実は副作用がこわい便秘薬。薬いらずで便秘にも効果絶大!?お家で簡単「アロエベラジュース」の作り方。
便秘薬頼みになっていませんか?
こんにちは。ナチュラルライフアドバイザーの工藤万季です。
女性に多い悩みの一つ、便秘。
普段は便秘をしない私ですが、めずらしく便秘気味になると身体が重いと感じます。
それに引っ張られてか気分もどんよりと冴えず…
心身ともにスッキリしない状態が続くところが、便秘の辛さですよね。
便秘に悩む方の多くが、1度は便秘薬に頼ったことがあると思います。
そのまま薬を手放せなくなってはいませんか?
便秘薬を飲むことはお通じの改善につながるのでしょうか。
便秘薬は根本的に便秘を治すものではありません。
便秘薬とは下剤です。
あくまでも詰まっている便を出すための応急処置であって、
根本的に便秘を改善するものではありません。
そもそも便秘は腸内環境の悪化で起こるもの。
「便秘を治すために」と服用している方は気を付けましょう。
薬を飲んだからといって、あなたの腸内がきれいになるわけではないのです。
便秘薬のこわい副作用。常用すると…
便秘薬を日常的に飲みつづけていると、以下の副作用が起こることがあります。
①便秘の慢性化
便秘薬に依存すると、そのうち便秘薬がないと便が出なくなってしまいます。これは腸のぜんどう運動が低下する、つまり腸が自力で運けなくなってしまうためです。
便秘薬の副作用で一番こわいのが、かえって便秘が治りにくくなることです。
②良い菌が流れてしまう
腸内環境を左右するのは菌です。しかし便秘薬を摂りすぎると、腸内環境を整えてくれる善玉菌も一緒に流れてしまいます。
便秘を改善するために飲んでいる薬が、腸を綺麗にしてくれる菌まで出してしまって状態を悪化させるのです。
③だるさやむくみ
便秘薬を日常的に飲むことで、善玉菌だけでなくカリウムも出ていってしまいます。そのため全身のだるさを感じたり、心臓に負担がかかって動機や不整脈を起こす可能性も。
女性の大敵、むくみにつながることもあります。
特に①便秘の慢性化と②良い菌が流れてしまうことが、
便秘薬に依存すべできでない理由です。
一時的な応急処置として飲むのはよくても、
日常的には飲まないほうがいいと心に留めておきましょう。
薬を使わずに便秘を改善するために
便秘の原因の多くは食生活です。
普段の食事が偏っていたり乱れていたりすると、
腸の動きが弱り老廃物がうまく排出されなくなるのです。
便秘はとにかく食事で治すものと考えてください。
まずは消化・排出のしやすい食事を心がけましょう。
いきなり便秘薬をゼロにするのは難しいと思いますので、
薬の量を減らしつつ食事が改善できたらいいですね。
そして今日は、便秘解消に効果的な食品を紹介します。
それは「アロエベラ」。
アロエをサボテンの一種と思っている方も多いかもしれませんが、実はユリ科の植物です。
日本で知られているのは
・キダチアロエ
・アロエベラ
の2種類。
今日ご紹介するのはアロエベラの方です。
アロエベラの葉は成長すると長さ70〜80cm、幅10cm、厚さ3cmほどになります。
大きい葉だと1枚で1kgくらいあるんですよ。
初めて家に届いた時には、わたしもあまりの大きさにびっくりしました。
PCやスマホと比べると大きさが伝わるでしょうか。
アロエベラの原産地はアフリカやアラビアなど日差しの強い乾燥した地域。
厳しい環境で育つアロエベラは、とても強い生命力を持っているんです。
アロエベラがあれば薬いらず?!
実は古い歴史があるアロエベラ。「アロエベラは美容と健康のため、人々に愛用されてきた」との記録が紀元前2000年にすでにあります。
現代のように化学合成された医薬品がない時代、ケガや病気の治療にアロエベラは用いられてきました。
アロエベラの効果は主に以下です。
・便秘解消
・整腸作用
・抗炎症作用
・アレルギー改善
アロエベラの特徴はなんといっても優れた「調整作用」。
薬で不調を改善しようとすると、行き過ぎになったり、それが副作用として表れることがあります。
しかしアロエベラは、身体の様々な不調を少しずつちょうどよいところに調整してくれるのです。
また腸内環境を整えてくれるので、便秘に効果的です。
食べる・塗る・飲む… アロエベラの使い方いろいろ
アロエベラは生のまま食べるのが一番です。皮をはぐとぷるぷるの中身が出てくるので、
それを切ってサラダに入れたりお刺身として食べたり、ヨーグルトに入れたりします。
日焼け後の炎症を抑えてくれるのでお肌に塗り込んでパックにする、
皮を入れた湯船に浸かるなど、外側からのケアにも使えます。
アロエベラジュースがおすすめ
でもやっぱり一番簡単なのは、シンプルにそのままミキサーにかけて飲むこと。わたしもよく飲んでいます。
正直に言って、そのままで飲むには美味しくありません。
オススメのアレンジ方法
私のおすすめはハチミツを多めに入れること。
これだけで美味しいドリンクになります。
またアップルビネガーやしそジュースを入れてソーダで割ってもすごく美味。
続けるには、健康に良いだけではなくて、やはり美味しくて簡単であることが大事ですよね。
便秘解消効果をさらに高めるたければ、ぜひオーガニックココナッツオイルやギーを入れてみてください。
オイルを入れることで腸が柔らかくなり、便がスムーズに出ます。
アロエベラを取り入れるときのポイント
1.自分にあった量に調整する
大事なのは、自分にあった量を摂取すること。前述したココナッツオイル入りジュースは、私には効きすぎて便が緩くなることがあります。
だからアロエベラを飲む量をよく調整しています。
2.飲むなら朝一番
飲むタイミングとしておすすめなのは、朝一番。
お腹が空っぽの状態で飲む方が、作用しやすくなるからです。
3.市販のヨーグルトやジュースは避ける
コンビニやスーパーで売っているようなアロエヨーグルトやアロエジュースはおすすめしません。市販のものには精製された白砂糖や添加物も一緒に入っているからです。
アロエベラならなんでもいいのかと言うともちろんそうではありませんので、品質はチェックしましょう。わたしは宮古島で無農薬栽培で育てられた「しろう農園」さんのアロエベラの生葉を買っています。
苗を買って自宅でも育てています。
まだまだある!アロエベラの嬉しい効果
便秘改善以外にもアロエベラにはいろんな効果が・・・。
しかもどれも女性にとって嬉しいことばかり。
◆美肌効果
アロエベラは肌にも潤いを与えてくれます。新陳代謝を上げてくれるので、肌のターンオーバーを促しシミ予防になります。
またコラーゲンを増やす効果もあるので、美肌に欠かせない要素、ハリと弾力をサポートしてくれます。
◆冷え性改善
アロエベラは細い血管を広げ、血行を良くする働きがあるとされています。さらに冷えの原因の一つである自律神経の乱れを整えてくれるので、冷えの改善が期待できます。
薬に頼りすぎない
便秘に限ったことではありませんが、不調があったらすぐに薬で何とかしようとするのをやめてみるといいと思います。一時的に症状を押さえ込むことはできても、副作用を起こしたり薬に依存するリスクがあるからです。不調を感じたら、その根本にある原因を改善しようとしてみる。
「自然にあるものの力を借りて、人間本来の生命力を取り戻す方法で何とかできないかな?」
という方にシフトしていけたらいいですよね。
便秘薬に頼っている方は、まずは薬の量を減らしながら食べものを改善するところからぜひ始めてみてください。
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