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もう一度、原点に戻りませんか?これだけは知っておきたい健康に必要な「食事の基本」をまとめました。

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健康になるためのいろいろな食事法や方法論が世の中ではあふれかえっています。
一般人から見ると、何が正しいものなのか見分けることがとても難しいでしょう。

情報に振り回されないためにも、ご自分の中に基礎となる土台を持つことが重要です。

今回は薬剤師でありながらも漢方・薬膳について学び、東洋と西洋何れの知見も持つ私が、毎日の生活で今すぐ使える食事法、考え方を中心にベーシックな基礎知識をご紹介したいと思います。

陰陽五行説とは

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この自然界はすべて「陰陽」に分けられており、さらに細く「五行」と呼ばれる5つの要素に分けられています。
これらを東洋医学の考え方で「陰陽五行説」と言います。

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春夏は温かく、活発な陽気が盛んになり、体の中には暑さが溜まります。
秋冬は陰の気がが増して、寒さに向かい体も沈静化し、体の中には寒さが溜まります。

それぞれの季節に合わせて春夏には体を涼しくし、水分を補い気力を補うものを食べて、秋冬には体を温めて気と血液の質をよくするように流れを良くし、栄養を補うものをとることによって、常にバランスのとれた体の状態を維持するようにします。
このように自然界に逆らわずに、人間も自然界の一部としてあるがままに生きていくという理念が基本です。

食材の旬

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食材は、どれにも旬の時期・季節があります。
旬の時期・季節を知っていることは、栄養価が高い状態の食材を選ぶことになるだけでなく、野菜や果物の生育しやすい環境・季節で収穫されるようになります。そうすることで、農薬や肥料の使用を少なく済むことになります。

近年では、ビニールハウス栽培も盛んになり、いつでも買える野菜・果物が増えてきました。
逆にそのようなものは、農薬や肥料を使って無理矢理に生育させている状態となっています。

そのため、栄養価も低く、傷みやすくなっており、それを「野菜や果物のがん化」とお伝えしている方も少なくありません。
例え、健康にいいからといって旬に関係なく買うのではなく、旬の季節のものだけをいただくことで自然と一体となる食事をしましょう。

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近年では、あらゆる国からのスーパーフードをはじめ、外国産の食品も輸入できるようになりました。
メディアでも健康にいいと取り上げられて生活に活かす人もいると思います。

しかし皆さん、考えてみてください。
「その食材の生まれ故郷はどちらでしょうか?」

もっと詳細にいいますと「江戸時代の鎖国の時代にその食材はありましたか?」

今、健康にいいとされているもののほとんどが、生まれ故郷が日本ではない「外来種の食材」だと思います。

その食材たちは、生まれ故郷の環境に合わせて進化して生きてきました。
1年中暑い国では「南国の色鮮やかなフルーツ」が多く実り、逆にほとんど1年中雪が見えるような極寒の地では「脂の多い肉類」をいただいています。

そこの産地の食材を日本でいただいても、季節にあった食材でない可能性が高いのです。
そして、日本の自然環境に沿った食材でないことの方が多いのです。

和食の「1汁1菜」

飽食の時代と言われるようになり、断食をするような方も多くいらっしゃるようです。
もっと日々の食生活を効果的なものにすれば、わざわざ断食をすることをしなくても十分に健康的で、体の毒素を体の備わっている機能で十分果たしてくれるようになります。

そこで和食の「1汁1菜」を取り入れてみてはいかがでしょう。
三分〜五分づきの玄米と野菜と海藻たっぷりの汁物と漬物・和え物をいただくようにしましょう。

政府が、がん撲滅を目的とした2大報告書として、1975年にアメリカ上院栄養問題特別委員会によってまとめられた「マクガバンレポート」では、日本の元禄時代の食文化を推奨していることや、

「第二のマクガバンレポート」とされている中国の「チャイナスタディー」では、「精製炭水化物」つまり日本では白米や小麦を必要最小限に控えることとされています。

炭水化物は、糖質(ブドウ糖など)と食物繊維からなります。
玄米は、炭水化物ですが、ビタミン・ミネラルも含んでます。

白米と玄米の炭水化物の量にさほど差はないのですが、インスリン分泌に差があります。

そのため、ブドウ糖を100とした食品100gあたりのグリセミック指数(GI値)は、白米81、玄米55と約1.5倍の差があります。
これにより、急激なインスリン分泌による体の負担や不調の誘発も軽減できます。

精製されたものを避ける

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精製されたものは、基本的に白いものに多く「白米」「白砂糖」「白塩」「小麦粉」などが有名です。

精製されたものの1番の問題を例えで簡単にお伝えすると

体がすぐに対応しないといけないほど「濃縮された成分」

体からそのまま「吸収されやすい形」にしたもの

何も薄めていない「原液のシロップ」

実験に使うような「純度の高い成分」


余計なものを削ぎ落としたものであるという点です。

上記にあげた精製されたものの主な中身です。

《精製された主な中身》

白米:炭水化物
白砂糖:ショ糖(ブドウ糖+果糖)
白塩:ナトリウム(塩化ナトリウム)
小麦粉:炭水化物+グルテン


私たちは地球上の歴史で最近まで、氷河期や狩猟で長年飢えを経験してきた種族。
その分だけ私たちにこれらの精製されたものは脳内で依存をもたらすのです。
歴史を考えると、精製されたものに偏りがちな今の現代人の食生活は不自然な食生活だといえます。

動物性たんぱく質を控える

杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生の数ある書籍の中で紹介されております。

「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ 食事法」

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マ:豆類
ゴ:ごま→ナッツ類も含む
ワ:わかめ→海藻類
ヤ:野菜
サ:魚→主に小魚や青魚
シ:しいたけ→キノコ類
イ:芋類


肉類、魚類の過剰摂取はおすすめしない。

この中でも、肉類、魚介類のような動物性たんぱく質は、アミノ酸を多く含みますが過剰の食事により、脂質が増加してしまうため多量の摂取はオススメしておりません。
ただ、小魚や青魚にはω−3系脂肪酸のDHA・EPAが含まれていることから、適度な摂取とされております。

また、環境問題や社会毒という観点からも、牛・豚・鳥などの肉類と魚介類の日常からの摂取を最小限または控えることとされております。

肉類全般に言えることですが、特に雄牛の肉は、雌牛よりも肉質が硬いことから雌肉のような柔らかい肉に仕上げるために、
耳の裏の少し下がったところに女性ホルモン剤(エストロゲン)を注射して埋め込みます。これが肉の血液や脂肪に蓄積して残ります。

ホルモン剤は食べた人間にも影響を与えてしまう。
早期乳がんの原因ともなり得る。

その女性ホルモン剤は、食べた人間にも蓄積しながら影響を与えていきます。
また、餌に含まれている植物には残留農薬が残っていることが多く、これらを食べた動物の脂肪に蓄積します。

これらは、主に脂溶性のため人間の脂肪のあるところに溜まりやすくなり、残留農薬は内分泌かく乱物質としてホルモンのバランスを乱します。女性ホルモン剤と内分泌かく乱物質が相互に作用して、女性の早期乳がんの原因、またオスのメス化を誘導していると考えられます。

もし肉類を食べるのであれば・・・

肉類をいただくのであれば

牛:和牛
豚:黒豚
鶏:地鶏


これら以外は、上記内容や抗生物質が投与されている不安があります。

特に輸入肉は、要注意して選ばない選択をするか、調理の時に脂肪を切って除去したり、しゃぶしゃぶのように1度湯に通すことをお勧めします。

肉の危険性についての記事はこちら
スーパーに並ぶ「毒まみれの肉」の実態。知らないとコワイ除毒方法・対策。

魚介類の体内には歯磨き粉のスクラブが残留し、農薬や有害物質を吸収している可能性が。

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魚介類にも環境問題の影響があり、私たちが使っているプラスチック類や洗顔剤・歯磨き粉に含まれるスクラブが今、動物たちに悪影響を及ぼしています。魚介類は、細くなったプラスチックの破片である「マイクロプラスチック」が体内に残っているケースが多いのです。

そのマイクロプラスチックが、海に流れた残留農薬を吸着していきます。

それは食物連鎖で大型魚介類になればなるほど、有害化学物質として蓄積されていきます。
そして、私たちも食物連鎖でどんどん蓄積していってしまうのです。

魚介類も脂肪分が多いものには、マイクロプラスチックに関係なく有害化学物質が蓄積されやすくなりますので、冷たい海域や寒い国から取れた魚介類は脂肪を溜め込みますので選択しないほうがいいでしょう。

魚についての記事はこちら。
想像を絶する実態!スーパーやチェーン店に並ぶ「添加物・有害物質まみれの魚」の現実と除毒方法。

調味料の質にこだわる

調味料の成分表示を見ていただければ分かりますが、ほとんどの製品に何かしらの添加物が入っているものが多いのが分かります。
そのような添加物まみれの調味料を使っていては、本来の食事の良さもわかりません。
調味料は特に毎日摂取しているものと言ってもいいものです。体に蓄積して悪さをしないうちに変えてみましょう。

《これだけは、取り揃えてほしい調味料》

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塩:にがりを多く含まない、なめて甘いもの
醤油:天然醸造で3年熟成されたもの、うまみと甘みがあるもの
味噌:天然醸造で3年熟成されたもの、季節のよって味噌の種類を変えると良い


調味料についての記事はこちら。
あなたの使っているそのお味噌、本物ですか?毎日使うものだからこそ今すぐ見直したい調味料 〜味噌編〜

あなたの使っているその「醤油」本物ですか? 毎日使うものだからこそ今すぐ見直したい調味料 〜醤油編〜

またこれに、和食の「1汁1菜」にすることで、たくさんの料理を作らなくていいこと、
質のいい調味料を長く使用できると考えたら、健康にいいのはどちらかは、一目瞭然ですよね。

先祖が行ってきたことを振り返る。

今後もいろんな健康法を含めた情報が出てくるとは思います。
その中でも、最低限これだけは知ってほしいことを今日はお伝えしました。

祖先が代々行っていたことが、実は私たち日本人に合った本物の健康法だった、ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ぜひ生活に取り入れてみてください。

健康は、完全に自己責任になりますので、自分が何を口にして何で構成されるかを病気で後悔する前にお伝えしました。

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宮本知明
薬剤師/GAJ認定ジェモセラピスト(植物療法士)/漢方ソムリエ。 病院薬剤師を経て“薬と共存しない生活”の念いからホリスティックな健康観と出逢う。新婚女性、新米ママさんを西洋医学・東洋医学・自然療法の良さを合わせた統合医療の知識をもった“ホリスティックな健康観を持つ女性”に育成する「ホリスティック医療家」として執筆業・講師業で活動中。 公式ブログ /公式HP
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