薬物や有害金属をたっぷり含んだ胆汁が身体に溜まっている!?黒い便が教えてくれる身体の異常とは。
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毎朝心待ちにしている健康のお便り「便」。
スッキリ出たら1日調子がいいし、
出ないとなんとなくスッキリしないですよね。
でも、その色が真っ黒だったらどうしますか?
黒い便と言っても、便秘によるものや服薬している薬などで、
その深刻度は代わります。
今回は知らないと見逃してしまう、
黒い便の原因と東洋医学から見た対処法についてご紹介します。
黒い便が教えるあなたの状態
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一般的に便が黒いときに考えられる病気としては、
胃腸の問題
薬の問題
食事の問題
などが考えられます。特に胃腸の問題として考えられるのは胃腸からの出血です。
きっかけは色々と考えられますが、
胃から小腸までの出血は便になるまでに黒く変食するのです。
この場合は空腹時の腹痛などを伴いやすいのが特徴で、
軽度の時には胸焼けやげっぷ、吐き気なども伴います。
基本的に胸焼けはげっぷが頻発するときは身体は病気の前段階です。
明らかな病気ではないけれども不摂生が続いているなどの心当たりがあれば、
上記は消化器系に炎症や潰瘍が起こる兆候なので注意が必要です。
病気はある日、突然にはやってこないので普段から身体の些細な変化に耳を傾けましょう。
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身体の症状を軽視する人も多くいますが、
胃がんであっても初期には自覚症状があまりないことも多いので、
胃の痛みや胸やけなどが続くときは生活を見直すくらいがちょうど良いのです。
もちろん、怖くない黒い便もあります。
便秘による便は怖くない
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例えば便秘が長く続く場合、腸内で便の腐敗や酸化が起こり、
水分が抜けることで便の色が濃褐色となることがあるのです。
鉄剤の影響であっても怖くない
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その他にも貧血などの治療薬として鉄剤を服用している場合にも起こります。
その場合は吸収されない鉄分の色によって便が黒くなっているので害のない黒い便です。
食事は注意
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その他にも、普段の食事が原因で黒い便が出ることもあります。
単純にイカスミなどを食べた場合も考えられますが、
人によってはチョコレートやココアなどの摂りすぎが原因の場合もあります。
あまり良くないのは肉類や脂質の摂りすぎが原因の場合です。
たんぱく質や脂質の摂りすぎは腸内の悪玉菌を増加させ、便の色が濃褐色となることがあります。
悪玉菌の増加による腸内環境の悪化は大腸癌の原因にもなるので肉類や揚げ物、
お菓子などが多い人は食べる量を減らしましょう。
普段から腸内環境が良くて蠕動運動が活発な人は茶色でバナナ型の便が一本出ます。
こんな便を出すためには普段から水溶性と不溶性の食物繊維のどちらもバランスよくとれいていると言えます。
基本的に全ての食材に水溶性と不溶性の食物繊維はどちらも含まれますが、
水溶性食物繊維は海藻やオクラなどに多く含まれ、不溶性食物繊維は野菜やキノコ類などに豊富です。
東洋医学から見た黒い便
東洋医学的所見を踏まえると、便秘の場合は寒熱があります。腸に熱が多ければ水分が乾燥して便秘になりますし、
腸に寒が多ければ冷えて排尿回数の増加から水分がなくなり便秘となる場合があります。
そして基本的に排便していても、
硬くて黒い便が出る時は便秘と考えます。
そして黒い便が出るときには宿便の存在を疑います。
西洋医学では宿便は存在しないと言われています。
ですが、断食をした後に出す便は、普段の便とは形状が異なります。
その便の中にはドス黒い便やワカメのような便など様々なものが含まれますが、
これらの便はどこから来たのでしょうか?
実は便の半分以上は腸内細菌の死骸と腸壁が剥がれたものだと言われています。
だから食べているのに便が出ないということもそんなに不思議ではないのです。
基本的に便が出ないことはよくありませんが、別に不調が無ければ2~3日に1回の排便でも構いません。
ただし、便が出ないということは腸壁の修復が行われていない異常事態とも言えます。
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黒い便を意識して出すことも可能です。
断食の後に出てくる黒い便には胆汁が含まれています。
それは有害金属などが溶け込んでいる古くなった胆汁です。
普段から多くの人が有害金属を摂取しています。
ですが、きちんと排泄できていれば問題はありません。
しかし一部の人は身体に有害金属が溜め込まれています。
ここで注意したいのが腸管循環です。
腸肝循環とは肝臓で作られて胆嚢から排出された胆汁が腸で吸収されて再び肝臓に戻る経路です。
胆汁の主な役割は、膵液と腸液と共に胃酸を中和させ小腸内を弱アルカリ性に保つ役目があります。
そして、胆汁のもう1つの大きな役目は脂肪の分解なので脂質を多くとる人は
多くの胆汁が分泌され再吸収されています。
そのため普段から脂質の摂取が多い人は身体に有害金属を溜め込んでいるのです。
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食事などで脂肪が体内に入ってくると、濃縮された蓄えられていた胆嚢から胆汁が分泌されます。
そのため焼肉などで脂肪分を多く食べる人は、胆汁が不足しやすくなります。
肝臓での胆汁の産生が間に合わなくなると、
再吸収の量が増えるので身体に脂溶性の有害金属などが一緒に再吸収されます。
さらに胆汁不足の影響を受けるのは小腸と大腸です。
胆汁が足りなくなると小腸内は弱アルカリ性を保てなくなり、
結果として大腸の機能が低下して便秘や下痢、大腸ガンを引き起こす原因があります。
◆ 大腸の機能
大腸は糞便を溜めるほか、
腸内細菌の働きで消化できない食物繊維などを発酵させる機能を持ちます。
この発酵がうまくいかないと腐敗が起こり様々な不調の原因となります。
発酵が起きない原因としては、お腹が冷えていることも多いですが、
脂肪の摂りすぎも多いのです。
脂肪分の摂りすぎは過剰な胆汁の分泌を促し、
本来なら酸性である大腸内までアルカリ性にします。
大腸は糞便を溜めるほか、
腸内細菌の働きで消化できない食物繊維などを発酵させる機能を持ちます。
この発酵がうまくいかないと腐敗が起こり様々な不調の原因となります。
発酵が起きない原因としては、お腹が冷えていることも多いですが、
脂肪の摂りすぎも多いのです。
脂肪分の摂りすぎは過剰な胆汁の分泌を促し、
本来なら酸性である大腸内までアルカリ性にします。
冷たいビールに揚げ物を好んで食べるとい行為は、大腸内で腐敗を起こしやすくしますので、
夏であっても冷た過ぎるビールは量を減らすか温かい料理と食べるのがおすすめです。
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胆汁を不足させないためには肝臓の働きが重要です。
肝臓に含まれている解毒酵素はチトクロムと呼ばれ、
この解毒酵素の作用でコレステロールから胆汁酸をつくることが出来ます。
脂肪分は身体にとって必須の栄養ではありますが、
植物に含まれるフィトケミカルのイソチオシアネートや、
ビタミンCなどが不足するとコレステロールがだぶつきます。
そのため、肉は食べるけど野菜はあまり食べないなどの偏食の人ほど、
有害金属が溶け込んだ胆汁は増えています。
肝臓を元気にするのは緑黄色野菜なので意識して食べるのが大切です。
胆汁は薬品や毒素、有害ミネラルなどを体外に排出する働きをしているので、
胆汁の不足は身体にとって不要な成分が溜まっているのです。
だから黒い便が出てきたときには薬品や毒素、有害ミネラルが溜まっている証拠なのです。
断食をして意識的に出した時ならともかく、
意図せずに黒い便が出てくるということは、
それだけ多くの有害金属が溶け込んだ胆汁が増えているのです。
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こんな時に摂っておきたいのは青汁です。
それは青汁に含まれる食物繊維がコレステロールの排泄が出来るからです。
過剰なコレステロールは、胆汁酸の原料になりますが大半の胆汁酸は小腸で再吸収されます。
この再吸収が曲者で、
コレステロールと一緒に脂溶性である薬品や有害ミネラルも身体に吸収されてしまうのです。
ですが、腸管内に水溶性食物繊維があると大半が食物繊維と共に排泄することができます。
つまり、食物繊維がコレステロールに溶け込んだ薬品や、
有害ミネラルを排泄するかしないかを左右しているのです。
便の色が黄色いという事は、生成直後の胆汁を含んでいるという証。
健康です!
対して、黒い便は、老廃物をたっぷりと含んだ胆汁を含んだ不健康な便です。
粘液と胆汁は悪い体液とされ、
インド医学でも粘液や胆汁を病因としているのと共通しており、
鬱状態の人から黒い便が出やすいとしています。
昔ながらの宿便の排泄法には空腹時に大根おろしを食べるとあります。
空腹時に胃酸の分泌を促進する大根おろしをとることで、
胆汁の排泄とコレステロールの排泄を促し、
通常なら95%も再吸収される胆汁の入れ替えを促進します。
まとめ
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黒い便は薬物や有害金属をたっぷりと含んだ胆汁が身体に溜まっているときにこそ多く出ます。
普段から脂肪分が多い食事をしていると胆汁は再吸収されやすくなるので、
胆汁とともに身体に薬物や有害ミネラルが再吸収されやすくなります。
ここで重要なのは過剰なコレステロールや古くなった胆汁の排泄を促す食物繊維です。
青汁に含まれる食物繊維や大根おろしを普段から摂取することで古くなった胆汁の排泄を促すことが大切です。
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