こんなにカンタンでいいの?!「脱・くすり生活」! 知ってる?夏にぴったり&おいしい、古くから伝統療法としても使われていたスパイス&ハーブの力。
紫陽花の淡い色が、梅雨の曇り空をぼんやりと照らしていたかと思うと、
いつの間にか、青空に輝くひまわりの花がまぶしい季節に・・・。
もうすっかり夏!
そんな季節の移り変わりに合わせて、洋服を着替えるように、食べ物も夏仕様に衣替え。
夏旬の食べもので、夏の太陽で火照った体をクールダウン。
夏は、「夏休み」、「お盆」、「お祭り」・・・、外にお出かけしたくなる楽しいイベントが続き、なんだかソワソワ、わくわくしませんか?
その反面、
夏の暑さや、クーラーの冷えに負けて「夏バテ」、「胃腸の不調」、「夏の冷え性」、「生理痛」・・・に悩んでない?
夏は、女性にとってそんな「心配事」も一緒についてくる季節かもしれません。
いつもはそんな不快な症状を市販薬で紛らわせて仕事に向かったり、家事をこなしたり・・・、忙しい生活だとどうしても即効性のある市販薬に頼りたくなりますよね。
でも、とってもカンタンにそんな不調を予防&改善するおススメアイテムがあるんです。
それは、自然のパワーがギュッと詰まったスパイス&ハーブ。
WHO(世界保健機構)より「予防医学」として認定されるアーユルヴェーダでも古くから薬として使用されてきた歴史を持つまさに「自然のお薬」。
その心身を整える力を知っているのと、いないのでは、毎日の生活も雲泥の差?
特にこの暑い夏を快適に過ごすにはスパイス&ハーブは必須アイテムともいえるかもしれません。
近所のスーパーでも手軽に手に入るスパイス&ハーブの魔法を味方につけて、夏の不調を改善し、夏を存分に楽しんでね。
スパイス&ハーブで夏の「脱くすり生活」!その3つの理由。
防腐・抗菌作用で食中毒予防:
スパイスの防腐や抗菌作用で、暑い夏でも料理が傷みにくくなり、腸内の悪玉菌などの増殖も防ぎます。急な腹痛で、市販薬に頼ることも回避できますね。
健胃作用:
暑さで胃に負担がかかる夏。食欲がない時に無理に食べる必要はありませんが、スパイスで、食べものの消化を促し、胃の不調を改善するのも賢い選択。
スパイスは、唾液の分泌を促して、食べたものの消化を促すので、胃の調子を整えます。
市販の胃腸薬に頼らなくてもよくなるかもね。
スパイスは消化を促し便通をよくし、さらに血液の流れも促すので美肌効果も期待できますよ。
発汗作用で、体温を調節:
暑い夏は、熱が体の内側にこもりやすく、その熱を発散しないと体温調節ができずに、夏バテの原因に。スパイスの発汗作用は、内側の体温をうまく発散させてくれるので夏バテ予防に最適なんです。
何となく体がだるくて、「栄養ドリンクに頼る」なんてこともなくなるよ。
働く女子の夏スパイス!キッチンに置いておきたい5つのスパイス&ハーブ。
数あるスパイス&ハーブの中から、日本のスーパーでも手軽に手に入る、夏におススメのスパイス&ハーブを集めてきました。
夏は暑さと湿気によりどうしても胃腸に負担がかかる季節。
胃腸の調子を整え体の中から夏バテ予防に役立つスパイスや、夏の冷えの解消にもおススメできるもの、女性の不調に効くスパイスなどをピックアップしています。
オーガニックのものも近所のスーパーで手に入ると思うので、是非、スーパーのスパイス売り場に足を運んでみて。
1.インド料理に必須のスパイスのひとつクミン(Cumin)。実は和食とも合うんです!
クミンには、こんなうれしい効能があるよ!
消化を促し、胃腸の調子を整え、さらにデトックス効果も大。胃腸に溜まったガスを分解し、お腹の張りや腹痛を和らげる効果もあるんですよ。
どんな風に使ったらよいの?
実は醤油味との相性もよく、きんぴらごぼうなどに加えても〇。下痢や腹痛の際にはホールのまま料理に入れます。
2.美肌にも効果大!毎日摂りたい最強スパイス、ターメリック(Turmeric)(別名ウコン)
ターメリックには、こんなうれしい効能があるよ!
抗酸化作用が高く、医療分野でもさまざまな効果データが発表されている、多くの健康効果が期待できるスパイス。ターメリックに含まれるクルクミンは美肌にも効果大なんです!
消化作用や新陳代謝を活性するため、体質改善にもお薦めされるスパイス。
また胆汁の分泌を促すので、肝機能を高める効能もあります。
どんな風に使ったらよいの?
ピラフなどの色付けに使用したり、豆腐をターメリックでフライパンで炒って炒り卵のようにしたり、ターメリックはお料理を華やかに彩ります。ターメリックの独特な土臭さはフライパンで煎ってから使うと緩和されますよ。
3.毛細血管を刺激!シミ、シワ、たるみに効果あり、シナモン(Cinnamon)
シナモンには、こんなうれしい効能があるよ!
世界最古のスパイスの1つシナモンには、腹痛や下痢を和らげ、発汗、解熱作用があります。また血液循環に効果があり、冷え性やむくみなどの防止にも〇。
どんな風に使ったらよいの?
辛みと甘さを伴った香りを活かして、お茶に一振り、お菓子作りの時に一振り、気軽に使えるスパイスです。お芋や南瓜のスィーツとも相性がよいスパイスです。
4.レモンを連想させる爽快な香りが特徴、コリアンダー(Coriander)別名:パクチー
コリアンダーには、こんなうれしい効能があるよ!
胃腸を元気にする、デトックスを促すなどの作用があります。さらに血液を浄化するので、血栓予防にもなると言われています。
発汗を促し、新陳代謝を上げます。
生葉にはカロチンやビタミンが豊富に含まれます。
どんな風に使ったらよいの?
特に肉料理との相性がよく、お肉を焼く前に下味として付けるとコクがアップ。生のパクチーは、生春巻きやサラダといった料理におススメ。
5.料理の香りづけだけじゃないんです!ローリエ(Laurier)(別名:月桂樹)
煮込み料理に使用する方も多いと思いますが、実はこちらのローリエ、
生薬は健胃薬、煎液は神経痛やリウマチにも使用されるんですよ。
おまけ:特に女性に嬉しいスパイス。
淡い紫色の花をつけるサフラン(Saffron)の花、そのめしべに秘められた神秘
乾燥させたサフラン(花)のめしべがスパイスや生薬として用いられます。
生薬としては鎮痛、通経作用があり、婦人病(月経不順、子宮に関する症状)にも効果があるんですって。
花のめしべが女性の不調に効くなんてなんだか神秘的ですね。
目移りするほどの種類のスパイス&ハーブ・・・、ちゃんと使いこなせてる?
スーパーのスパイス&ハーブコーナー。
目移りする程、ズラリと並ぶスパイスやハーブ・・・、一体どのスパイスをどんな料理にどうやって使っていいのか悩みますよね。
ほんの一振りで、一瞬にしてお料理の味を変えてしまう力を秘めるスパイスやハーブですが、その効能も同じようにパワフル。
適度に生活に取り入れれば、夏バテ解消に役立つ心強い存在。
普段は和食中心の私ですが、実は今、世界各国のスパイス&ハーブも生活に取り入れるべく勉強中。
一振りのスパイスの秘められた、「お料理の味を一瞬にして変える力」には毎回驚かされます。
勉強熱心?!なKumin、
最近、カンタン&おいしいスパイス&ハーブレシピを、日本初のベジタリアン志向な雑誌、「Veggy」で発見。
7月10日に発売されたVeggy Vol.53には、
夏におススメのスパイス&ハーブをふんだんに使った、世界各国のレシピが次から次へと飛び出してきます!
タイトルは「スパイス&ハーブ料理:カレーだけじゃない!世界のスパイス&ハーブ使いで不調をリセット!」。
まさに、夏の不調に効く、おいしいレシピがゲットできちゃう!
インド、北アフリカ、モロッコ、中国、クレオール、メキシコ、スペイン、イタリア、イギリス、タイ・・・・世界中を旅したようなそんな感覚が味わえるんです。
Veggy Vol.53の数あるレシピの中から発見した、私のお気に入りはタイのスパイスレシピ、「カボチャとサツマイモのタイカレー」。
日本のスーパーでも手軽に手に入るスパイスをふんだんに使った辛すぎないカレーです。
「カレーにさつまいも?」
いつもとちょっと違う冒険ができちゃうのも、今回の「Veggy」の魅力。
Veggyのスパイス&ハーブレシピで「刺激的な夏」が過ごせるかもね!
参考文献:”veggy (ベジィ) vol.53 2017年8月号”
Veggy vol.53 2017年8月号では、
書道家 武田双雲氏 × オーガニックWebマガジンINYOU編集長 松浦愛の対談
&
INYOUオーガニックライセンス認定講座代表講師 小林くみんがオススメするヘルシーアイテム!
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