2021/01/21

【冷え対策レシピ】生姜と白湯で作る簡単ホットドリンクの作り方２選

Chizu.M

2011年の震災をきっかけに、居・食・住を一から考え直し、体にも環境にも優しい生き方を自分なりに学び実践。地産地消を心がけ、化学調味料や合成保存料などを使用しないナチュラルな料理で、季節の食材を美味しくいただけるレシピを日々考案中。

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冷え対策に効果があるとされている生姜湯。

飲むと血行が良くなり、体を芯から温めてくれるため、寒い季節に冷えでお悩みの時にお世話になっている方も多いと思います。

実は、生姜に「白湯」をプラスすると更に効果的だということをご存知でしょうか？

今回は、冷えに嬉しい「生姜」と「白湯」を使ったホットドリンクを2種類お伝えします。

生姜の効能は、生食と加熱で変わる！

生姜に含まれているジンゲロールという成分をご存知でしょうか？

ジンゲロールは生の状態の生姜に含まれている成分で、殺菌効果、ウィルス除去、解熱作用、消化促進があるとされている成分です。

殺菌効果があることから、食中毒予防や風邪、インフルエンザの予防のためのウィルス除去など、様々な効果を持つジンゲロールですが、発汗を促し、体の熱を冷ます効果があるため、冷えには効果がないとされています。

そのジンゲロールは加熱するとショウガオールという成分に変化し、血管を広げ血流を改善し体を芯から温めてくれます。

生姜の温め効果の元になっているのは、このショウガオールなのです。

また、血流が改善される事により代謝がアップし、痩せやすい体に導いてくれるため、ダイエット効果も期待できますし、冷えからくる関節痛や月経痛を和らげてくれる効果もあります。

以上を踏まえて、冷え対策には、生姜を加熱して使うのが効果的と言えるでしょう。

ちなみに、生姜の１日あたりの適量は10グラムとされていて、スライスした物で5〜７枚が目安です。

摂りすぎると、お腹を壊す原因にもなってしまうため、寒いからといって摂りすぎには注意が必要です。

生姜は冷え性対策には加熱して使うと効果的！相性の良い食材で更に効果アップ

更に香りを楽しむ事ができ、免疫力アップや風邪予防効果を期待できる、冬場に出回る柑橘系の果物と、ショウガと相性が良く、血流を良くするスパイスをいくつかご紹介いたします。

シナモン：血流改善し体の冷えを取り除く
クローブ：殺菌作用、鎮痛作用、殺虫作用
たんかん：ビタミンC、クエン酸で疲労回復、血流アップ、免疫力アップ
みかん：血流改善、免疫力アップ
デコポン：カリウムでむくみ解消、ビタミンCで風邪予防、感染症予防効果
マーコット：ビタミンCで風邪予防効果、クエン酸で疲労回復効果
伊予柑：ビタミンCで風邪予防、クエン酸で疲労回復、ペクチンで整腸作用

生姜を使ったドリンクは白湯で作ればさらに効果的！

白湯のルーツはアーユルヴェーダと言われており、水を沸かしただけのものですが、

・血行を良くして体を温める
・消化機能を高める
・血液に含まれている老廃物や毒素の排泄を促す

など、優れた効能が注目されています。

作り方はシンプルで、ミネラルウォーターや浄水を沸騰させたまま、10〜15分沸かすだけです。

多めに作って保温容器に入れておくと便利で、飲むときは50度〜70度くらいに冷ましてから飲むのが適温とされています。

また沸かし直しはできないため、多めに作って保温容器に入れておくと便利です。

50度〜70度くらいが適温とされているので少し冷ましてから飲むと良いですよ。

白湯はそのまま飲んでももちろん良いのですが、生姜も白湯も血行を良くして体を温める効果がある事から、合わせて使うのもおすすめですよ。

それでは、白湯を使った生姜ドリンクをご紹介いたします。