子供の好き嫌い・偏食によって性格と将来が決まること、知っていますか?偏食を改善し健やかな子育てをする方法。
嫌いな食べ物はありますか?
初めて食べるものに抵抗感ってどなたにでもあると思います。
食べたことがないものに対して、不安になるのは当然のこと。
子供の新奇性恐怖
食わず嫌い(好き嫌い)
特に、子どもは、産まれてからお母さんの母乳しか口にしていないと、初めての食事の時には全てが初めての経験です。
その為、母乳に近い甘みのあるものは比較的子どもも受け入れやすい傾向にあります。
しかし、本能で、食事をしないと死んでしまう。ということを知っている為、
食事がだんだん出来るようになってくるのです。
でも、子供によっては、なぜ、好き嫌いが出てくるのか・・・
それには、ちゃんとした理由があります。
食の好みが確立するまで子どもは3歳くらいまで曖昧です。
その為、初めてのものには恐怖心がありますが、食べてみて美味しいと食べられるようになります。
人が「苦さ」「酸っぱさ」を嫌うのには理由がある。
私たち人間を含めた動物は、植物の葉などを苦く感じてしまいます。
植物にとって葉は貴重な資源であり、外敵に食べられてしまっては困るのですね。
そこで植物は、葉にアルカロイドなどの消化を阻害する物質や毒性をもつ物質を含むように進化してきました。
それらの物質を動物が苦く感じます。
一方、酸味については、食べものの腐敗や発酵が進むと、有機酸という物質が作られるので、酸っぱく感じます。
酸味は、その食べものが腐敗している危険を表すサインなのです。
だから、苦味・酸味を感じると人はその食べ物を嫌いになるのです。
これはきわめて自然なことであります。
子どもの味覚は敏感だけど曖昧
お子さんの味覚は大人よりも敏感ですが、大人とは違って経験が少ないのでとても曖昧なところがあります。
私たちが味を感じる際に、五味があります。
5つの基本味
甘味 エネルギー源のシグナル
塩味 ミネラルのシグナル
酸味 腐敗したもののシグナル
うま味 タンパク質(アミノ酸) のシグナル
苦味 毒のシグナル
塩味 ミネラルのシグナル
酸味 腐敗したもののシグナル
うま味 タンパク質(アミノ酸) のシグナル
苦味 毒のシグナル
5つの基本味のうち【甘味・塩味・旨味】は人間が生きていくうえで不可欠な栄養素、
エネルギー・ミネラル・タンパク質を見抜くものとなるので、本能的に好む味とされています。
母乳にもこの3つの成分が含まれています。
農薬は毒のシグナルである、苦み・・?
科学薬品・農薬・添加物などが入っていない、野菜・調味料・肉・魚・豆など
自然エネルギーが豊富で、ミネラル・栄養が豊富な食材は一つ一つこの5つの基本の味がバランスよく入っています。
科学薬品・農薬・添加物は、苦み等の原因ともなり、
食材本来の味・栄養を阻害する為本当の美味しさを感じることが出来ません。
ところが、普段お野菜を食べない子どもに、無添加・無農薬の野菜を食べてもらうとぺろりと食べます。
彼らは本能で知っているのです。
これは、栄養が豊富で自分が生きて行く為に必要なものが入っていることのサインです。
また好き嫌いが起こる要因として、”食経験”の少なさもひとつの要因です。
「食べたことのない味、食べなれない味」=「嫌い」と判断してしまい好き嫌いが起こっているのです。
繰り返し多くの味覚を経験することで「なじみのある味」=「好き」に変化させることが、好き嫌い克服のポイントとなります。
子どもの味覚は経験で鍛えられて行く
毎日ジャンクフード・ケーキ・クッキー・などの
加工品・添加物・化学調味料を摂取する食事をするとどうなると思いますか?
味覚は鍛えられない
食の経験も出来ない
5つの基本の味を感じることが出来ない
味覚がぼやけてくる
栄養が偏る
こうなってからは、味覚を鍛えなおすのはかなり苦しいことになります。
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つまり、味覚障害となります。
味覚障害の原因で挙げられるのが「亜鉛」不足
人間は味蕾で基本的な味を感じ取る。
亜鉛はこの味蕾細胞の再生などに関わりがあり、不足すると味覚障害が起こるといわれています。
では、「亜鉛を含む食品をたくさん食べよう!」ということになるかもしれませんが、
じつはこの亜鉛、肉や魚介、卵、大豆製品、緑黄色野菜、海藻、ナッツ類、雑穀…と比較的多くの食品に含まれています。
つまり普通に何でも食べる食生活を送っていれば、それほど神経質にならずとも大丈夫なのですが・・・
逆に気をつけたいのが、野菜や果物だけを食べるような極度なダイエットやインスタント食品の摂り過ぎなど、食生活の偏り、
食品添加物・化学薬品など、亜鉛の吸収を妨げるものがあるという点です
加工食品や、特定の食材に偏るのではなく、まんべんなく食べるのが一番良いということですね。
味覚は、ちょっとしたことで、簡単に曖昧になりやすいのです。
そして、成長過程でも好みが目まぐるしく変わっていきます。
保育園でも、
「今まではご飯が好きだったのに、今は全然食べない」
「離乳食では、野菜をたくさん食べたのに食べなくなった」
「魚・肉を食べてくれない」
「味が濃くないと食べない」
などのご相談を沢山聞きます。
そこで、私がママ達にいつもアドバイスするのは、
●子どもの味覚は成長過程で変わっていきます。
ということ。個人差があるので、決して他と比べてはいけません。
今はご飯を食べない時期と思い、食事の時に食べないから出さないのではなく、子どもが食べようと思うときまで出し続ける必要があります。
そうしなければ、子どもが「食べよう」と思った時の経験するチャンスを奪うことになってしまうからです。
子供がなぜそれを食べないのか。
素朴な疑問にお答えします!
離乳食の時には野菜を食べたのに今では食べなくなった・・・
その理由を考えたことありますか?
離乳食の時は、食べやすさや硬さなどを気を使い、つぶしたり・柔らかくしたり、してあげましたよね?
今はそれをしてあげていますか?
3歳くらいまでは、子どもの味覚や口の中の発達が未熟です。
なので、しっかりと、刻む・柔らかくする・食べやすくする、などの工夫をしてあげましょう。
魚や肉を食べないのはなんで?
子どもは口触りが嫌なものを嫌います。
魚や肉は口の中の水分が持っていかれてしまうので、味の前に口触りで嫌われてしまいます。
そこで、一工夫・・・
片栗粉でとじたり、あんかけ風にしたり、焼き過ぎず、蒸すなどの調理方法を活用してみると良いですよ。
食べものを嫌いになるのにも好きになるのにも、経験が関わってきます。
1度の経験で、好き嫌いが決まってしまうこともあるのです。
最初が肝心なんです。
何よりも周りの人が「美味しい」と食べることが大事です。
自分が作って出す食事は笑顔で!
自信を持って食べさせましょう!
食べさせる人が、不安な顔や機嫌が悪い顔をすると、子どもは
「美味しくないのかも」「危険なものが入っている」
など、不安になるのです。そうすると、初めて食べるものなどは(新奇性恐怖)嫌いになったり、食べず嫌いになったりしてしまいます。
料理を作る側からすると、
せっかく作ったのに・・・
食べてくれなくて、悲しい・・・
イライラ・・・
となってしまいますが、
子どものためにそこは笑顔で食事の時間は楽しく過ごしてほしいです。
そうしていれば、子どものタイミングで食べなかったものが食べられるようになったりしますので、気長に見守り続けましょう。
そして、食べないから出さないのではなく、根気よく出し続けてください。
そして、嫌いなのものは、食べなくてよい。にするのではなく、食べやすくなるように工夫をしていくことが重要です。
嫌いな物を食べない=苦手なことから、避ける・逃げる・拒否する・避ける・下げる
それは、阻止したいですよね。
食べ物によって、性格は左右され、その積み重ねで、性格が確立されて行きます。
毎日の積み重ねが子どもの性格まで影響が出てくるのです。
たかが食事、されど食事。
子供の健やかな将来をになうための「食事」、楽しく続けていけるといいですね。
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是非楽しいオーガニックグッズ、見つけてみてくださいね。
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