市販の制汗剤で乳がん発症リスク、アップ?!冬場でもついかいている汗。体内外からベトつく腋臭や臭い汗を止めるオーガニックな簡単お手入れ方法
◎「汗をストップ」「ニオイ菌を殺菌」制汗剤の原料は体に安全な成分なの?
汗ばむ季節が終わっても、汗や体臭対策。
夏が終わり、涼しくなってきたとはいえ、室内の暖房で汗をかくことありませんか?
「においが絶対気にならない」「消臭カプセル配合」といった
市販の制汗剤広告もまだ店頭に見かけます。
各化粧品メーカーの技術も日進月歩しており
他社にない技術を商品に盛り込みアピール合戦真っ只中。
しかし、敏感肌やアトピー肌の方にとって刺激が強すぎることも。
そもそも制汗剤って体に無害なの?
という疑問が以前から頭にありました。
これは個人的体験になりますが、市販の制汗剤で
肌が著しく痒くなり、薬で炎症を抑えた過去があります。
「スプレーが肌に合わないのかも?」と汗や皮脂を吸収する
パウダータイプを試したものの肌には合わず…
「これは肌に良くない成分が含まれている…」
直感で悟りました。遡ること15年以上もの前の話です。
また妊娠後や母乳育児の最中には、普段以上に
有害物質を溜めないよう汗対策を意識しました。
ご存知の通り、小学生や中高生といった若い世代からも愛される
一人一本はスクール鞄に忍ばせているの必須アイテムです。
しかし、成長途上の子どもたちに影響はないのでしょうか?
制汗剤の主原料を確認しつつ、理解を深めていきます。
-市販の制汗剤に含まれる有害物質とは?
・アルミニウム系物質
・ベンザルコニウム塩化物
・酸化亜鉛
・プロピルパラベン
・メチルパラベン
・セリサイト
・シルバー etc…
上記に挙げた成分はほんの一部
まだまだ要注意の有害物質が含まれていると思います。
アルミニウム成分の働きとは?
-汗や皮脂の分泌を抑えるために、毛穴そのものを閉じる
-結果、肌表面は気になる汗やにおいをブロックできる
-しかし、本来体外へ排出されるべき毒素が体内で
行き場をなくし、汗の役割である体温調整機能にも影響を与える
アルミニウムは有害な神経毒!
-体内で蓄積されやすい上、神経を侵しアルツハイマー病等の病気
-女性ホルモンに影響を与えるエストロゲン様作用を引き起こす
-その結果乳がんのリスクを増大させる
中でも、塩化アルミニウムは多くの制汗スプレーに用いられていますが、
乳房に近い脇に対して、毎日のように有害性のある塩化アルミニウム等の物質を吹きかけることによる影響は、不安がないと言い切れません。「ただちに影響があるかどうか」はわかりませんが、五年後、十年後のことを考えて使う商品をえらびたいところです。
参考記事:ニュースサイトについても参照ください: http://biz-journal.jp/2016/07/post_15797.html
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ベンザルコニウム塩化物って?
-ニオイ菌を殺菌し、1日中ニオイを防ぐ消毒効果の高い物質
-これに至っては副作用発現頻度が明確となる調査は行われていない。
しかし、過敏症や発疹があらわれることがあるので
異常が現れた場合、使用を控えた方が良いかもしれません。
セリサイトや銀イオンの金属粒子
-シルバーが持つ還元系の抗菌成分に着目
-人体への安全性に関する研究報告が少ない
-ナノ銀は神経毒性として作用する可能性もある
-金属アレルギーの方は注意が必要
元々皮膚が薄く敏感な肌質である上に
金属アレルギー持ちだった私は見事に炎症が
起きてしまいました。
汗腺や皮膚呼吸を妨げる物質
-シリコン被覆タルク
肌付着性と化粧持続に優れたものとなり
メイクアップ又は日焼け止め用等の化粧料として好適。
製造会社の見解では、脇から出る汗は体全体の1%なので
影響は少なく塞いでしまっても問題ないそうですが
汗腺を塞ぐことでニキビや肌荒れの原因になり得ます。
-パラベンも避けたい成分
-防腐剤の役割で配合され、全5種類あるがそれぞれ性質が異なる-そのため、複数のパラベンが使用されることも多い
-ベンジル、ブチル、プロピル、エチレ、メチルの順で
抗菌性と肌への刺激が増していくことが知られています。
最近では、消費者がパラベン入りを避ける傾向にあり
代わりとなる防腐剤や保存料が用いられる事も。
肌質によって皮膚のかゆみやアレルギーを引き起こすため
長期間の使用や紫外線による刺激には注意が必要です。
そして、声を大にしてお伝えしたいこと
ティーンエージャーのお嬢様を持つ親御さんは
是非パッチテストや経過観察に注視して頂きたいです。
また一部の危険性が指摘されると、新たな物質が代用されますので
安全性や信頼性を含めて、消費者である私たちが
アンテナを貼り続ける必要があるのではないでしょうか。
◎これで安心!信頼できるワキ汗対策と解毒力の高め方
ここからは、お肌がデリケートな方でも安心して試せる
夏場の汗やニオイ対策編です。
元来わきの下は汗をかきやすい場所なので
無理に毛穴を塞いでしまうのは解毒を妨げる行為。
体内のニオイ菌自体を抑えるインナーケアと
肌に負担が少ないナチュラルな外用ケア
この2本仕立てで、リスクフリーな汗対策を目指せます。
(1)汗のニオイ源となる「体の毒素」を排出力を高めるインナーケア方法
■ 脇汗やニオイ対策に良い食べ物・飲み物を摂取する
■ 豆乳や納豆等のイソフラボン摂取
…抗酸化作用や、汗やニオイの元となる過剰な脂質を
抑える効果が期待できます。
■ 制汗作用の高いハーブティーで水分補給
…過度な汗や皮脂を抑え、制汗作用に優れています。
思春期や更年期を迎えた方の
ホルモンバランスの乱れから
生じるニオイの制御作用にも認められています。
インナーケアに加え、外用の脇汗対策にも
高いデオドラント効果を発揮してくれますよ。
(2)汗やべたつきを抑えたい時のお肌を労わるケア方法
■ ベビーパウダーで余分な皮脂・汗を吸着
汗っかきな赤ちゃんのお肌もサラサラに
キープしてくれる万能ベビーパウダー。
大人でも安心して使用できるので
お風呂上りや外出前のひと叩きで、べたつきを抑えてくれます。
■ 材料もシンプル!手作りデオドラントスプレー
なるべくケミカルな有害物質はお肌に避けたいもの。
そこでおすすめなのが、自家製デオドラントスプレー。
自分好みのアロマスプレーが3分で完成しますよ。
まずはどちらかお好きな材料をベースに選びます。
【ベース1】ミョウバン…消臭効果、殺菌作用、収斂作用が期待
【ベース2】重曹…消臭効果がある
◎材料
・重曹 もしくはミョウバン 小さじ1
・精製水 100ml
・オーガニック・アロマ精油 2滴
(セージ、ティーツリー、ペパーミント、ラベンダーなど)
注意点
※重篤な疾患のある方は事前に専門家へ相談の上、自己責任で使ってください。
※肌にトラブルのある方は事前に専門家へ相談の上、自己責任で使ってください。
※精油によっては悪影響を及ぼすものも稀にございますので、自己責任で行ってください。
※肌にトラブルを感じたり、気分が悪くなった場合は直ちに使用を停止ください。
※妊娠されている方は、お控えいただくか専門家に相談の上、ティーツリーやユーカリ柑橘系の精油をお選びください。
【作り方】
(1)市販のスプレーボトルに水と重曹を入れてよく混ぜる
(2)精油を入れ、よく混ぜて完成
(3)1日常温で放置したら完成。1か月を目安に使い切る
冷蔵庫で保存しておけば、お風呂上りやお出かけ前に
ひんやり収斂作用もアップ!
リフレッシュしたい時にも活躍してくれますよ。
■ なるべく自然由来の制汗アイテムを選ぶ
市販の制汗剤の中にも、自然由来の消臭成分や殺菌効果に
優れた名ナチュラルデオドラント製品があります。
中長期間に渡り体に蓄積していく日用品こそ
安心な主原料の物をお手に取ってみてはいかがでしょう?
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