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アルカリ性食品を食べれば体をアルカリ性にすることができ、病気の元とも言われる酸性化って防げるの?ついにアルカリ性食品の、真相に迫る!酸は体の内外から補充できるが、アルカリは外からしか補充できないという事実

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ちょっとした不調がすぐに症状として自覚できる心臓と『沈黙の臓器』と言われる肝臓。


肝心要の肝臓と心臓。


対照的な臓器で、一見接点がありそうに思えません。

しかし『心臓の不調・病気は肝臓の問題から来る』と言われるくらい、昔は心臓の不調には肝臓の治療に力を入れていました。

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不思議なことに、この両者の密接な関係は中医学だけでなく、
インド・欧米・南米、そして日本の古い文献にも出てくるほど、世界中で古くから認識されています。

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現代医療で心臓は“循環器内科”や“心臓外科”、肝臓の問題は消化器内科でしょうか。
西洋医学の発達によって専門が細分化され、独立した臓器として扱われるようになりました。

これは救急医療の分野の発展に、大きく寄与しました。
その臓器を専門としたスペシャリストの登場によって、脳や心臓の急性疾患のようなすぐ命に関わる状況でも、多くの命が救われるようになりました。

しかし一つの体の中で起こること。

緊急的処置が成功しても、その後の治療やQOL(生活の質)を良くするには、体全体をみていかなくてはなりません。

ホリスティック医療では、体液が長期間酸性に傾いたままだと様々な不調や病気の原因になると考える。
体を弱アルカリ性を保つためにはアルカリ食品を食べればいい?

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よくガンにならないためにアルカリ性のものを食べるといいとかガン治療にアルカリ性のものを食べたほうがいいと言った話があがります。

本来なら一日の間で、酸性とアルカリ性を行ったり来たりしているのが望ましい状態です。
また、血液と尿の酸度・アルカリ度は比例しないのが普通です。

なぜなら、血液が弱アルカリ性(pH7.4)にあるのが全身機能を保つのに一番大切で、尿はそれを調整した結果だからです。

基本的な前提として、”酸”とは水素イオン(H+)を含む化合物で、酸性反応を示すもの。

”アルカリ”とは水酸化物イオン(OH-)を含む化合物で、アルカリ反応を示すものです。
この両方が同量存在すると”水”(H2O)になり、物質は中性(=ph7)となります。

水の他に中性を保つ食品は少ないですが、天然の油脂類、バターなどもphは7です。
『水と油』というと非常に相性が悪いものの例えとして使われますが、自然界では数少ない中性仲間です。

ただサラダ油など、精製されたオイル類は水素イオンを含むので”酸”を産生します。

酸を産生する食品リスト


他にも、≪酸を産生する食品≫

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マーガリン
ショートニング
精製砂糖
精白された粉製品
(それらを使用した甘い菓子類、パンも含む)
チョコレート
甘い炭酸飲料
アイスクリーム


『産生』という言葉は、あまり一般的ではありませんが、細胞内で合成・生成されることを言います。
下記に示す『供給』するものとは違うのでご注意ください。

『供給』とは体の要求に応じて届けられるものです。

酸を供給する食品リスト


肉・魚全般
全粒穀物
牛乳・チーズ

豆類
ナッツ類

からし
スパークリングワイン・強炭酸水


酸性食品

≪アルカリを供給する食品≫


野菜
果物
ハーブ類
無炭酸のミネラルウォーター



アルカリ食品

酸性化が起こる場面と問題点


麻酔や病気等で、肺の換気量が落ち、血中の二酸化炭素量が増えすぎると、血液は酸性化していきます。

また

1.腎機能が落ち、腎臓で老廃物を十分に濾せない状態が続いた時
2.運動によって筋肉に乳酸が溜まった時
3.食事後、代謝が行われている時


などでも体液は酸性に振れます。


つまり酸性になるかアルカリ性になるかは、

食事の内容に起因するばかりでなく、日常生活の中で微妙に変動しているものですが、その変化はごく小さなものです。

例えばph7.3以下になるとなんらかの症状が出始め、ph7を下回ると昏睡状態になります。逆にph7.7以上のアルカリ性に傾くと、痙攣発作を起こします。

そのため適正phを維持するために、各臓器や周辺細胞組織は常に、余分になった酸性物質やアルカリ性物質を排出したり、時には足りない物質を取り入れたりしてバランスを取っています。

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しかし、この高い緩衝能ゆえの問題もあります。


周辺組織やその細胞液が最大限に酸性物質を抱えているお蔭で、血液が正常phを維持しているケースです。

とにかく血中のph7.4を維持するのが、生命活動において最優先されるのです。

血液データを見る限りは、一見問題がなさそうに見えるものの、体内では少しずつ変化が起きている状態です。

しかしまだ排泄物(尿・便・汗・呼気など)で調整が出来ている範囲です。

そのため『尿中にアルカリ性物質(=塩基)が出ているから、体内のアルカリ性物質が過剰』
という単純な話にはなりません。


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酸は体の内からも外からも補充できるが、アルカリ(塩基)は常に外からしか補充できないという重要な事実


H+OH⇒H2O
となるように、過剰な『H』を排出するには、それと同レベルの『OH』が必要になります。

つまり過剰な酸を排出する際、塩基を多く消費するので、こういう時は食品から足りない塩基を補給する必要があります。

さきほど≪酸を産生する食品≫を挙げたことでも分かるように、酸は体の内からも外からも補充できますが、アルカリ(塩基)は常に外からしか補充できません。

そういう意味では『弱アルカリ性を維持するためにアルカリ性食品は必要』と言えます。

つまりアルカリ性の食品を食べることは有効なのです。


だからと言って『酸を供給する食品はいらない』とはなりません。

酸・アルカリそれぞれ役目があり、双方がバランス良く存在して初めて体は整うのです。

ただ先ほどピックアップした「マーガリン、ショートニング、白砂糖」などのリストのように、勝手に酸を産出する食品は、極力制限する必要があります。

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肝機能が低下しても、酸が過剰になる。その時、沈黙の臓器が出すサインとは?


私たちは、爪の異常、肩や腕の張り、肩甲骨周辺の筋肉痛といった形で、肝臓からのSOSを感じることができます。

肝機能低下がさらに進むと腱鞘炎・関節炎といった症状として現れることもあります。
また”爪の異常”というのは、もろくなったり変形したりということだけでなく、水虫などの細菌感染症も含まれます。

普通、腱鞘炎や関節炎になったら整形外科、水虫になったら皮膚科で治療してもらうと思いますが、肝臓との関係を忘れてはなりません。


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もちろん、仕事や日常生活で健や関節に負担がかかって痛みが出ているからと言って、簡単に仕事を変えたり日常生活・・
例えば赤ちゃんを抱っこしたり、雪かきしないと毎朝出勤できない・・というようなことを制限するのは難しいと思います。

また特に原因らしい原因がないと『年齢的なもの』と片づけられてしまうこともあるでしょう。
もちろん加齢による変化もあるでしょうが、『加齢=疾患』ではありません。

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どんな状況であれ、どんな体質であれ常に「肝臓」をいたわることが重要です。

肝臓からの声を捉え、薬だけに頼らず、自分自身でも出来ること


以前、毎日体を使う仕事をしていた時、十分な睡眠やマッサージをしても筋肉痛や疲労が取れないことがありました。
当時は運動によって筋肉に溜まる乳酸でも酸性化が起こることなど、想像すらしていませんでした。

また『運動で酸性化』と言っても、問題は『過度な運動』によって増える『大量の乳酸を溜めこんだままにする』ことが悪いのであって、運動そのものや乳酸ではありません。

むしろ『乳酸』が一時的に筋肉に留まってくれることで、血中の酸性物質が一気に増えるのを防いでくれています。
このシステムがなければ、私たちは運動を持続させることができません。

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オフィスワークが中心になって、一日中パソコンに向かう生活になると、今度は肩こりが悩みとなりました。
肩こりもストレッチや目の疲労を取ることで、少しは良くなりますが、どこかすっきりしません。

どちら場面でも欠けていたのは、『肝臓へのケア』です。
お酒を全く飲まないので、肝臓のケアなど全く意識していませんでした。

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まとめ:食事内容は血液の状態に反映されるが、全てを物語っているわけではない

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これまでは栄養学的な観点で、『この食材はいい』『こんな食事はダメ』ということは知っていても、
体が持つ酸とアルカリを調整する緩衝能までは考えが及ばなかったのではないでしょうか。

どんなものを食べるかというのは、もちろん大切ですが同時に

〇どんな状況か?(暑い、寒い、運動した、オフィスワーク等)
〇どんな体調か?(疲れている、リラックスしている、イライラしやすい等)

など体のサインに応じて選択することが必要です。

例えば、≪暑い・運動した・疲労感が残っている≫場合
例1:豚肉のキムチ炒め

○豚肉⇒酸を供給。代謝をスムーズにするビタミンB1が豊富
○キムチ⇒野菜がアルカリを供給&発酵食品なので肝臓をケア


例2:うなぎのとろろかけ

○うなぎ⇒ビタミンB1と酸を供給
○山芋⇒アルカリを補給。消化を助けるジアスターゼ、肝臓や筋肉に必要な分枝アミノ酸バリンを含む。


≪オフィスワーク・肩の張り・イライラ≫の場合
例1:あさりの味噌汁

○あさり⇒タウリン豊富で肝臓だけでなく、全身の細胞の浸透圧を調整
○味噌⇒発酵食品。イライラしている時は肝機能の低下を表しているので、肝臓をケアする食品を増やす


例2:きざみネギを乗せた豆腐

○豆腐⇒血行を良くするビタミンEを含む
○ねぎ⇒抗酸化作用のあるアリシンを含む


例3:柑橘類の果物
⇒抗酸化作用のあるビタミンCが豊富。クエン酸が疲労回復やイライラ解消に必要なカルシウム・鉄などのミネラル吸収をサポート。

場面に応じた食事を考える時は

1.栄養的なバランス
2.酸とアルカリのバランス
3.肝機能をバックアップする


以上のことを考慮する必要があります。

健全な肝機能が維持できないと、いづれ心機能にも影響し、ひいては全身の不調にもつながります。
どこに問題が起きても困りますが、やはり肝臓と心臓は肝心要です。

そしてどこに問題が起きても、一度は肝臓の状態を見直すことが重要です。

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YoshiAraki
食品輸出業を営む中で、日本と海外との食品添加物基準、残留農薬問題などを目の当たりにする。 地域の特性を生かしながら、生産者・消費者双方にとって継続可能な一次産業(農業・漁業・畜産業)の有り方を考える。 その一環として、ナチュラルペットフード春夏秋冬の開発研究にも携わる。
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