天然木なのにカビない黒ずまないまな板の力!奇跡の青森ヒバの知っておきたい4大効果
年末に向けて大掃除を始めているご家庭も多いのではないでしょうか?
IN YOU読者の皆さんは料理好きな方が多いので
特にキッチン周りは衛生を保ちたい場所の一つですよね。
便座よりも汚い可能性のある
キッチン・・・?
よく知られていることですが、
不衛生と思われがちな便座より
雑菌が多く繁殖している場所は家庭内にたくさんあります。
そのうちの一つが毎日使うまな板。
まな板が黒ずんだりカビたりしたことありませんか?
木製でもプラスチック製でもちょっと手入れを怠ると気づけば黒ずんでいた、なんてことはよくあります。
またそういうのが嫌で毎日使用後に洗剤で洗った後、除菌する方もいらっしゃるでしょう。
きちんと除菌していないまな板には便座の200倍の雑菌が潜んでいると言われています。
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¥ 1,545 ~ ¥ 10,250 (税込)
> 商品の詳細はこちらプラスチック製の「抗菌加工」まな板に期待してはいけない
今は便利な世の中で、さまざまな抗菌加工商品が売られており
まな板やスポンジなども抗菌加工されたものが多く出回っています。
木製のまな板は手入れが面倒でプラスチック製まな板を使っている人も多いはず。
パッケージに「抗菌加工」というラベルが貼られていると安心ですよね。
でもちょっと待って下さい。
抗菌製品の抗菌力は持続しないのをご存知ですか?
独立行政法人 国民生活センターによる台所、洗面所、風呂用の商品を対象にした
抗菌効果のテストをしたところ、予想通りと言いますか残念な結果が出たのです。
テストをしたまな板7銘柄のうち
新品時と2ヶ月後の両方でA評価だったのは1銘柄のみ。
中には新品時の抗菌効果がC評価(標準を下回る)で2ヶ月後には抗菌効果がなかったものも。
唯一A評価だった銘柄のものも1年後に効果が持続しているかは不明です。
抗菌加工製品には一般的に銀、亜鉛、銅が練り込まれています。
しかし原料にそれらを混ぜ合わせただけで独自テストもせずに「抗菌」とうたっている製品が多く
多くは2ヶ月もすれば抗菌効果がなくなると考えた方がいいかも知れません。
※上記テストは1997年と古く近年は行われていませんが、当時のテストでA評価だった銘柄が
現在もHPで当時のテストを効果証明に活用している点から考えても一般製品の抗菌加工は当時から進歩していないと思われます。
ということで、いくら抗菌加工されていても雑菌の繁殖力にはいずれ負ける可能性が高いのです。
そもそもまな板のように食材を直接乗せるものに、抗菌加工された製品を選びたくない
という読者もいらっしゃるでしょう。
そういう方にぜひ知っていただきたいのが青森ヒバの力です。
カビ、雑菌を寄せ付けない天然木は青森ヒバだけ
青森ヒバ(ヒノキアスナロ)には、ヒノキチオールという成分が含まれています。
これは国産の樹木では青森ヒバにだけ多く含まれているフィトンチッド(樹木抽出成分)です。
※ヒノキ材にはヒノキチオールはほとんど含まれていません
フィトン=植物
チッド=殺す
ちょっと穏やかではない表現ですが、殺す相手は細菌などの微生物や昆虫です。
植物はそれぞれ自分を守るためのフィトンチッドを持ち、
抗菌、防虫、防腐効果などがあります。
たとえば身近なものだとお寿司屋さんで見かける
ワサビ・・・アリルイソチオシアネート 抗菌 (寿司ネタに使用)
ヒノキ・・・テルペン類 抗菌 (飯台に使用)
サワラ・・・ピシフェリン酸 酸化防止 (寿司ネタを入れたガラスケースの中で使用)
このように日本では昔からフィトンチッドを利用してきました。
ちなみに森林に入ると清々しい空気に身も心も洗われる感じがしますが、これもフィトンチッドのおかげ。
フィトンチッドは香気成分が多く人間にとって精神安定作用があり、森林浴と呼ばれるのもそのためです。
800年経っても木を腐らせないヒノキチオールの4大効果
1.抗菌効果 カビ、雑菌を寄せ付けない
2.精神安定効果 ヒバの香りが気持ちを落ち着かせてくれる
3.防虫効果 シロアリ・ダニ・ゴキブリを寄せつけない
4.消臭・脱臭効果 不快な臭いを抑える
直径70cmになるのに杉の3倍の300年という時間を掛けて育つ
青森ヒバは年輪が非常に密で、木の大敵である水にも強固なのです。
(出典:林野庁)
青森県下北半島・猿ヶ森には800年前に大津波で埋もれた青森ヒバの埋没林がありますが、
そこで朽ちているヒバですら腐っているのは表面から2cmのみで、
内側の木材は今でも製材に使える状態を維持しているというからいかに防腐効果が高いかわかります。
この強固さから建材に使用されることも多く、青森ヒバで建てた家は何年経っても
シロアリ被害がないと言います。
あの有名な中尊寺金色堂や弘前城も青森ヒバで建てられているんですよ。
(出典:中尊寺)
青森ヒバ、ヒノキチオールは健康的で衛生的な生活にも役立てられている
優れた抗菌力から青森ヒバとその抽出成分であるヒノキチオールはさまざまな分野で私たちの生活に貢献しています。
青森ヒバはシックハウス症候群の人でも使える唯一の木材とも言われていますが、
その精油(ヒノキチオール)はアトピー性皮膚炎の皮膚に発生しやすい病原性黄色ブドウ球菌、MRSA、真菌類のすべてに効果があり、入浴剤や軟膏としても商品化されています。
また歯周病菌を殺菌する薬(ペリオバスター)もヒノキチオールが主成分なんですよ。
シロアリを殺すほどのヒノキチオールは人体にも有害なのか
病原菌などの微生物、有害昆虫を殺すほどの威力があるヒノキチオール。
化粧品、養毛剤、歯磨きなどの抗菌・防腐剤としても使われ、
虫除け剤でもディートが気になる人に人気がありますが、人体には害がないのでしょうか。
(出典:Wikipedia)
1936年、自然界には存在しないと言われていた7角形の分子構造を持つヒノキチオールが
日本人科学者に発見されて1950年の学会発表で世界に衝撃を与えて以来、
多くの製薬会社などで研究が進めれてきましたが、発がん性について根拠のある
発表は一切ありませんので発がん性はみとめられないと考えられています。
ただ催奇性(胎児の奇形)について実験マウスでの報告があります。
東京都立衛生研究所で実験されたもので、難解ですので簡単に説明しますと
過剰投与がある場合に催奇性が認められたが、通常範囲では問題ないと
考えて良いようです。
過剰投与のレベルですが、マウスと人間で置き換えることは難しいですが
おおむね体重の約20%を投与した場合となります。
体重50kgの人なら約10kgのヒノキチオールになりますが、現実的に
それほどの量を短期間に摂取することはあり得ない=問題ないということですね。
生活にすぐに役立つ青森ヒバはこれ
IN YOUでは青森ヒバを使った天然の入浴剤をおすすめしています。天然青森ひばの入浴剤
プラスチック製品、一般木材製品、化学合成品に比べて割高ですが
手が出ないほどでもなく、木工製品に関しては一生物として考えると割安です。
もちろんその効果はお墨付き。
最後に
青森ヒバのおが屑1トンを水蒸気蒸留して取れる精油は10kgです。そしてその精油10kgから取れるヒノキチオールはわずか1%=100g。
木材に対する割合はたったの0.0001%。
それでも中尊寺金色堂を見てわかるようにいつまでも効果を発揮するのです。
世の中、化学合成された商品が多く出回っていますが
わざわざ合成しなくても天然でこれだけの効果を発揮し続ける成分があることを
今回お伝えしたかったのです。
ただしヒノキチオールは化学合成することも可能な成分で
薬品類に使われているものの多くはそうだと思われます。
(かといって効果が薄れるわけではありませんし有害でもありません。)
でもやはり天然の香りに包まれながらその恩恵を受けたいですよね。
探せば青森ヒバで作られた日用品はたくさんあります。
ぜひ気に入ったものを見つけて下さいね。
参考サイト:http://www.kokusen.go.jp/news/data/a_W_NEWS_042.html
http://www.shinrin-ringyou.com/mokuzai_jyu/phyton.php
http://www.ffcr.or.jp/zaidan/Ronbun.nsf/876757280c46e65e4925659f000b0cc0/38e1d395bf2f1b364925661600055c97?OpenDocument
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