あなたが何歳なのかによっても「陰陽」は違う!年代別なりやすい不調。マクロビ迷子になっていませんか?~第3話~
マクロビ迷子になっていませんか?【3】
前回では、「男女の陰陽」についてでした。→ 前回のおさらいはこちら マクロビ迷子になっていませんか?【2】
あなたは男ですか?女ですか?・・・
によって、食べ方の陰陽が違う、ということがわかって頂けましたでしょうか?
今回は「今日の自分の歳はいくつ?」で考えていきましょう。
Ⅱ 年齢の陰陽
年齢によっても陰陽の違いがあります。年代別
それに合った食事を考えていかなければなりません。
(1)子ども ~10代
(2)大人 ~60代
(3)高齢者 70代以上
(あくまでも目安です)
食歴別
第2次世界大戦後、欧米食の流入で、日本人の食生活は大きく変化してきました。(1)戦前生まれ 70代以上~
子どもの時から、この食事が基本。
戦時中の食糧難にも耐えてきたので、心身ともに強く・たくましく、現在の長寿国、日本を支えている。
(2)戦後生まれ 50~60代
戦後、アメリカによる援助の名のもとに、小麦粉や粉ミルクが輸入され、学校給食への供給が始まる。
「米よりパンの方が頭が良くなる」「カルシウムには牛乳」「風邪予防にビタミンC」など、欧米の栄養学に影響される。
(3)高度経済成長期生まれ ~40代
流通経路の拡大や加工食品の開発など、食の技術の進化(?)によって、様々な食品添加物が使用されるようになる。
電子レンジによる人類初の電磁波料理が登場。
(4)バブル期生まれ ~30代
様々な食品が、日本全国から海外からも手に入れやすくなり、グルメ時代の到来。
外食産業も発展し、いつでもどこでも食事ができるコンビニ食、ファミレス食が充実。
(5)IT期生まれ ~20代以下
個人のニーズに合わせた特殊な食品も、パネルタッチで注文できるようになる。
外出をしなくても、家に食品が届く。
以上のことから、100年以上前の桜澤時代の食事と現在のものとが、いかに違っているかがおわかりになりましたでしょうか?
それなのに、いつまでも昔ながらのマクロビオティック料理に固執していることが、「マクロビ迷子」の原因の1つになってしまうのです。
現在の私たちの食卓には、各地・各国から運ばれてきた食材の料理が並び、「身土不二」は、どこへやら?の状況になっています。
そして、年代によって食べてきた物が違うのですから、それに応じた対処をしなければなりませんね。
食歴の問題点
食事内容の変遷は、私たちの体に多大な影響を与えます。年代別にその特徴を見ていきましょう。
私たちは「食べ物のお化け」
現代の私たちの生活は豊かになり、便利になりました。けれども、それと引換に食生活の安全性が失なわれ、健康を害してきたことも事実です。
遺伝子にダメージを与える食品の摂取によって、自分のみならず、その遺伝子が子孫にまで引き継がれてしまうのです。
日本人として健康で長生きするためには、「身土不二」「旬の食物」「オーガニックのもの」は必要不可欠です。
さあ、和食の基本食を中心に、リセットしましょう!
- 昔ながらのストイックなマクロビオティック食でなくてもいいのです。
- 無理に断食をしなくてもいいのです。
- サプリメントなどの機能食品に頼りすぎなくてもいいのです。
一時的には、とても有効なのですが、自分の▲▼が変化したのにもかかわらず、それを続けてしまうことに問題があるのです。
次回も「自分の陰陽」で、他の「掛」をみていきましょう。
お楽しみに!
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