酵素の効果とは?砂糖なしで簡単に酵素ドリンクを作る方法。
酵素不足になっていませんか?
わたしたちの体にとって欠かせない酵素。
近年では第8の栄養素としても注目されています。
酵素ドリンクにダイエット効果や免疫力UPなどの効果があるとして、
「酵素」の存在はみなさんの生活にとても身近なものになったかと思います。
酵素を積極的に摂っているというお話もよく聞きますが、どのようにして酵素を補っていますか?
市販されている酵素ドリンクの中には大量の保存料や添加物が含まれているものも多く出回っており、安全なものを探すのが大変だったりします。
そこで今回は酵素をもっと手軽にかつ安心に補える方法をお伝えしていきます。
酵素は年齢を境に激減する。
わたしたちは産まれた時点で、体内にある潜在酵素が150年程度生きられるほどあります。実際、150年も生き抜く方はいらっしゃいませんよね。
酵素は食物の消化・分解、心臓を動かす、血液の循環、病気の修復など大切な生命活動を司る役割をしているわけですが、
わたしたちが普通に生活を送るだけでも、その数はどんどん減少していきます。
過食、添加物摂取の過剰、不規則な生活、ストレス社会で酵素の消耗も著しい現代人。
男性で50代、女性で40代を迎えるころには酵素の数は急激に減少します。
特にリパーゼという脂質を分解する酵素が減るため、太りやすくなった、疲れやすい、生活習慣病発症や不調も起こりやすくなります。
できるだけ体内の酵素をムダ使いせず、外から摂って補い、細胞の修復をする代謝酵素にまわしたいところですよね。
酵素をとることのメリット
次に具体的に酵素を補給することで得られる効果を上げていきます。・新陳代謝を促し痩せやすい体になる
・食物の消化、吸収を助ける
・腸内環境の改善
・肌のコンディションがよくなる
・冷え性改善
・疲れにくくなる
・免疫力がつく
・ケガ、病気の回復に期待できる
酵素にはわたしたちが気になる項目の改善がたくさんありますね。
では酵素なら何でも良いのでしょうか?
酵素を選ぶ基準
先程も述べましたが市販品の中には保存料や添加物、ブドウ糖液を大量に添加しているものも多く出回っています。
これでは本来の酵素を補給するという目的が果たせませんよね。
さらに使用している果物、野菜の安全性も気になりますし、どのように発酵が行われたのかも重要なポイント。
このように市販品を購入される場合は見極めが必要になってきます。
それなら手作りで、と思われる方も多いかと思います。
手作り酵素のレシピの多くは上白糖を大量に使い、砂糖の浸透圧で発酵させるもの。
発酵の段階で砂糖は分解されるため体に害はないと謳われています。
わたしもかつてこの砂糖を大量に使う酵素を作っていました。
砂糖が徐々に溶け発酵していく様子は何かを育てている感覚に近く、楽しくなって渡り作り続けそれを常飲していたのです。
この手作り酵素を飲まれたことのある方ならお分かりだと思いますが、とても美味しく飲みやすく、飲んだら元気になる感覚を感じるかと思います。
しかし、徐々に疑問が湧いてきました。
元々肌に起こるアレルギー性の症状が治るどころか悪化し、さまざまな不調が現れるようになってきたのです。
砂糖とフルーツによる陰性の働きと、元気になるような感覚も砂糖による影響だと気付きそれをダイレクトに実感するように・・
体に負荷のかかりにくい甜菜糖やきび砂糖なら良しとされている方も多いようですが、砂糖は砂糖。
これだけ大量に摂れば同じように砂糖による影響は出てきます。
そこで砂糖を使わずに簡単に作れる酵素液をご紹介します。
砂糖不要!手作り酵素液の作り方
材料
・清潔な1.5L以上の瓶・無農薬のりんご 300g
・ミネラルウォーター 750cc
作り方
1.瓶は煮沸消毒か、ホワイトリカーで消毒しておく。2.果物はりんごの場合皮ごと、柑橘類の場合皮は剥いて中果皮(白い皮)もなるべく取り除いてください。2センチ角に切ります。
りんごは無農薬のもの、レーズンならオイルコーティングされていないものを選ぶようにしてくださいね。
3.瓶に果物とシリカ水をいれます。
4.蓋をして常温で1週間程度おく。毎日瓶を振るなり、混ぜるなりしてください。
5.細かい泡がシュワシュワとし、果物が浮き上がってきたら完成です。濾して保存は冷蔵庫でしてください。
作り方はとても簡単で砂糖を使わないので自然の甘みだけ。
すっきりとした飲み心地です。
わたしはちょっと元気のない朝に白湯と割って飲んだり、小腹を満たしたいときに飲んだりしています。
夏なら炭酸水で割っても美味しくいただけそうですね。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、酵母を起こすときと行程は変わりありません。
酵母=酵素を生み出す源ですのでこれを摂取すれば酵素もとることができます。
もっと簡単に酵素を補給する方法
酵素は48度以下でないと活動できないので生で摂取することが鉄則です。しかし、生のものばかり摂ることは難しいですよね。マクロビオティック的に見ても生食はもっとも陰性で、継続すれば体質も陰性に偏ります。
それでは特別な物を作らず、体を冷やす大量のサラダやスムージーを摂らなくても酵素が補給できる方法をお伝えしていきます。
それは日本が昔から継承してきた発酵食品、調味料を摂っていれば無理なくスムーズに補うことができるのです。
身近な食材で言えば、味噌、醤油、みりん、酢、甘酒、ぬか漬け、かつおぶしなど。
発酵食品には発酵の段階で必然的に酵母が生まれます。
酵母は加熱しても100度まで生きるのでわたしたちに馴染み深い食事から簡単に摂取が可能です。
すべて昔ながらの製法で作られた本物のものに限られますが。
IN YOUでも少量生産で作られている本物志向の自然栽培味噌をお勧めしていますが、選ぶ場合は本当にこだわった味噌を選んでください。
また酵素は栄養をエネルギーに変える働きに対し、酵母は小腸にとどまって腸管内で微生物が分解をし、さらに酵素を生産するので複数の働きをします。ぜひ発酵食品の力を存分に摂り入れていきたいですよね。
それに加え昔からある食べ合わせも酵素の補給ができます。
・魚の塩焼きに大根おろしやかぼす
・揚げ物にレモン
・とんかつにキャベツ
・お肉にクレソン、しそ、サンチュ、
・お寿司にガリ
など。
付け合わせで解毒をしながら酵素を摂り消化を促しているとても理にかなったものです。
知らず知らずのうちに酵素が補給できるようになっていたのですね。
何かをプラスするのではなく何かをマイナスしてみることで快適な毎日が始まります。
酵素をせっせと補給しようといろいろとプラスする考え方が主流ですが、マクロビオティックの考えをもとにした「物事をマクロに捉えること」を実践すると、酵素さえも、あるもので補給できることがわかります。もっとシンプルに生きること、それが本質に戻ることかもしれません。
この機会にぜひ見直してみてください。
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