【腸活レシピ】簡単・アレンジ自在!旬の野菜で塩麹の漬け物の作り方
みなさん、こんにちは。
今回は、塩麹を使った手軽なつけものレシピと、おしゃれなアレンジレシピをご紹介します。
近年、腸内細菌の重要性が注目を集めたことで発酵食品へも熱い視線が注がれていますが、発酵食品を取り入れるなら塩麹がおすすめなんです。
「発酵食品なら納豆やヨーグルトを毎日食べてるよ」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は腸内フローラにとって様々な菌を取り入れることが重要とされており、塩麹を使ったつけものを食卓の常備菜として取り入れることでより善玉菌が活性化するためおすすめです。
生きた発酵調味料 塩麹
塩麹とは、米麹と塩に水を加えて1週間ほど発酵させたものです。
市販されているものもたくさんありますし、自宅で仕込むこともできます。
発酵調味料の中で塩麹が人気の理由のひとつとして菌体自体を摂取できることがあげられます。
生きた微生物(塩麹の場合は麹菌)を摂取することで、腸内細菌のバランスを整え、健康にいい影響を与えてくれる効果が期待できます。
ところが、醤油やみりん・酒は絞る過程で菌体を捨ててしまうため、塩麹や味噌のほうが効率的に菌体を摂取できます。(※)
塩麹の栄養・健康効果
塩麹は女性にうれしい効果がたくさんありますが、代表的な3つについてみていきましょう。
◆美肌効果
塩麹に含まれるビタミンB群が肌の再生力をアップし、コウジ酸がメラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ効果があります。
◆アンチエイジング効果
抗酸化作用のあるポリフェノールが老化の原因物質の活性酸素を除去してくれます。
◆ダイエット効果
発酵食品である塩麹が腸内環境を整えることによる便秘解消やデトックス効果が期待できます。
継続して摂取することで痩せやすい体作りを目指すことができ注目されています。
塩麹、おすすめの使い方
塩麹の使い方は様々ですがおすすめの使い方を2つご紹介します。
塩麹が作り出す酵素の力で発酵が進むことで味や風味が良くなるだけでなく、栄養が消化・吸収されやすくなります。
使い方1:肉・魚を柔らかく!
食材の約10%の塩麹をすり込み1~2時間寝かせる。
塩麹に含まれる酵素『プロテアーゼ』が肉や魚のたんぱく質をアミノ酸へ分解することで柔らかく、うま味が増す効果もあります。お買い得なお肉も柔らかくうま味アップ!
使い方2:あっさり!つけものに
きざみ野菜の約15%の塩麹を和える。
1~2時間で食べられるが一晩寝かせるとより風味が増します。
注意点
塩麹は使う時の注意点や選び方にポイントがあります。特徴を理解することで塩麹の効果を最大限利用することができるためぜひ参考にしてみてください。
◆温度
塩麹を含めた発酵食品は温度が非常に重要です。
塩麹に含まれる麹菌は物質を分解する酵素を生産します。
この酵素は60度で働きを失うため肉や魚などの食材を塩麹でつける場合は高温にならないように注意しましょう。
常温で寝かせることで分解がすすみ肉や魚が柔らかくなったら、もちろん焼く・煮るなどしても問題ありません。
★無添加・自然栽培のお米を使用!昔ながらの伝統製法でつくられた美味しい麹!
◆合わない料理
塩麹の酵素にはデンプンを分解する作用があるため、ポテトサラダや春雨、おにぎりに低い温度で使用すると酵素がデンプンを分解してしまいます。
酵素は60度以上で失活しますが低い温度では分解が起こるためです。
◆選び方
原材料の米麹を作る時に添加する添加物についての表示義務はありません。
種菌の増量材として使われるデンプンは遺伝子組み換えや農薬の有害性があります。
また、安価な米や塩を使用している場合や保存性を高めるため添加物が入っているものもあるため注意しましょう。
★自然栽培の塩麹|農薬不使用・添加物不使用!
塩麹の簡単漬け物レシピ
今回は塩麹を使った基本のつけものレシピとアレンジ方法やおしゃれな盛り付けの仕方もご紹介します。器との組み合わせも楽しみながら盛り付けを工夫してみてください。
簡単!基本の塩麹のつけものの作り方
材料
・塩麹・・・野菜の量の15%
・昆布・・・3㎝程
作り方
1.野菜を食べやすい大きさに切る。塩麹はペースト状のものを使うと計量しやすく見栄えもいいのでおすすめです。
おしゃれなアレンジで前菜に
味を追加したり盛り付けの工夫をすることでつけものがおしゃれな前菜になります。【アレンジ例】
写真左上:大根のつけものに茹でたほうれん草をはさみ折りたたみ上に梅肉をトッピング
写真左下:水気を絞ったにんじんのつけものにオリーブオイルとクルミを加えあえる
写真真ん中上:水気を絞った白菜のつけものに梅酢とごま油を加え上にゴマをトッピング
写真真ん中下:赤かぶのつけものに茹でたほうれん草をはさみゆずをトッピング
2021年は塩麹レシピで善玉菌を育てよう
塩麹のつけものは家にある野菜で手軽に発酵食品を楽しめることや短時間で食べられることがメリットとしてあげられます。
アレンジしたり盛り付けを工夫することで継続して楽しんでいただけるレシピですので2021年はぜひ発酵食品を日々の食事に取り入れてみてください!
お正月、ついつい食べ過ぎてしまったという方も、塩麹の簡単つけものレシピで腸内環境を整え、2021年の素晴らしいスタートを切りましょう。
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