食べながらデトックス!小腹がすいた時に満点感たっぷりデザート、シンプル玄米プディングの作り方。
「玄米」と聞いて思い浮かべる言葉、
それは「茶色」「体にいい」「栄養価が高い」などではないでしょうか?
「健康」を意識した時に白米から玄米に切り替えたという方も多いのではないかと思います。
実際に、病気を玄米菜食で改善された、という話もよく耳にしますし、
健康に対する意識が高い方で玄米を食べている方は多いものです。
ただ食べるだけではなんとなく「地味」なイメージがあるのは私だけでしょうか。
効能も栄養も素晴らしい玄米を
今までとちょっぴり違った目線で味わえるレシピを考案しました。
小腹がすいたときにもぱくっと食べられて、
栄養価が高く、腹持ちもよく、食べやすい、
おいしいのに、デトックス効果も高く、
かわいらしいデザートとしての
玄米を使った一品をご紹介したいと思います。
冬のスイーツ、クリスマスにもぴったりです。
食べながらデトックス!
小腹がすいたときの栄養満点デザート、簡単おいしい玄米プディング
改めて知りたい
白米と玄米のちがい
日本人である私たちにとって欠かせないものである「お米」。
お米と言っても種類は様々ですが、
今日はなじみのある玄米と白米の違いを改めて確認していきたいと思います。
玄米:精白されていない状態のお米。
稲の果実でもある籾(もみ)から籾がらを除去したもの
白米:玄米の包まれているぬか層(玄米の表面の茶色い薄皮)を除去した精米のこと。
生きているお米「玄米」と精白された「白米」
どのくらい栄養素の違うの?
玄米は発芽をつけているため、
長い時間をかけて自然乾燥させているものであれば、
水分と温度の条件が整っていれば発芽され種子になります。
いわば「生きたお米」です。
エネルギーがそれぞれ同じくらいだとしても、
白米と比べて、ミネラルやビタミンがとても豊富に含まれています。
●カリウム 2.61倍!
●カルシウム 1.8倍!
●マグネシウム 4.78倍!
●リン 3.09倍!
●鉄分 2.63倍!
●ビタミンE 6.5倍!
●ビタミンB1 5.13倍
●ビタミンB6 3.75倍
●食物繊維 7.4倍
など書ききれないほどですね。こう見てみると、精米されているかどうか、というだけで
これほど栄養素が大きく変わるのも驚きですね。
玄米が、人間が健康を保つために必要押される栄養素のほとんどを摂取できる、
完全栄養食と言われるのも納得できると思います。
特に、ミネラルもですが、ビタミンB群が豊富であることもポイントです。
どれほど炭水化物を摂取していたとしても、
ビタミン類が不足していると、それをエネルギーとして活用できません。
なので、白米を食べる場合は、おかずや果実などでビタミンを補充していくも意識したいところですが、
玄米の場合はビタミンB群もミネラルも豊富なので、おかずで補いたい栄養素も含んでいるごはんなのです。
豊富な栄養素をもつ完全栄養食である
玄米の知っておきたい効能
成分表などを見ると想像がつくかもしれませんが、
押さえておきたい玄米の効能は
●デトックス効果
●便秘改善&生活習慣病予防
●アンチエイジング
などです。
玄米のすごさ①
現代毒と言われる
体内の悪いものを体外へ出してくれる
現代人にとっての救世主!
現代は、健体康心を意識した
栄養のバランスの取れた食事が大切ですが、
それと同じくらい、
断食やファスティング、デトックスなどといった、
「引き算の健康法」も大切だと思います。
今まで体内に溜めてきた身体にとって有害なものを
体外へ出してくれる、強力な排せつ作用を持っているのが玄米です。
それは、玄米の胚芽や表皮にフィチン酸という
パワフルな排せつ作用をもつ物質があるため、
病気を治していく作用などがあると考えられています。
実際、玄米で体質や病気を改善したという方も多くいらっしゃいますね。
ただ、同時に、毒素を出す際にミネラルも一緒に体外へ出ていっている、
という可能性があったり、
例えばアトピー性皮膚炎の方など、体質によっては、デトックス作用の大きい
玄米が身体に合わない、という方がいらっしゃるのも事実です。
そのような場合は、雑穀米にしたり、白米や胚芽米を主食にするなど、
自分の身体との相性を見ながら選択していくことをおすすめいたします。
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玄米のすごさ②
白米の7倍の腸のお掃除力で生活習慣病予防
といいつつも、
玄米の魅力は他にもたくさんあります。
玄米は白米に比べて食物繊維が7倍以上です。
これは、ガン予防として効果が期待される野菜のトップの1つである、きゃべつを上回るほどです。
ちなみに、にんにくやキャベツは、
1990年に効アメリカの国立癌研究所であるNCIが
ガン予防として効果が高いとされる40種類の食品を効果の高い順に
ピラミッドにしたデザイナーフード・ピラミッドで頂点の野菜に入っています。
食物繊維が豊富ということは、様々な病を引き起こす原因となる腸内環境を
整えたり、改善したりしてくれる作用があります。
身体は外2割、中8割ともいわれるほど、
身体の中からのお手入れがとても大切です。
また、玄米は白米と比べてぱさぱさしており、
噛めば噛みほど、玄米の甘みが出てきます。
実際に玄米は、白米と消化がしにくいため、
50回~80回噛むくらい意識することがいいようです。
そのくらい噛むから、きちんと消化されて、腸に栄養がまわるのですね。
身体への負担も減ります。
たくさん噛み、じっくり食事を味わえば、満腹中枢を刺激するため、
満腹感を感じやすいのと、
唾液からの消化酵素が出るため、消化がよりしやすくなり、一石二鳥です。
ただ、胃腸の調子があまり良くないときは、玄米の摂取は気を付けてくださいね。
そのような時は酵素玄米がおすすめです。豊富なミネラルやビタミン、食物繊維を
保ったまま、酵素が増え、消化も白米以上にいいので、消化にも優しいです。
酵素玄米は3日間寝かすことが必要になるため、炊飯器がその間使えません。
ですので、それぞれのバランスと、
そのときの自分の体調や、身体が何を欲しているか、を感じ取り、無理をせずに、
心と身体に問いかけて、一つ一つ丁寧な食の選択を何より大切にされてください。
玄米のすごさ③
私も実感。美肌効果・アンチエイジング効果
腸内環境が整い、便通が良くなって良いことは
病気の予防以外にもたくさんあります。
通常、肌は3週間で生まれ変わるといわれています。
私自身も生活習慣や食生活を見直すようになって、
約一か月で昔からコンプレックスだった肌の悩みをはじめ、
唇の色、背中、髪の毛のつやなどが驚くほど改善されました。
「いつかすっぴんで街を歩いてみたい」という想い。
それが、生活を見直す、食を見直す、
ということをしたら体質が改善され、心が落ち着くのと同時に、
肌が生まれ変わって実現しました。
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生まれて初めて、まさか自分の肌に透明感をおぼえ、
肌がワントーン明るくなったときは、本当に体質も変えられるんだ、と
非常に驚いたとともに、とても嬉しかったです。
なぜそのような効果があったかというと、
便通やデトックス作用の高い玄米は腸にとって、
腸の中にたまった便や悪玉菌を排せつしてくれるヒーローのような存在です。
そして、腸内環境が改善する中で、オリゴ糖などの善玉菌が増やし、
食物繊維で腸の中がきれいにしてくれます。
より、その効果を高めたいのであれば、
お味噌や納豆などの発酵食品を食べることで、
それらに含まれる善玉菌が相乗効果でさらに効果を高めてくれるでしょう。
まさに和食は、「美」を助けてくれる食事ですね。
今回の玄米に合わせるりんごは素晴らしい相棒!
健康維持に、美容に、そして便秘解消に、
優れた効果のあるりんご。
玄米と効能においても重なることが多いです。
リンゴの効能だけでなく、
りんごは食べやすく、料理にも活かしやすく、
そしておいしい、とうれしいことばかりです。
りんごは昔から、「りんごが赤くなると医者が青くなる」という言葉があるほど、
健康にいい果実として知られてきました。
りんごには、リンゴポリフェノールと呼ばれる、
なんと100種類以上のポリフェノールが含まれています。
リンゴポリフェノールも強い抗酸化作用があります。
ストレスや食生活の乱れ、紫外線などにより増える活性酸素。
その身体をさびさせ、老化を進行させる活性酸素を取り除いてくれる効果があるため、
細胞の老化を防ぎ、シミやしわからも守ってくれるのです。
それだけではなく、悪玉コレステロールが血管を硬くすることを防ぎ、
血流を改善してくれる作用もあります。
そして、そのリンゴポリフェノールには、
シミやそばかすの原因の一つであるメラニン色素の正常な生成を抑制したり、
紫外線をカットする働きがあるため、美白効果があるともいわれています。
もともと、メラニン色素自体は、
紫外線が皮膚の奥深くまで浸透しないように、
紫外線から体を守ってくれる役割を担ってくれます。
ですが、年齢と共に、
ターンオーバー=肌の新陳代謝のサイクルが乱れやすくなり、
若い時ほど肌の生まれ変わりが難しくなっていきます。
そして、それによってメラニン色素が皮膚表面に残ってしまい、
シミやそばかすの原因ともなってしまうのです。
そのため、リンゴポリフェノールの抗酸化作用がお肌にとって
嬉しい効果なのです。
それだけではなく、
リンゴに含まれるリンゴペクチンは、
玄米と同様に、食物繊維を豊富に含んでいます。
水に溶けて、糖質や脂質などの有害物質や老廃物をからめとってくれる、
水溶性食物繊維を多く含んでいるため、
新陳代謝も起こりやすくなります。
ちなみに今回のレシピのように、
りんごを加熱することでぺクチンが約9倍になるのも
嬉しいですね。
便秘の方は、老廃物が便として排せつされない分、
肌からデトックスをしようと肌トラブルに繋がってしまうことがあります。
なので、肌は内臓の状態を表すともいわれますが、
腸の状態も表しているのですね。
それでは、肌も腸も美しくする。食べながらデトックス!
小腹がすいたときの栄養満点デザート、簡単おいしい玄米プディングをご紹介します。
材料
・冷えた無農薬の玄米 100g
・無調整豆乳 100g
・無農薬りんご 1/4
・マヌカハニー 大さじ1~
お好みで
・きなこ、または 洋梨のコンポート(下の作り方参照)
作り方
1りんごをやや弱火の中火で焦げないように気を付けながら、蓋をして煮る
2煮たりんごに玄米と豆乳を加え混ぜ、沸々してきたら火を止めて完成。
お好みできなこ、または洋梨コンポートをのせると一味違った味になります。
小さな容器に入れて、冷蔵庫にいれておくと、食べやすいですよ。
おまけ
簡単洋梨コンポートの作り方
1カットした洋ナシをフライパンにのせ、やや強めの弱火で15分ほど煮る。
2その間、出てきた水分がなくなってきたら、蓋を取って焦がさないようにひっくり返し、冷めたら瓶に入れる。完成。
おすすめ自然栽培の玄米
私は洋梨2つに対して、ハチミツ小さじ1を使用しましたが、
洋梨2つのみでも自然な甘みが出ておいしいですよ。
今回のレシピで使用するメインの食材は、
玄米とりんごですが、収穫された産地にもよりますが、
陰陽五行の考え方だと中庸より食べ物です。
ご自身のもともとの体質などに合わせて分量など
微調整して頂けたらと思っています。
私自身、食と向き合うことで、
人生が変わった一人です。
食や健康と向き合い始めたころは、
目に見えたり、実感がある体質改善に喜んだのも半面、
「いったい何を食べたらいいんだろう」と
色々なことを知れば知るほど不安や恐怖の中で食の選択をし、心と身体のバランスを崩してしまったこともありました。
だからこそ、
栄養素や効能、食や健康に関する情報などを頭で考える情報だけではなく、
「いま自分の身体が何を欲しているか?」
「どんな気持ちでこの食べ物を食べているか?」
「誰とどんなシチュエーションで食べているか?」など
心で感じることをとても大切にしています。
特に根が真面目だったり、一生懸命だったりする方こそ、
食も健康もパズルのように完成形を求めがちかもしれません。
食は知識も大切ですが、
それと同じくらいに大切なのが心とのバランスだと私は思います。
今回のレシピはそう思うと、
「食べたら腸も肌ももっときれいにしれて幸せ。」と
「頭で味わう」のではなく、「口と心」で味わっていただけたら幸せです。
寒い季節ですが、身体も心も温かくありますように。
IN YOUおすすめの自然栽培玄米
おすすめオーガニックマヌカハニー
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