風邪を引いた時に一番食べたい養生食の決定版!身体が芯から温まる「玄米味噌おじや」の作り方
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どんなに気をつけていても風邪を引いてしまうこともありますよね。
特にこれからの年末年始、楽しいパーティーや忘年会でついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたり。
風邪を引く時というのは内臓が疲れている時が多いのです。
寒さに加え、食べ過ぎて内臓が疲労すると免疫力が落ち、どうしても風邪のウィルスに負けてしまうのですね。
食べ過ぎたり飲み過ぎが続いた後に風邪を引いた経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
そんな時、みなさんはどうしていらっしゃいますか?
栄養のあるものを食べる、
薬を飲んで風邪の症状を抑えるというのが一般的な対処法でしょうか。
風邪は最高のデトックス
鼻水が出る
咳や痰が出る
下痢をする
嘔吐する
熱が出る
頭痛がする
これらはみな、身体の中に溜まった老廃物や毒素を排泄するものです。
ですので、これらを薬で止めてしまうのはとてももったいないこと。
根本的な原因をそのままにして不快症状だけを薬で抑えてしまうのは
火災報知器を止めて火事をそのまま放置するのと同じなんですね。
不快症状や不定愁訴というのは身体からのSOSです。
それらを放置せず、ちゃんと受け止めてあげましょう。
そしてせっかく出ているものは咳でも下痢でも止めずに出し切ること。
そうすることで風邪を引いた後は引く前よりスッキリ軽くなることでしょう。
風邪の時には断食する
風邪の時には内臓を休ませるのが一番です。
栄養をつけるために肉や卵などを食べると、それを消化するのにとてもエネルギーを使います。
それでは風邪の治りが遅くなってしまいます。
食欲がないのに無理して食べるのは控えましょう
食欲がないということは、身体が食べ物を入れないでほしいというサインです。そんな時にはなるべく食べずに水分補給だけにしてみませんか?
そうすると自然治癒力が最大限に働いて風邪の治りが早くなりますよ。
それでもどうしてもなにか食べたい!
という方も多いはず。
今日はそんな時におすすめの養生食をご紹介しますね。
味噌おじやの作り方
<材料> 1人分
無農薬の玄米ご飯 100g
油揚げ 1/5枚
有機味噌(豆と麦半々) 大さじ1
出汁(昆布or干椎茸) 1カップ
有機の長ネギ 5cm
<作り方>
1.油揚げを熱湯にくぐらせて油抜きし、短冊切りにする。
2.長ネギは薄い小口切りにする。太ければみじん切りに。
3.味噌はすり鉢でよく擦っておき、出汁の一部で溶いておく。
4.鍋に出汁、油揚げを入れ沸騰したら味噌を溶き入れ、玄米ご飯を崩し入れる。
5.煮立ったら弱火にし、蓋をして約40分煮る。
煮えたら蓋を取り、鍋底にヘラを入れて天地を返し、刻んだネギを加え蓋をして20分蒸らす。
おじやは炊いたご飯をさらに弱火でじっくり煮ることで消化を良くし、水分を多く作ることで食べ過ぎを防ぎます。
さらに味噌おじやは
・身体を芯から温める味噌
・弱った身体に優しく栄養を補う油揚げ
・殺菌力と消化を助けるネギ
という役者が揃った優れもの。
風邪で食欲のない時にもこれなら負担にならず、身体に元氣を与えてくれます。
味噌おじやを作るポイント
・熱のある時は干し椎茸の出汁を使い、出汁がらの椎茸もスライスして一緒に煮込みます。
(椎茸の解熱作用を使う)
・長ネギは根っこがあれば刻んで一緒に煮込みます。
陰性な人は白い部分のみ、陽性な人は緑の部分を少し加えて煮てもいいでしょう。
・熱のない時は昆布出汁を使います。
・味噌は基本的には豆味噌と麦味噌を半々に使います。
身体が陰性な人(熱がない)は豆味噌を多くする
身体が陽性な人(熱がある)は麦味噌を多くする
というように味噌を使い分けるとさらに効果的です。
とてもシンプルですが、身体を芯から温め内臓をお休みさせるにはぴったりですね。
少し元氣になってきたらここに焼いたお餅を加えても美味しいですよ。
お餅はお正月にしか食べない方も多いと思いますが、玄米餅は身体を温め、締まり過ぎた細胞を程よくゆるめてくれるので、
寒くて縮こまりがちな冬になくてはならない食べ物です。
力をつけたい時、粘り強さが欲しい時にもオススメです。
風邪を引いたら無理せずに暖かくして身体も心もゆったりとお休みしましょう。
治った後は、さらに快適な生活が送れること間違い無しですよ。
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(椎茸の解熱作用を使う)
・長ネギは根っこがあれば刻んで一緒に煮込みます。
陰性な人は白い部分のみ、陽性な人は緑の部分を少し加えて煮てもいいでしょう。
・熱のない時は昆布出汁を使います。
・味噌は基本的には豆味噌と麦味噌を半々に使います。
身体が陽性な人(熱がある)は麦味噌を多くする
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