夜遅くまで頑張る働く女性へ。疲れた身体にやさしい”土鍋で作るお夜食”のすすめ。
みなさま、今日も大変お疲れ様です。
毎日、忙しく帰路につく電車の中で、IN YOUの記事を読まれている方もなかにはいらっしゃると思います。
私も夜遅い電車の中でIN YOUの記事を拝読する読者のひとりとして、またライターのひとりとしても
今日は微力ですが少しでもみなさんのお疲れが軽減されればと思い、この記事を家路に向かう電車の中で少しずつ書いています。
ふだんは商社に勤める私は私も9月中旬~10月に入っても、ヘビーな残業が多い週間でした。
帰宅して、旦那や娘が作ってくれるご飯がどんなに有り難かったことか。
しかし、週に数回はひとりの時もあり、自分で作らなければならない日があり、かなりつらかったのですが
「美味しいものが食べたい!」「身体に優しいものが食べたい!」「とにかく疲労をとって明日また元気に過ごさなければ!」と思っていました。
帰宅が遅くなったとき、どんなものを食べていますか?
さて、みなさんにお尋ねいたします。
みなさんは仕事で帰宅が遅くなったとき、体調や食べたいものにもよりますがどんなものを食べていますか?
また、今日はどんなものを食べたい気分ですか?
外食なら、美味しいパスタのお店?
お酒も飲めるバル?
居酒屋?
ラーメン屋さん?
食堂?
それともそば屋さん?
コンビニならコンビニ弁当?肉まん?麺類?サラダのみ?
スーパーマーケットであれば
お惣菜?刺身?
冷凍食品?
私はスーパーマーケットのお惣菜が多かったように思います。
パスタを作るよりも、冷凍食品のほうがお財布に優しい、時間も短時間で済むし。
多くの世帯が食料支出において加工食品が多い割合を占める
農林水産政策研究所が2人以上の世帯・単身世帯・全世帯別に食料消費の動向について調査した結果、
食料支出について、生鮮食品、外食を上回る数値で加工食品の占める割合が多い傾向にあり、
将来的にも加工食品の割合が全体の半数以上を上回る数値となる見込みであると推測しています。
(引用:農林水産省ホームページ ”食料消費の動向”より http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h26/h26_h/trend/part1/chap1/c1_3_01.html)
昨年まではすぐに体調を崩していた。インフルエンザにも罹患。
けれどもそんな食生活を続けていた私の身体は疲れがなかなか取れませんでした。
それにすぐに眠くなる。
悪循環でした。
決定的だったのは数十年間かかることのなかったインフルエンザにも家族で(娘以外)罹患。
しかも私達夫婦は予防接種もしていました。
身体に優しい食事の必要性をひしひしと感じました。
身体にやさしい食事術を身につける
身体に優しい食事術というのは、
「消化のよい献立。」
「薄味の食事。」
私の場合は、身体に優しいものを意識すると和食中心の生活になりました。
まずは体調を整える消化のよい食事を意識する習慣を。
そのひとつとしてすぐに実行したのはご飯と具だくさんの味噌汁。
基本のラインはまずここからです。
そこから切干大根や煮物中心とした献立を作っていったり、かぼちゃをふかしたり。
けれども疲れていてそのパワーが出ないことのほうが多いです。正直。
そんな時は湯豆腐やうどんを作るようにしています。
土鍋でつくる、湯豆腐・鍋焼きうどん
疲れて帰ってきた夜は、いっそのこと土鍋でひとり分を作ってしまいましょう。
洗い物もずいぶんと楽になり、一石二鳥です。
湯豆腐には冷蔵庫にある野菜も一緒に。
オーガニックな豆腐で良質なたんぱく質を摂りましょう。
鍋焼きうどんだと多くの野菜も一緒にとれます。何よりシンプルで簡単。
このところ味噌煮込みうどんにハマっています。
疲労回復に効果が望める豚肉、干し大根、ねぎ、などを中心に使うようにしています。
消化のよいきのこ類もたっぷり利用しています。
この日は自家製塩麹につけたオクラ、塩麹豚肉も入れています。
発酵食品の味噌を入れることで、整腸作用も期待できます。
なにより、みその優しい味にホッとします。
みそ煮込みうどんをつくるときは、薄味を意識しましょう。
消化を助けるには”うす味”
アスリートを支える奥様から聞いたお話によると、ナイターが多いプロ野球選手は帰宅が遅いこともあり奥様は消化を優先したメニューを準備されています。
遅くに帰宅してガッツリとどんぶりものを食べたい、と思う人は多くはないとは思いますが
夜のシメのラーメンが食べたくなることはあるでしょう。
シメのラーメンは美味しいけれど、ラーメンの汁には多くの塩分が含まれています。
同時に旨みを出すために化学調味料も入っていることもあります。
濃い味付けの汁は消化を優先するためには避けましょう。
化学調味料はなるべく使わない。
以前は調理されたものをよく利用していましたし、総菜も冷凍食品もよく買っていました。
しかしその調理されたもの、加工食品には多くの食品添加物が入っていることも事実です。
不思議なコトですが、調味料を身体に優しい添加物ゼロのものの、天然のものに変える、それだけで変わってきました。
野菜はシンプルに蒸す、質のよいオイルで炒める、味付けは塩のみ、という時も。
あまり濃い味付けはいらない。
最初のうちは物足りないと思うかもしれません。
しかし続けていくうちにシンプルな味が一番美味しいと感じることができます。
不思議とそういった気持ちにさせてくれます。
そして続けるうちに不思議と疲れがとれやすい身体に変化してきている・・・
これは私だけでしょうか。
加工食品を選択するか。自炊をするか。
例えば、1皿のパスタを作るとします。
ひとつは、1皿のパスタを作るために麺をゆでて、野菜を切り、炒めて和える手作りパスタ。
所要時間は少なくて10分、多くて20分といったところ。
もうひとつはその工程をカットした、加工された冷凍パスタ。
所要時間はおよそ5-6分で完了します。
この2つを「あなたの身体はあなたの食べたものでできている。」と考えたら
どちらを選択したいと思いますか?
すぐにできるパスタを選ぶか。
少し待ってでも手作りのパスタを選ぶか。
その選択肢に納得はありますか?
手作りパスタを選ばれた方へ・おすすめの調理法
野菜を切り、炒めて和える手作りパスタを選んだみなさま、野菜は冷凍しておくと便利です。
パスタに使うしいたけやねぎ、ピーマンやアスパラガスなどは冷凍が可能です。
さっと熱湯でゆがいてから冷まし、ジッパーつきの袋で冷凍保存することですぐに調理を短縮することができます。
先に紹介した、土鍋でつくる湯豆腐・煮込みうどんにも
冷凍のしいたけと冷凍の生姜・みょうがが入っています。
うまさが引き立ちます。
一度試してみてくださいね。
仕事の調整ができれば、ですが
残業はやむを得ないこともあります。
今日しかできないことも、もちろんあります。
しかし、選択肢があれば選んで頂きたい。
もしも仕事の段取り上で可能なら明日に。
私の勤める会社は商社ということもあり、時差があります。
日本の5時は現地の朝9時、10時ですので客先はコンタクトのとれるこのときとばかりに
急ぎの注文を入れてくることが多く見受けられます。
返信が返ってくるのもこの夕方のピーク時間。
メールをすればレスポンスも早い。だから、やってしまう。
「もう夜の8時?」と最初は思っていたけれど、長く続けると「まだ夜の8時?」となってしまう。
これでは疲労が蓄積するのも無理はありません。
もしも仕事の調整が可能であれば、急ぎでないならば、明日にできることは明日の午前中に集中して仕事しませんか?
慌ててミスをするよりもチェックを念入りにできるためそのほうがずっと効率的です。
不思議と午前中はあっという間に時間が過ぎます。
仕事がはかどるのです。
仕事でのあなたの代わりはできるかもしれない。
しかし、プライベートのあなたのかわりはあなたしかいません。
どうか、身体を壊さないように健康第一で働いて下さいね。
みなさま、今日も1日お疲れ様です。
身体に優しい食事を召し上がって明日も笑顔で過ごしましょう!
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