夏こそ酒粕を食べるメリットたくさん!夏に活用したい酒粕の使い方とレシピ3種。酒粕レーズン・パイナップルクランブル・発酵アイスの作り方
想定外の気象にこれまでの経験測は通じない
想定外の気象で、連日各地で記録的な猛暑日が続く日本列島。
豪雨に見舞われた被災地では1日でも早い復旧が望まれています。ボランティアの皆さんも連日頑張ってくださっていますね。
しかし、容赦なく照りつける日差しに、急がれる捜索や復旧作業にも少なからず影響が出ています。
命に危険の及ぶ40度越え、あるいはそれに迫る市町村もあって、万全の熱中症対策が急務。
私も毎月、義父の月命日に2時間半かけて奈良までお墓参りに行きます。
少しでも涼しい時間にと思って、お茶と帽子と首に巻くタオルと保冷剤を持って早めに出かけましたが、8時半を過ぎると外はじりじりする暑さになっていました。
屋外での課題授業や運動中の子供たちが熱中症によって命を落としてしまった痛ましいニュースは本当にやり切れません。
まだまだ猛暑は続きそうですから、皆様過信せず、くれぐれも気をつけてお過ごしくださいね。
高齢者の中には、クーラーを嫌う方もいらっしゃいますが、この尋常ではない蒸し暑さは室内でも熱中症を起こす危険性が高いので、
我慢せずにクーラーをつけてこまめな水分補給をして対策をしていただきたいところです。
酒粕は夏こそ、取り入れよう
この奈良漬け効果は、そのまま酒粕効果といってもいいと思います。ですから、奈良漬けの酒粕も一緒に摂るようにしましょう。
米麹と蒸した米混ぜて水を加えたものが発酵して酒の素であるもろみになり、もろみを袋に入れて絞ったのが日本酒で、袋に残ったのが酒粕。
板粕・バラ粕・ねり粕等がありますが、私は使いやすさからねり粕を使うことが多いです。
酒粕は冬だけのものと思っている人も多いと思いますが、大型店のスーパーや百貨店では実は1年中売られています。
夏には飲む点滴といわれる麹の甘酒をつめたく冷やして召し上がる方も多いようですが、酒粕ももっと取り入れてみませんか。
酒粕のビタミンやタンパク質の量は、米麹甘酒の数倍と言われています。
100種類以上もの酵素やアミノ酸、スフィンゴ脂質やレジスタントプロテイン、トリプトファン、GABAといった成分も豊富に含まれています。
酒粕にはこんな利点があります。
●旨味成分でもあるアミノ酸が豊富。私たちの体内で作ることができないため、食べ物から摂る必要がある必須アミノ酸9種類も含まれています。
●酵素の分解力によって消化を助けてくれます。
●酵母菌や乳酸菌のお蔭で、他の菌の侵入を抑さえて保存性を高めてくれます。
●不溶性食物繊維が多く含まれているので、便秘解消に効果的です。
●料理にコクや旨味甘みを醸し出します。
●なかでも注目される栄養素が、「レジスタントプロテイン」です。
レジスタントプロテインとは消化されにくいタンパク質で、体内に入るとそのまま腸まで運ばれて、コレステロールや不要な食物の脂質や油を吸着し、便となって対外へ排出してくれます。酒粕に含まれる豊富な不溶性食物繊維とのw効果で、便秘を解消し、コレステロール値の低下や高血圧・肥満を抑制し、生活習慣病予防やダイエットにも効果的だと言われています。
●酵素の分解力によって消化を助けてくれます。
●酵母菌や乳酸菌のお蔭で、他の菌の侵入を抑さえて保存性を高めてくれます。
●不溶性食物繊維が多く含まれているので、便秘解消に効果的です。
●料理にコクや旨味甘みを醸し出します。
●なかでも注目される栄養素が、「レジスタントプロテイン」です。
レジスタントプロテインとは消化されにくいタンパク質で、体内に入るとそのまま腸まで運ばれて、コレステロールや不要な食物の脂質や油を吸着し、便となって対外へ排出してくれます。酒粕に含まれる豊富な不溶性食物繊維とのw効果で、便秘を解消し、コレステロール値の低下や高血圧・肥満を抑制し、生活習慣病予防やダイエットにも効果的だと言われています。
夏に活用したい酒粕の使い方とレシピ3種。酒粕レーズン・パイナップルクランブル・発酵アイスの作り方
「酒粕レーズン」の作り方
<材料>
・練りタイプの有機酒粕(*板状酒粕を使う場合は、お酒か水などで伸ばして使うと良いです)
・有機レーズン(無糖のもの)
<作り方>2つの材料をお好みで適量混ぜて1晩おくだけです。
レーズンはふっくらやわらかになり、酒粕は甘くアルコールがほとんど気になりません。
■私は毎朝、ピンポン玉大くらいをそのまま食べていますが、トーストにのせて食べても美味しいですよ。
注:酒粕には当然のことながらアルコールも含まれています。アルコールが苦手な方は摂取量等にご注意ください!
実はこの「酒粕漬有機レーズン」は「キングココナッツオイル」と合わせるととても相性がいいのです!!
そこで、2つのレシピをご紹介します。小腹がすいた時にぴったりな酒粕レーズン入りパイナップルクランブルのレシピ
<材料>2人
★有機パイナップル・・・120g
★有機クルミ(ロースト)・・・12g
★有機うずら豆(茹で)・・・30g
★酒粕漬有機レーズン・・・30g
・有機米粉・・・30g
・無農薬ココナッツオイル・・・小さじ2
・農薬不使用ココナッツシュガースプレット・・・小さじ1
<作り方>①、うずら豆は半日水につけて戻して、圧量鍋などを使って茹でておく。
②、有機パイナップルは適当な大きさにカットする。
③、生有機クルミを使う場合は、弱火のフライパンかオーブントースターでローストして、手で適当な大きさにする。
④、ココット皿に、★印の材料をバランスよく入れる。
⑤、ボールに有機米粉・エクストラバージンキングココナッツオイル・農薬不使用ココナッツシュガースプレットを入れて、パラパラになるまで混ぜ合わせ、④のココット皿にかけて、180度に予熱したオーブンで20分焼く。
暑さに負けない発酵酒粕アイスのレシピ
<材料>
・無農薬玄米麹・・・100g
・酒粕漬有機レーズン・・・100g
・有機木綿豆腐・・・150g
・塩・・・少々
・有機レモン汁・・・小さじ1/4
・無農薬ココナッツオイル・・・15g
<作り方>①、木綿豆腐は漬物用容器などを使って数時間かけて水を切る。(時間がない場合は、キッチンクロスや何層にもなったガーゼ布巾に包んで絞る)
②、全ての材料をフードプロセッサーにかけて、できればホーロータッパーに入れて冷凍する。
*硬くならないので、食べたいときにアイスクリームディッシャーなどですくって盛り付け出来ます。
上記のレシピに出てきた「無農薬玄米甘麹」の作り方
<材料>
無農薬玄米麹200g+水250g
<作り方>★ヨーグルトメーカーがある場合は、
ヨーグルトメーカーに無農薬玄米麹と水を加え、58度・8時間にタイマーをセットします。
★ヨーグルトメーカーがない場合は、炊飯器を使って作ります。
①炊飯器に無農薬玄米麹を入れ、65度位に温めた水を加え混ぜます。
②炊飯器の内釜に布巾をかぶせ、保温スイッチを入れ、60度以上に上がらないように炊飯器の蓋を少し開けた状態で調整しながら、常に55~60度をキープで8時間保温する。時々温度を測りながらかき混ぜるとより甘くなります。
甘酒を作る暇がない方へ・・・
甘酒を手作りで作る時間のない方は、自然栽培、無農薬の甘酒を買うと良いでしょう。余談と豆知識:過ごしにくい季節をうまく乗り切るための、土用
IN YOU読者の皆さんは、木=青=春・火=朱=夏・土=黄=土用・金=白=秋・水=玄=冬、中国の陰陽五行をご存知だと思います。
今の季節だと鰻を食べる土用の丑の日が有名です。
そもそも土用とは、季節と季節の変わり目のことを指します。
変化の時期で、土に種をまくと発芽すると言われています。
つまり、季節の変わり目ですから、土用は年4回あることになります。
1年を5等分して、1/5を更に4等分したのが土用です。単純計算すると、1年365日÷5÷4≒18日
季節と季節の間のほぼ18日間が土用です。
立春・立夏・立秋・立冬を迎える前の18日間を指します。四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前日が節分(年4回)で、土用に入る初日を土用の入りと言います。
この土用の期間は、土の気の旺んな時期なので、
昔から穴を掘ったり土をさわると良くないと言われ、虫などの生き物を殺すことも障ると言われているため、家の新築の基礎工事はこの期間を外して行ったりします。
気にするなら、お庭の草抜きや植木の植え替えなども避けられた方が良いかもしれません。
2018年の夏の土用は、7月20日~8月6日まで。
1年の中で世間が特別ざわつく土用の丑の日は、7月20日の一の丑と8月1日の二の丑の今年は2回あります。
やはりあなたも鰻を食べますか?
土用の丑の日の鰻ではなくあるものに注目!
大伴家持が、夏痩せにはうなぎがいいぞと、石麻呂という人に薦めている歌があります。「石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食せ」
<大伴家持 『万葉集』 巻16-3853>
それを知ってか知らずか、江戸時代の蘭学者平賀源内が、経営不振の鰻屋から相談を受け、店先に
「本日丑の日」土用の丑の日うなぎの日食すれば夏負けすることなし
と掲げたら大繁盛して、鰻屋がみんながマネをして土用の丑の日に鰻を食べる習慣が定着したという話はあまりにも有名ですが・・・。
夏の疲れた体の疲労回復・滋養強壮には理にかなった食べ物だったのかもしれません。
ただ、鰻には近年色々な問題もあり安全性の高い鰻は今や稀です。
夏の土用の季節到来!抗生剤・ホルモン剤たっぷりの飼料で育つ中国産中心の養殖うなぎは本当に必要か。「脾」に負担をかけない土用本来の過ごし方と土用に適した食べ物について
安価な鰻を買うのではなく、その工程にも着目した上で選ぶことをオススメします。ところで、鰻に奈良漬け。
この定番となっている取り合わせには意味があるのでしょうか?
奈良漬けは、奈良の郷土料理の一つで、その歴史は古く、平城京から出土した木簡にも粕漬けと記されていたのだそうです。
塩漬けした白瓜・胡瓜・スイカ・生姜等に何度も酒粕をつけかえてできた漬物で、長期保存が可能なため珍重されてきました。
鰻を食べた後に口に残る脂っこさを、奈良漬けがさっぱりさせてくれたり、
胃の働きを活発にして胸やけを抑えたり、鰻の豊富なビタミンやミネラルなどの吸収を助けてくれる効果があると言われています。
また、奈良漬けに含まれるメラノイジンという物質が脂質の酸化を防いで動脈硬化を予防したり、腸内環境を整えてくれる作用があるといわれています。
昔から土用の丑の日には、「う」のつく食べ物がいいと言われていますが、「うなぎとうり」、単なる語呂合わせだけではなく、ちゃんと理由があったんですね。
この時期こそ酒粕をはじめとした発酵食品を味方につけて健やかに乗り切りましょう。
「パイナップルクランブル」と「暑さに負けない発酵アイス」を試すなら、今すぐIN YOUMarketでキングココナッツオイルとココナッツシュガーを買おう!
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