使い方が今ひとつ分からなかった『美容オイル』を活用して、この冬乾燥に悩まない肌に仕上げる7通りの方法。なぜ今『美容オイル』を活用すべきなのか?答えはシンプルでした。
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秋冬になると、悩んでいない人に出会うことがないほど、
誰にとっても悩みの種になっているのがお肌の「乾燥」。
肌は、汗をかく以外にも、不感蒸泄といって、肌からも水分が蒸発しています。
その量は、約体重1kg当たり15mlも!
何もしなくても水分が失われていくんですね。
肌が乾燥すると、シワ、たるみの原因になることは周知の事実・・・ですね。
化粧品関係という職業柄、そして、個人的な興味からも、
「コスメの悩み」や「人それぞれのお手入れアイデア」を聞くことがあります。
特に、窓を閉め切ったオフィスビルで働く方々にとっては、
一日が終わるころには、朝と全く違う肌感・・・
もっというと一日のうちで同じ年齢とは思えないほど乾燥した肌になっているように
感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
夏は冷房で、冬は暖房が一層「乾燥」を加速させるので、「乾燥」問題は、もはや季節を問わなくなってきているかもしれません。
何を信じたらいいの?ちまたにあふれる、スキンケアにまつわる様々な神話
その1:「洗いすぎてはいけないから朝は洗顔料で洗わない」
私は、お湯だけでしばらく洗っていて問題はありませんでした。
が、肌が荒れた時には、菌を洗い落とすために、朝も洗顔をしなければならないことに気づきました。
実際、寝ている間にも、水だけでは落ちない皮脂は分泌されているんですよね。
その2:「洗顔時にこすりすぎてはいけない(または、激しく洗うぐらいが良い)」
強めに洗うことでつるつるのお肌の方もいます。
柔らかいハンカチで洗う方法を教えてもらったこともあります。
汚れは落としながら、肌荒れの際には傷がひどくならない程度に洗うのが良さそうです。
その3:「保湿しすぎはよくない」
油分が表面に残って、べたべたしすぎ、もてあそんでしまうほどは不要ですよね。
ご自身がお肌につけた自分の心地よい感覚を大切にしたいですよね。
その4:「安い化粧水をばしゃばしゃ使うのが良い」
比較的安めのものを使っていたこともあります。
ですが、こちらも、お肌につけた自分の心地よい感覚を大切にしたいですよね、
などなど・・・
いろいろお試しになって、自分流のスキンケアを導きだしている方も多くいらっしゃると思いますが、
美容オイルは、美容液や化粧水とは違って、レギュラースキンケアコスメとして活用している方は少ないかもしれません。
なぜ、今、「美容オイル」を活用すべきなのか
最近オイル美容という美容法が流行っています。
乳液や化粧水を使うのではなく、オイルメインでケアを行うという新しい考え方です。
なぜ、クリームや乳液よりも「美容オイル」を活用するべきなのか・・・?その答えは、とてもシンプル、でした。
クリームや乳液には、本来混ざり合わない水分と油分を混ぜ合わせるために、乳化剤などの界面活性剤成分が入っているのが、一般的。この乳化剤などの界面活性剤が肌への負担となる可能性があるのは、言うまでもないこと、ですよね。
美容オイルは天然のものが多く成分自体がシンプルだから、敏感肌の方にもおすすめできるスキンケアだったんですね。
ただし、美容オイルだけでは、水分補給ができないので、化粧水で水分補給をしてあげることがポイントになってきます。
美容オイルだけではかえって乾燥が加速するとも言われています。
今まで使い方がよく分からなかった美容オイルで、この冬、万年の悩み『乾燥』にさようなら。
オイルというと、
「べとべとするもの」
「保湿がちゃんと出来ているか不安」
という点から、なかなか手が出せないスキンコスメ、という方も多いのではないでしょうか。
ただ、私自身、美容オイルをつけて寝た翌日は、決まってお肌を褒められることが多かったのです。
そこで、美容オイルは水分がないため、化粧水で水分を入れた上で美容オイルを使ってみることにしました。
そして、個人的にはベタつきが少し気になるため、朝は美容オイルは使用しないことにしました。
夜:化粧水 → 美容オイル
朝:洗顔料で洗顔 → 化粧水 → クリーム
寝ている間にしっかり保湿の蓋をして、朝に皮脂と一緒に不要なオイル成分を洗顔しました。
これで、朝・夜ちゃんと洗顔をしても、肌がつっぱる感覚も減りました。
ただ、乾燥と脂性の混合肌の私にとって、現時点でのスキンケアというだけで、肌質やシチュエーションは人それぞれ。
そこで、美容オイルの様々な使い方をまとめてみました!
お肌も、十人十色。美容オイルの使い方7選。
美容オイル活用法10通りをご紹介したいと思います。
いろいろとお試しいただき、ご自身の「ベストソリューション」を見つけていただけたらと思います。①普段のスキンケアの最後に使う
洗顔 → 化粧水 →( 美容液 )→ 美容オイル手っ取り早くお試しできるので、はじめて美容オイルを取り入れてみる方が試される方法のようです。
オイルの量はバームや液状のものなど、ベタつきすぎない程度に。
②洗顔後の肌に、まずオイルを塗る
洗顔 → 美容オイル → 化粧水 → (美容液)オイルが水をはじくのでは!?と思われることが多いのですが、実は逆でした。
最初に美容オイルを塗ることで、お肌が柔らかくなり、化粧水が浸透しやすくなると言われています。
③化粧水のあと、美容液の前に使う
洗顔 → 化粧水 → 美容オイル → (美容液)手の平で少し化粧水と美容オイルを混ぜ、お肌につける方もいらっしゃいます。
べたつきが苦手な方におすすめです。
④マッサージに使う
特に年中乾燥肌、という方は、お風呂の中で、1週間に1回を目安に、お肌をマッサージがおすすめです。シャンプーの前に頭皮につけてマッサージしたり、体のマッサージとしても。
⑤ファンデーションなどのメイク用品に混ぜて使う
保湿が足りないファンデーションや下地に少し混ぜて使う方法もありますね。多くまぜすぎると化粧崩れにもつながるので、少なめに。
⑥クレンジング剤としてメイク落としに使う
お肌が綺麗な方が始めていた方法です。こちらも自然由来の美容オイルでクレンジングすれば、肌にも優しくフィトケミカルの抗酸化作用なども期待できそうです。
⑦シャンプー後、オイルを塗ってから髪を乾かす。スタイリングにも。
髪の保湿、まとまりや艶を出すことのみならず、匂いの沈着を防ぐためにも効果的、ということはもう言うまでもないですね。
美容オイル以外にも、内面からも乾燥対策!ポイントを総合的にチェック。
乾燥すると、困るのはお肌だけではありません。
インフルエンザなどの菌も喜ぶ環境となってしまいます。
・コップにお湯を入れて、おいておく。
・タオルをしめらせて、部屋にかける。
・ゆっくりと、湯船に入る。
・シンプルで自然な化粧水、保湿クリームを使う。
・ビタミン、ミネラル、タンパク質を十分に摂取し、バランスの良い食事を心がける。
・加湿器で部屋の湿度を保つ。
・十分の長さ、睡眠をとる。
・電気を消し、音と光を遮断して、ゆっくり眠る。
・ストレス解消する。
この季節、もう一度、環境やライフスタイルも総合的にチェックしたいですね。
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