甘いもの中毒のあなたに。血糖値を安定させるマクロビオティック式お手当。オーガニックベジブロスを使用した甘い野菜のスープのレシピ。
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食べ物はこころをつくる。
性格さえも食べ物で変わる。
甘いものが大好きだった私が白砂糖を控え、
何よりも驚いたのは、こうした「こころ」の変化。
甘いものが大好きなあなたに。
玉ねぎ、キャベツ、かぼちゃ、にんじん。
心と体を安定させる、「甘い野菜のスープ」を紹介します。
甘いものがイライラ、不安の原因?
甘いもの中毒だった私
この記事の著者である私は、甘いものが大好きでした。
間食には必ず白砂糖の入った甘いお菓子を食べるのが習慣。
そんな当時を思い出すと、心がいつも不安定。
急に不安になり、わけもなく悲しくなり、くよくよしていたかと思うと
突然、スイッチが入ったように何かに夢中になり、執着する。
いわゆる躁鬱のような状態でした。
甘いものが止まらないのは何故?
お菓子にたくさん入っている白砂糖。
白砂糖を摂取すると、快楽物質である、ドーパミンやセロトニン、
脳内モルヒネであるエンドルフィンを放出します。
食べている間は活力がみなぎり、幸せな気分にさせてくれます。
しかしながら、砂糖が切れると、不安になり、イライラし、また欲しくなる。
麻薬的な常習性をもたらします。
当時の私はまさにその通り。
甘いもので幸せになり、振り回され、また幸せになり。
終りのない甘い不幸に完全にはまりこんでいたのです。
砂糖への欲求を抑えるには?
血糖値の急上下させないことが大切
「食後、血糖値が上昇し、インスリンの働きにより下降する」
血糖値が下がったとき、脳は空腹を感じます。
こうした血糖値の上下は、振り子の振れ幅と同じ原理。
血糖値が急激に上昇すると、大量のインスリンの働きにより急低下。
身体に糖が足らない状態を引き起こします。
通常、米や芋類、穀物などの多糖類は、
じわりじわりと時間をかけて身体に吸収されます。
一方で、ミネラルなどの不純物が極限までそぎ落とされた、
分子構造が単純な白砂糖はどうでしょうか。
身体に入れた瞬間、いとも簡単に分解、吸収され、
私たちの血糖値を急上下させます。
反動で振り子が大きく振れるように血糖値が急下降したとき、
甘いものが欲しくてたまらなくなるのです。
白砂糖断ちをして心が元気に!
甘いもの中毒だった私が試したのは、
マクロビオティックの食事体系。
マクロビオティックでは白砂糖を控え、
糖質は玄米や穀物、いも類、豆といった自然の甘みから摂取します。
そのため、血糖値が安定し、甘いものへの欲求も不思議なほどおだやかになってきます。
初めて1ヵ月もたたないうちに、次のような変化がありました。
・朝すっきり起きられようになり、食後眠くならなくなった。
・イライラや不安を感じることが減った。
・焦りや執着がなくなり、何事も前向きに考えるようになった。
常識に縛られ、どうせ効かないと思っていた私には、目からうろこの体験。
甘いものへの欲求が落ち着くとともに、心も元気になっていったのです。
血糖値の安定は心の安定
甘いものを見直すと心が元気になる!
白砂糖などの反動により、血糖値が急下降したとき、
身体は肝臓や筋肉に蓄えた糖分を分解し、補うために、
副腎からアドレナリンを分泌します。
アドレナリンは、興奮を生むホルモン。
過剰に分泌されると、短気でキレやすくなるという作用があります。
一方で、分泌し終わると途端に無力感や無関心に襲われ、
集中力や思考力が低下するといった現象が起こるのです。
こうした精神不安の症状を生まないためには、
自分のからだの振り子の振れ幅に気付き、
血糖値をコントロールしていくことが大切なのです。
甘いものの欲求が抑えられる?甘い野菜のスープ。
甘い野菜のスープとは?
甘い野菜のスープとは、玉ねぎ、キャベツ、かぼちゃ、にんじんを煮込んだ、
マクロビオティックのお手当のスープです。
こうした丸くころころした野菜や根菜は、どれも地上間近にどっしりと育つ、
「安定」の野菜。
そんな野菜の栄養素がたっぷり詰まったスープは、
アンバランスになった心と身体を整えてくれます。
最近では、「ハーバード式長生きスープ」として話題に。
溶け込んだファイトケミカルが身体の免疫機能を向上させるとして、
その効果は科学的にも研究されています。
甘いお野菜の無添加スープの作り方
材料
・有機玉ねぎ100g
・有機キャベツ100g
・有機かぼちゃ100g
・有機にんじん100g
・天日塩一つまみ
・・オーガニックベジブロス1,200CC
下準備
1.皮つきの野菜をみじん切りにし、それぞれ別に分ける。2.鍋に、玉ねぎ、キャベツ、かぼちゃ、にんじんの順に重ねる。
3.水をそっとくわえ、自然塩を一つまみ加え、中火で煮立たせる。
4.沸騰したら、蓋をし、弱火で30分煮詰める。
5.野菜をこし、スープだけを取り出して完成。
マクロビオティックでは、陰気が強いものに火が入るよう、陰性から陽性の順番で並べて火にかけます。そのため、水は優しく加え、弱火でくつくつ煮込むようにしましょう。おすすめは血糖値が下がりやすい15時以降にいただくこと。毎日少しずつ取り入れてみましょう。冷蔵庫で保存して1週間くらい日持ちしますよ。
甘い野菜のスープの効果
甘い野菜のスープに溶け出したファイトケミカルは、
砂糖の取りすぎで弱った脾臓とすい臓を元気にしてくれます。
脾臓とすい臓が元気になることで、次のようの効果が期待できます。
・身体の血糖値を安定させ、過食を抑える。
・脾臓の血を養う働きを助ける。
・脾臓のリンパ球を強くし、免疫機能を高める。
すい臓は聞きなれない臓器ですが、消化を助ける膵液や、
血糖値を安定させるインスリンなどを分泌しています。
血糖値の安定にはかかせない臓器であり、
「心の安定」を左右する大切な臓器です。
甘い野菜のスープで身体のバランスを
身体にすっとしみわたる。
そんな優しい甘さのスープは、あなたのカラダとココロをおだやかにします。
甘いものが食べたくてしかたないとき。
イライラするとき。こころが不安になったとき。
是非取り入れてみてください。
あなたの毎日が健康で快適に過ごせますように。
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