その症状「自分すら気づいていない原因」からきているかも?目に見えるモノが全てじゃない「病は気から」の本当の意味。
病は気からという言葉があるけれど、実際にどれだけ体と心がつながっているかについて理解する者は少ない。
病は気から、という言葉を知らない人はまあ、ほとんどいないでしょう。
しかし口では第三者に対して、「くよくよするなよ」とか、「病は気からだよ!」というものの、いざ自分のことになると、メンタルがどれだけ体や健康に影響を及ぼしているかということを知る由もないのではないでしょうか。
ストレスが溜まっているから会社を休む
トラウマに苛まれているから会社を休む
メンタルがやられているから会社をやすむ
そんな言い訳は社会では通用しませんよね。
そんなことを会社に言おうものなら即座に「うつ病」認定をされてしまいかねません。
熱が出たり、風邪をひかない限りはなかなか休むことすら認められないのが一般常識となっています。
性格的にがんになりやすい人は、確かにいる。
西洋的な医学だけでは説明がつかないケースも。
しかし、事実ストレスがたまる環境に身を置いた結果、仮に毎日健康的な食事を食べていたとしても、たったの数年でがんになる人はいます。仲の悪い夫婦の片方が、または親族同志で争いや妬み事が絶えないなど、家庭内トラブルなど精神的ストレスがかかっている方で、年齢的に若くして、しかも短期間でがんになるケースはよくあることです。
もっと言うと、先天的に性格的に完璧主義だったり、忍耐力があり、誰から見てもいい人だったり、内心ではいろいろ思っているのに自己主張を全くしない人。
あるいは自分の内外面に何らかの強いコンプレックスのある人。
明らかにがんになりやすい性格の傾向があるのも確かです。
でも、そうした事例の中には、症状イコール病気と決めつける西洋的な医学だけではなかなか説明がつかないものもあると思います。
あなたがもし今なんらかの不快な症状を抱えているのなら、それはもしかすると習慣や食生活、あるいは遺伝の問題だけではないかもしれません。
潜在的に感じていることや心のトラウマは、自分すら気づいていない。
あなたが今、表面的に感じていることはいわゆる、人間が顕在的に感じることのできるレベルのことでしかありません。
心の奥深いところに、どんなトラウマや自分の思いが隠されているか、ほとんどの方はそんなことをいちいち考える機会などないのではないかと思います。
しかし、もし潜在的な意識が、あなたを苦しめている病の一因になっているとしたらどうしますか・・?
すぐに薬や西洋医学に頼りがちな現代人こそ、持っておきたい
面白い一冊。
現代人、特に日々の食事にすら気を使わない方は、何かにつけて不調を感じたら薬をすぐに飲みたがる傾向にあります。自分の体が悪くなったら、自力で調べることはおろか、自分の中に根本的な原因があるなどとは疑いもせず、ただちに他人に自分の体を預け、手っ取り早い治療に飛びつきます。
そういう方には、ぜひ毎日の食事から改善してほしいと思いますがそれだけではおそらく根本的な改善は難しいでしょう。
自分の健康状態に無頓着な人は、おそらく自分の体の中、そして心の中についてもほとんど関心がないのではと思いますから、意識的に自分と向き合う時間もとる必要があります。
さて、以前面白い本を発見しました。
こちらの本です。
Amazonでも他書籍と比較しても非常に評価が高く、決してやらせではないような口コミの数々にどうしても気になってしまい、以前衝動的に買ってみたのですが、そこには、自分の知らない世界がありました。
症状を肉体レベルのみで語るのではなく、感情的、精神的なレベルまで掘り下げて原因を探り当ててゆきます。
この本では、病気の症状を単なる肉体レベルのみで語るのではなく、感情的、さらには精神的なレベルまで掘り下げて病の原因を探り当ててゆきます。
どちらかというと東洋医学の考え方に少し近いのではないかと思います。
とはいえ、すべてにおいて「その根拠は?」とすぐ言ってしまうような人や、スピリチュアルなことは切受け付けない、という方も世の中にはたくさんいると思いますし、そういう方にとっては、科学的根拠の明記された医学書のほうがよっぽど面白いと思うでしょう。
しかし、体と心と健康は切っても切り離せない関係だと思っている私個人としてはとても興味深く感じました
面白いのは「読み物」や「エッセイ」形式ではなく、アイウエオ順で症状と病名別「辞書」のような形式になっていること。
例:腸のトラブル
感情的レベル
大腸にトラブルがあるとしたら、その人はもはや必要ではなくなった古い考えを手放すことができないということを示しています (便秘)
あるいは、自分にとって有益な考えを拒絶する人であるということを示しています (下痢)
または、大きな矛盾を抱え込んで、それを解決することができずに悩むタイプである、ということを示しています。
いつも何かが足りなくなることを恐れており、物事の良い面を見ることができず、 なにかにつけて「糞忌々しい!」と考えるタイプなのです。
精神的レベル
あなたが腸のトラブルに悩んでいるとしたら、体からあなたへのメッセージはこうです。
あなたは、恐れを手放し、自分を低く評価することをやめる必要があります。
そして、よい考え、積極的な考えによって自分を育む必要があるのです。
また、あなたは物質面においていつも不足感を持っていますが、それはあなたの主観にすぎません。
あなたは本当は、すでに多くを与えられているのです。どうかそのことに気づいてください。
自分の過去の体験と症状を振り返って
上記を見て「んなわけないじゃん」と、思わず鼻で笑ってしまった人もいたのではないかと思います。
確かに、根拠は?と言わざるを得ない飛躍した結論に思えてしまいます。
しかし、かつて自分が苦しんだ「メニエール病」について調べたときに、はじめて「ハッ」としました。
数年前のその当時、私は毎日ストレスのある環境にいました。
そこでは、日々不本意なことばかりが続いて起きていると不満に感じていました。
周りとの関係もうまくいかず、表面的には笑顔を振りまいて無理をしていたものの本当につらい時期であったことは確かです。
母親と電話しながら大泣きしたこともありました。
そんな中、いつしか私は回転性めまいの起こるメニエール病にかかっていました。
人生の中ではじめて経験する類の酷いめまいでした。
まるで船酔いのような気持ち悪さ。吐きそうになるほどのつらい症状。
朝起きた瞬間から天井はぐるぐる回転しており、立つこともままならない。
それでも一日を過ごさなければならない。
その症状はしばらく続きました・・。
しかし、その症状も時とともに、そして環境が一変したことによってあっという間になくなっていたのでした。
この本に書いてあったこと。メニエール病の原因
感情的なレベル
めまいは、何かや誰かから逃げ出そうとする時に起こります。
そうした状況が、かつての癒されていない古い傷を呼び起こすからです。
あるいは、自分の事を粗忽者だと考えている人に起こる事もあります。
精神的レベル
もしあなたがしばしめまいを経験しているとしたら、めまいの前にどんな事があなたの心に浮かんだかを確かめて下さい。
あるいは、これからどんなことが起こるとあなたが考えていたかを確かめて下さい。
めまいの原因は、過剰な想像力にあると言っていいでしょう。
おそらくあなたは自分に起こったことを誇張して受け止める傾向があるのでしょう。
それは、幼い時に大きな苦しみや恐れを経験し、それをいまだに解決することが出来ていないからだと思われます。
宇宙は、あなたに新たな出来事を経験させて、それと似た過去の出来事をあなたに思いださせるのです。
そして、今度はあなたが”許し”の実践を通してそれらを解決する事を望んでいるのです。どうか、他者を許し、そして自分も許して下さい。
当時を振り返ると、思わずうなずいてしまう内容にびっくり
飛躍した内容に思えたことが、当たりすぎていてびっくりしたことは言うまでもありません。たしかに私はその当時、目の前のことからできることなら逃げ出したいと毎日思っていました。
さらに、忘れかけていた過去のトラウマを思い出していました。
ことあるごとに現実で起きていることを誇張的に受け止め「被害を受けているかわいそうな自分」を作り出していました。
トラブルの原因となっている人たちのことも許せずにいました。
食べ物、習慣、そして気から病気はおこる
この本は、食生活だけでなく、精神的なことが健康にも大きな影響を及ぼしているのだと感じさせられる一冊でした。
マイナスな感情はもちろん症状に直結しますし、その逆もしかりです。
それでも毎日動いてくれる体を作るものは毎日の食事であることは間違いないとこれまでの経験から強く感じます。
ですが、食事をきをつけていても、よく眠っていても、何らかのよくない症状があらわれることは誰にでもあります。
目に見えるものだけでは説明がつかないことも世の中にはある、ということです。
重要なことは
自分と他者を許すこと
なぜでしょうか?
私たちはなぜか、時々自分に対してとても厳しい時があります。
「今日はこんなに遅く起きてしまった!時間を無駄にしてしまった!」
「今日は何も仕事ができなかった!これだから自分は!」
そんな「できない自分」が許せないと自己嫌悪に陥った経験、あなたにもありませんでしょうか?
でも結局は人間はロボットじゃないから、よほどの超人に生まれない限り能力なんて、たかが知れてます。
私も今日は本当はこれだけの仕事をやりたかったのに結局予想外のことが起きたり、思ったより疲れていて、7割もできなかった、ということがたくさんあります。
でも、私は自分がスーパーマンではないことをよく知っていますから、最近は疲れたら、ちょくちょく休むことも仕事のうちと考えるようになりました。
結局今できていることがすべてだと私は思います。
自然のリズムにさからって力以上のことをして体を壊しても意味がありません。
自分の心は本当はどう感じているのか、本当は何がしたいのか。
そうしたことに素直になれない人が多いように感じるのです。
自分では感じてすらいない潜在的なストレスの積み重ねが深刻な疾患を招くこともあるのです。
自分をゆるす。
そして他人のこともゆるす。
本心から実践することができる人は、珍しいでしょう。
だから目の前のことにたいして絶えずもがき苦しんでいる人が多い。
でも、これができれば相当生きることが楽になり、ストレスが10分の1,いや、100分の1くらいになるのだろうな、と思うのです。
自然に身を任せる。
物事は、なるようにしかならない。
自然に身を任せる。
こんな生き方が最近はとてもよいと感じています。
こんなことを言うと、上昇志向の人から文句が来そうですが、本当に突き詰めていくと、そうなのだと思います。
ご縁やタイミングを大事にする、というのもここからきています。
人と人のつながり・・友人、仕事、恋愛にいたるまでご縁とタイミングも自然の流れの一つ。
大体、逆境に負けまいともがき苦しめば苦しむほど、逆流の中に飲み込まれていきます。
つらいことや一見不本意なことも、川の流れに例えると「そんな時期も、あるのだろう」とは思えないでしょうか?
外的に起こっていることにたいしてイライラしても、無駄な体力をつかって消耗するだけであり、得るものはほぼ何もありません。
たまには、逆流に逆らわず、自然に身を任せる生き方をして人生を心の底から楽しんでみませんか?
そうなれたとき、あなたは食事だけでは手にできない、「本当の意味での健康」を手に入れられるかもしれません。
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