砂糖が子供に与える深刻な影響と害|お菓子とおやつが一緒になっていませんか?|東洋医学からみた砂糖断ちおやつの選び方
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砂糖が子供に与える深刻な影響と害|お菓子とおやつが一緒になっていませんか?|東洋医学からみた砂糖断ちおやつの選び方
子供のおやつってどうしていますか?
消化器官がまだ未熟で一度にたくさんの量が食べられない上に、成長が盛んな子供たちは
三度の食事だけでなく、おやつで栄養を補給する必要があります。
皆さんすでにご存じの通り
市販のお菓子やジュースには、砂糖やトランス脂肪酸などの悪質な油、精製塩や添加物がたっぷりと含まれています。
食事で補えない栄養を補給することが目的のおやつですが、
栄養を補給するどころか、消化に負担がかかるこれらの市販のお菓子は、
かえってビタミンやミネラルを消費してしまうことになりかねません。
「あまりあげちゃいけないよね」と、頭では分かってはいながらも
お菓子をあげるとたちまち機嫌が直って、少しの間だけでもゆっくりと用事をすることができるので
ついついあげてしまうという方も多いのではないでしょうか。
一度、食べると舌が慣れるのは早いもので
スーパーに行くたび、お菓子をねだられるようになってしまいますよね。
砂糖が子供に与える深刻な影響
INYOUでたびたびお伝えしている砂糖や人工甘味料が体に与える深刻な影響。
身体が小さく、消化器官が未熟な子供ならより一層気を付けてあげたいところですよね。
砂糖が及ぼす体への悪影響は本当に様々ありますが、
・腸内環境の悪化
・アレルギー体質の原因
・血液の酸化や糖化
・ビタミン ミネラルを消費する
・ガンや生活習慣病の原因
・集中力、記憶力の低下
・イライラしやすく攻撃的になる
・肌荒れ
・シミやシワの原因
・疲れやすい
・冷えやすい
・免疫力の低下
などなど、、、これらは一例で、あげるときりがないほどです。
◎お子さんのアレルギー体質や低体温
◎なかなかじっと座って勉強ができない
◎癇癪がひどい がまんができない
など。子育てに悩みはつきものですが、
もしかすると普段なにげなく食べている砂糖が原因かもしれません。
でも特別周りと比べて、たくさんあげているわけじゃないし、、、と思っていても、
今や日本人の9割は砂糖中毒と言われています。
周りと同じようにしているからと安心していては、大切な我が子を守ることはできないのです。
東洋医学からみた
子供の身体の特徴「二余三不足」とは
東洋医学では、子供の身体の大きな特徴の一つに
「二余三不足」
というものがあると考えられています。二余三不足とは
五臓の「肝」「心」「肺」「脾」「腎」のうち「肝」と「心」は高ぶりやすく
「肺」「脾」「腎」は発達途中で未熟であるという意味です。
例えば、
子供って興奮してキャッキャはしゃいだと思ったら、
10分後には床に張り付いて駄々をこねるなんてこともありますよね。
あれは、喜びを司る「心」と怒りを司る「肝」が高ぶりやすいからこそなんですね。
◎高湿度の環境=島国の日本
◎脾の不足=子供の身体の特徴
◎甘いものの摂りすぎ
3つの悪条件がそろうと、、、?
子供たちの身体は、「二余三不足」で消化吸収を司る「脾」もまだまだ未熟。
甘いものを取りすぎると脾に湿がたまってしまい、うまく機能しなくなります。
さらに、日本は島国で湿度の高い環境です。
◎未熟な「脾」
◎高湿度の環境
◎甘いものの摂りすぎ
この三つの悪条件がそろい、
身体の中に湿がたまって「脾」がうまく機能しなくなると
偏食、食が細い
肥満
湿疹、アトピー
喘息、鼻炎
虚弱体質
などなど。
以上のような症状が出やすくなってしまいます。
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子供の体質の特徴
「二余三不足」を押さえた、安心して食べられるおやつってどんなもの?
「二余三不足」で
「腎」「肺」「脾」が未熟な子供たちの身体は
食事でその不足を補ってあげる必要があります。
以下に腎、肺、脾を補う食材を載せていますので、
普段の食事作りの参考にされてみてくださいね。
これらの食材を使ったおすすめの簡単おやつ
◎大根もち
「肺」「脾」を補う大根おろし(汁ごと)に塩一つまみと米粉と片栗粉を入れてこねる。
粉の量は、生地がが耳たぶくらいの硬さになるくらい。
一口大の大きさに丸めて、フライパンで両面焼けば出来上がり。
◎豆腐団子
「肺」「脾」を補う!豆腐と米粉を混ぜ合わせて茹でただけのお団子。
「脾」を補うかぼちゃのマッシュや、「腎」を補う黒ゴマを合わせるとより良いですね。
豆腐と粉の量は生地が耳たぶくらいの硬さになるのが目安です。
◎みりんで作るナッツのキャラメリゼ
「腎」を補う鍋にみりんを入れて、煮詰める過程でナッツを入れ、
みりんとナッツが絡めば出来上がり。
分量はざっくりですが、みりん大匙3に対してナッツ一掴みくらいでできます。
塩を一つまみ入れると甘味がたっておいしくなります。
◎焼きおにぎりにノリを巻いて
「腎」「脾」を補う◎茹でたさつまいも
「脾」を補う【腎を補う食材】
黒豆 黒ゴマ 黒米 黒きくらげ
ノリ 昆布 ひじき わかめ
ナッツ類、もち米、山芋、牡蠣、
蓮の実、ニラ、生姜、シナモン、
ラム肉、牛肉、鶏肉、海老
【肺を補う食材】
長いも レンコン 大根 白ごま
豆乳 豆腐 白きくらげ 百合根 松の実
たまご はちみつ 落花生 なし 杏仁
↑こちらは2歳未満のお子様は食べられません。
【脾を補う食材】
山芋 長いも じゃがいも さつまいも
かぼちゃ 玄米 米 雑穀 そば
大豆 黒豆 きのこ類 肉類やタイ、タラなどの魚、
えび 落花生
意外と快適な「脱砂糖生活」
個人的にぜひおすすめしたいのは
「砂糖を使わないようにする」という選択肢。
使わないっていうのはちょっと極端じゃない?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
意外と中途半端に「少しだけあげる」というスタンスでいるよりも
「全くあげない」としてしまった方が、実は楽だったりします。
砂糖は中毒性が強いため、少しだけあげるというスタンスでいると、
どうしても「我慢している」という感じになってしまいます。
それを、全くあげないというスタンスに切り替えることで
「それほど欲しくない」という状態になって
「我慢している」という感覚がなくなるんです。
これは私の体験ですが、
1年ほど前までは手作りで甜菜糖やキビ砂糖を使っておやつを作っていたんです。
「子供の砂糖の摂取量は1日に10gまで」と決めていましたが
時々お友達が食べている市販のおやつをほしがって、
少し分けてもらって食べることなんかもありました。
でもある時、砂糖の代わりにみりんで作ってみようかなと、
やってみたんです。
それが意外と好評だったので、すんなり脱砂糖ができました。
その後みりんの使用量も少しづつ減らしていき、
今ではほんの少し使う程度に。
そうすると、友達や周りの大人たちが食べているお菓子を見ても、
「あれはお友達のだからね~」と一言いうだけで、
簡単に納得してくれるようになったんです。
スーパーのお菓子コーナーの前を通っても、
買って買ってと駄々をこねることもありません。
(おもちゃコーナーの前は別です。笑)
子供たちの身体を作る毎日の食事
それを作るのはやっぱり私たち親だから
子供たちの身体は日々成長しています。
その成長を支える毎日のごはんを作るのは、やっぱり私たち親なんですよね。
子供の体質の特徴をおさえて
しっかり食事でサポートしてあげることで
◎アレルギー体質の予防・改善
◎集中力や記憶力のアップ
◎体力づくり
◎風邪をひきにくくなる
◎話をしっかり聞けるようになる
などのメリットがあると言えます。
毎日忙しく大変で、
「そんな時間ない」
「少しは手抜きをしないとやってられない」
というのもよく分かります。
子育てって本当大変。
ごはん作りだけすれば良いわけでもないですもんね。
でも子供たちは、自分で食べるものを選べません。
「子供の食事作り」はそれだけ大切な仕事。
毎日台所に立つお母さんに、お父さん。
さて、大変だけど大切な我が子のため、今日も台所で頑張りましょう。
皆様のより健康でより楽しい毎日のお役に立てますように。
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