【IN YOU 編集長・松浦愛×国際中医師・古川ルミ子先生 対談】コロナ禍で改めて考えた、これからの健康と本物の健康づくりのために大切なこと
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【IN YOU 編集長・松浦愛×
国際中医師・古川ルミ子先生対談】
コロナ禍で改めて考えた、これからの健康と
本物の健康づくりのために大切なこと
新型コロナウイルスによって引き起こされた
社会的また経済的混乱は、いまだ世界各地で続いています。
そんな中、今回の出来事を機に、
ご自身の健康についてはもちろんのこと、
これまで生き方や将来のこと、
ご自身の幸せなどについて
あれこれと思いを巡らせたという方は
多いのではないでしょうか。
そこで今回は、健康作りの第一人者で、
中医学やアーユルヴェーダ医学、解剖学、生理学などの
あらゆる角度から、クライアントの不調の根本改善を目指し、
完全オーダーメイドでの「健康コンサルティング」を
行っている国際中医師の古川ルミ子先生(上写真右側)と、
IN YOU 編集長の松浦愛(上写真左側)のふたりが、
今回のコロナ禍をどのように捉え、
そこからどのようなことを学び取ったのかについて、
自身の体験も交えながら存分に語り合いました。
ーーーーIN YOU 編集部
「昨年末から始まった新型コロナウイルス問題によって、
感染予防策としての『手洗い・うがい』、
あるいは『除菌・殺菌』そして『免疫力』ということが
盛んに言われるようになりました。
日本の国民全体の健康・衛生意識も
飛躍的に高まったように感じます。
このような状況をご覧になって、
お二人は率直に、どのようなことをお感じになりましたか?」
ーーーー古川ルミ子先生(国際中医師)※以下、古川
「今回のコロナをきっかけに、健康はもちろんですが、
自分のライフスタイル、人生というものに改めて向き合い、
今後どのように生きていったら良いのか、
あるいはどう生きていきたいのかについて
考え直した方は多かったように思います。
同時に、『では、そのためには一体どうすればよいのか』
ということになると、
そこでつまずかれる方も多かったのではないでしょうか。
現在私が行なっている『健康コンサルティング』では、
まず最初に電話でのカウンセリングを行うのですが、
その中で皆さまに『どのようになりたいですか?』と伺うと、
『自信を持ちたい』あるいは『自信を持って生きていきたい』
という声が多数聞かれます。
皆さまが自信を失われてしまわれている原因は
色々あるとは思うのですが、
その根本には、しっかりとした体の土台作りが出来ていないことが
大きな問題としてあるのではないか、と私は考えています。
外出自粛ですとか、ウイルス感染への恐怖、
色々と先の見通しが立ちにくいという不安の中で、
“コロナ鬱”といわれる精神不調が一種の
流行語のようになりましたし、
喧嘩や争いごとなども増えたといいますが、
それもまた、体や健康の軸がしっかりと定まって
いない人が殊の外多く、そこから生じる
自信のなさの現れではなかったでしょうか」
ーーーー松浦愛(IN YOU 編集長)※以下、松浦
「緊急事態宣言からの
不要不急の外出自粛となった時に、
マスクや除菌グッズ、
免疫力アップ関連の商品などが
爆発的に売れ、全国的な品切れ、
品薄状態がかなり長い間続きましたよね。
この現象は、『ウイルス対策によい』
といわれている何かをとりあえず買うことで、
一刻も早く不安や恐怖を軽減したいという
切実な思いの現れであり、
ある意味で当然のことなのかな、と思うと同時に、
そういったことについて普段から考え、
対策をしている方は本当に少ないという事実が
浮き彫りになったと感じました」
ーーーー古川
「今回の買い占めのような現象も、
自分の体や健康の軸が出来ていない人が
多数いたことが理由だったのではないでしょうか。
カラダの仕組みや、
どのように不調が起こり、
改善していくのかについて
理解が出来ていれば、
また健康作りのための習慣をきちんと持っていさえすれば、
自分のやるべきことがわかっているため、
たとえウイルス感染が拡大していたとしても、
これまでの健康習慣をただ続けるだけでよかったはずです。
慌てる必要はなかったのではないか、と思います」
ーーーー松浦
「確かにその通りですね。
心身の軸を持っていない人、自信がない人は
自分が何をやりたいのか、
何をすべきかがわからなくなる
時期だったのかもしれません。
たとえば、仕事先が休業になって、
家に閉じこもるようになると、
当然、他人との接点がなくなりますよね。
人は他人との関係性によって
成り立っている存在であることも事実ですが、
そんな時、自分に軸がないと
精神に不調をきたして、
うつ病のようになってしまったり、
ゲームを1日中やってしまったり、
昼夜逆転の生活が当たり前に
なってしまったり。
異常事態なので不安定になってしまうこと、
生活が乱れてしまうことは
ある程度致し方ないと思う反面、
もし、健康作りや食生活を含めての
暮らしの軸を持ってさえいれば、
たとえ危機的状況だったとしても
自分の足でもう一度立ち上がることが出来る可能性は
高まるのではないでしょうか」
ーーーー古川
「そうですね。
そして、色々な情報に振り回されてしまうということは、
他人の軸に依存してるということであり、
他人に依存して成り立っているような軸しか
持っていないと、予想外の危機的状況を前に、
いとも簡単に不安定化しやすいと思います。
他者とのコミュニケーションの機会が
圧倒的に激減した今回のような事態が
そのこともまた露呈させた、と言えるのかもしれません」
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未曾有の危機的状況で大切なのは、
ただ、いつも通りを続けること
ーーーー古川
「実を言うと、私自身も外出自粛を
始めて最初の何日間かは、
これじゃあ本当に鬱になるよな、
という不安があったんです。
そんな時にふと思い出したのが、
100歳近くまで、痴呆になることもなく元気に生きた、
祖父母のことでした。
祖父母はどちらも、毎朝必ず同じ時間に起きて、
まず家中をしっかりと掃除し、
特に出かける用事があるというわけではないのに、
髪も服もきちんと整えて、という暮らしを
亡くなるまで何十年も続けました。
そこで、それに倣った生活を私も始めたところ、
家事やすべきことをひとつまたひとつと終える度に、
気持ちがどんどん明るくなっていく、
自粛中の生活にもメリハリが生まれたんです。
もし家にいて誰にも会わないのであれば、
極端なことを言えば、パジャマ姿で
1日中ゴロゴロと過ごすことも出来たとは思います。
でも、そうすることなく、外で他人と会っても
問題ない身なりで自宅での生活を続けていたら、
『仕事しようかな』と意欲も湧いてきたんです」
ーーーー松浦
「それは、とてもよくわかります。
私自身も今回は、当初、
マインド面が乱れそうになりました。
そこで、あえて自粛前と全く同じことを
続けるようにしたんです。
生活や仕事の時間、着るものもお化粧も、
食べるものも一切変えませんでした。
その結果、心の状態がとても整って、
まさに先生のおっしゃる通りのことを
身をもって実感出来ましたね」
ーーーー古川
「体作りも実は一緒で、例えば運動をするなら
スポーツクラブに通うというように
『特別なことをしないと健康になれない』と思っている方が
本当に多いのですが、普段の生活習慣をちょっとだけ
工夫して、それを毎日ただ続けるだけで健康な体は
作ることが出来るんです。
究極のことをいえば、
ただ姿勢よく座ったり、歩いているだけでも、
呼吸をしているだけでも健康は手に入るのに。
そして効果が実感出来れば、
それがやりがいになって、楽しくなって。
もっともっとやろうとなる。
そしてさらに健康になる。
そんな好循環が生まれるものなんです」
古川先生の「健康コンサルティング」のお申し込みはこちら
異常事態だからこそ、逆に
やれることはたくさんある
ーーーーIN YOU 編集部
「おふたりとも、あえて
コロナ前と何も変えない生活を
心がけることで心身のコンディションを
キープされていたと伺いましたが、
逆に、この機会に新しく始められこと、
挑戦されたこともあったのでしょうか」
ーーーー古川
「そうですね。
私は普段、先ほどお話した
健康カウンセリングとは別に、
“チョッコルバン”という、
韓国伝統療法のコルギをベースに、
アーユルヴェーダと中医学を融合させた
施術も行なっています。
これは、施術者である私自身も
体をかなり酷使するものなのですが、
休業し、施術をしなくなったことで
私の体型や体重にも変化がありました。
少し太ったり、体型がやや崩れたりしてしまったんです(笑)。
そこで、私自身の体をサンプルに、
その変化のメカニズムを冷静に分析したり、
それを逆に元に戻すためにはどうしたら
良いのかということの実験を行ってみました。
また、コロナ前は忙し過ぎたために、
これまでに勉強してきた内容を
振り返るだけの時間の余裕がなかったのですが、
施術にかけていた時間が減った分、
それを実技と結びつけて考え直すなど、
また一味違ったアプローチが出来、
達成感さえありましたね」
ーーーー松浦
「そんなんですね。
私は自粛期間中、自分の心に向き合い、
そのケアを大切にしたいと考えて、
毎日ではないものの、
眠る前の20〜30分間に
メディテーション(瞑想)を始めました。
その日抱いたネガティブな
感情を次の日まで引きずることは
仕事にもプライベートにもデメリットしかありません。
これは私の個人的な見解ですが、
体と心は同じところにあると考えています。
体の健康は心の健康を作るし、
またその逆も然りだと思うんです。
極端な言い方にはなりますが、
『食べ物にさえ気をつければ、体が整う。
それがすべて』とかつては考えていたのですが、
これだけ鬱病を発症される方や
自死を選ばれる方が増えている中で、
それだけでは不十分だと思うようになって
スタートした新しい習慣です」
ーーーー古川
「確かに、私の健康コンサルティングを
受けられる皆さんの中にも、
鬱や不眠の症状を抱えていたり、
理由はなんだかわからないものの
イライラしてしまうとか、
精神面の不調を訴えられる方は
少なからずおられます。
そこで、コンサルティングで
使用している『メタトロン』という
エントロピー測定機器を使って
解析を行ってみますと、体の不調から
精神的ストレスについて読み解けたり、
また、どのような感情が体に悪い影響を
及ぼしているかを見ることが可能です。
そして、そのストレスの大元と
なるものを改善すれば、
肉体的な不調の改善が見込める
場合もあるのです」
健康のカリスマ・古川先生の「健康コンサルティング」はこちら
コロナにもビクともしない
強靭な健康作りのヒントは、
その人自身の中にある
ーーーー古川
「今回のコロナ禍で電話カウンセリングを
する中で改めて実感したのは、
『人の体の壊れ方、治り方はみんな同じ、
決まっている』ということでした。
ただそれぞれで違っているのは、
年齢やこれまでの生活環境、
食べてきたもの、薬歴や病歴などによって
作られた、その人の体の状況=”場”だけなんです。
そしてその“場”によって、
不調へのアプローチの仕方は変わってきますし、
効果が現れるまでの期間も違ってきます。
これまでは、直接対面をし、
先ほどお話ししたメタトロンによる解析や
チョッコルバンの施術なども含めた
ケアを行ってきました。
そういった対面で行うあれこれが難しくなった中で、
新しく始めた電話カウンセリングでのお話だけでも
かなりのことがわかりますし、
不調改善のためのご提案もしっかり出来る
という確信が深まりましたね」
ーーーー松浦
「なるほど。ところで、先生の
健康コンサルティングは、
中医学やアーユルヴェーダ医学など、
いわゆる東洋医学を含めた様々な見地から、
行われるものかと思います。
一方で、今の日本の医療は
欧米に由来する西洋医学に比重が
置かれたおり、多くの方が、
病気や怪我をした時にはまず
西洋医学の病院に行き、
その医師の診察を受けるのが
当たり前になっています。
そして、もっと言えば、場合によっては
医師に言われるままに高額な薬を飲み、
治療や手術を受けるケースも多いと思うのですが、
その点について、古川先生はどうお考えになりますか」
ーーーー古川
「私は必ずしも、西洋医学を否定はしません。
ただ問題もありますので、
西洋医学のメリットだけを上手に取り入れれば
良いのだと思います。
例えば、以前、こんなことがありました。
私の母が眼の動脈硬化を患った時のことです。
身内が病気や怪我をすると、
私は必ず病院に付いていって
一緒に話を聞くようにしているのですが、
その時、お医者様が母に勧めたのは
『注射をしましょう』ということでした。
そして注射を打ったのですが、
逆に、症状は悪化してしまったんです。
それでも、なぜか3ヶ月後にもう一度
同じ注射を勧められました。
これまでの経緯がありましたので、
『それで、本当に治るんですか?』
担当医に聞いたら、『治りません』
と言うんです。
『何回か繰り返し打ったら、
だんだん効果はなくなり、
目も見えなくなってしまう』と。
『では、注射はやめましょう』ということになり、
さらに医師とやりとりをして、
根本の原因である血管が硬いこと、
血流が悪い点に対し、自然治癒力を生かした
アプローチを行った結果、
母の症状は立派に回復したんです。
西洋医学の医師は病気の専門家ではありますが、
健康の専門家ではないと、私は感じます。
今出てる症状は結果であって
そこに目を向けても根本解決にはなりません。
西洋医学の医師が得意とするのは、
『症状(結果)に対してそれではどうする?』
という対処療法。
でも、その症状が改善され健康になる原因に目をむけ、
それに対して
そのため、ただ医師に言われっぱなしではなく、
疑問に思うことは恐れずに質問することが
とても大切だと思います」
ーーーー松浦
「多くの方は医師を自分よりも上の存在だと
思い込んで萎縮してしまい、質問できないの
かもしれません」
ーーーー古川
「確かにそういう面はあるでしょうね。
そこで私が電話カウンセリングで心がけて
いるのは、クライアントのお話を
できるだけ『お聴きする』ということです。
私が一方的に話すのではなく、
質問をしたら、あとはその方のお話を聴くことに徹します。
長年の経験上、
自分のカラダのことはその方ご自身が一番
よくわかっているという面があると考えています。
私はその人の全てを見ている訳ではありませんし、
事実、知らないことの方が多いのです。
そしてお話をされる中で徐々に、
『自分は何が辛いのか』
『自分には何が必要なのか』
『自分はどうしたいのか』
といった本質的な部分に
自然と向かい合っていただけるようになるのです」
ーーーー松浦
「問題に対する答えはその方の中にある、
ということですね」
ーーーー古川
「そうなんです。
それを掘り起こすお手伝いをさせていただくのが私です。
これがあって初めて、根本解決への道筋も付くのだと思います」
一人ひとりに寄り添ったサポートが受けられる「健康コンサルティング」
本当に正しい健康法なら、
結果が出ないことはまずない
ーーーー松浦
「性別や年齢、職業を問わず
めまぐるしい毎日、
何が起きるかわからない世の中で、
ご自身の心身と向き合う時間が
なかなか取れない方は多いと思います。
そんな方は、無理にでも時間を作って
古川先生の力もお借りしながら、
ご自身の心身の声に耳を傾ける
ことが健康作りには大切なのかもしれません。
また個人的には、
遠く離れて暮らす私の父母に
先生の健康カウンセリングのサービスを
プレゼントしたいと思いました。
普段から『食生活には気をつけて』、
と二人には伝えているのですが、
しばらく電話をしないでいたりすると、
食生活がメチャクチャになってしまっている
ことが多々あります。
またサプリメントなどを送ったとしても
それをきちんと摂り続けてくれるとは
限りませんよね。
人は意外と意思が弱い存在です。
ダイエットで有名な
個別指導形トレーニングジムの
『RIZAP(ライザップ)』ではありませんが、
身内以外の第三者と
『何かを続ける』と約束すること、
また第三者的な見張り役を設けることで
守れる約束もあると思います。
そして先生に教えていただける
体や健康に関する知識やノウハウは
一生の宝物になるはずです。
ーーーー古川
「今の世の中には、健康や美容に関する
情報が溢れています。
その情報が正しいかどうかもよく考えず、
例えば身体に良いと一般的に言われる
食べ物やサプリメントと摂り続け、
『頑張っているのに全然変化がない。
どうしたら良いのか、わからない』
と悩んでおられる皆さま。
でも本当に正しいことなのであれば、
何年も続けているのに結果が出ない
ということは本来おかしなことなのです。
そして、本物の健康を手に入れて
いただくためには、
繰り返しにはなりますが、
あなたの場、つまり体の状態は?
ということに目をむけ、
だから、この食べ物やサプリメントを摂る、摂らない、
を決めるということです。
私の『健康コンサルティング』をきっかけに
皆さまがご自身の混乱を解きほぐし、
問題解決への糸口を掴んでいただければ、
これ以上嬉しいことはありません」
一生物の健康ノウハウが手に入る「健康コンサルティング」はこちら
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