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今もなお牛乳を習慣で飲んでいるあなたへ。その牛乳、まずは3週間辞めてみてください|保健師が教える、牛乳の真実

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前回は、小麦製品に含まれるグルテンについてお伝えしました。
その原因不明の不調、パンをやめるだけで改善するかも!? 思っている以上に影響が大きい小麦製品に含まれるグルテンによる人体への弊害とは

近年の小麦粉には品種改良により腸で消化しにくいと言われる
「グルテン」が多く含まれていて、腸で十分に消化できずにたまり、
その未消化のグルテンが人体の不調をもたらしているという話をしました。

今回は、このグルテンに並んで、近年、問題となっている食品についてお伝えいたします。

その食品とは、カルシウム補給に適しており、健康によいと言われている、あの飲み物です。

何だと思いますか?

そう、牛乳です。
牛乳が体に悪いと聞いたことはありましたか?

牛乳のイメージは、どちらかというと、体にいいもの、
成長発達に欠かせないもの、カルシウム補給源という印象ですよね。

小学校の給食では毎日提供されますし、
家庭でも毎日のように飲んでいるという人も多いかと思います。

お子さんの成長を思って、牛乳をあえて購入している家庭も多いでしょう。

もちろん、砂糖たっぷりの清涼飲料水を毎日飲むよりかは、ましかもしれません。

グルテンと同じく、牛乳に含まれるタンパク質は消化されにくく、
これが、人体へ悪影響を与える原因となりうると言われるようになっています。

あなたの原因不明の不調や病気は、牛乳が原因かもしれません。
健康にいいとされる牛乳へのイメージを一度置き、
なぜ牛乳が体に悪影響を与えているのかを一緒に確認してみましょう。

牛乳は、牛の赤ちゃんが成長するために作られており、人間に合わないこともある


母乳は、「白い血液」と言われ、血液から作られています。
血液に含まれるものや、母親の健康が母乳に直接反映されるということになります。

ですから、母親が乳腺炎を起こしていれば、
化膿した膿が含まれる可能性がありますし、母親が貧血ぎみだと母乳にも鉄分が少なくなります。

牛乳も同じです。
牛の血液や健康が、そのまま反映されています。

牛の母乳にも、牛の女性ホルモンである「エストロゲン」を含み、
牛の赤ちゃんが産まれて体重を1日1kg増やすために必要な成長ホルモン「IGF-1」が含まれています。

母乳の栄養は、動物によって含まれる割合などが違っていて、
その動物の赤ちゃんの成長発達に合った母乳の栄養となっています。
そのため人間には合わないこともありますし、
牛にとって必要な成長ホルモンが、人間には害になることもあります。

さらに人間のカルシウム源と言われている牛乳ですが、
牛乳のカルシウムは、人間にとってのカルシウム源にはならないこともわかってきています。

それどころか、骨からカルシウムを溶け出させる要因になることをご存知でしょうか?

驚きですよね。
保健師である私も、カルシウム不足の食事指導をする際に、
牛乳は手っ取り早くカルシウムを補給できるという職場共通のパンフレットを使っていました。

学校給食の牛乳も、全国で普通に出されていますし…

長年植えつけられた、「牛乳は体にいい」という思い込みは、
日本社会に強く浸透してしまっていて、
専門職でさえも未だにカルシウム不足の方への牛乳摂取を勧めている現状があるのです。

ほんとう、何を信じればいいの?という話になりますよね。

情報に一喜一憂する必要はありませんが、
冷静な目で食材の知識をつけていき、より安全だと思われるものを選ぶ必要がありそうです。

もちろん、費用がかさむ場合もあり、難しいこともありますが、健康はお金には変えられません。

自分の健康は自分で守ること

後から後悔しても、病気になってしまっては完治は難しく、
保険があると言っても費用はかさみ、家族など周囲にも影響を与えます。

場合によっては、生活に支障をきたしたり、職を失ったり、
社会の病気の理解がなければ信頼さえ失ってしまうことさえあるのが現状です。

精神疾患がその例ですが、うつなどの病気になると、
体が思うように動かなかったり、体を動かすことも怠くなります。

本人はとても真面目で仕事をどうにかしたいと考えていても、
動けないこと、やる気がでないこともあるのが病気の特徴です。

日本社会では、それがまだまだ理解されず、本人のワガママだと受け取られることがあります。
職場の体制が整っておらず休みがちになる当事者個人を
迷惑がる傾向が残っている現状を目の当たりにしたことがあります。

なんとか職場の理解を得ようと、病気の情報提供や周囲の接し方について勉強会を開いたのですが、
なんで好きに休む人に、そこまでしないといけないのかと、十分な理解を得るのに時間がかかりましたし、
体調が悪ければ休むというという行為を、治療に専念する前向きな行動とは捉えてもらえないのが、現実。

会社の管理不足だとしても、
使いものにならないならいらないというスタンスが現実でした。

ですから、病気になってしまう前の予防的考えが大事ですし、自分の健康は自分で守ること。
その意識で、今回の記事も読んで頂けると幸いです。

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牛乳を3週間やめれば、体調がよくなる?牛乳による人体への影響


さて、牛乳は体に悪いということなのですが、
具体的にその影響は多岐にわたります。

食べてすぐ現れる即時型アレルギーでしたら、
腹痛、蕁麻疹、呼吸困難、かゆみ、むくみなどのわかりやすい症状が出てきます。
アレルゲンを口にして数10分で症状が出るので、すぐに原因がわかります。


最悪の場合には、アナフィラキシーショックといって、
血圧が急激に下がり死に至るケースもあり、すぐに対処が必要です。

しかし、前回の記事で取り上げたグルテンと同じく、牛乳に含まれるタンパク質「カゼイン」も、
遅発型アレルギーと言って、症状が出るまでに時間がかかる場合があります。
アレルゲンを口にして数時間から数日かかり、牛乳が原因だと特定されにくいのが特徴です。

直接命に関わるものでなく、なんか体調不良を感じていたり、
長年の慢性的な不調のために、体質だと放っておかれることも多いのです。

このように、原因不明の不調から、
アトピー性皮膚炎、湿疹、発達障害や自閉症、がん、骨粗鬆症に至るまで、
命に関わる病気はなくても社会生活に支障をきたす原因が、牛乳と関係しているかもしれないのです。

まずは、牛乳の害を知って、
グルテンを含む小麦製品と一緒に牛乳を一度やめてみて、体調の変化を感じてみませんか?

思いもよらず、改善するかもしれません。

牛乳に含まれる「カゼイン」の影響について


牛乳のタンパク質は、80%が「カゼイン」というもので、
このカゼインが人体で消化しにくく、腸と体に負担をかけています。

カゼインは、牛乳の固形分(水分を除いたもの)の主成分の一つです。

このカゼインは3種類あり、種類により消化酵素が違います。

α型カゼイン、β型カゼイン、κ型カゼインの3種類なのですが、
牛乳に含まれるカゼインは、α型です。

しかし、人間が消化できるのはβ型で、人の母乳もβ型です。

牛乳でも、手を加えていない生乳であればα型を分解する酵素が含まれているんですが、
近年の牛乳の大量生産により、衛生上から加熱されるようになりました。

この加熱により、酵素が壊れてしまうため、
近年の牛乳タンパク質は、人間には消化できないものになっているのです。

ですから、カゼイン摂取が多くなると、
腸内に未消化物がたまって、腸内で炎症を引き起こす原因となります。

腸で炎症が起こると、十分な栄養が吸収されなかったり、
便秘、下痢などの症状が現れます。


また、未消化のα型カゼインは、アレルゲンとなりやすいと言われています。

牛乳の即時型アレルギーの治療として、アレルゲンを少しずつ体に入れて慣れさせる「減感作療法」がありますが、
その治療をして即時型アレルギーが改善しても、
症状が数時間から数日かけて現れる遅延型アレルギーの原因となることも報告されています。

アレルギーは、全身に反応が出うるものですが、特に牛乳は鼻周辺のリンパ組織に反応しやすいと言われ、
鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻茸(ポリープ)などが多く、
その他、中耳炎、頭痛、慢性関節リウマチ、生殖疾患、全身の炎症、がんにも関連していると言われています。

腸の炎症疾患としては、潰瘍性大腸炎やクローン病が代表的であり、
がんは、前立腺がんや乳がんなどのリスクが増加する報告があります。

現代の牛の飼育や牛乳の生産、流通からの害について


牛乳は小学校で給食に出されていますし、
カルシウムやタンパク質補給源として家庭でも多く飲まれるようになりましたね。

このように近年の牛乳消費量の増大に伴い、生産量も増大しています。
衛生上の問題からも加熱処理をされた牛乳が
スーパーなどの小売店で流通されるという流れとなっています。

大量生産されるため管理は厳しくなり牛は密集した場所で飼育されるようになりました。
運動不足で病気しやすくなったために、抗生剤が投与されていますし、
スーパーに並ぶ牛乳として加工する際、加熱処理されるようになりました。

この製法は、食中毒などを起こす有害菌を殺菌できるのですが、
もともと含まれている善玉菌も死滅させることとなりました。

また、加熱によりタンパク質も変性して、
消化吸収されにくく、さらにビタミンやミネラルもこわれてしまうものが多いのです。

さらに、現在、多くの牛は遺伝子組変え(GMO)の作物が与えられ、
ホルモン剤などを投与されています。

現在の牛乳には人工的な物質が多く含まれるようになり、
善玉菌やビタミンやミネラルなどの栄養素が減るというデメリットの多い食品となってしまっているのです。

時代に合わせた生産や流通から、
以前は薬としても使われていた牛乳(生乳として飲んでいた時代)のデメリットを増やす結果となっているのです。

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牛乳はグルテンと同じく、依存性がある


グルテンと同じく、カゼインにも麻薬と同じくらいの依存性があり、
一度口にするとまた摂りたくなります。

牛乳以外の乳製品は食べても大丈夫?


ヨーグルト、チーズなどの牛乳で作られた発酵食品は、
発酵によってカゼインがある程度分解され、
加熱処理された液体の牛乳より多少消化は良いとされています。

バターは大部分が脂質で、タンパク質であるカゼインは少ないので、
摂取してもカゼインの害はほぼないと言われています。

しかし、遅延型アレルギーの検査で乳製品の項目で強く反応が出た場合や、
医師からカゼインを控えるよう言われた場合は、
牛乳のみならず乳製品も全て、まず3週間は控えましょう。

牛乳を控える時の注意


では、3週間、まず牛乳を控えてみる時の注意ですが、
やみくもにやめればいいわけではありません。

牛乳を毎日飲んでいた方にとって、重要なタンパク質源になっていたかもしれません。

ただ牛乳をやめるのではなく、食事全体の栄養バランスを振り返って、
他のタンパク質源である豆乳や大豆製品に置きかえるなど食事の見直しに取り組みましょう。

ずっと摂れないわけではないので、まずは3週間やめてみて、様子を見ましょう。
気になるようであれば、遅延型アレルギーの検査をしてみるのも一つかもしれませんね。

また、カルシウム補給は、小魚、海藻、大豆製品、干しエビ、緑黄色野菜などで補給しましょう。
この機会に食事を見直し、牛乳への意識も見直してみませんか。

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出典 「パンと牛乳は今すぐやめなさい」内山葉子
「その不調、あなたの好きな食べ物が原因だった?」澤登雅一

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