毎日疲れきって不健康で肥満体型の私が、毎日の「米ぬか」だけで、やる気がみなぎり別人になったワケ。驚愕の理由を今からお話しします。

還暦を迎えて・・・
こんにちは。ハーモニックニュートリションセミナー代表、滝野清です。
先日、還暦を向かえ、自宅でのパーティ風景をFacebookに投稿しましたら、
みなさんから、お祝いのメッセージとともに、「わ~若い!」「とても還暦には見えない!」と賞賛のお声をいただきました。

これは嬉しいですね!
確かに、自分でも体調は良いし、疲れないし、頭もクリア、まだまだ行ける感が強いです。
ただ、私が思うに、特に若返った訳ではく、本来の姿に戻ったというのが実感です。
というのは、過去の自分がボロボロの体をしていたからです。
と言っても病気というわけではありません。
肥満体のおっさんでした。
私は過去に、食品メーカーで商品開発部にいました。
「美味しいお店を食べ歩くこと」が仕事の毎日。

そこから今回はお話します。
私はこの頃サラリーマンで、商品開発をしていましたので、毎日食べることが仕事でした。
例えば、開発会議でオムライスを作ることが決まると、美味しいオムライスの店を食べ歩く。

開発途中の試作品が出来ると何種類かの比較でどっちの方向性で行くかをきめるのに、沢山の量を毎日食べる。
夜は接待で食事会、最後に締めのラーメンかお茶漬け。
おまけに甘いもの大好き、チョコバー、なめらかプリン、シュークリームが大好物。

こんな生活なので、当然どんどん太っていくわけです。
食べることが大好きな人からすると「美味しいものを食べられて、楽しそう」と思われたかもしれませんが、現実はそう甘くありませんでした。

美味しいものを食べ歩くのが仕事なんて羨ましい!と思いましたか?
しかし現実は違いました。
毎日、体調も悪く、いつもひどい疲労感に襲われていました。
頭はいつもぼーっとして、ボケた感じ。
もの覚えも悪い。
そして、すぐに眠くなる。
集中力も長続きしません。
でも、私は、「これは体質だ、遺伝だ、年だからしょうがない」と思い込んでいました・・・・。
健康に目覚めた最初のきっかけは商品開発中にたまたま出会った「米ぬかパウダー」でした。
通常白米を作る時にお米を精米して、白米と米ぬかに分けますが、米ぬかの方をすぐに油を絞り、焙煎したパウダーが米ぬかパウダーでした。
玄米のビタミン、ミネラル、食物繊維はこの糠の方に95%もあります。
白米には5%しかないことがわかり、これを白米と一緒に炊いてみると白米のまわりにくっつきました。
「おー!これは面白い、逆玄米ごはんになったぞ! しかもパウダーなので、消化吸収もいい。子供や、老人、玄米が苦手な人にもいいなあ!」
ということで、この御飯をシリーズ化して健康的なおにぎり、お弁当シリーズが出来ました。

「肥満のおっさん」が健康食を販売するのでは「説得力がない」と思いダイエットしようと決意する

しかし、これを販売する私が、肥満のおっさんでは説得力がないと、ダイエットをする決意をしました。
そこで、健康的にやせる方法はないかと、米ぬかパウダーの社長に効くと、
「このパウダーは代謝を高めるビタミン、ミネラルがバランス良く入っているから、これを毎日飲みなさい。」
「ただし、体の細胞が入れ替わるのに3ヶ月はかかるので、焦らずじっくりやることです。」
と言われました。
なるほど!毎日か!
と思い、習慣つけるために、
この米ぬかパウダーをインスタントコーヒーにティスプーン一杯入れて毎朝飲むことにしました。

そしてカロリーを抑えるために朝はこれだけにしてみました。
すると、3ヶ月くらいして、反応が出てきました。
体重はそれほど変わりませんでしたが、 明らかに疲れにくくなりました。
いつもより元気になりました。
以前は会議中も、すぐに眠くなっていたのに、不思議とあまり眠くならないのです。
頭もすこし冴えてきた感じです。
そして、6ヶ月経つと、体重が3kgくらい落ちました。
ウエストがくぼみ、ベルトの穴が1つ中に!!

体も軽くなって、元気もさらに増してきました。
さらに疲れなくなってきました。
「これは、なかなか良い感じだなあ」
と、自分にもなんとなく自信がついてきました。
過去にあった、この体感が「私の健康への道」のスタートでした。
「米ぬか」で肥満で不健康な私がなぜ変わったのかを分析してみました。
なぜ私は元気になったのか?

今回はこの玄米の栄養素(米ぬかパウダー)がなぜこんなに私を変えたかを解説したいと思います。
まず、疲れなくなった、元気が出てきたというのは、なぜでしょうか。
それは、「代謝機能」のひとつ、「エネルギー生産」が上手く働いたということです。
それまではエネルギーが不足気味だったので、元気がなく、疲れやすかったのです。
このエネルギー、どこで生産しているかというと、細胞内の小器官で「ミトコンドリア」で一番多く作られます。
ミトコンドリア、ご存知ですか?
そう、細胞の中にいるイモムシのような細長い形状のものです。

ここで、エネルギーの通貨といわれる、アデノシン三リン酸(ATP)を作り細胞内に供給します。
ATPがどんどん出来れば、エネルギーが満たされ、細胞が元気になる、ということです。
ポイントはATPだった。ATPを作るためのしくみとは。

ミトコンドリアの中には「クエン酸サイクル」というエネルギー生産回路があり、この回路が上手く回ればATPがどんどん出来ます。
クエン酸サイクルを上手く回すこと。
これがポイントです。
クエン酸サイクルは三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)を原料にATPを作りますが、メインは炭水化物です。
炭水化物が一番燃えやすい。
つまり炭水化物が、メインの栄養素となります。
これはとても重要なので覚えておいてくださいね。
次に脂質を使います。
タンパク質は緊急時(絶食時など外から栄養素が入らない時筋肉から使う)以外は取り込みません。
炭水化物と脂質を燃やして、エネルギーにするイメージです。
このクエン酸サイクルは図のように化学反応を起こして、次々違う物質に変わり、ぐるっと回っています。
ぐるぐるスムーズに回ると、ATPが沢山出ます。
反対にうまく回らないとATPが少なくなります。
私が太っていたころは、これが上手く回せていなかったのです。
なぜ太っていた頃、クエン酸サイクルをうまく回せていなかったのか。
これらの化学反応で、必要なものがあります。
それは、
ビタミンとミネラルです。
図の右側にイソクエン酸とα-ケトグルタル酸の間にB3,Mg,Mnとありますが、この化学反応にはビタミンB3、マグネシウム、マンガンが必要ということを示しています。
その下の化学反応にはビタミンB1、B2、B3、B5が必要ということです。
このようにクエン酸サイクルを回す化学反応には、それぞれ違うビタミン、ミネラルが必要なのです。
私は炭水化物と脂質は十分なほど食事や間食で満たされていましたが、
ビタミン、ミネラルが全く不足していたので、クエン酸サイクルが上手く回らなかったのです。
だからエネルギーが出ない。
だからすぐに眠くなる、疲れやすい。
炭水化物や脂肪がエネルギーに変えられないと、図の紫の矢印が上に向かっていますね。
そう、脂肪として蓄積されてしまうのです。
炭水化物も燃えないと脂肪になって体脂肪として溜まってしまうのです。
だからお腹が出てきた。
まるまる太っていったのです。
米ぬかの話に戻りましょう。
私が米ぬかを毎日摂取し始めてから、みるみるうちに体が変わったのはなぜだったのか。
それは、米ぬかパウダーを毎日取ることにより、必要なビタミン、ミネラルが供給されて、クエン酸サイクルが回りだしたためだと考えられます。
ATP(アデノシン三リン酸)がどんどん生産され、さらに、朝食をこれを入れたコーヒーのみにしていたので、カロリー摂取が抑えられ、体脂肪が燃えだし、体重が落ちてきたのでした。体重が落ちたことよりも、疲れなくなり、元気になったことの方が嬉しかったことをよく覚えています。
自然にパワーが出てきて、しかも体が自然に締まってくるのです。
こんな風になれれば、最高ですよね。
では、もう少し詳しく、このクエン酸サイクルを回す、ビタミン、ミネラルを掘り下げていきましょう。
クエン酸サイクルに必要なビタミンとミネラルの詳細

クエン酸サイクルに必要な
ビタミンは
ビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、葉酸、B12、
です。
ミネラルは
マグネシウム、鉄、亜鉛、マンガン、その他微量ミネラル
です。
これらを多く含むものが、玄米、雑穀です。
もう一度言いますね。
玄米、雑穀です。
ですから、玄米食、雑穀食がいいと言われているのです。
まるごと食べる、
そう。ホールフードですね。
ただここに、B12がありません。
これは、お肉や魚に入っていますので、少し食べれば十分補給出来ます。
現代人はあまり、気にしなくて大丈夫です。
ただ、ビーガンの人には他からの補給が必要となります。
それではもう少し突っ込んでみましょう。
雑穀の中でも何に多く含まれているのでしょうか?
こちらの表を見て下さい。

アンチエイジングの鬼プレミアムより抜粋
白米、玄米、ひえ、あわ、きび、押し麦、はと麦、アマランサスとヨコに並べています。
タテに栄養素ですが、カルシウムから下が現代人に不足している栄養素です。
黄色く塗っているのが比較的高い数値のものです。
これを見ると、玄米、あわ、押し麦も高いのですが、アマランサスが圧倒的数値です。
カルシウムは白米の32倍、玄米の18倍、マグネシウムは白米の117倍、玄米の2.5倍、鉄は白米の117倍、亜鉛は4倍、ビタミンB2は7倍もあります。
さすがにスーパーフードに選ばれるはずです。
そして押し麦です。
食物繊維がダントツにあります。特に水溶性食物繊維の量が穀物の中では群を抜いています。
玄米の5倍ちかくある。
水溶性食物繊維は腸内善玉菌のエサとなり、腸内環境を整え、現代生活習慣病対策として注目されています。
では、どうしたら良いかのか。
玄米やに押し麦、アマランサスを入れて炊いて食べましょう。

玄米の苦手な方は分つき米や白米に押し麦、アマランサスを入れて食べましょう。
私はここに米ぬかパウダーを入れています。
市販の五穀米や十穀米などを入れるのもいいですね。
アマランサス、もち麦、あわ、きびなど一度ボイルしてからサラダにかけても美味しく食べられます。
パスタやパンを食べる場合は、かならず、全粒粉の物を選びましょう。
これを出来るだけ毎日食べる。
エネルギー代謝に必要なビタミン、ミネラルを穀物から摂取するくせを付けることです。
現代人はビタミン、ミネラルが極端に不足しています。

これは20代男性の各栄養素の充足率ですが、ビタミン12以外はほとんど不足していて、50%に満たないものも多くあります。
これではエネルギーサイクルが回りません。
そればかりか他の代謝機能(毒素排泄、細胞の修復、免疫機能、新陳代謝など)も上手く働きません。
ですので、まずは、この栄養素に注目してほしいのです。
最近、ダイエットで糖質カットが流行っていますが、これはどうでしょうか。

炭水化物を出来るだけ取らず、タンパク質と脂質しか摂らない。
筋肉を鍛えるので、さらにプロテイン(タンパク質)のサプリも入れる。
短期的なダイエットならば効果(やせる)があるのかもしれませんが、これを長期で行うのは、危険を感じます。
ビタミン、ミネラル、食物繊維はどうなんでしょう?
私は、こちらのビタミン、ミネラル、食物繊維に比重を置いたほうがはるかに良いと思います。
日本人は長年農耕民族で穀物主体の食事をしてきました。
自分自身の経験からも、ここに戻してやることが一番の近道だと確信しています。
そして、今、玄米、雑穀が美味しく調理出来たり、ブレンドものも多く開発されています。
玄米、雑穀の栄養素をしっかり摂ることで、エネルギー生産が上手くでき、疲れやすくなくなり、体重も落ちる。
これが最初の体験でした。
☆動画コンテンツIN YOU Tube『ドクターが教える!人間の健康に重要なミトコンドリアを増やす方法とは?』
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
IN YOU MarketIN YOU Marketおすすめのオーガニックアイテム

<1日200円の健康習慣!>ミネラルならこれ1つ。あなたの毎日が輝き始める無味無臭「飲むミネラル」 by Minery(ミネリー)カナダ原生林から誕生!重金属・農薬テスト済|たっぷり2.5-3.5ヶ月分でお得!
¥ 18,225 (税込)
この記事も読んでみよう!
豆乳ヨーグルトが苦手な方でも大丈夫。豆乳ヨーグルトと味噌のダブル発酵食品で作る!簡単ぬか床と即席漬物の作り方。捨てるなんてもったいない!日本の健康食品〝米ぬか〟の裏ワザ利用法。米ぬかは塗ってよし、食べてよし、掃除にも使えるオールラウンダー!暮らしに活かせ、健康と節約効果で一石二鳥。
自然派をうたう石鹸の原料を見てビックリ。簡単に安全な手作り石鹸ができる!米ぬかを使った自然な石鹸の作り方。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう