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今日の体調・不調・体質のタイプから今食べるべき食べ物がわかる!家庭で今すぐ使える「おうち薬膳」の始め方

霜崎 ひろみ
突然の子宮がん宣告をきっかけに、『毎日の食事で体が作られていたこと』、『ストレスがどんなに体に響いていたかということ』を実感する。『体のこと』、『心のこと』を、マクロビオティックや各種自然療法で学ぶ中、望診法に出合い学びを深める。更に、漢方、薬膳も学び、マクロビオティック上級望診法指導士、国際薬膳師、国際薬膳調理師、漢方上級スタイリスト、養生漢方アドバイザー等の資格を持つ。現在、マクロビオティック望診法指導士養成塾の山村塾http://goash.jp/にて望診法講座講師、東洋医学や薬膳講座の講師、出張講座、食事相談、雑誌やWebの望診記事の監修などを行っている。

「今日の夕飯は何にしよう?」

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みなさんは、ご自分や、ご家族のご飯に、悩むことはありませんか?
どういう基準でご飯作りをしていますか?

「この食材が安く手に入った!」「これが食べたい!」「これが体に良い!」などでしょうか? 
また、手作りばかりでなく、お惣菜を買ってくることもあるでしょう。外食が多い方もいらっしゃるかもしれません。

 いずれにしても、「毎日の食事が私たちの体を作っている」ことは確かなこと。
食生活が生活習慣病に関連する病を引き起こすのは周知の事実です。

ということは、毎日の食事に気をつければ、私たちを健康に導くことだってあるわけです。

まさに『薬食同源』なのです。




今日は、食材を買う時や、メニューを選ぶ時の一つの基準となり、体調を整えるのに役立つ薬膳のご家庭で取り入れられる基本的な考え方をお伝えします。

薬膳とは?

薬膳にどんなイメージを持っていますか?

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みなさんは、「薬膳」にどのようなイメージを抱いているでしょうか?

私は、当初、「高麗人参」や「クコの実」が入っている、ちょっと独特な味がする中華料理と思っていました。
そして、実は、苦手で、家庭で取り入れようとは思ったことはありませんでした…。

しかし、「食」を勉強していくうちに、「薬膳」のことを何もわかっていなかったことを知りました。


では、「薬膳」とは、どういうものなのでしょうか?




薬膳とは?

私が国際薬膳師を目指して学んできた「薬膳」は、正確には「中医薬膳学(中医営養薬膳学)」で、
「中医学の理論に従って、食材や中薬(生薬)を用い、健康の維持・増進・疾病の予防・治療・回復などを目指すもの」という定義があります。

つまり、「目的」を持って、その「目的」に合わせて食材や中薬(生薬)、調理法(煮る、蒸すなど)を選んで、料理をするということです。私が「薬膳」に対して抱いていた、普段手に入りにくい「高麗人参」などを使わなくても、食材の性質を利用して「健康」を目指すことができるのです。


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薬膳の2つの大原則

整体観(せいたいかん)

 人は、各臓器などすべて含めてひとつのまとまりであり、各臓器が協力し合い、私たちは生きることができるという考えです。また、私たちは自然の一部でもあり、自然環境と一体なので、季節に合わせた暮らしをすることが大切であると考えられています。
よって、季節や気候に合った献立を心がけることが望ましいのです。



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弁証施膳(べんしょうしぜん)

「健康の維持・増進・疾病の予防・治療・回復などを目指すもの」という定義がある「薬膳」ですが、「食べる人の体をどのようにサポートすればよいか」を以下の点に従って考え、使用する食材や調理法、メニューを考えていきます。

これを「弁証施膳」といいます。
いわば、料理を食べる人のことを考えたオーダーメイドのメニューということです。


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①体の状態はどうか?
例:疲れている→元気をつける食材を選ぶ など

②季節・気候に合わせる
例:冬で寒い→体を温める食材を中心にして、火を使った調理法で作る など

③性別・年齢・職業などを考慮する
例:子供→刺激性のあるスパイスは控えめにする など



以上の点を考慮することを「弁証施膳」といいますが、ご家庭でも、天候や家族の体調をみながら「今日は寒いから、お鍋にしよう。」
「お腹の調子が悪いから消化の良いものにしておこう。」など、智恵としてすでに備わっていることかもしれません。

日々の食卓に取り入れよう!

中医学の2大原則から、日々の食卓に取り入れられることをわかりやすい言葉でまとめると、

*「旬のもの」を取り入れる。

*気候に合わせた調理をする。

*食べる人の体調に合わせた食材を選ぶ。

ということになります。

もう一歩、あなたの掲げる健康目的に近づいたり、食べる人の体調を考えて、食材の持つ力を活用しましょう。



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食材の性質を知ろう!利用しよう!

中薬(生薬)は漢方薬で使われるため、体に及ぼす力があることは簡単に理解できますが、食材にもそれぞれ力があり、また性質があります。代表的なものに「五味―味の持つ力」と「五性―食材の持つ性質」があります。



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五味―味の持つ力

「味」は、酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味の五味に分類できます。
「味」には、それぞれ以下のような性質があります。 五味以外に、渋い味の「渋味」、味がはっきりしない「淡味」もあります。

「渋味」は「酸味」と同様の性質があるため「酸味」と同様に扱われ、実質、「五味」に「淡味」を加えて「六味」とすることもあります。
また、実際、その味がしなくても、味が持つ力により分類されているものもあります。

酸味の性質:
収れん・固渋作用 (漏れ出るものを止める)

主な食材:

梅干し・レモン・りんご・みかん・杏・さんざし・蓮の実 など


こんな時に:
汗が止まらない、尿漏れ、おねしょ、鼻血が出る、下痢 など



苦味の性質:

・排泄作用(便を出しやすくする)
・清熱作用(熱を冷ます)
・燥湿作用(湿気を乾かす)
・降逆作用(上がった気を降ろす)

主な食材:

ごぼう・山菜類・よもぎ・苦瓜・ピーマン・セロリ・アスパラガス・レタス
・みょうが・どくだみ・抹茶コーヒー など


こんな時に:
便が出にくい、熱がある、炎症を起こしている、胃もたれして食欲がない、むくみ、
のぼせ など




甘味の性質:
・補養作用(体に滋養をつける)
・緩急作用(痛みを緩和する)
・調和作用(食材の味を調和させる)

主な食材:

米類・豆類・芋類・きのこ類・かぼちゃ・キャベツ・玉ねぎ・人参・とうもろこし・栗・棗 など


こんな時に:
疲れ、パワー不足、虚弱体質、痛みがある など



辛味の性質:

・発散作用(発汗することにより邪気を追い払う)
・理気作用(気を巡らせる)
・理血作用(血を巡らせる)

主な食材:

生姜・にら・唐辛子・ねぎ・しそ・胡椒・にんにく・シナモン・ミント など

こんな時に:
風邪の引き始め、寒気を感じる、冷え、血流や気の流れが悪い など



鹹味(塩からい味)の性質:
・軟堅散結作用(固まりや固くなったものを柔らかくする)
・排泄作用(便を出しやすくする)

主な食材:

昆布・のり・あさり・・みそ・醤油 など


こんな時に:
便秘傾向、尿が出にくい、むくみ、固まりがある など



淡味の性質:
・滲湿作用(湿気を取り除く)
・利尿作用(尿を出しやすくする)

主な食材:

冬瓜、はとむぎ など


こんな時に:
尿が出にくい、むくみ、下痢 など



五性―食材の持つ性質

食材には、温度を基準にした分類方法もあります。熱性、温性、平性、涼性、寒性の5つに分類されます。体調、体質だけでなく、不調に合わせて、選択しましょう。
  
熱性:
体を温めて血行をよくする作用


主な食材:

胡椒、シナモン、唐辛子、山椒、生にんにく など


こんな時に:
寒い、温まらない、冷え など



温性:
体を温めるが、熱性よりおだやかな作用を持つ

主な食材:

生姜、ねぎ、しそ、もち米、海老 など


こんな時に:
寒い、温まらない、冷え など



平性:
陰陽のバランスを調和する(温めも冷やしもしない)作用

主な食材:

豆類、穀類、白菜、きゃべつ、じゃがいも など


こんな時に:
オールマイティに使えます



涼性:
体の熱をとるが、寒性よりおだやかな作用を持つ

主な食材:

大根、きゅうり、セロリ、そば、はと麦 など

こんな時に:
体が熱い、ほてる、炎症をおこしている など



寒性:
体の熱をとる作用

主な食材:

苦瓜、豆腐、スイカ、なす、バナナ、昆布  など


こんな時に:
体が熱い、ほてる、炎症をおこしている など




毎日の体調に合わせて食材を選ぶだけで体への負担は減ります。

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毎日の体調に合わせて、食材のチョイスをするだけで、ずいぶん体にやさしい「食事」になります。
また「健康に関する目的」に従って、食材を選ぶこともできます。

自分で作る場合も、外食の場合も、
毎日、少し「薬膳」の基本的な考え方を取り入れることで、健康増進につながっていくことでしょう。

皆様が健やかに過ごせますように。



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