その薬は本当に必要?国の医療費激増の背景にある医原病と、薬との上手なつき合い方を徹底解説!
あなたは、不調があったら
すぐに病院に駆け込みますか?
病院で出された薬は、素直に使用しますか?
また、何年も飲み続けている薬はありますか?
飲みたくないけど「飲まなくてはいけない薬」だから
しょうがなく飲んでいないでしょうか。
世界の薬の約40%を使う、薬大好き日本人。
2019年度の日本の医療費は42兆6000億円でした。
そのうち薬剤費は2割弱なのでおよそ8兆円ほどでしょうか。(※)
ちなみに、2016年度の国民医療費は42兆1381億円、
そのうち薬局調剤医療費は7兆5867円です。
国家予算が約101兆円。
そのうちの医療費は42兆円。薬剤費8兆円。
あなたはこの数字をどう見ますか?
この記事は、製薬会社を叩く目的はないですし、
西洋医学に対して、モノ申したいわけでもありません。
単純に、
「その薬はあなたにとって本当に必要なんですか?」
と、冷静に考えて欲しいのです。
本当に必要?薬はここぞと言う時に使う物
もしかすると、あなたは薬に対して
批判的な感情を抱いているかもしれません。
「やっぱりそうよね。薬は悪よね」
と自分の信念を
より強固なものにしたいがために、
この記事に目が止まったかもしれません。
私も薬は苦手です。
でも、薬は絶対的な悪ではありません。
逆に、薬大好き!!という方もいらっしゃいます。
自分で「この薬を処方してください」と
ドクターへお願いする方もいます。
「薬がないと不安。でも、使い続ける事も不安。」
そういう方もいるでしょう。
薬との付き合い方は人それぞれです。
もちろん、健康の状況も人それぞれです。
あなたにとって「一番ベストな薬との付き合い方」が
見つかるといいなと思います。
薬の必要性を考えるには「医原病」を知る事から
みなさんは「医原病」という言葉をご存知でしょうか。
医原病とは、医療行為が原因で生じる疾患のことです。
残念ながら多くの病気は、
この医原病が原因だと言われています。
一般的な医原病は「臨床的医原病」のことを指す場合が多く、
医療過誤・薬の副作用・誤診・院内感染などがあります。
今回は、薬の副作用による医原病についてお伝えしていきます。
後半には、臨床的医原病だけでなく、
社会的医原病・文化的医原病にも触れ、
広い意味で医療に依存する日本社会についてもお伝えします。
私は医療従事者ではありません。
現代医療に対して過去に強い不信感を抱いていましたが、
今は、医療はありがたいものであるし、
無くてはならない物だと思っています。
ただ、医療システムや医療を受ける私たちの意識には
大きな問題があると考えています。
まず、「薬の副作用は絶対にある」ということは、
覚えておいてください。
副作用のない薬はこの世に存在しません。
薬の効果と副作用を天秤にかけた時に、
どちらのメリットが大きいのか。
これを知らずに、薬を使用することはとても危険です。
「薬に副作用がある事くらい知っている」
そう思われた方。
薬の副作用の全てを把握していますか?
調剤薬局からいただいたお薬の副作用だけを見て安心していませんか?
「便秘になるくらいだったら、この痛みを消したい。」
と思われて痛み止めを安易に飲むことはあると思います。
多少、胃が痛くなったり、便秘や下痢になるくらいなら
この症状を抑えたい。
これらの副作用は大したことはないと。
こんなにある薬の副作用。誰でも簡単に調べられる!
それでは、もし処方された痛み止めに
これらの副作用がある事が明記されていたら
どうしますか?
たとえば、以下はとある解熱鎮痛消炎剤の副作用です。
<重大な副作用>
①アナフラキシーショック(呼吸困難・全身潮紅・血管浮腫・蕁麻疹等)②出欠:脳内出血等の頭蓋骨出血・脳出血等の頭蓋内出血
(初期症状:頭痛・悪心・嘔吐・意識障害・片麻痺等)
肺出血・消化管出血・鼻出血・眼底出血等
③中毒性皮壊死融解症・皮膚粘膜眼底症候群・剝脱性皮膚炎
④再生不良性貧血・血小板減少・白血球減少
⑤喘息発作の誘発
⑥肝機能障害、黄疸
⑦消化性潰瘍・小腸・大腸潰瘍・
その他の副作用
胃腸障害・嘔吐・腹痛・胸焼け便秘・下痢・食道炎・口唇腫脹・吐血
食欲不振・過敏症・蕁麻疹・発疹・浮腫
疥癬・発汗・めまい・興奮・頭痛
ALT/AST上昇
血圧低下・血管炎・心窩部痛
過呼吸・気管支炎
鼻血・鼻炎・耳鳴り・難聴・貧血
血小板機能低下・代謝アシドーシス
いかがでしょうか。
この副作用一覧を見て、
こんなにあるの?と驚かれたかもしれません。
これは、私が予防医学指導士であり、
薬に関する専門書を持っていて、
それを見ているからわかるというのではありません。
どんな薬でも、誰もがすぐに
ネットで調べることができるのです。
「使用している薬の名前+医薬品添付文書」
で検索すると、副作用の詳細だけでなく、
臨床データや使用上の注意などが
数ページにわたり記載されている物がでてきます。
*私は「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」のHPを使用しています。
もちろんこれらの副作用が絶対に
あなたの健康を脅かすわけではありません。
しかし、使用頻度が上がれば、
副作用の確率が上がることは想像できますね。
そして困ったことに、
副作用が現れた時に薬を止めれば済む話なのに、
薬の副作用とは気づかない、
もしくは、やめることが出来ない薬の場合、
その副作用を抑える薬をまた使用してしまう可能性があるということ。
このようにして、薬の種類や量が増えてしまうのです。
だからといって、医療添付文書を読み、
この副作用は危険だ!と判断し、
今まで飲んでいた薬を勝手に停止してしまう事は、
あなたの健康を害することもあります。
ただ、世の中には、
今あなたが飲んでいる薬を飲まなくても
その症状を改善する方法は存在するのです。
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手軽に病院や薬局で手にしてしまいがちな
薬のトップ3と言えば、
抗生物質・胃薬・鎮痛剤
この3つではないでしょうか?
生理痛・頭痛・歯の痛み・発熱で
鎮痛剤を安易に飲んでいませんか?
生理痛の時に痛み止めを飲むのが
当たり前になっていませんか?
生理痛は体質ではありません。
生理痛に限らず、全ての痛みは原因があります。
生理痛の痛みはなんでしょうか?
食生活の乱れ・ストレス・冷え
子宮内膜症などのトラブル。
これらを改善せずに、
痛み止めを飲み続けることは
危険だと思いませんか?
「痛み」は身体からのお知らせなのです。
この痛みに耳を傾けず、蓋をしてしまうのがお薬です。
風邪には抗生物質は効きませんし、
胃薬も、暴飲暴食・ストレス・薬の副作用のため
胃が痛くなり、胃薬が必要になるのです。
風邪の時には、おとなしく寝ているしかありません。
風邪の時に高熱が出るのは、
免疫細胞達がウィルスを攻撃している証拠です。
鼻水などもカラダが戦っている証拠です。
下手に解熱剤を使用するので、
ウィルスを殺しきれずに、
脳炎などになる場合があるのです。
高齢者がよく使用する高血圧や骨粗鬆症の薬も必要ない
日本人の多くの人が使用している高血圧の薬
2017年度の高血圧性疾患の医療費は1兆7907億円でした。
(一般社団法人 日本生活習慣病予防協会HPより)
医療費8兆円のうちの1兆7907億円。
高血圧の患者数は993万7000人です。
ただ、この約994万人の全員が、
本当に高血圧の治療が必要かといえば、
そんなことはありません。
血圧の正常値は130/85未満とされています。
血圧は、身体の隅々まで血液を循環させるために
必要な圧力のことですね。
これが、性別・身長・体重・年齢などが考慮されず、
一律でこの基準というのは問題があります。
本来は血圧を下げてはいけない人が、
血圧を下げることでカラダの末端に血液が行かず、
様々な不調が起こります。
脳まで十分な血液が送られないため、
認知症のリスクも上がると言われています。
もちろん副作用はここに書ききれないほどの、
数が医薬品添付文書には書かれています。
高血圧のお薬を飲む前に、
本当にその血圧は下げる必要性があるのかを
考えてみてください。
そして、食事や生活習慣の改善で
血圧は下げることが出来ます。
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女性の使用が多い骨粗鬆症の薬。それを飲むより大切なことは?
「骨がスカスカだから、
骨折しないように薬を飲みましょうね。」
このように処方されることが多い
骨粗鬆症の薬ですが、
こちらの薬も、骨が折れることを心配して
お薬を飲んで散歩を控えたりするよりも、
たんぱく質を摂り、筋トレをする事で、
足腰の筋力UPにより、転ぶリスクを減らすことの方が大切です。
骨粗しょう症の薬は
骨を壊す働きを抑えてくれますが、
もし骨折した場合には、
骨を再生することも抑えてしまうので、
完治しづらいということが起こります。
薬を飲むタイミングは急性の場合のみ
ここまでお伝えした内容からすれば、
「やっぱり薬は使用すべきではない」
という結論になりそうですが、そうでもありません。
私が薬を使用していいと思う時は、
以下のような場合です。
◆事故や突発性の病気の場合
◆明日は試験や大切な仕事があるという日
◆日常生活に支障がある場合
短期間で使用を終えて、
ダラダラと使い続けないこと。
薬を使うこと自体、
もちろん副作用の危険性がゼロではありませんが、
直ちに命のかかわることはそれほど多くないはずです。
薬を飲む状況にしないこと。薬に依存しない事が大切!
私たちには本来、自然治癒力が備わっています。
風邪を引いた場合にも、免疫細胞が戦ってウィルスを
やっつけてくれます。
インフルエンザの場合、
タミフルやリレンザを処方されることがありますが、
もちろんこれらにも重篤な副作用はあります。
例えばタミフルの副作用は、
アナフィラキシーショック・肺炎・劇症肝炎・
急性腎障害・白血病、血小板減少・
異常行動・出血性大腸炎・肝臓機能低下・低体温など
書ききれないだけの副作用があります。
とは言っても、薬として存在しているのだから、
タミフルを使うことで症状は改善されるはず。
そう思いますよね。
医薬品添付文書には、
治療試験の結果も掲載されています。
タミフルを5日間投与したグループと
偽薬を5日間投与したグループの
治癒までの時間があります。
タミフルを投与したグループは
平均78.2時間で症状が無くなります。
プラセボグループは
平均112.5時間で症状がなくなります。
タミフルを使用した場合の方が、
1日半早く完治します。
タミフルを使用するかどうかは、
この一日半のために副作用の危険性を抱えて
薬を飲むかどうかの判断になります。
副作用には白血球の減少や肝臓機能の低下があります。
つまり、免疫機能の低下、解毒機能の低下を意味します。
今回のインフルエンザは1日半早く完治したけど、
免疫力が下がり、今後は他の病気にかかりやすくなる、
そういったリスクも一緒に背負うことになるのです。
薬の問題よりも根深い、社会的医原病と文化的医原病の問題
「痛い・辛い・苦しい」
それを取り除いてくれるのが薬です。
辛い時に、薬にすがる気持ちはわかります。
どうしても、という時には使用してもいいと思いますが、
生活習慣を改善し、痛い・辛い・苦しいの状況に
自分で陥らない努力は必要です。
そして、痛みや不調を薬外で改善できる術を持っている事も重要だと思います。
簡単なお手当てや、アロマテラピーやクレイセラピー、
ホメオパシーなどの自然療法。
自分に合った物を使いこなすことで、
薬を使わなくてもやり過ごせるようになります。
「やり過ごせる」ということは実はとても重要で、
やり過ごしている間に私たちの自然治癒力が発揮され
身体は治癒の方向へ向かっていきます。
薬に関する一番の問題は、
先に述べた薬の副作用などの「臨床的医原病」ではなく、
「社会的医原病」と「文化的医原病」です。
「社会的医原病」は、高齢者や妊婦さんなど
本来は医療が必要ない方まで医療の対象にされる
ということです。
「文化的医原病」は、医療が拡大することで、
私たちが医療に依存して自分の健康に無関心になり、
不調が出たら病院へ行けばいい。
薬を飲めばいい。
手術をすればいい。
そのように思っている状態のことです。
例えば、出産に関しては助産院を利用することで
医療行為なしで産むことが出来ます。
しかし、多くの妊婦さんは「出産は怖い物だから」という理由で、
病院での出産を選択します。
もちろん、リスクのある妊婦さんには病院が必要ですが、
安産を望み、自ら健康管理をしっかり行っている妊婦さんは
必ずしも病院で出産する必要はないのです。
「なにかあれば病院で医療処置をしてもらえる」と思って、
健康管理を怠れば、医療行為が必要な状況に陥ります。
「無事出産できるよう、主体的に健康管理を行う。
でも、もしもの時には医療機関がサポートしてくれるから、
この子と私の命は安心。」
このように、安心して出産に臨める事が、
医療の存在意義だと思うのです。
出産だけでなく、その他の病気に関しても同じことです。
自分の自然治癒力を信じれば、たくさんの薬は必要なくなる!
人間の自然治癒力は驚くべき力です。
この自然治癒力を最大限に引き出すことができれば、
多くの薬は必要ありません。
薬に依存し、生活習慣が改善されないから病気になり、
また薬を飲み、副作用が現れ、それをまた薬で抑える。
このように、負のスパイラルに陥ります。
副作用は思いがけないところに出る場合があります。
すぐではなく、時間が経ってから現れる場合もあるので、
薬の因果関係を突き止めるのはとても難しいです。
なので、薬の副作用が出ている可能性については
つゆほども考えず、また安易に飲んでしまいます。
私自身、中学生から胃薬、痛み止め、便秘薬・精神薬が
何年も手放せませんでした。
「薬は使わない」と決め、
生活習慣を改善し、自然療法を駆使するようになった今、
「最後に薬を使ったのはいつだろうか…」と、
思い出せないほど、長い間薬は使っていません。
人は薬を使わなくても生きていけるのです。
もちろん、無理に薬を使うなとはいいません。
生活習慣を改善し、不調が出た場合は
医薬品添付文書でメリットとデメリットを考える。
こうすることで、
格段に薬を使う機会は減っていきます。
どうか、あなたの自然治癒力を信じてあげて下さい。
自然治癒力が最大限に発揮できるように、応援してあげて下さい。
きっと健康で、ココロ穏やかな毎日を送る事が出来るようになります。
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