砂糖たっぷりカフェドリンクは卒業して手作りを楽しもう!砂糖・乳製品なしのドリンク2品とエナジーボールの作り方
読者の皆さんは、コーヒーチェーン店をよく利用されるでしょうか?
私は大好きでした。
特にあの有名大手コーヒーチェーン店には、大学生の頃からずっとお世話になっていました。
勉強も、読書も、将来にワクワクする時間も、仕事も、
常にカフェがある人生。
だけど、無添加でナチュラルな食品ではないのです。
特に砂糖が大量に入っていて、高カロリーであることは有名ですよね。
ただ、店頭で売られている商品以外は、原材料や添加物は見えません。
砂糖はたくさん入ってそうだけど、
この色はおそらく自然の色ではないけれど、
「ま、いっか」
ともなりやすいですよね。
そこで今回は、カフェドリンクに潜む危険性を改めてお伝えし、
おうちカフェ時間を楽しむドリンク2品と、お供にぴったりのエナジーボールの作り方をご紹介します!
みんな大好き、おしゃれなカフェドリンク!
その原材料は見て見ぬフリ?
大手コーヒーチェーンでよく使われている食品は、砂糖・牛乳・コーヒー(カフェイン)だと思います。
しかし、この3つの食品は知らず知らずのうちに、身体に負担を掛けているのです。
そのことを認識した上で、摂取するのかしないのか納得して決めてほしい。
私はそう思います。
おしゃれなカフェドリンク、実は依存性のある砂糖がたっぷり!
白砂糖だけでなく、黒糖やてんさい糖も含め、砂糖は高GI食品として知られていますね。
だいたいGI値は100前後です。
(比較として、アガベシロップで10~20程度)
高GI食品とは、
「食べた後に血糖値が急上昇する食品」のことです。
他方、低GI食品とは、
「食べた後に血糖値が上がりにくく、
また、緩やかに上昇する食品」のことを言います。
高GIである砂糖は、血糖値が急上昇した後に急降下するので、その反動で、また砂糖を欲するという無限ループに陥ってしまいます。
なので、「砂糖には依存性がある」と言われるのです。
また、血糖値の急上昇と急降下を繰り返すことにより、膵臓が疲弊し、インスリンが正常に分泌されないことにより、後天的な糖尿病(2型糖尿病)の原因となるのです。
カフェドリンクに含まれる牛乳が乳がんの原因に?
小さい頃から、慣れ親しんだ牛乳。
”骨を強くする”という理由で、
給食では毎日欠かさず飲んでいた方も多いのではないでしょうか。
慣れ親しんだ味だからこそ、クセのあるプラントミルクよりも牛乳を選びがち。
ただ、この牛乳には、
子牛を1年で10倍の大きさに成長させるためのホルモンが大量に含まれています。
牛乳に含まれる成長ホルモンのうち、
IGF-1という物質は、人間の身体の中で作られるIGF-1と同じであるため、
子牛が急成長するのと同様に、人間の身体も必要以上に成熟が早められてしまうのです。
これが、女性の場合では
◆初潮年齢の低下
◆生理痛
◆子宮や卵巣のトラブル
◆乳がん
そして男性の場合は前立腺がんに繋がると指摘されています。
参考:松田麻美子(2007)『女性のためのナチュラルハイジーン』グスコー出版
カフェドリンクに含まれるカフェインの危険性とは?
「カフェインの多量摂取は危険」ということについては内閣府の食品安全委員会でも指摘されており、
多量摂取した場合、めまいや興奮、震え、下痢などの症状が生じます。
参考:内閣府食品安全委員会(2018)「食品安全の基本と カフェインの安全性について」
なお、カフェインに対する耐性は人それぞれ。
私の場合は、大手コーヒーチェーンのコーヒーは、カップの3分の1くらいを飲んだ段階で悪寒や動機などを感じますが、
「1日1杯なら大丈夫」
「1日2杯くらいなら平気」
そういう方もいらっしゃいますよね。
ただ、多量摂取とまでは言えない場合でも、マクロビオティックの考え方では、
コーヒーは身体を冷やす食品と言われ、現代は内臓が冷えている人が多いため、特に気をつけたいところです。
「それでは、カフェインレスコーヒー(デカフェ)ならいいの?」
という方もいますよね。
カフェインレスコーヒーの場合も、多少のカフェインは残留していますので、完全にゼロではないのです。
また、カフェインの除去方法には薬剤を使用するものもあるため、製造方法には注意しなければいけません。
楽しい「おうちカフェ」で市販のカフェドリンクを卒業しよう!
ここまで、砂糖、牛乳、カフェインの問題点についてお伝えしてきました。
これらの食品を避けるためにも、カフェに行くことやカフェで選ぶものについて、改めて考えるきっかけになったのではないでしょうか。
ただ、身体に負担があるのはわかったけれど、仕事や勉強、そして、自分へのご褒美の時間としてカフェタイムを大切にされている方も多いと思います。
そんな方はまず、
カフェに行く時間をゼロにするのではなく、おうちカフェを楽しむ工夫をして、
砂糖、牛乳、カフェインを摂取する回数を減らしてみてはいかがでしょうか?
そこで今回は、おうちカフェが楽しくなる身体に優しいドリンクとスイーツの作り方をご紹介します!
砂糖も牛乳も不使用。体に優しいカフェドリンクを手作りしよう!
満足感のある甘いドリンクも、スイーツも、身体に優しい食材だけで作れます。砂糖も牛乳もコーヒーも必要ありません。
スパイスや甘味料、植物性ミルクは、
ここに記載しているものでなくても美味しく作ることが可能ですので、
私だったら、どんなアレンジにしようかな?
と考えながら、お読みいただいても楽しいと思います!
スパイシーココアの作り方
材料
作り方
1、フードプロセッサーにカシューナッツを入れ、細かくします。
(ハイパワーミキサーをお持ちの場合は、
全ての材料を1度にミキサーに入れて攪拌してください。)
4、お好みでカップに移した後に茶こしでココアパウダーを振りかけます。
・フードプロセッサーの場合は、最初にカシューナッツだけを回すことで均一に細かくなります。
・豆乳は分離しやすいので、加熱しすぎないように注意してください。
・豆乳は他の植物性ミルクでも、デーツシロップはアガベシロップやハチミツなどの他の甘味料でも美味しく作れます。
ほうじ茶きな粉ラテの作り方
材料
作り方
3、豆乳の色がほうじ茶で濃くなってきたら火を止めてカップに注ぎ、全体をよく混ぜたら完成です。
・黒糖のような甘味のあるデーツシロップが、和のティーラテに良く合いますよ。
・ココアと同様に、豆乳は分離しやすいので、加熱しすぎないように注意してくださいね。
・豆乳は他の植物性ミルクでも、デーツシロップはアガベシロップやハチミツなど他の甘味料でも美味しく作れます。
エナジーボールの作り方
材料
作り方
2、フードプロセッサーにレーズンを加え、細かくします。
3、その他の材料もフードプロセッサーに加え、全体が混ざるように攪拌します。
・作った後、すぐに食べることができますが、冷蔵庫で少し冷やすと、より甘味が強くなって美味しいです。
・甘味料はメープルシロップやハチミツなど、使いやすいもので大丈夫です。
・レーズンはお好きなドライフルーツで、アーモンドとカシューナッツはお好きなナッツで代用可能です。
・満足感を感じることができるくらい甘い仕上がりになっていますので、甘さはお好みで調節してください。
・ココナッツオイルは、固まりやすい脂肪酸が除かれた液体のものを使用しています。
通常のココナッツオイルや大白ごま油などでも美味しく作ることが可能です。
今回ご紹介したドリンクもスイーツも、甘味料を変えてみたり、ナッツや植物性ミルクの種類を変えてみたり、
アレンジが楽しめるものとなっています。
ぜひ皆さまのお気に入りを見つけて
身体に優しいドリンクを作ってみてくださいね!
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