病人が救われる驚くべきびわの葉のチカラ。自然療法に懐疑心すら持っていた私の母が、末期ガンの痛みを和らげるために行っていたビワの葉を使った超カンタンお手当法。
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こんにちは。
INYOUオーガニックスペシャリストの小林くみんです。
私の母は、気づいた時には既にがんの末期で、そこからがんを克服することはできませんでした。
西洋医学ではなすすべがない状態。
藁にもすがる想いで、自然療法を試みました。
しかし、実際は、
長年慣れ親しんだ食事を手放すことができず、
お肉が大好きだった母は、玄米菜食に切り替える事もできませんでした。
「おいしくないものは食べたくない。」
その様に言い続けていた母の死は、私に食事について深く考えるきっかけをくれました。
長年、舌に染みついた「おいしい」という感覚。
それは、健康診断で注意されたから、
アレルギーが出たから、
病気になったから、
では簡単には変えられないのかもしれません。
少なくとも、私の母にはできませんでした。
「フカヒレが食べたい。」
「お肉が食べたい。」
「ケーキが食べたい。」
西洋医学から見捨てられ、
藁にもすがる想いのはずなのに。
食べた後にどんなに苦しい思いをしても、それらを欲する母。
自然療法の先生のもとで、
ガンの患者さんを始め、リウマチ、アレルギー・・・、
様々な慢性疾患を克服するために必死に学んでいる方々と一緒に過ごしてきた私には、
初め母のことが理解できませんでした。
食品添加物で麻痺した味覚、
白砂糖や人工甘味料への依存、
毎日、知らず知らずのうちに口に入れている様々な化学物質は、少しずつ、
私たちの嗜好を変えていくのかもしれません。
そして、そこから抜け出すためには、余命6ヶ月は短すぎたのかもしれない。母は信じていなかったんです。
西洋医学が「絶対」とされる現代で、食事で病気の症状が緩和することを。
3日間ほどして、効果がなければ「やっぱり、効かない。」
「ちっとも良くならない・・・。」
どんどん悪化する症状。
体の自由が奪われていく中で、そんな考えが浮かんでしまうのは仕方がないこと。
がんの末期の痛みに耐えながら、「死への恐怖」と戦う中で、それは仕方がないこと。
でも、そんな母でも、
「気持ち良かった。」
「少し、楽になった。」
と言ってくれたお手当がありました。
それがビワの葉を使ったお手当。
現代医学では西洋医学でも末期ガンの完治は不可能に近いのが現状。当時の私にとっては、苦しんでいる母が少しでも楽になってくれるだけで、
自然療法のお手当で、末期ガンの痛みが緩和するのであれば、それだけで十分でした。
ビワの葉を使うお手当は、様々なものがありますが、
末期ガンの母の体の不調の緩和に役立ったお手当や、
私も行っていて体の変化を感じたものをご紹介していきます。
ガン末期の痛みに効く?!
私の母が「楽になる」と言って行っていたビワの葉のお手当。
IN YOUの人気過去記事でも、ビワの葉の効能や様々な使い方はお知らせしていますが、
【あらゆる慢性病に効くといわれた凄い薬効がつまった「びわの葉」のチカラとは?】
自然療法の第一人者、東城百合子氏が様々な慢性疾患に効くとしてお薦めしているのが「ビワの葉温灸」。
東城百合子氏のお弟子さんの元で勉強をしていた私も、ビワの葉温灸を不調時に行っていました。しかし、肺にもガンが転移していた母には、ビワの葉温灸の煙が辛かったよう。
そこで行っていたのが温めたビワの葉を体に当て内臓を温めるお手当。
ビワの葉に期待されている効能には、
・がん予防、治療
・デトックス作用・各種生活習慣病
・アレルギー等
等、様々なものがあり、
ビワの葉茶などで内側から、
そして外から行うお手当の両方を組み合わせることにより相乗効果が期待されています。
当時の母は既に腹水が溜まっており、大分辛い状態でした。それでも、お手当をすると楽になるようで、ほとんど毎日これからご紹介するお手当を行っていました。
もともとは、自然療法の本に載っていたお手当ですが、
毎日行っていたので、生活に取り入れやすいように少しずつアレンジしており、
そのアレンジしたバージョンをお伝えしていきます。
ただ、まずはビワの葉を入手しなければならないので、ビワの葉についてお伝えしていきますね。
ビワの木があると病人が絶えない?!って本当?
びわの葉は昔から薬として使われてきました。
葉の薬効を求め病気の方やその家族が訪れていたため
それが「ビワの木があると病人が絶えない」と言われている由来といわれています。
私たち家族もビワの葉のあるお宅にお願いして、葉を分けてもらっていたので、
その説を聞いた時は思わず納得。
さて、このお話からも分かるように、日本でも古くからその薬効が知られていたビワの葉。
ビワの葉はネットでも購入できますが、お手当に使う場合は大量に必要なので、
私たち家族の場合は近所のお宅にお願いして、ビワの葉を分けてもらっていました。
まずはビワの葉を見分けられるようになりましょう。
こちらがそのビワの葉。
出典元:オーガニック・無添加食品と自然派化粧品・キッチン用品の通販:かわしま屋
成長した葉は長さ20㎝前後、幅は5㎝ほどの長楕円形。
厚くて硬く、葉脈が表面に浮き出ています。
実は私も自分がお手当でビワの葉を使うまでは、一体どの木がビワの木なのか見分けがつきませんでした。
もし、
「いまいち、どれがビワの木か分からない」
と思ったら、ビワの実がなり始めるこの時期に、ご近所でビワの木を探してみて。
お手当用のビワの葉を選ぶ時は、
緑色が濃いもの、
葉がしっかり成長したもの、
また、黒い部分(点など)がないもの
を選びます。ビワの葉をお手当で使用する場合は、まとめて沢山もらっておくのがおススメ。
入手したビワの葉はきれいに洗い、
その後乾燥しないように新聞紙などで包み野菜室などで保存します。
末期ガンの痛みを緩和?!私の母が「楽になる」と言って毎日行っていたビワの葉を使ったお手当法
出典元:http://www.kenkousupport.com/category/93.html 健康サポート専門店
材料&道具:
・キレイに洗ったビワの葉10枚ほど。・卓上ガスコンロ
・鉄板(オーブントースター用の薄めのもの)
・大きめな鍋の蓋
・トング
ビワの葉お手当法:
1.卓上ガスコンロの上に鉄板を置き、弱火で温めておく。2.1で温めた鉄板の上に、びわの葉を濃い緑の側(つるつるしていて毛が生えていない側)を下にして4枚ほど置き蓋をして温めます。
焦げてしまわないよう、トングでちょくちょく確認してください。
焦げそうになったら、端に寄せておきます。
3.葉が温まったら、二枚を合わせて10回ほどこすり合わせ、温かい葉を肌に当てます。
まずは、おへその周りを温め(葉は直ぐに冷めるので、別のものに変えます。
おへその周りが温まってきたら、今度は葉の上から揉んでいきます。
(背中など手の届かないところは私も手伝っていましたが、
私の母の場合はいきなり葉をもみ込むのは嫌がりました。)
4.おへそ周りを温めたら、今度は肝臓を温め葉をもみ込みます。肝臓の次は腎臓。
おへそ周り、肝腎と温めたら、他の部分(患部)を温めます。
葉が乾燥してしまったら、新しいものに取り換えます。
私の母の場合は、その当時、ガンが肝臓の2/3を占領しており、肺にも転移していたので、
肝臓、そして肺の部分は念入りに温めました。
東洋医学的なものに懐疑心すら抱いていた私の母ですが、お手当後は体が楽になるようで、
毎日こちらのお手当を行っていました。
痛みの緩和に効果的!超カンタンお手軽バージョン
ビワの葉温灸にしろ、ビワの葉を温めて行うお手当にしろ、まとまった時間がないとなかなか毎日行うのは困難です。
でも、ビワの葉さえ手に入れれば、いつでも、どこでも、寝ながらでもできるお手当があります。
それはただ単に、ビワの葉の濃い緑の部分(つるつるした方)を患部に貼っておくだけ。
私は婦人科系の疾患があったころ、下腹部に鈍い痛みを感じていたことがありました。我慢できないほどではなかったのですが、原因不明の痛みを感じるとやはり不安になりました。
当時、母がビワの葉を痛みがある部分に貼っていたので、私も真似をしてみたのですが、
とても不思議なことに確かに痛みが楽になりました(私の場合は痛みが消えました)。
「ビワの葉を張っただけなのに、なんで?!」と、
はじめは私ですら、
「プラセボ効果?!」
と思いましたが、その効果を確かに感じたので、
結局私も婦人科系の不調があった時期はビワの葉を毎日患部に貼って寝ていました。
万能薬、ビワの葉を使った内からのケア、ビワの葉茶。
市販のビワの葉茶もありますが、私の場合はお手当用に沢山入手したビワの葉が
乾燥して少し硬くなってしまった場合、それらをお茶用にしていました。
ビワの葉は、動物実験ではありますが、ガンの予防に対し有意な研究結果も出ています。
鹿児島純心女子大学のマウスを使った実験で、ガン細胞をマウスの皮下に移植し、びわ葉の飼料を食べさせるグループと、そうでないグループに分けてデータを取りました。
その結果は、
びわ茶を食べさせたグループではガン細胞の増殖が抑えられ、ガン細胞が消滅したマウスもいました
またフェノール性成分を持つ食材にはガンの予防効果があることが疫学調査で報告されていますが、ビワの葉にも未知のポリフェノールが発見されています。
参照:血圧、血糖値下げに効く「ねじりびわ茶」官営栄養士 佐々木ゆりこ
正常な細胞の遺伝子が傷つくことにより生じるがん細胞。
このがん細胞は、どんなに健康な人でも、1日3000~5000個が体内で生まれていることがわかっています。そうでありながら、私の母のようにがんが進行する人としない人がいる。
がんが進行する体の状態の1つが免疫力が低下している状態。そしてもう1つが体の代謝や血行が悪い低体温。
ビワの葉には、
免疫力を整える酒石酸やサポニン、
そして免疫力に深く関係する腸の状態を改善する酒石酸、タンニン、
代謝アップに関係するクエン酸・リンゴ酸、
血液の流れを促すクエン酸・サポニン、
などを多く含み、その葉をお茶にして飲むことによるガンの予防も期待されています。
手作りのビワの葉茶の場合は注意点もあるので、その作り方と注意点をお伝えしていきます。
ガンの予防を始め、様々な慢性病予防にも効く?!カンタンびわの葉茶の作り方と注意点
1.完熟したびわの葉を綺麗に洗い、びわの葉の裏の細かい毛を固めの歯ブラシやたわしでこすり取る。
固く絞ったふきんで綺麗に拭く。
2.葉を1~2㎝位の大きさに刻み、ざるなどに並べカラカラになるまで乾燥させる(天日干し)。
3.乾燥させたら、ミキサーで撹拌して粉状にして出来上がり。
使いやすいように、
5g位ずつだしパック(無漂白)に入れ、乾燥剤と共に密封容器に入れ保存します。
飲む時は1~1.5ℓ程度の水にパックを入れ、沸騰後10分ほど弱火で煮出し、
さらに10分ほど蒸らしていただきます。
注意点:
・びわの葉の裏の細かい毛は喉の粘膜を傷つけてしまう可能性もあるので、お茶にする場合はきちんとこすり取ります。
・はじめは少量、薄めのびわの茶から飲み始めて様子をみる。
びわの葉にはごく微量のアミグダリンが含まれており、
それが、過剰摂取だと青酸中毒、微量だと身体を活性させ健康に役立つ、
加減次第で薬にも毒にもなるという漢方薬独特の性質を持っています。
ビワの葉に少量含まれる成分アミグダリンは体内で代謝されると
「シアン化水素(青酸)」という有害な物質を生じます(アミグダリンそのものには毒性はありません)。
アミグダリンは、バラ科のアンズ、ウメ、モモ、スモモ、アーモンド、ビワなどが未熟状態のときに、
種子の中心にある「仁」に含まれる青酸配糖体で、果肉や葉にも微量含まれています。
体内の酵素によって無害な物質に分解されるのと、
果肉や葉に含まれるアミグダリンはごく少量なので心配はないと言われていますが、
その人それぞれ体の状態は違うので、飲み始めは少量から飲みはじめることをおススメします。
(果実の場合は実が熟すにつれてアミグダリンは分解され、その含有濃度は下がります。
熟したウメやアンズなどを食べても青酸中毒の心配はほとんどありません)。
販売されているびわの葉茶はアミグダリン処理をしてあるそうなのですが、
自分で葉から作る場合特に注意してみて。
口に入れるものを体にやさしいものに変えてみる、それは、新しい自分へと踏み出すための最初の一歩なのかもしれない。
口に入れるものを体にやさしいものに変えてみる。
それぞれの食材の、かおり、味、甘み・・・。そんな当たり前のことに、改めて気づく。
自然の恵みを感じる生活を続けてみる。
体と心が軽くなる。「心地よい」という感覚を知る。
毎日、口にしている食べもので、体や心の状態が変っていく。
心がだんだんほぐれていく毎日。そんな毎日の中での1つの気づき。
生きていると、心が頭についてこない時もある。
うまく笑えない時もある。イライラやクヨクヨ。
そんな感情も、全部、私の一部。
自然が私たちを受け止めてくれるように、自分自身の弱さも強さも受け止めて毎日を過ごしていたら、
誰かと比べるのではない、より自分らしい毎日に出逢えるはず。
口に入れるものを体にやさしいものに変えてみる。それは、新しい自分へと踏み出すための最初の一歩なのかもしれない。
あなたには、その一歩を踏み出していただきたい、そう思います。
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