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日本全国でもっとも短命な県、「青森」。その理由をさまざまな角度から、検証してみた。

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日本でもっとも短命な地域、青森。

日本でもっとも短命な地域は、

青森

だといわれています。
男性も女性も連続で平気寿命と健康寿命においてワーストワンとなっています。

とりわけ、日本人死因トップ3といわれるがんにかかって亡くなる割合が非常に高く、中でも胃がんや肝臓がんが多い傾向にあります。

もっともがんで死ぬ割合が高いのも、青森です。

次に心筋梗塞などの心臓疾患が多い傾向にあります。さらに自殺者も全国平均から比べて多いそうです。

なぜ青森がもっとも短命な県になってしまったのでしょうか・・?

青森は自然が豊かで、りんごがびっくりするほど、おいしく、象徴であるねぶた祭りも素敵ですよね。
何より都会のごちゃごちゃした感じがないのも最高です。
住んでおられる住民の方々は、みなさんとてもおおらかで美男美女も多いですよね。
とてもやさしい人が多く個人的には好きな県だったこともありとても残念に思います。

なにがこのような結果を招いてしまったのでしょうか?

青森はなぜもっとも短命な県になってしまったのか。

年間積雪量全国ナンバーワン!過酷な気候。


雪による事故や体温低下が危険。

一方、青森は寒く積雪もすさまじいものです。
豪雪のなか、屋根の雪下ろしや雪かきをすることによって雪による突然の事故も増えますし、低体温になって免疫力もさがりやすくなることも死因理由のひとつとして挙げられます。

しかし雪の降る場所はほかにもありますし、これだけが問題か、というと、おそらくそうではないでしょう。

日照時間が短いことで、がんになりやすくなる

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青森は日照時間が短いため、ビタミンDが不足しやすくなってしまいがちです。
短命な地域を見ると、それらのほとんどが日照時間が平均より短いことがわかっています。

日照時間が少ないと、ビタミンDが減り、がんなどになりやすいからだを作ってしまうと指摘されています。
ある調査によるとビタミンDをもっとも多く持つ人はそうでない人と比べ、死亡率が約半分にまで下がるということがわかりました。
がんだけでなく、免疫力を活性化し、整える役割を持つので、あらゆる病気の予防につながっているのです。

自殺率全国トップ7

太陽の光を浴びることでホルモンバランスが整うこともわかっており、反対にホルモンバランスが崩れるとうつ病になりやすく、自殺する可能性も高くなります。現に、青森では自殺率が全国でトップ7であり、傾向が顕著にあらわれています。

喫煙率、全国でナンバー2。
短命な理由と直結しているのではないか。

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下記はがん情報の統計データを扱うサイトからの引用です。

◆都道府県別 成人喫煙率

喫煙率が高い上位5県(2013年)
男性 青森県、佐賀県、北海道、福島県、秋田県
女性 北海道、青森県、埼玉県、大阪府、福島県
出典:ganjoho.jp/

ごらんのとおり、

青森は男女ともに、全国の喫煙率で上位にランクインしています。

数値で表すと北海道が全国一位、青森が全国二位です。

喫煙行為ががんに直結することはすでに周知の事実ですが、ここまで明確に数値にあらわれてしまうと、説得力がありますね。

IN YOUでもたばこについて記事を書いていますので読んでみてください。
一本のタバコが一生の後悔に繋がるかもしれない。本当にその一本は必要ですか?喫煙者とその家族に知ってもらいたいタバコの真実。

食生活の問題

飲酒量が全国平均より圧倒的に高い。


まず、青森ではお酒を飲む人の割合がとても高いといいます。
なんと、約半数以上の人が毎日お酒を飲むと答えています。他地域と比べると平均20%近くの差があります。
がんにかからないための対策について「お酒を飲みすぎない」と言及する専門家は数多くおり、こちらも深い関連性がありそうです。

野菜をあまり、食べていない

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長寿県に指定された長野は野菜ブランドとしても比較的ブランド力があり、住民も国が定める野菜摂取量を上回るなど、野菜の摂取量が多いということがわかっています。沖縄も同様、沖縄料理とよばれるものには野菜がふんだんにつかわれたものが多い傾向にあります。

ところが青森は、理想の野菜摂取量を大きく下回っており、炭水化物など野菜以外のものの割合が多いことがうかがえます。
野菜には抗酸化作用と免疫力向上が期待できるファイトケミカルなど植物性食品が多く、がんなどの現代病対策にも効果的なことはすでによく知られていることです。定収入で炭水化物ばかりの生活を送る層に病気になる人が多いことからも、青森にもにたような傾向が見受けられるのではないでしょうか。

「インスタントラーメン」消費量が全国ナンバーワン
ラーメンの食べ過ぎも要因のひとつでは・・


青森のデータを見ていくと面白いことに気が付きます。
それは、青森県民が「インスタントラーメン」消費量が全国ナンバーワンであるという事実です。

ジャンクフードの代名詞であるカップラーメン。

青森はやはり雪のせいもあり、家にこもる傾向があるのでしょうか?
非常食代わりに大量にカップラーメンを買い込み、寒いので外に出られないから、家で食べる。という光景が目に浮かびます。

残念ながら市販のインスタントラーメンのほとんどには、健康に害をおよぼす可能性の高い添加物、遺伝子組み換え作物、トランス脂肪酸などが含まれているものが多く、さらに塩分も高いです。
野菜はほぼ、含まれていない食べ物であるともいえます。
もっとインスタントラーメン自体がヘルシーなものになればいいんですけれどね。
コンビニやスーパーに売っているものはそうではないのが残念です。

インスタントラーメンを食べてお酒を飲む・・・。

確かに長寿とはかけ離れたイメージです。

世界で一番 遺伝子組み換え食品を食べているのは日本人!市場に出回る危険な遺伝子組み換え作物の実態

危険度レベル「高」。これだけは避けたい、特にハイリスクな添加物リストをまとめました。

ソーセージ消費量ナンバーワン

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さらに青森県民は2013年度、ソーセージ消費量においても全国ナンバーワンとなりました。
ソーセージには塩分のほか、市販のものの多くには発色剤や発がん性物質の原因ともなりうる添加物を複数含む代表的な食品。
がんにかかる率が高いのも、うなずけるデータです。
さらに、一般の方が発色剤不使用のオーガニックのソーセージを手に取っている可能性は低いので、
(またそのような自然食品店が青森などの地方県には少ないので)ソーセージもまた、短命に少なからず加担している可能性はあります。

肉の記事については下記を参照してみてくださいね。
スーパーに並ぶ「毒まみれの肉」の実態。知らないとコワイ除毒方法・対策。

炭酸飲料消費量ナンバーワン

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炭酸飲料を、最も青森県民は消費しているそうです。
よほどこだわったものでないかぎり、炭酸飲料のほとんどには、砂糖や人工甘味料が含まれています。
砂糖や人工甘味料の害はIN YOUで何度かお伝えしてきましたが、これらは、がんの餌ともいわれています。
ついついお水よりも甘いジュースを手に取ってしまう・・・そうした現代人が多いかもしれません。
炭酸にすると甘さが少なく感じるため、知らず知らずのうちに不要な添加物や砂糖をとってしまっていることになります。

IN YOUでは以前市販の飲料についての記事を出しました。
下記の記事も見てみてください。
体に悪すぎるペットボトル・カロリーオフ飲料の危険性。大量の残留農薬や麻薬同然の悪質な原材料も・・

逆に長寿な県と比べてみて・・・・

こんなに多くの不健康に加担するのではと思うようなデータがわんさと出てきたということに逆に驚いてしまいました。

私たちが長寿県:長野や沖縄に学べる点は何か?

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さて、今日では、長野が男女ともに平均寿命全国第一位を誇るようになりました。

しかし、実は長野はかつては長寿県ではありませんでした。
むしろ短命が問題視されていたのに、なぜ長寿な地域になれたのでしょうか。

まず、データを見てすぐにわかるのは前述したとおり野菜の消費量が男女ともにトップであること。
これは明らかに何らかの関係性はありそうです。

野菜を推奨するIN YOUとしてもこの結果は素直に喜ばしいことですね。

また、過去に長野で短命問題が危惧されるようになってから、県全体で健康維持のための取り組みをし、食生活のバランス改善や塩分摂取量の制限を専門家が住民に対して、行ったそうです。これらの取り組みを経て、今日では男女ともにトップ長寿県になった、という背景があります。
かつて長寿な県になった沖縄県も同様、塩分の摂取量が全国平均と比較して低いことがわかっています。

また伝統食品を積極的に摂取する食生活にも、学ぶことはありそうです。
長野では発酵食品が非常に有名で、全国の中でも発酵食品生産量、また摂取量がトップランク。

マクロビオティックにも通ずるように、日本人の体質にあったみそ汁などの和食メインの食生活が浸透しているからこそ、この結果があるのではないかと思います。

まとめ

ここから私たちが学べることは何か?

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悲しくも長寿県ワースト1になってしまった青森県・・。
ここから学ぶことはたくさんありそうです。

しかし、青森もたくさんいいところはあります。

例えば、青森では

貴重なりんごの生産量と消費量は全国ナンバーワン


また、大自然に恵まれており、都会では味わえない景色があります。
都内ではけっしてできないアクティビティもたくさんあるでしょう。

私が思うのは「何を食べるべきか」ということより、「何を食べないか」のほうがよほど重要ではないか、ということです。

塩分もそう。
日本人は発酵食品をとる機会が多いからこそ、塩分摂取が多くなりがち。
それにプラスして、たくさんの調味料をかけたり、濃い味に慣れてしまうと必然的に塩分過多になります。
日ごろからなるべく野菜や食材本来の味を楽しむ食べ方をおすすめします。

また、添加物やジャンクフードもそうです。

IN YOUでは何度も添加物についてお伝えしてきましたが、カップラーメンを例に挙げた通り、やはり健康とは程遠い食品を常習的に食べることで、それだけ健康被害のリスクが高まります。

自然界にない人工的で不自然なもの・・・
添加物、農薬、ホルモン剤、そういったものは私たち人類にとって不要な確率はとても高いです。

煙草もそうですよね。
娯楽の一部として気軽な気持ちで吸ってしまう方も多いと思いますが、たばこは確実に深刻な影響を体に与えます。
吸っている本人だけではなく、周りの人間にも悪影響を及ぼします。

こうしてみていくと、私たちの生活に当たり前に普及したものの中でも不要なものはそこら中にあふれていることに気が付きます。
でも「当たり前」になってしまっている毎日の習慣から一歩踏み出して抜け出すには、あなたの決意、そして継続する意志が必要。

一見難しいことのように感じられるかもしれませんが、案外いらないものを断捨離するのも楽しいものです。
そうじも、めんどくさいと思っていたらなかなか始められないけれど、始めたら楽しくなるのと同じように。
だから、食事も、習慣も。改めてみたら、案外楽しいかも。

そう思いませんか?
次回は長寿県長野について、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。
おたのしみに!

おまけ:IN YOUおすすめ!世界一の長寿村の沖縄で愛される100%シークワーサージュース。


がんの抑制物質、またそのほかにも様々な現代病に効果があると注目される成分、ノビレチンも含まれているという、シークワーサーという果物。
シークワーサーを沖縄人は調味料にすることもあるそうです。
IN YOUおすすめシークワーサージュースはこちら



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市販飲料の危険性について。
https://macrobiotic-daisuki.jp/petbotoru-karadaniwaraui-kiken-15947.html
特に危険な添加物リスト
https://macrobiotic-daisuki.jp/tenkabutsu-kikendo-list-17051.html

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