マクロビオティックでツライ花粉症から抜け出すためのアドバイス
みなさん、こんにちは。
そろそろ花粉症で目も鼻もかゆくてツライ時期になりましたね。
実は私もかつて学生時代、マクロビオティックの存在を知るまでは重度の花粉症でした。
漢方薬を毎日数袋飲み、目薬をさし、鼻をかみ続けなくてはならないほどで、始終頭がぼうっとする始末。
症状はどんどん悪化し、日常生活に支障をきたすほどに。
その時のことを振り返ると、毎日の食生活が乱れに乱れていました。
市販のジュース、毎日習慣で食べていたひと箱のコンビニのチョコレート、ランチにはコンビニのパンやサンドイッチ、野菜はほとんど摂らないことが当たり前。おまけに乳製品が大好きで生クリームの入ったデザートやパンが日常食。
私の花粉症は酷くなる一方でしたが、そのような生活を改善するという気には一切ならず、ひたすら薬に頼り続ける日々でした。
その後あるきっかけがあり、食生活を全面的に改善したところ、驚くことに気が付いたら花粉症が治っていました。
そして、それ以来花粉症を発症することがなくなりました。
私が学んだことは、花粉症は花粉が原因なのではなく、原因はあくまで自分の身体が作り出してしまっていたということです。
本日は、花粉症を根治させるヒントとして、食がひとつの効果的な改善策になるということをお伝えしたいと思います。
出典:www.fs.fed.us
ところで花粉症を発症する人の数は、過去十数年前とくらべて、上昇していることをご存知ですか?
原因として社会が便利になるにつれて空気が汚染されたこと、結婚する人が減ったこと、女性の社会進出によって一家団欒で食卓を囲む家庭がかつてより減り、洋食を扱う外食やコンビニやファストフード中心の食生活にシフトしていったことが考えられています。
花粉症が起きるメカニズム
私たちの生活する環境には目に見えないウイルスや菌が潜んでいます。
体内の免疫は、外部から侵入してきたものが悪いものだと判断すると、それを体内に取り込まないようにくしゃみをだしたり、鼻水を出したり、熱を出したりと防御しようとします。
しかし、免疫のシステムが壊れると、食品類や花粉など安全なものであっても攻撃しようとすることがあります。
これが免疫疾患やアレルギーと言われるものです。
免疫力自体が低下してしまうと、風邪や重いものだとがんになりやすくなり、免疫バランスが乱れると、花粉症やアレルギーといった免疫疾患にかかってしまうことに。
免疫の異常は、食生活や睡眠時間、ストレスなど様々な習慣が要因だとされています。
花粉症が遺伝による要因であると言われる一方、日常のストレスや食生活を改善することによって十分に改善・根治できる可能性があるのではないかと考えられます。
特に食生活は重要なファクターですが、その理由は免疫システムが腸内に集中しているため。腸内環境が悪くなれば、免疫バランスが乱れるのは当然のこと。
逆に考えると、腸内環境を良くすることができれば、免疫システムが正常に機能し、アレルギーの発症を抑えられると考えるのが自然。
勿論すべての方が根治するかどうかは定かではないですが、まずは自分の身体と向き合い、できることから始めることが大切です。
花粉症と食品について
今回は花粉症を食にフォーカスし、避けるべき食品、そして積極的に食べたい食品を紹介していきたいと思います。
控えた方がいい食品と食材
ファストフード
コンビニのお弁当
マーガリン
市販のお菓子
デパ地下の惣菜
肉
乳製品
砂糖類
小麦類
添加物入りのハム・ソーセージ
酸化した植物油
アルコール
上記の食品は、基本的に腸内環境に良い効果をもたらしません。
したがってこれらの食品は避けた方がよいと考えられます。
積極的に食べたい食品
出典:www.clearspring.co.uk味噌
納豆
玄米
りんご
にんにく
ネギ
海藻類
甜茶
イモ類
黄色野菜
上記の食品は腸内環境を改善させます。
これ以外にも野菜の煮つけ、スープ、発酵食品全般など消化に良いものを摂るようにしていただければと思います。
最後に
上記をご覧いただいてお分かりいただけるように、手っ取り早い市販の出来合いのものは避け、バランスの取れた食生活、そしてヘルシーな和食中心の食生活にシフトすることが花粉症根治の近道であると思います。
花粉症を改善させたい方は、これを機にぜひマクロビオティックを取り入れてみてはいかがでしょうか。
勿論、人それぞれ体質も違うのでかかる時間はバラバラです。
薬はその時その一瞬は症状を改善させてくれるかもしれませんが長期的に見れば根治療法だとは言い難い部分があります。
食を改善しても、治るまでには長い時間を要する場合もあるかもしれませんが、続けることで少しずつ症状が和らいでいくのを実感していただけるかと思います。
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