くらし

毎日使っている日用品。少しずつ肌に入り込み蓄積される恐れのある、出口のない毒とは?

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こんにちは。
INYOUオーガニックスペシャリストの小林くみんです。

科学的根拠がないという理由だけで
あやふやにされている生活毒の問題。


現在、私たちの健康を脅かす病気の多くは原因不明だと言われています。


薬学博士である竹内久米司氏と稲津教久氏の著書「経皮毒」
農薬や食品添加物などの口から入る毒、「経口毒」と同様に皮膚からも有害物質が体内に侵入する「経皮毒」は「科学的な根拠がない」という意見に押され、現在その実態があやふやにされています。

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しかし多くの方々が、シャンプー、リンス、ボディソープや洗濯洗剤、台所用洗剤、化粧品を変えたことによりアレルギー等の疾患が改善するという体験をしています。

私もその一人でした。
原因不明の湿疹・・。病院へ行っても原因も解決策はみつからず、不安のつのる日々。

もし、今使っているシャンプーを変えただけで、洗濯洗剤を変えただけで、化粧品を変えただけで症状が改善されたら、あなたは「原因不明」の原因をどこに見いだすことができるでしょうか?

皮膚を通って体内に入る毒素は、口から入る場合のように肝臓などの解毒機能を通らないため、体内へ蓄積されやすいと言われています。
それは出口のない毒です。

科学的な根拠がないという理由だけで現状は改善されず、
今、この瞬間も私たちは知らず知らずのうちに有害な物質を体内に蓄積しているかもしれない・・・
そう、恐れを感じずにはいられないのではないでしょうか。

私たちが毎日使用している日用品。

その日常品から、どのように私たちの体は毒に冒されているのでしょうか?

皮膚のバリアを脅かす化学物質

本来私たちの皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つの層でできており、角質層は分子量が500以上の微生物やウイルスを通さない仕組みになっています。

自然界に存在するものは、私たちの皮膚の角質層を通過できないのです。

しかし石油由来の合成界面活性剤をはじめ、私たちが普段使っている日用品に含まれる化学物質は、極めて小さい分子の集合体で、それらは私たちの皮膚バリアを簡単に通り抜けてしまいます。

毎日私たちが接する日用品に使用される化学物質であれば、その安全性はきちんと確認されている、と思う方は多いかもしれません。

しかし日本で「有害表示指定成分」として認定された成分が102種類だったのに対し、アメリカでは同じように有害指定されている成分は800種類、EUでは5,000種類になります。

アメリカやEUでは発がん性やアレルギーなどの危険性があるため使用されていない成分が、日本では野放しにされているのです。

経皮毒を立証するデータの数々

  
「科学的な根拠がない」といわれ軽視されている経皮毒。

しかし実際はその危険性を示す実験データも存在します。
その中の一部を見てみましょう。

三重大学の坂下栄教授チームによる「マウス実験」

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マウスの背中の毛を剃り、市販されている合成シャンプーと純石けんシャンプーを、それぞれ異なるマウスに塗る。

5日後: 合成シャンプーを塗ったマウスの皮膚に障害が現れる

10日後:皮膚が浮き始める

15日後:皮膚の表面を覆う表皮の下にある真皮がはがれ落ち、その後、毛がまったく再生されなくなる。

一方、純石けんシャンプーを塗ったマウスには、特に異常は見られませんでした。

妊娠中のマウスを使った実験

硫酸系の合成界面活性剤を一滴、妊娠中のマウスの皮膚表面に塗ったところ、お腹の胎児がすべて奇形の状態で死亡。
この実験により皮膚の表面に塗られた合成界面活性剤の成分が体内にも影響をおよぼした可能性があるということがわかります。

また、日用品に含まれる化学物質の危険性を顕著に表す実験も行われています。

NPO法人「食品と暮らしの安全基金」による「乳がん細胞の実験」

販売総数が上位3社の市販ヘアカラー剤をそれぞれ1ミリグラム、乳がん細胞に投与。
その結果3社全ての製品で、乳がん細胞の増殖が確認されました。

乳がんは「エストロゲン」という女性ホルモンによって増殖する性質があります。

この実験では微量のヘアカラー剤が環境ホルモンのような作用を示したと考えられ、その危険性が問題視されています。

私たちの日常に潜む「毒」

経皮から吸収される有害物質はなぜ危険?


1. 経皮から吸収された毒は排出されにくい

皮膚から吸収された化学物質は「体内に蓄積されやすい」点が懸念されています。
通常、口から吸収された化学物質は肝臓を通り分解され排出されます。

しかし経皮毒は10日経ってもその約10%程しか排出されません。
経皮吸収したものは消化や分解する器官を通らないため、そのまま皮下脂肪に蓄積され、血液を通って子宮や脳に蓄積される恐れがあります。

2. 経皮毒と関連性のある病気

多くの化学物質は脂溶性のため経皮吸収されると、皮下脂肪や脂肪の塊である脳、また女性は子宮、男性は前立腺等に蓄積されやすいといわれています。

そのため以下のような病気を引き起こすことが懸念されています。

アトピー(湿疹、アレルギー性皮膚炎など)
これまでダニやハウスダストなどがアトピーの原因として有力視されていました。

しかし、ある小児科医が患者におこなったパッチテストによると、ダニの陽性率はわずか9.5パーセントだったのに対し、合成シャンプーが60パーセント、洗濯洗剤が56.2パーセントと圧倒的に高い数値を示しました。

この結果から、専門家からもアトピー性皮膚炎は、
皮膚からの化学物質を排出する自己防御反応であり、アトピーは肌に触れる日用品を見直さなければ根本的には解決されないという意見があがるようになりました。

婦人科系の病気(子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣膿腫、乳がん、子宮がんなど)

環境ホルモンのように人間の体内でホルモンと同じような作用をする化学物質は、少量でも私たちの体に大きな影響を与え体内のホルモンバランスを乱します。

ホルモンバランスが崩れた状態が続くことにより、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣膿腫、乳がん、子宮がんなどの婦人科系の病気を引き起こすといわれています。

一方、若い男性の無精子症や精子の奇形なども経皮毒による精巣への影響ではないかと懸念されています。

脳に関連する認知症やアルツハイマー病

現在、アルツハイマー型認知症の薬として注目を受けているのが小野薬品工業が開発した「リバスタッチ パッチ」。
このパッチ薬は皮膚から有効成分が吸収され血液の流れに乗って脳に運ばれその効果を発揮します。

背中などに張られた薬の成分が脳に影響を与えるということは、日用品に含まれる有害成分が血液に乗って脳に運ばれ何らかの影響をおよぼすことも簡単に想像できるのではないでしょうか?

3. 子供へ受け継がれる経皮毒

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近年の日本では、子どものアトピー性皮膚炎や各種アレルギー疾患が年々増えており、関東の都市部では新生児のアトピー率が50パーセントを越えています。

へその緒や羊水から環境ホルモンが検出されたという報告もあり、
経皮毒はこれから生まれてくる赤ちゃんにも影響を及ぼす可能性もないとは言い切れません。

合成化学物質は分子量が小さく簡単に胎盤を通過します。お母さんの皮膚から入った有害物質がデトックス器官である子宮へと流れ込み、
子宮の胎児に影響を与え、アレルギーをはじめ、集中できない・また免疫力のないお子さんが増えている一因と考える専門家もいることから
、軽率に考えるのはリスクだといえます。

「経皮毒」から、あなたとあなたの家族を守るために、今すぐできる5つのアクション

私たちが普段なにげなく使用している日用品からの有害物質をすべて避けることは不可能です。
少しの工夫でその摂取量や体への蓄積量を減らし、私たちの体に与える影響を最小限に抑えることは可能です。

経皮毒は排出されにくいと言われていますが、生活を整え、私たちの体が本来持っている「力」を呼び起こすことにより、体内の有害物質を排出していくことは、けして難しいことではありません。

情報に振り回され、ただ不安に感じるのではなく、確かな知識を身につけ、自分とそして大切な家族の健康・幸せを守る。

未来を変える力は必ず「あなた」の中にあります。

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1, 日用品を見直す

まず台所用洗剤や洗濯用洗剤などの洗剤類やシャンプーやリンス・入浴剤・歯磨き粉などをチェックしてみてください。
アレルギーを引き起こす可能性がある化学物質や経皮吸収を促進する合成界面活性剤などを極力使用していない日用品に切り替えましょう。
コスメについても、市販の安価な化粧品ではなく、100パーセントオーガニックのオイルなど、生産工程や原材料まではっきり示されているものをおすすめします。

2, 食事を見直す

昔ながらの「ホンモノの和食」は経皮毒のデトックスにおすすめです。
玄米菜食で知られるマクロビオティックも有害な化学物質に囲まれ生活している私たちには欠かせない選択手段の1つです。
昔ながらの製法で作られた味噌や梅干し、また玄米に放射性物質をはじめとする様々な有害物質を排出する作用が確認され、海外で話題になっているのをご存知の方も多いはず。
和食の基本、一汁三菜を心がけ、無農薬の玄米、そして季節の野菜や海草をたっぷり入れたお味噌汁を1日1回は飲むようにしましょう。


中でも、玄米はデトックス性もあるのと、何よりも本当においしいので、ぜひ初めの第一歩として取り入れてみてはいかがでしょうか。
ただ、食べる場合は完全無農薬で育てられた以下のような自然栽培のものがベストでしょう。

IN YOUがおすすめする岡山県産 自然栽培玄米


有害物質をデトックス!お役立ち食材

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あなたの今の体の状態や季節により、
お薦めする食材・調理法は変わりますが、ここでは一般的に経皮毒対策に有効な食材をご紹介していきます。

デトックス効果のある食材

たまねぎ、ブロッコリー、アスパラ、ほうれん草、ネギ、ニラ、玄米、酢、レモン、りんご、オクラ、トマト、高野豆腐、ごま、など
オーガニックの旬の食材を取り入れればさらに効果が期待できます。

腸内環境を整える食材

食物繊維が豊富な食材は、腸内の有害物質を排出する善玉菌を活発にします。
根菜類、イモ類、海藻類、青菜類など

代謝機能アップ食材

代謝機能を促すことにより血液中に流れている有害物質の排出を促します。
酢、梅干、レモン、納豆、そば
など

抗酸化食材

老化の原因となる活性酸素は体の代謝を鈍らせ、また毒素を排出する機能も低下させるため、様々な病気の原因となっています。
老化を防ぐ抗酸化作用がある食材は、緑茶、ココア、緑黄色野菜、果物類、大豆、ゴーヤ、トマトなど

3, 適度の水分を取り、汗をかく習慣をもつ

水分を適度に取り、尿や汗から有害物質を外に出すことも大切です。
朝の白湯を習慣にするのも良いでしょう。

また日常的に発汗しデトックスの機会を作ることも重要。
できるだけシャワーで済まさず入浴するようにしましょう。

入浴剤を使う場合はこちらも必ず安全な無添加のものを選ぶようにしてください。
IN YOUでは下記をお勧めしています。


天然100%!化学物質を使わない入浴剤。


汗をかきにくい人は、サウナや岩盤浴、ゲルマニウム温浴などもお薦めです。
ヨガやウォーキングなどの適度な運動は新陳代謝を高め、発汗も促し、体全体の機能を活性化させてくれます。

4, 生活習慣の改善

生活習慣の改善は私たちの体の持つ様々な機能を高めてくれます。
食生活ではバランスよく栄養をとり、暴飲暴食を避け、また十分な睡眠をとり規則正しい生活リズムを心がけましょう。
少しの心がけで私たちの体が本来持っている機能を高め、また心の状態にもアプローチすることができます。

5, 腸内環境を整える

食物繊維で腸内環境を整えると同時に、腸を休ませる時間を作ることも経皮毒対策には効果的です。
最近「プチ断食」が流行していますが、体調が良いときに朝食をぬかしてみるなど、腸の消化活動を休ませてあげることにより、私たちの体は排泄に集中できます。

毎日、知らずしらずの間に蓄積されていく「経皮毒」。
すぐにはその毒性は表面に現れないかもしれません。
しかし、5年後、10年後、それらが「無害である」ということを誰も保証してはいないのです。

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すべての日用品をいきなりすべて変えることは難しいけれど、まずは生活に10ある中の2~3個を体に優しいものに変えてみる。
そしてまたもう一つ変えてみる。

自分の目で見て選ぶ力 + 家族とあなた自身を大切に想う気持ち。
たったそれだけで、あなたの未来、家族の未来を守ることが出来るとしたら、あなたは今何をしますか?

未来のあなたを変えることが出来るのは、今の「あなた」だけなのです。

この記事を書いたIN YOU公式ライター
オーガニックスペシャリスト小林くみんが講師を務める
IN YOU公式ライセンス 「INYOUオーガニックセルフセラピスト」講座


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小林 くみん
IN YOU Director/オーガニックスペシャリスト IN YOUオーガニックセルフセラピスト代表講師 日本を代表する自然療法活動家東条百合子の弟子の元で食養を学び公式アシスタントを務めていた経験を持つ。NYを拠点としたブロードウェイ・ミュージカルの元ダンサー。米国公式ヨガライセンスを所持し、国内外のスタジオやスクールで豊富な指導経験を持つ。陰陽五行、薬膳、マクロビオティック、アーユルヴェーダ、自然療法などの東洋医学を中心とした知見や資格をいかし、今日からでもすぐに使える実用的情報をお伝えしている。
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