「私、朝食は食べる派です。」あなたが朝食を抜いてはいけない意外な４つの理由。

朝ごはん、あなたはどんなもの食べていますか？

こんにちは。
IN YOUの読者の皆様は、朝食にどんなものを食べていらっしゃいますか？

僕は体づくりがお仕事なので起床直後から、700kcalを越えるエネルギー食を食べます。


さらにその２時間後には２回目の朝ごはんとして、プロテインスムージーなどを摂取しています。

この前、IN YOUオーガニックスペシャリストの小林くみんさんが、朝食の記事を紹介していましたね。
僕は、朝食が一日の中で最も大切な食事だと思っていましたので、興味を持ち読んでみました。

「朝食をしっかり食べましょう！」は本当に正しい？！朝ごはん食べる派？！食べない派？一体どっちが正しい！？メリットデメリット。

こちらの記事ですが、僕はもう内容を見る前から「食べる派！朝食は食べる派！なんなら２回も食べる派！」と心の中で叫んでいました。

しかし、朝食を食べないという方法にもいくつかメリットがあり、それらが比較されていて非常に楽しく読みました。
こちらの記事では、朝食を食べない派、食べる派のメリットを各２個ずつ、以下のように紹介されていました。

• 朝食を食べない派
・長時間断食（睡眠中を含む）を続けることにより内臓を休ませることができ、またデトックス効果を期待することが出来る。
・餓死対策として存在する「サーチュイン遺伝子」を活発にさせることが出来、これにより動脈硬化、高血圧、さらにはガンなどを予防できる。


• 朝食を食べる派
・朝食をしっかり食べることにより身体が目覚め、睡眠覚醒、体温上昇、ホルモン分泌などにより基礎代謝が向上し太りにくい身体になる。
・朝食を抜くと血糖値が非常に低い状態になり、そこへ昼食として急に食べ始めると血糖値が急上昇してしまうので、朝食を食べて血糖値を適度に保つことで病気のリスクを抑えることが出来る。

朝食を食べる派の僕の意見

僕はアメリカンフットボールに取り組んでいて、身体が資本なので「太りにくい身体」を作るという目的により、
朝食をかなりこだわって食べていますので、完全に朝食を食べる派の人間です。

もちろん、それぞれのライフスタイルに合わせて、ということなのでしょうが、今回は僕はいち朝食食べる派の人間として（くみんさんの中性的な記事の後で大変申し訳ありませんが…）朝食を食べることのメリットについて紹介していきたいと思います。

僕が考える朝食を食べる派のメリット

Breakfastは、fast（断食）をBreak（壊す）と書くことからも分かるように、
睡眠という長い断食から脱却するという意味をもった食事です。

８時間睡眠を取った場合では、８時間なにも栄養素を摂取することが出来ないわけで、起床時の身体の栄養はもはや渇ききっています。

「栄養が渇ききっている状態」というのは、異化が活発になっている状態です。

人間の体内で行われる化学反応は２種類に分類することが出来ます。

• 同化
物質（栄養素）を合成すること。体組織（筋肉や体脂肪などを作り出す時に起こる。）

• 異化
物質（栄養素）を分解すること。（筋肉や体脂肪などが減らされる時に起こる。）

人間に身体には、体液や血液などにおいて、常に一定の栄養素の濃度を保とうとする働き、ホメオスタシスが存在します。

例えば、食事より吸収された栄養素が血液に放出された場合、血液の栄養素の濃度が通常よりも濃くなりますので、それらの過剰分の栄養素を体組織（筋肉や脂肪、グリコーゲンなど）として合成します。

これが、同化が活発になっている状態です。

では、対象に上記で紹介した「栄養が渇ききっている状態」ではどうなっているのでしょうか。

起床時は栄養が渇ききっていると表現しましたが、実際に血液中の栄養素（血糖やアミノ酸など）の濃度は平常通りに保たれていて、決して通常より低くなっているということはありません。（一部、病気を患っている方を除きます。）

それはホメオスタシスが働き、血液中の栄養素をなんとか維持しているからなんです。

この時体内では異化が活発になり、血糖値（血液中の糖濃度）や血中アミノ酸濃度などを平常通りに保つために、主に筋肉などを分解しているのです。

朝食を摂取することは、異化が活発になっている体内環境から脱却するために非常に大切なことであると、僕は考えています。

仮に朝食を抜いてしまった場合は、この異化作用が昼食を取るときまで継続します。

僕は特に身体が資本なので、筋肉が分解されてしまうことにとても敏感ですが、筋肉が分解されることは一般の方にとっても決して健康的なことではありません。

筋肉が分解されてはいけない4つの理由

筋肉の分解を防がなくてはいけないのは僕らアスリートだけではありません。

筋肉は健康を維持するためには絶対に必要なもので、もはや筋肉の量と健康度合いは比例していると言えます。（少々言い過ぎました。）

実際、筋肉が分解されてしまうとどのような問題があるのかまとめましたのでどうぞ。

1. 基礎代謝の低下

これは過去の記事でも何度も述べてきましたが、筋肉量は基礎代謝と比例しています。（これは本当です。）

「筋肉は脂肪を燃やすボイラーだ。」
日本の伝説のボディビルダー、マッスル北村こと北村克己氏がかつてこのように表現しました。

くみんさんも上記で紹介していた記事で、朝食を食べることは基礎代謝の向上に繋がることを述べていましたが、そちらで紹介されていた理由以外にも、筋肉量を保つという点で基礎代謝の向上に繫がります。

筋肉は年齢とともに少なくなっていってしまいますが、その原因が運動不足と栄養不足にあります。

この２点さえ改善すれば90歳からでも筋肉を増やすことは可能です。



2. 運動能力の低下

筋肉の主な役割は身体を動かすことです。






筋力というのは筋肉量に比例していますので、筋肉が減ってしまえば筋力も低下し、思い通りに身体が動かなくなってしまいます。


筋肉の低下
↓
運動能力の低下
↓
運動をしなくなる
↓
筋肉の低下
↓
運動能力の…。

実際に日々、運動に取り組んでみても筋肉が大きくなるような栄養管理をしないと、運動能力は向上せず、ダイエット効果も得ることは難しくなります。



3. 姿勢の悪化

筋力が低下することによる悪影響は運動能力の低下だけではありません。
筋肉とは身体を動かすことの他に、骨格を安定させる働きを持ちます。

筋力が低下し自分の姿勢が保てなくなると、長いこと立っていることが辛くなってきたり、日々疲労を感じやすくなる原因ともなります。






疲れを感じやすくなると運動をする気も起きなくなってきてしまいますよね。

それどころか、腰痛や四十肩、五十肩などの原因ともなりかねません。

健康はまずは姿勢から！
一見関係なさそうですが、非常に大切なことです。



4. むくみの原因

人間の身体の60％は水で出来ています。
血液などを含む体液は、全身に存在します。

本来であれば重力が働いていることにより下半身に集中してしまいそうですが、そうではなくて血液なども全身にしっかりと運ばれますよね。

これは筋肉がポンプの役割をし、血液やリンパなどを全身に送っているからなんです。

デスクワークなどにより、脚の筋肉を全く使わない状態が続くとふくらはぎがむくんでしまったり、また筋力が低下することによってもポンプの力が弱くなるのでむくみやすくなってしまうんです。

以上、4つの筋肉が分解されてはいけない理由を解説しました。

これらを避けるためにも朝食は食べる必要があると僕は考えますが、
実は僕自身は、IN YOUのくみんさんの記事を参考にし、内臓への負担を考え週に１回は朝食を抜くようにしました。

その場合はオーガニック等こだわったプロテインシェイクなどの消化が簡単なものを飲むようにしています。

朝からがっつり食べてしまうのも内臓への負担が心配・・
という方は手軽にタンパク質のとれるプロテインや、糖質を抑えたスムージーなどがおすすめです。
和食派であれば、高野豆腐等のたんぱく質を摂取できる、お味噌汁でもいいでしょう。

タンパク質をしっかり含むスムージーなどについても過去の記事で紹介しているので、是非参考にしてみてください。
https://macrobiotic-daisuki.jp/meal-replacement-62115.html

自分自身の身体、そして筋肉を大切にしましょう！

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朝からたっぷりと筋肉の元となるたんぱく質を摂りたい！という方におすすめなのが「大豆ヨーグルト」。オーガニックココアをふって食べたり、マヌカハニーや旬のフルーツと食べてもおいしいですし、料理にアレンジして使うこともできます。

そのシェイクをさらに栄養価UP！
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朝っぱらから、重いものを食べるのはちょっと…という方は、
栄養価を効率的に補えるオーガニック・モリンガシェイクはいかがでしょうか。
抹茶風味でおいしいですよ。
お使いのオーガニックプロテインに混ぜてもいいでしょう。

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