中国産も国産も「安全」ではない。知らず知らずに食べている「不安な食材」とその対処方法についてもお伝えします。
![dumplings 669901 640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/dumplings-669901_640.jpg)
![](https://inyoumarket.com/public/media/img/market_logo.png)
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
中国産が人気ゼロのきっかけ
10年くらい前の話であるが中国での「毒餃子事件」以来、
マスコミで中国の食品報道を見るたびに、中国産への不信感が極限まで来てしまっているといっても過言ではないと思います。
確かに健康食品、化粧品の原料の輸出入に携わってきたものとしては、中国産にまつわる事故は、否定のしようがありませんよね。
日本ではありえないようなことが色々おきるのですから。
日本では既に使用が禁止されている危険な農薬成分が、中国産の輸入原料から見つかったり、
サンプルと実際に購入した原料が全然違っていたり、食品原料に医薬品が意図して入れられていたり・・・
食べた人に効果を出すためにあらゆることがなされているようです。
全ての中国産が悪いというつもりはありません。
漢方等、中国でしかとれない貴重な産物もありますし優良な企業もあります。
日本の資本や人材が入って国内の工場で厳密なチェック体制で生産しているところもあるし、
中国企業でも真面目にやっている会社もあると信じたところではあります。
国産の野菜や鶏、豚、牛は安全なの?
国産が安全と言い切れない現状
![minced-meat-1747910_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/minced-meat-1747910_640-1.jpg)
日本国内でも色々食品偽装や事故はありましたし産地偽装や賞味期限改ざんなど中国とは次元が違うが食品事故は起きています。
例えば以前、中国人と仕事で話をした時こんなことを指摘されました。
「日本は国土が狭いから、いくら無農薬、有機栽培で育てたとしても、近くの畑が農薬バラまいてたら風で飛んでくるじゃないか!」と
うーんなるほど。そういう考え方も出来るか、と妙に納得させられてしまいました。
「日本は当然出荷の前に検査しているし、市場に出回っているものはちゃんとデータがあるから」と反論はしましたが・・
しかし以下の記事からも言えるように、日本のオーガニック農地の狭さは世界から見て最低レベルです。
農薬使用レベルは中国よりもひどいと考えることもでき、食の安全性や品質以前の問題もあり、この深い問題はつきません。
日本のオーガニック農地面積はたった0.1%。海外と比べ100倍の差があるのはなぜなのか。グリーンピースに理由を聞いてみた。
イチゴにかけられる農薬散布回数は65回。多くの国内食材に残留農薬が含まれていることが明らかに。私たちは今何を選ぶべきか。
国産=安全ではない。
中国の事を悪く言えないレベルの商品も。
本当のところはどうなのでしょうか?
![airplane-465619_640-450x299](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/airplane-465619_640-450x299-3.jpg)
国産の問題の中で今回は、下記のことに触れたいと思います。
養鶏、養豚、養牛です。すなわち畜産ですね。
実は食用に飼育されている、「鶏、豚、牛」は
飼料すなわち多くの場合でエサの中に薬品、抗生物質を添加します。
余談ですが、現在国内においてはホルモン剤の使用は禁止されていますが、
出回っている海外産のものはほとんど使用されていると思って差し支えないでしょう。
なぜか?
それは生産性効率が最も重視されますので、狭いところで飼育して早く大量に出荷しますから、家畜は病気になりやすいのです。
家畜が病気になるのを防ぐためにエサに薬を入れます。
添加する量は微みたるものかもしれません。法律の基準値以内でしょう。
獣医さんや薬剤師がいますし、動物のための薬事法という法律もあります。
ちなみに家畜業界には飼料と家畜用の医薬品を販売するメーカー、問屋などが存在します。
家畜用のサプリメントまであります。
![syringe](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/syringe.jpg)
しかしこの家畜に与える薬のせいで、家畜の中で薬が効かない耐性菌を生み、肉に残留して、
それを食べる人体に果たしてどんな影響があるでしょうか。
遺伝子組み換え飼料の問題
さらに餌の問題もあります。いくら国産であっても見落とせないのが、生産工程。
畜産で使われる飼料のほとんどは海外産。
特に何もうたわれていない場合は、海外産の遺伝子組み換え大豆やコーンが含まれていることがほとんどだと考えてもよいでしょう。
中にはこだわった日本の飼料を使う小規模で優良な畜産業もあるようですが、探すのも困難なほど、本当にごく一部であり、
オーガニックやグラスフェッド、等表記がないものは要注意です。
遺伝子組み換え作物を避けていたとしても、肉などを通じて大量に摂取している可能性が高いということです。
このようなニュースがマスコミでは取り上げられないのがまた恐ろしいことだと感じませんでしょうか。
国産と言っても畜産一つ取っても果たして本当に大丈夫なのか?
中国産のこと批判ばかりしていられないのが現状です。
そう思いませんか?
家畜の件は、別の機会にもっと掘り下げてレポートします。
サプリメントの原料は中国産が多い
![ビタミンCカプセル画像](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/8d675381cc93bad58e1208a749d97c27-450x299.jpg)
食品を購入する際に表示を見て中国産は買わない。
避けているという方は多いと思う。しかし筆者が別の「サプリメントの裏側」でも述べましたが、
健康食品、サプリメントに使われている原料の多くは中国産である。
中国産の原料がもし無くなれば、商品が店頭やネットから消えると言っても過言ではないくらい。
またコスト的に考えても中国産の原料を使わないと安く生産することが出来ないのも事実である。
日本で一番売れており、中国人の「爆買ブーム」で中国でも大人気の「大麦若葉の青汁商品」
日本産の商品ではあるが、皮肉にも主原料の大麦若葉は中国産である。
![デトックス画像](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/13c0a0a06d7b884dcfa5943554f9792a-450x300.jpg)
ビタミンCも中国産・・・
それからサプリメントだけではなく、酸化防止剤としても広く使用されている「ビタミンC(別名L—アスコルビン酸)」の世界の市場の約99.9%は中国産。
という風に
「知らず知らず、中国産は嫌だ、避けていると言っても口にしている。」
のが現状なのです。中国産だけど人気あります!
忌み嫌われる中国産であるが、例外が何個かあります。
例えば、健康食品として人気でよく売れているお酢の商品「香醋」は100%中国産。
日本人が大好きな中国茶はそのまま中国産です。
中国には無い飲み方でペットボトルなどでよく飲まれている「烏龍茶」。
100%中国産茶葉使用。(蛇足ながら、本場中国には烏龍茶や緑茶を冷たくして飲む習慣はありません。)
![tea-2238290_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/tea-2238290_640-1.jpg)
緑茶も加工用の原料として中国産も出回っている。
蛇足ですが私の知人で「烏龍茶」を国産でできないか、国内で茶葉の栽培と発酵に挑戦している人がいるが、今の所出来ていないようです。
味が紅茶に似てしまうとのことです。
仮に国産で出来たとしても中国産とは価格が全く比較にならないくらい高くなってしまうのだそう。原因は根本的に土壌が違うのか、味が中国産のようにはならないようで、日本は土地が痩せているのです。
漢方薬に使われている原料の生薬も中国産のものが圧倒的に多いことをご存知でしょうか。
残念ながら国産では賄えないといいます。知人が栽培を挑戦していますが、土壌改良をしなくてはいけなくなかなか難しいようです。
国産で出来たとしたら価格は当然高くなります。
日本人が大好きな中華料理
![中華料理画像](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/bb4940cac74727f07a9672ad9b811522-450x300.jpg)
中華料理も同じです。
使っている素材はどうなのか考えたことがありますでしょうか。
私なりに調査した結果では、都内限定だが中華料理店で
「可能な限り国産原料使用しています。」とうたっているお店は、
高級中華料理店の3社しか知りません。
ということは、その他は中国産の原料が多いと言って差し支えないのではないでしょうか。
もちろん素材的に中国産のものしかないのもありますが、
業務用の食材はコスト優先で、当然安い原料は輸入物が多いのだそう。
敢えて原価の高い材料を使うのは、よほどの高級店やこだわりのお店以外皆無なのは想像に難くないですね。
このようにスーパーでは中国産の食材や食品は買わない、
避けているという人が多いかも知れないが、実は食べているのが実情なのです。
繰り返しなりますが、全ての中国産が悪いと言っている訳ではありません。
国内外とわず、優良な業者もあります。
また反対に国産だから全てが安心と言っている訳でもないことを留意していただければと思います。
どうしたら安全なものを口にすることが出来るようになるの?
![despair-513529_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/despair-513529_640-2.jpg)
中国産の一番怖いことは
「実際のことが分からない。見えない。確認しようがない。」ということではないでしょうか。
国産はまだ見える。
確認しようと思えば行ける、調べられるかもしれない。ということではないでしょうか。
では、どうしたら安全なものを口にすることが出来るようになるのか、考えてみましょう。
IN YOUで何度もお伝えしてきていますが、
それは消費者が賢くなるしかない。
のです。
価格や見た目、味だけで商品を選ばない。
品質はさることながら、原材料や販売者を見極める。
本物を作っている会社を応援することが一番でしょう。
それが市場を成熟させて、消費者が生産者や販売者を育てることにつながります。
巡り巡って我々消費者に帰ってくることなのですから。
それと有害物質をなるべく可能な限り入れないようにすることが大事ですが
それでも一切体内に入れないことはできないのですから、
入れても外に出しやすくする
「デトックス」効果を高めることが大事
なのです。「デトックス」効果を高める4つの方法
![smoothies-2253423_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/smoothies-2253423_640.jpg)
1、適度に運動する。
有酸素運動をして汗をかいて排出する。
また運動をすると血流もよくなるので排出力が高まるとも考えられます。
汗をかいて水分補給も欠かせません。
2、「解毒」は体の中の体内酵素の仕事の一つです。
よって体内の酵素力を高めるしかない。
昨今サプリメントなどで酵素が流行っているが、人間が外から補えることができる酵素は、
体内酵素の中で唯一消化酵素のみ。
加齢にともない、特に40歳を境に体内酵素はどんどん減っていく。
体内酵素を活性化するためには、暴飲暴食などの「消化酵素」の無駄使いを減らしつつ、外から「消化酵素」を補い、その他の体内酵素を活性化するためには「補酵素」を摂らなくてはいけません。
「補酵素」はビタミン、ミネラルです。
体内酵素を助ける働きもある。
やはりそのためにも野菜、果物を摂る必要がある。
「酵素」のサプリメントについては別の機会に述べたい。
☆あなたの毎日が輝きだす!「飲むミネラル」 by Minery(ミネリー)
3、食物繊維をたくさん取って腸内の排出を助ける。
食物繊維ファイバーが絡めて出す。
野菜、果物、キノコ類、海藻など。
サプリメントで摂取するならスピルリナ、ミドリムシがオススメです。
4、乳酸菌を摂取して腸内を活性化させて排出力を高める。乳酸菌も諸説様々ある。
発酵食品、ヨーグルト。
乳酸菌をサプリメントで選ぶことについても別の機会に述べたい。
この他にも断食やサウナ、岩盤浴、ヨガなど色々ある。
調べて自分に合う方法を試されたらいいかと思います。
あなたのデトックスをサポート!IN YOUおすすめのアイテム
![](https://inyoumarket.com/shops/html/upload/save_image/1118192333_5bf13da5c74e1.jpg)
<1日200円の健康習慣!>ミネラルならこれ1つ。あなたの毎日が輝き始める無味無臭「飲むミネラル」 by Minery(ミネリー)カナダ原生林から誕生!重金属・農薬テスト済|たっぷり2.5-3.5ヶ月分でお得!
¥ 18,225 ~ ¥ 87,766 (税込)
おすすめの記事
ついに中国では人体にも活用された「ゲノム編集の問題」について考えてみる|また人類は大いなる過ちを繰り返すつもりなのか?ついに中国が日本からのプラスチックゴミの輸入を制限へ!プラスチックゴミを自国で処理せざるを得なくなる私たちは・・・
中国産はダメ、国産野菜を選択するという人へ。 もはや日本の農薬規制緩和は中国産野菜の残留農薬どころではありません
![dumplings 669901 640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/dumplings-669901_640.jpg)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう