋の光が差した瞬間でした。玄米が身体の有害毒素を排出してくれるのは本当かもしれない。
以前は半信半疑な私でしたが、病気を克服したい一心でそう信じて、マクロビオティックの理念に基づいた食事療法を真面目に取り組んでみる事にしました。
徹底的に化学物質や添加物、農薬などを排除することにした。
オーガニック玄米菜食中心の食事
徐々に動物性を食べる事をやめて玄米菜食中心の食事に切り替え、
玄米、野菜は有機、オーガニックを購入し農薬、化学調味料、添加物などの化学物質を徹底的に抜いた食生活に切り替えていきました。
野菜は季節野菜を食べ、海藻類、大豆食品も時々食しました。調味料は上質なもので最小限に
調味料は少しずつオーガニックに切り替えました。醤油、みそ、塩、みりん
シンプルな調味料で美味しくごはんが作れる事を知り余計な化学調味料などは手放す事が出来ました。全ての調味料をオーガニックに切り替えましたが、
シンプルにしたお陰で食費が極端に増えることはありませんでした。
また、動物性を控える事でその分オーガニック野菜を購入出来ましたので、月々の食費が高くて続けられないという事もありませんでした。
玄米菜食中心にしてから、痛みがみるみる改善!
一気にある日突然全く痛みが消えるわけではありませんでしたが、
日々少しずつ痛みが消え改善していく喜びに希望を持ち、食事療法を続けていきました。
その後自炊ではほぼ食べなくなった乳製品や動物性、オーガニックでない外食をするとまた痛みが全身を駆け巡る事に気付き、
たまに外食をする時はマクロビオティック系、オーガニックレストランで楽しむようにしていきました。
食事療法を続けた結果、全身激痛の痛みはどうなったか?
マクロビオティックを理念に玄米菜食、徹底的にオーガニックヴィーガン食事療法を選び続けた結果、
現在の私は全身激痛の病を克服し、妊娠出産をし、母になることもできました。
信じられない話だとは思いますが、特殊な治療法も薬もなく、西洋医学に一切頼ることなく、
そして病名すら診断されなかった原因不明の病を痛み止めもなんの薬も使用せずに
オーガニック、マクロビオティック食事療法を始めて3年で克服出来たのです。
現在もオーガニックを選び玄米菜食中心のオーガニックヴィーガン食を続けていますが、全身激痛の病は再発はしていません。
結局病の原因は何だったのか?
私は自然療法やマクロビオティックの実践者ではあるものの、医者でも薬剤師でもなく、医療知識も、ありません。
ですから「科学的根拠は?」というお話をされたいのなら別の記事をお読みください。
ですが、私が身を以て全身激痛の線維筋痛症と酷似した病を経験した者として、
ここからは自論・仮説を述べたいと思います。
長年苦しんだ痛みの原因は、農薬や添加物、化学調味料、酸化油などの化学物質ではないか??
実は、病になる前の私は、「オーガニック」など言葉すら知らないほど全く無関心で食に無頓着でした。
ですが原因不明の病を発症し、オーガニックで克服してから私はある事を思いました。
もしかしたら、全身激痛の原因は臓器が解毒しきれないほどの化学物質が血液から全身に広がり、
痛みが出るほど血液が汚れていたのではないか?
神経や骨ではなく、体の中が汚れる、血液が汚れることで痛みを訴えていたのかもしれない。
私はお医者様ではありませんので医学的根拠などはわかりません。
が、自身で体感し、そしてそれを自力で治した感想でしかありませんが、私の体がそう教えてくれたような気がします。
そして、食事を改善し治ったことを見ても、そう考えざるを得ない実体験の10年間でした。
マクロビオティック、オーガニックに切り替えて全身激痛の病を克服し、改善した事はまぎれもない事実
レディガガさんにはもちろんですが、
この病気で苦しんでいる人、そしてまだ病気にはなっていない人にも、この事実を多くの方に伝え、実践していただきたいです。
また気が狂いそうになる場合は、痛み止めを飲みながら食事療法を実践する事も可能です。
実践して損する事は絶対にありません。
現在も線維筋痛症を根本的に治すための薬はありませんので、是非食事療法の実践をオススメします。
人を良くすると書いて食。
マクロビオティック、オーガニックが体を良くする事を身を以て知りました。
陰陽五行と自分の体質を知った上で行う正しいマクロビオティック食であれば栄養失調になる事も不調になる事もありません。
まずは玄米、または分付きに切り替え身体の解毒を助け、季節野菜を食べ、動物性タンパク質を減らしてください。
毎日3食動物性タンパク質を摂取するのは、過剰です。
また、食事改善を続ける事により
何を食べた時に身体のどこに痛みが走るか、身体の症状と向き合い観察してみてください。
痛みの原因と向き合い身体からのサインに耳を傾ける
原因不明の全身激痛の病を抱え日々を過ごさなければならない壮絶さは経験者にしかわからない。
本当にこの世の痛み全てを合わせたような凄まじい全身激痛です。
寝ている時以外痛みから解放されないのです。
寝ていても悪夢を見たり痛みで飛び起きたりしてしまう・・・・。
まさに悪夢です。
この痛みを経験した私は骨折の痛みが大した事ないと思えたほどなのですから。
全身激痛の痛みと向き合うという事はそう、容易なものではありません。
ですが、その痛みは身体からのサイン。
あなたの体が悲鳴をあげているのです。
身体からの中から何かが原因でこれ以上悪化しないように緊急で痛みとして伝えているのです。
私も経験者の1人なので、休みなく常に全身を駆け巡る激痛に苦しんでいる方々に伝えたい。体を治してくれるのは専門家ではなく、あなた自身です。
痛みを抑える薬を探すのではなく、身体からのサインに耳を傾け、自分の身体の内側で何が起こっているのかしっかりと原因を探る。
そして痛みの根源を改善していく。
これこそが、全身激痛の痛みを克服する最善の療法です。
諦めないで。
希望を持ち続けてください。
継続は力なり。
諦めずに実践し続ける事で必ず症状は改善していく
線維筋痛症には薬がありません。
私と同じように全身激痛の病と向き合っている方は是非食事療法を視野に入れ実践してください。食べ物で全てが変わるわけではないかもしれませんが、実際に私は病を克服したわけです。
悲しいニュース、出口のない苦しみを味わう方をもう見たくありません。確かに、食事療法での改善は時間はかかります。
ですが、私は2004年全身激痛発症、2012年マクロビオティックに出会い、改善され2016年元気な赤ちゃんを出産し現在も再発していないのです。
今から、添加物無添加、有機、オーガニック食材を購入し実践してください!
先ほども述べましたがもう一度伝えます。現在、線維筋痛症の薬はありません。
存在しない薬を作ってもらうように志願する事も大事な事かもしれませんが、果たしてそれは一体いつ実現するのでしょうか?
来るかどうかわからない、その日を待つよりも、私たちにできることは沢山あります。
薬が出来るまで待ち続けるよりも、
痛み止めを飲み続けるよりも、
一歩踏み出して食事療法を実践し、病を根本から改善していきませんか?
人を良くすると書いて食。
何度でも伝えます。
食事療法は副作用が一切ありませんので、今すぐ思い立ったら治療として取り入れる事が出来ます。
lady gagaさんもこの記事を読んで、食事を改善していただくきっかけとなればとても、嬉しいのですが・・。心から、どうか食事療法が伝わりますように願っております。
原因不明の全身激痛の痛みに向き合っている全ての方に希望とオーガニックを意識した食事療法が届きますように。
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私たち現代人は色々な情報に振り回されがち。
添加物や農薬、様々な情報があふれている中、何を信じていいのかわからない・・そんな風になっていませんか?
でも、大丈夫。正しい食事法や体質に合ったケアがわかっていれば、そんなに恐れる必要はないんです。
2017年こそ、ぜひ取得していただきたいライセンスですよ。
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