簡単!お酢で作るやみつきガリの作り方と「がり茶」の作り方
あなたの体温は何度でしょうか?
体温を測ったことがないという方、ぜひ体温計で計ってみてください。
あなたの体温が37度でしたら健康な状態です。
しかし、それを下回る体温、36度以下は低体温となります。
低体温症になるリスクは、
例えば脳卒中やけいれん発作を起こしたり、中毒などによって意識不明になったり、
低血糖や外傷などの理由で、寒い場所に横たわって動かずにいる場合に最も高くなります。
体を動かして熱を産生することができず、
また寒い場所から移動することもできないからです。
このようなケースでは、周囲の気温が13~16℃程度でも低体温症になるリスクがあります。
では、低体温にならないためにはどのようにしたらよいのでしょうか。
運動をして体温を揚げる方法もありますが、
今回は身近な食材で体温を上げる方法をお伝えします。
ショウガで健康な体を作る
さわやかな風味にピリリッと辛味のあるのが特徴の生姜は、
体を温める効果があり、病気知らずの体になると言われています。
先にお伝えしたとおり、平均体温を37度に保っておくことが、
人間の生命維持に欠かせない理想の温度です。
これよりも低いと血液の循環も悪くなり、
内臓の活性が衰え、老化を早めたり、生活習慣病になるリスクがあります。
ショウガに含まれる成分は?
主にショウガは香辛料として使われていますが、
日本ではすりおろして醤油と合わせて生姜醤油にしたり、
針生姜のように細く刻んで赤身魚の付け合せ、冷奴、素麺、青物の寿司やたたきなどの薬味にしたりします。
甘酸っぱいガリは、お寿司を食べる時のお口直しとして欠かせない箸休めとされています。
ショウガは清涼感のある香りが臭覚を刺激して食欲をそそり、
独特の辛味が唾液の分泌を促し、消化吸収を助けて食欲を増進させます。
また、ショウガ湯を飲むと体をポカポカと温めることで、
冷え改善に役立つことが分かっています。
とくにしょうがに熱を加えるとジンゲロールがショウガオールに変化し、
より体の中心から温める効果が高まると言われています。
古くから漢方にも用いられるなど健康食品として知られる生姜ですが、
どんな成分が含まれているのでしょうか。
生姜に含まれる成分は、
ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロン、精油成分の4つが重要です。
●ジンゲロール
辛み成分のジンゲロールは生のショウガに多く含まれており、強い殺菌力があります。
例えば、カツオの叩きには薬味としてショウガをよく使います。
これは生臭さを消すだけではなく、ジンゲロールの強い殺菌力により
食中毒の予防効果が期待できるためです。
風邪やインフルエンザの感染症にも効果が期待でき、
ジンゲロールは体内に入ってきた細菌やウイルスを退治します。
また、ジンゲロールには解熱作用や鎮痛作用、抗炎症作用など、
感染症のさまざまな症状に効果があるとされています。
●ショウガオール
次に「ショウガオール」は「ジンゲロール」と同じように辛味成分です。「ジンゲロール」は生のショウガに多く含まれている成分で、
これを加熱すると「ショウガオール」に変化します。
ジンゲロールを加熱したショウガオールは、
冷えによって滞りがちになった血液の流れをよくして、
体のすみずみまで血液を行き渡らせ、ポカポカと温めるとされています。
さらに血行を促すことによる鎮痛作用も注目されており、
かぜを引いた時に起こる節々の痛みや、
冷えからくる関節炎などにも効果があるようです。
●ジンゲロン
ジンゲロンは、ショウガを加熱したり乾燥することで、
ジンゲロールが変化して出来る成分です。
ジンゲロンには強力な発汗作用があり、
生姜を摂取してすぐ体が熱く感じるのはジンゲロンの作用です。
血行を促進する作用や体を温めて冷えを改善する働きがあります。
体が温まることで、代謝が高まり、
腸の働きが活発化し便通が良くなることが期待できます。
また強い抗酸化作用によってお肌や体組織の老化予防も期待されています。
抗酸化作用と体が温まり血行が良くなることで、体の機能向上が期待でき、
さらに体が温まることにより、冷えを改善することで脂肪燃焼効果も期待されています。
そのため肥満など生活習慣病の改善に役立つと言われています。
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●精油成分
生姜にある物。それは爽やかな「香り」です。化学式 C10H16O のシトラールというエッセンシャルオイル(精油)成分でレモン臭、さわやかな香りです。
新鮮な生姜には、柑橘系の香り成分が含まれています。
化学式C10H18Oのゲラニオールという無色又は黄色の液体・バラに似た芳香香水の原料。
ゼラニウム油の主成分で、生姜の香りの一部。
さわかな香りを放つショウガがいろいろな料理で体内に取り入れることが出来ます。
ショウガご飯であったり、生姜油を作ったり、
使い方は本当にたくさんありますが、
今回は新ショウガとハチミツを使ったピンク色に染まるガリと、
ガリ茶のレシピをご紹介したいと思います。
新ショウガのガリの作り方
材料
下準備
新ショウガはたわしで良く洗い乾かす。
大きな鍋にお湯を沸かす。
調味料を合わせておく。
作り方
①甘酢の材料を全て鍋に入れ、火にかける。
砂糖と塩が溶けたらすぐに火を消し冷ます。
②新生姜はスプーンで皮を軽くこそげ、繊維に沿って1.5㎜程度の厚みに切る。
ピンク色に染めるため先端の赤い部分を残す。
③たっぷりなお湯で2分ほど茹でる。
辛さは茹で時間で調整できます。
冷めたら酢大さじ2(分量外)をかけ甘酢の薄まり防止のためもう一度よく絞る。
⑤煮沸消毒した容器にに生姜と甘酢を入れる。
また、2〜3日なじませると、味が染み込んで美味しくいただけます。
冷蔵庫で1年くらい保存できます。
ショウガを切る際は繊維に沿って切ること。
またスプーンで軽くこそげ赤い部分は残すこと。
ガリ茶の作り方
材料
下準備
湯を沸かしておく。
作り方
そのまま蒸らす。
約70度ぐらいに冷ましたら飲みごろです。
ハチミツはお好きなだけ入れて飲んでください。
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