近年ますます蔓延する電磁波は、私たちの睡眠まで阻害していた!電磁波とうまく付き合い快適な睡眠を得る方法とは。
「21世紀の公害」とも言われる電磁波問題。
スマホの電磁波が人体に有害であるという説は広く知られるようになりました。
しかし、スマホのみならず、LEDの普及や、
あらゆる電化製品をインターネットにつなぐというIoT(Internet of Things)、
あるいは5G(第5世代移動通信システムの電波)の導入推進など、
私たちが望むと望まないとに関わらず、より強い電磁波が蔓延する環境が広がっています。
電磁波過敏症や発がん性などが指摘される電磁波問題ですが、
まだまだ認知度が低いのが『電磁波と睡眠障害』との関連性です。
睡眠は、日中受けた数多くの心身ダメージを修復する非常に重要な時間です。
現代は睡眠の質が下がって不調を抱える人が激増していますが、
多くの方はまさか電磁波で睡眠障害が起こっているとは考えません。
今回は、
誰もが確実に電磁波の影響を受けているという事実、
電磁波によってなぜ睡眠障害が起こるのか、
快適な睡眠を得るための電磁波との付き合い方についてお伝えします。
「電磁波の害なんて信じない」という人でも、
確実に影響を受けている!
スマホの電磁波の有害性について一度は耳にしたことがあっても、
「電磁波の害なんてあるわけがない」と、
まったく気にもかけないという人はまだまだ多くいます。
これまでのところ、日本では電磁波の有害性に大々的なスポットが当てられることはなく、
政府(総務省)の見解は
「現時点では、安全基準を超えない強さの電波により、
健康に悪影響を及ぼす明確な証拠はない」
出展:電波の生体影響に関する最新動向 電磁界情報センター
というものです。
電力会社や携帯大手キャリアの見解も同様です。
ところが昨年、
「ラットに携帯電話の電波を長期間浴びせたら、
脳腫瘍の一種である神経膠腫と、
心臓の神経における神経鞘腫と呼ばれるがんを発症した」
というアメリカの米国環境健康科学研究所の国家毒性プログラム(NPT)の最終報告書が
発表されたのは皆さんの記憶にも新しいと思います。
スマホ依存で物忘れが激しくなる?判断力も低下?
国内に目を向けると、
働き盛りである30~50代の間でも、
スマートフォンに依存すると物忘れが激しくなり、
判断力や意欲も低下するという現象が起こっており、
医療機関を訪れた患者の脳を検査すると前頭葉の血流が減少しているといいます。
スマートフォンからは文字や映像など大量の情報が留まることなく脳に流入し続け、
情報処理が追いつかなくなり、
脳神経外科医の中にはこの状態を「スマホによる脳過労」「オーバーフロー脳」と呼ぶ人もいます。
そして、
この脳の異常は一時的なものなのか、
それとも認知症の初期症状なのかが議論されているというのです。
また、
従来の携帯電話から、
手の指先で操作するスマートフォンが浸透するようになり、
「手の指先は脳と密接に結びついている」と警鐘を鳴らす医師。
そして地デジ開始前から、
「電磁波照射による細胞からのカルシウムイオン流出のような弱い電磁波による生体への影響は、
そのエネルギーではなく変調を受けた信号の作用によるもので、
地上デジタル放送電波のような短時間で振幅や位相が激しく変化するような変調では、
信号の作用が強まる、生体への影響が大きくなる可能性がある」
「デジタル変調された電波の波形は複雑になり、
自然界に存在する電磁波とはかけ離れたもので、
波形と波形のつなぎ目が鋭く尖ったようだ」
と指摘する大学教授もいます。
(風水の世界では「電磁波は人間を突き刺すようなイメージ」と言われます)
(参考)
・NHKクローズアップ現代+2019年2月19日放送「”スマホ脳過労”記憶力や意欲が低下!?」
・網代太郎著「新東京タワー~地デジとボクらと、ドキドキ電磁波」緑風出版
増える電磁波過敏症
家電製品などの電磁波にさらされることで、極度の疲労や集中困難、皮膚のチクチク感、頭痛、耳鳴りなどの症状を示す
「電磁波過敏症」の人は、
早稲田大学応用脳科学研究所「生活環境と健康研究会」が公表した数値によると、
日本人の3~5.7%にものぼるといいます。
参照:京都新聞2017年2月7日 記事
また、日本を含む60カ国はWHO(世界保健機構)の国際電磁界プログラムに参加していますが、
なんとそのWHOの元事務局長・ブルントラント女史も電磁波過敏症でした。
「ケータイを持っている人が近づくだけでダメ!」、
そう悲鳴をあげたのはナント元WHO事務局長ブルントラント女史(元ノルウェー首相)です。
事務局長時代、ケータイがオンになったままの同僚が近づくと、ジンジンと頭痛がし、
気分が悪くなるというのです。
「お願いだからケータイをオフにして」というのがオフィスでの口癖でした。(中略)
彼女は最初、耳の周囲が温かくなるのを感じたといいます。
「熱感は更に強くなり、苦痛に変わっていきました。
それからケータイを使うたびに頭痛が始まったんです」
彼女も初めはそれらの症状がケータイによるものかどうかはっきりとは分かりませんでした。
そこである人体実験を試みたのです。
彼女が頭痛や気分の悪化が、
ケータイによるものだということを証明するために行ったのはいわゆる反応テストです。
彼女は同僚達に頼んで、
こっそりバッグにケータイを忍ばせオンかオフかを知らせずにオフィスに持ち込んでもらったのです。
すると彼女はそれらのケータイがオンかオフかをピタリと言い当てたのです。
つまり、隠されたケータイがオンの時、
必ず頭痛が起きたのに対して、
オフの時には全く反応が起きなかったのです。
しかも彼女がオンモードのケータイ電磁波を受けて始まった頭痛は、
スイッチをオフにしても30分からひどい時には10時間もジンジン続いたといいます。
彼女は言います。「私達は慎重であるべきです。若い人達はより深刻に受け止めるべきです。
(中略)被害を未然に防ぐ予防原則に従うべきです」と。
(引用)船瀬俊介著「ケータイで脳しゅよう~電磁波のデンジくんから学ぶ危険な使い方」三五館
意外と知られていませんが、
放射線も電磁波の一部であり、
電磁波は高エネルギーであれ低エネルギーであれ人体に悪影響を及ぼすということは変わらず、
原発の放射線と同様に考えるべきであるというのが世界の潮流です。
医療の世界でも私たちの周囲でも、
あちこちからその有害性について声があがるようになり、
目を背けることができなくなっています。
電磁波の害を信じるかどうかは個人の問題と言ってしまえばそれまでですが、
もはや誰もがその影響からは逃れられないのです。
不調があっても、電磁波が原因だと考える人はほとんどいない
電磁波は目に見えないので、自分の体に悪影響を与えているとは信じがたいものです。電磁生体学の研究で世界的に有名なロバート・ベッカー博士は、
「すべての人工電磁波は有害」と断定し、
その有害な作用を「電磁波の10の大罪」として発表しています。
・成長中の細胞への悪影響
・ガン細胞の成長の促進
・発ガン作用がある
・胎児に先天性異常を起こす
・神経ホルモンを変化させる
・自殺などの異常行動をまねく
・生理的リズムを狂わせる
・ストレス反応を引き起こす
・免疫機能を弱らせる
・学習能力を低下させる
これらのうち、
どれかに当てはまるという方は非常に多いはずです。
しかし、微弱な電磁波はすぐに症状が現れるわけではありません。
自覚した時にはすでに慢性的症状・慢性病として現れるため、
多くの場合、医者も本人も気が付かないのです。
電磁波対策を行って症状や病気が改善されて初めて、
電磁波が原因だったのかもしれないと感じる人がほとんどです。
電磁波は現代の様々な有害物質を引き寄せ、
人体を不調へと誘う先導役だった!
全米で900万部を超える記録的なベストセラーとなった書籍「病気にならない人は知っている」の中で、
著者ケヴィン・トルドー氏は、病気が発症する理由は以下の4つであると結論づけています。
1、体内毒素の蓄積が多すぎる
2、栄養不足の状態にある
3、電磁波の悪影響を受けている
4、精神的ストレスを抱え込んでいる
病気には様々な変動要素が絡むので非常に複雑であり、
まさに「複合汚染」の状態ですが、
電磁波は、あらゆるマイナス要因を引き寄せて、
人体を不調にさせるキーパーソンと言えます。
「類は友を呼ぶ」という言葉もあるように、
悪いもの同士が体内で共鳴する、波長が合ってしまうというのです。
たとえば電磁波がアレルギーをひき起こすメカニズムですが、
電磁波が空気中の水分子に作用して静電気を帯びたイオンが増加します。
すると、空気中に漂っている花粉、ダニの死骸や糞、ホコリ、ウイルスなど
様々な有害物質を引き寄せます。
そうすると、皮膚に炎症が起こったり、
粘膜を刺激して鼻炎や気管支喘息になったり、
花粉症を引き起こしたりします。
近年大きな問題となっている、「電磁波と睡眠」の関係性って?
あらゆる不調の原因となる電磁波ですが、
近年見過ごせない問題となってきているのが、
電磁波と睡眠との関係性です。
時代はさらなる電磁波の蔓延へと突き進んでいますが、
波長を合わせるかのように、
「寝付きが悪い」「夜中に何度も目覚める」「睡眠時無呼吸症候群」など、
大人も子供も「睡眠不足・睡眠障害」が増えているのです。
睡眠は、日中に受けた数多くのダメージを修復する1日のうちで最も重要な時間です。
脳を休息させて精神を安定させ、
成長ホルモン分泌によって細胞の新陳代謝や体の成長を促し、
疲労回復、病気を予防するなどの非常に重要な役割があります。
その鍵を握るのは「メラトニン」という神経ホルモンで、
夜に眠くなるのはその影響です。
太陽からの磁気の変動を感知して、昼は少なく、夜は多く分泌します。
ところが、電磁波を浴びるとメラトニン分泌が減少してしまい、
生体リズムが夜なのに昼間と同じという状態を引き起こします。
電磁波が睡眠に与える影響は?
90年台にスイスのシュワルツェンブルグで行われた調査で、電磁波の被曝量と睡眠障害の相関関係が明らかになっています。
「微弱電波」でも睡眠障害が30%前後発生しており、
「ザルツブルグ基準」(2000年に開催された国際会議で、1平方センチあたり0.1μWを安全基準値とした)の
被曝量の場合はその2倍にも増えたのです。
この結果にも驚かされますが、
日本の電波の安全基準は1平方センチあたり600μW(ザルツブルグ基準の6000倍も緩い)ですので、
もはや論外であり、睡眠障害が激増しても当然なのです。
スイスの研究者達は「睡眠障害と電磁波関係の間には因果がある」と断定しました。
その原因は「電磁波の脳への鋭敏な反応性によるもの」とされ、
具体的には、
1、睡眠の質
2、慢性疲労
3、ガンと関連した器官変化
4、神経ホルモン(メラトニン)の減少
などをあげています。
(参照)
船瀬俊介著「ケータイで脳しゅよう~電磁波のデンジくんから学ぶ危険な使い方」三五館
船瀬俊介著「ショック!!やっぱりあぶない電磁波~スマホにイヤホンを」花伝社
電磁波対策、睡眠対策は早急に手を打とう!
電磁波と睡眠問題は、切っても切り離せない大きな問題です。
より確かな健康のためには、電磁波対策とともに睡眠対策が重要になってきます。
現代人は電化製品抜きの生活は不可能なライフスタイルとなっており、
アーシング(グラウンディング。裸足で大地に立つことで、体内の狂った電気信号や
溜まった静電気を放し身体の機能を正常に戻す習慣)という方法もありますが、
都会に住む人が思い立ったらすぐに実行できるというわけではありません。
しかし、電磁波はボクシングでいうボディブローのようなもの。
そのダメージが徐々に蓄積され、気がつくと慢性疾患に陥っているのです。
その予防のためには以下の対策を行ってください。
◎電磁波対策として
家庭内の全ての電気機器の電磁波対策/スマホ対策/外出時の対策
◎睡眠対策として
質の良い睡眠対策/ストレス対策/いびき対策(無呼吸症候群の予防)
(脳を早くリラックス状態にする、血流を良くする、脳内を錆びつかせない)
電磁波を悪者扱いするのではなく、うまく付き合っていける方法はある!
人工衛星、高圧送電線、GPSナビシステム、スマホ、リモコン、テレビなど、現在私たちは、おびただしい数の発生源から出される電磁波を、
それと気づかないままに日常的に浴びています。
身の回りから電磁波をなくすということはもはや不可能で、
電磁波が少なくなりすぎても不便が生じてしまいます。
たとえば、スマホでは通話の際に音量が落ちて聞き取りにくくなるなど、
電化製品の本来の機能が果たせなくなるのです。
これからは、電磁波をなくす・低減させるというよりも、
「電磁波の質」を変えてうまく付き合っていくことが大切な視点になります。
電磁波の質を変えるとは、
・有害なエネルギーを中和して、本来あるべき状態に戻す
・生物が居心地の良さを感じる状態に変化させる
ということです。
それを可能にして睡眠の質も同時に上げられるという商品は存在し、
第三者機関からの信用に足るエビデンスが得られているものもあります。
質の良い睡眠は健康の元、ストレスは万病の元。
5GやIoTの導入が加速すれば、ますます私たちの住む環境は電磁波で溢れかえります。
今のうちに積極的な対策を検討してください。
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