無農薬青汁パウダーを活用した、簡単ヴィーガンジェノベーゼソースとパスタの作り方。
少し肌寒いなと思う日でも、吹く風は春だなぁと、
いよいよ来たかと嬉しくなる今日この頃です。
春の苦味が効いた野草が顔を出し、もうそろそろデトックスの季節だな思っていたら、
私の知る周りの子どもたちがバタバタと熱を出していました。
7.8家族くらいの子どもたちが一気にお熱ってどういう事?と、
驚きましたが、おそらく「春だから」という事だろうと思いました。
我が家の子どもたちも熱を出し、6歳の息子は39度まで上がって、一日中寝ていました。
息子はアレルギーも持っているので、
カラダの中に溜まっているものを自然の力を借りて出し切って欲しいところです。
アレルギーとは、カラダにある古いタンパク。
それがカラダにあるから新しいタンパクが入っていかないのです。
熱の時や体調が悪い時に、よくプツプツと湿疹が出ます。
それを見ると、またひとつ出ていってくれたのでは?と、思います。
子どもは何もせずに自然と調和してお熱でいらないものを出してくれるのですが、
大人は子どもより出にくいと思います。
デトックスで良いのは、旬の物をいただくこと。
苦味が効いた野草や春野菜で、
そのサイクルに自分も調和出来たらと思います。
だけど、忙しくて旬の物に出会いにくい方もいらっしゃると思います。
そういう方にもおすすめのデトックス成分がたくさん詰まった、
野菜パウダー(青汁)を使ったパスタをご紹介します。
緑のお野菜の栄養そのままジェノベーゼ風のパスタです。
緑の葉がもたらすもの
私は以前、小麦アレルギーになった事があります。
そのアレルギーも、グリーンスムージーを摂る事で回復し、
そして小麦製品も食べられるようになりました。
グリーンスムージーでは、小松菜などの緑の葉野菜とバナナ、りんご、白味噌を入れていました。
食事でも、火を入れた食べ物ばかりではキツイなと感じていたこの頃は、
生の食材も一緒に食するようにしていました。
その時に体験した記事はこちら
『小麦アレルギーの湿疹が二週間で治癒した経験から学んだ食べるということ。年末年始の食べ過ぎにおススメな手軽なグリーンスムージのレシピと飲み方』
その時期によくしていたパスタに似ています。
パスタは茹でますが、緑の野菜ソースは火を通さずに絡めます。
緑の野菜そのまま、栄養まるごといただきます。
そもそも冬に溜まったものって何?
「冬に溜まったものを出す」とは、よく言いますが、それって何なのでしょうか?
それは、「老廃物」です。
冬の寒さで代謝機能が落ちます。
また、他の季節より水分を摂る量も、
汗もかきにくいという事でカラダに老廃物が溜まりやすいのです。
老廃物が溜まると、冷えやむくみ、肩こり、肌荒れなどカラダの不調が起こりやすくなるのです。
これらを解消してくれるのが、春野菜です。
春野菜のデトックス成分
たらの芽、ふきのとう、ウド
【植物性アルカノイド】春野菜特有の苦味成分。
腎臓のろ過機能を高め、新陳代謝を促進し、老廃物を大概に排出する効果に期待。
腎臓の機能を上げることで、体の中の老廃物やたまった水分の排出を促せる。
春キャベツ
【硫黄化合物イソチオシアネート】【ビタミンU】肝臓の解毒作用を強化してくれる。
肝臓は、アルコールを分解したり、体内で生成される毒性のアンモニアなど老廃物を解毒してくれる臓器です。
ふきのとう
【ケンフェノールやフキノール酸】
肝機能や消化機能を強化。ふきのとうにはカリウムが多く、老廃物を排出してくれる。
菜の花
【硫黄化合物イソチオシアネート】【食物繊維】【カリウム】
肝臓の解毒作用を高めてくれる。腸内の老廃物を排出する作用がある。
体内の余分な水分を排出する作用がある。
本当に良く「排出」してくれるものばかりですね。
無農薬・無化学肥料・無畜産系肥料、青汁粉末『菜健』
私は今回IN YOU Marketの『菜健』という野菜パウダー(青汁)を使いました。
これは、『無農薬・無化学肥料・無畜産系肥料』でできた野菜パウダーなのです。
原料はケール、クワの葉、小松菜、緑茶。
スーパーやドラッグストアなどでも青汁粉末は良く目にします。
それだけ栄養価が高く、人々に注目されている商品だと言えます。
ただ、成分を見てみると、葉野菜などの成分の他に添加物や甘味料が入っている商品も多いのです。
これではせっかくの栄養成分が勿体無いと思いました。
生だからこそ、無農薬のものを選びたい。
どうせ摂るなら本物を少し、カラダが喜ぶ物を選びたいですね。
以前、このパウダーを使って、青汁ソースの豆乳プリンを作りました。
その時にこの青汁成分について書いたのですが、もう一度、おさらいとして記しておきます。
『栄養たっぷり!葛で作るオーガニック豆乳プリンの作り方』
青汁の栄養成分
ケール
ケールはキャベツの原種と言われ、地中海~中近東が原産地の植物です。緑黄色野菜の中で栄養価は非常に優れており、βカロテン、ビタミン、ミネラル、カルシウムや
食物繊維など、単一の食材で様々な栄養素がバランス良く豊富に含まれています。
栄養素はどれも「抗酸化力」が高いもので、活性酸素を抑えて、
体内の老化(酸化)を防ぐ働きがあります。
クワの葉
桑は落葉性の高木で、強い生命力を持っており、桑の葉は、蚕のエサとして利用されています。食物繊維、カルシウム、鉄分、亜鉛が豊富で、疲労回復、発汗効果、抗菌効果、
脳出血予防など、たくさんの効能や効果などが期待できます。
また、DNJ(1-デオキシノジリマイシン)と呼ばれる成分が含まれており、
これは自然界の植物にはほとんど含まれていない物質です。
体内に取り込まれた糖質を分解する効率が下がり、血糖値の上昇が抑える働きをしてくれます。
小松菜
小松菜は、ビタミン類、ミネラル、βカロテン、カルシウムや鉄分などの栄養価が高い緑黄色野菜です。抗発ガン作用や免疫賦活作用、髪の健康維持や、
視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、
そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
緑茶
成分はカテキン、カフェイン、 テアニン です。血中コレステロール・体脂肪率の低下・がん予防・血圧・血糖値上昇の抑制・抗酸化作用
抗菌・抗ウイルス作用・アレルギーの抑制
口臭、虫歯の予防・利尿作用・リラックス作用があります。
ケールのエネルギー
私はこの間、近所を散歩していて、畑をしていた方に出会いました。
お話をする中で、ひときわ目立つ存在の葉野菜から目が離せなくなり、
「あれは何ですか?ブロッコリーのように見えますが?」と、
お聞きした所、何とそれはケールでした。
「鳥にたくさん食べられちゃって。」というその穴だらけのケールは、
穴だらけになりながらもすごいエネルギーを感じました。
このお野菜に栄養が詰まっていると知っているのだなと、
鳥の健康を思い、感心していました。
デットクスに
・活性酸素を抑えて、体内の老化(酸化)を防ぐ。・食物繊維でお腹をスッキリさせる。
・抗酸化作用で血液の流れをスムーズにする。
など、デトックスしたい時にぴったりな青汁粉末です。
春野菜に出会いにくい方にもおすすめです。
手抜きの食事の時にも
三度の食事の中の一回くらいは手抜きをしたい!というのが主婦の「あるある」です。私は、時間がない!という時は、食事抜きにするか、パスタをよくします。
トマトソースを煮込んでいたら時間がないけれど、葉野菜とお揚げを炒めて醤油ベースのパスタも簡単です。
今回ご紹介する青汁ジェノベーゼ風パスタも、もう栄養がぎっしり詰まった粉末になっているので、他の材料をと混ぜて伸ばすだけで、手間がかかりません。
手抜きなのに、栄養満点です◎
青汁でヴィーガンジェノベーゼの作り方
材料
下準備
トッピングのスライスバナナは、レモン果汁をかけて、変色を防止しておく。
トップに飾ったり、透明のグラスカップに貼り付けるなど、自由に使用してください。
作り方
すり鉢に松の実を入れて、すりこぎ棒で混ぜる。
1に青汁粉末、にんにくのすりおろし、白味噌、塩、醤油、水、豆乳を入れて混ぜる。
2にオリーヴオイルも混ぜ、ソース完成。
鍋に水を入れて沸騰させ、塩(分量外)を入れて、パスタを茹でる。
茹で上がったパスタをボウルに入れて、ソースを入れてパスタと絡め、
あれば切ったプチトマトも混ぜて器に移す。
メーカーによって、青汁の材料が違うので、他のメーカーのものを使われる場合は、粉末の量を調整してくださいね。
キノコを炒めて入れても…
IN YOU Marketのオーガニック商品を理由してレシピを作ろう
南極に近いニュージーランドの南の島の海塩を使用、乾燥オリーブとハーブが絶妙なバランスでミックスされた万能ハーブソルト 1〜3個セット
¥1,690 ~ ¥ 6,350 (税込)
こちらのレシピもおすすめです。
今日のオーガニックランチレシピ|「ビーツのピンクのスープ」と「オーガニックベジタブルプレート」の作り方旬の「トマト」を使いつくす!『トマト麹』の作り方とアレンジ活用レシピ
脂質バランスはとれていますか?にんにくオイルの作り方とアレンジ活用レシピ。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう